エビシェアの1G1Aなどでハンガリーを下したスイスが初戦を白星で飾る!【ユーロ2024】
2024.06.16 00:00 Sun
ユーロ2024グループA第1節のハンガリー代表vsスイス代表が15日に行われ1-3でスイスが勝利した。
互いに[3-4-2-1]の布陣で臨みマッチアップがハッキリした一戦は、地力で勝るスイスが先手を取る。13分、バイタルエリア中央手前でパスを受けたエビシェアがゴール前へスルーパスを供給すると、これに反応したドゥアがワンタッチシュートをゴールに流し込んだ。当初はドゥアのオフサイドと判定されたが、VARの介入で判定が覆ってゴールが認められた。
先制したスイスは20分にも、ケルケズの中途半端なバックパスをボックス手前でカットしたバルガスが決定機を迎えたが、シュートはGKグラーチのファインセーブに阻まれた。
前半同様に後半も最初の決定機はスイスに訪れる。48分、R・ロドリゲスのパスをボックス左に走り込んだジャカがダイレクトで折り返すと、最後はドゥアが左足で合わせたが、このシュートはGKグラーチのセーブに防がれた。
その後は拮抗した時間が続いたが、2点を追うハンガリーは66分に1点を返す。ボックス左横でR・サライからのパスを受けたソボスライがクロスを供給すると、ゴール前に走り込んだヴァルガがエビシェアと縺れ合いながらもダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すと、スイスは試合終了間際に再びチャンス。93分、GKゾマーがパントキックで敵陣深くまでボールを送ると、対応したDFオルバンの中途半端なバックパスをカットしたエンボロが難なくゴールネットを揺らし、3-1で初戦を勝利で飾った。
ハンガリー 1-3 スイス
【ハンガリー】
バルナバス・ヴァルガ(後21)
【スイス】
クワドウォ・ドゥア(前13)
ミシェル・エビシェア(前45)
ブリール・エンボロ(後48)
PR
開幕戦を戦ったドイツ代表とスコットランド代表も同居するグループA。2大会ぶりの決勝トーナメント進出を狙うハンガリーは、守護神グラーチやソボスライ、ロランド・サライら主力を順当に先発起用した。一方、3大会連続の決勝トーナメント進出を目指すスイスは、守護神ゾマーやジャカ、バルガス、リカルド・ロドリゲスらを先発で起用。エンボロやオカフォー、シャキリらはベンチスタートとなった。先制したスイスは20分にも、ケルケズの中途半端なバックパスをボックス手前でカットしたバルガスが決定機を迎えたが、シュートはGKグラーチのファインセーブに阻まれた。
前半半ば以降はスイスが主導権を握ると、前半終了間際の45分にフロイラーの横パスをバイタルエリア中央左で受けたエビシェアがカットインから右足を振り抜くと、コントロールショットがゴール右隅に吸い込まれ、2-0で前半を終了した。
前半同様に後半も最初の決定機はスイスに訪れる。48分、R・ロドリゲスのパスをボックス左に走り込んだジャカがダイレクトで折り返すと、最後はドゥアが左足で合わせたが、このシュートはGKグラーチのセーブに防がれた。
その後は拮抗した時間が続いたが、2点を追うハンガリーは66分に1点を返す。ボックス左横でR・サライからのパスを受けたソボスライがクロスを供給すると、ゴール前に走り込んだヴァルガがエビシェアと縺れ合いながらもダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すと、スイスは試合終了間際に再びチャンス。93分、GKゾマーがパントキックで敵陣深くまでボールを送ると、対応したDFオルバンの中途半端なバックパスをカットしたエンボロが難なくゴールネットを揺らし、3-1で初戦を勝利で飾った。
ハンガリー 1-3 スイス
【ハンガリー】
バルナバス・ヴァルガ(後21)
【スイス】
クワドウォ・ドゥア(前13)
ミシェル・エビシェア(前45)
ブリール・エンボロ(後48)
PR
ミシェル・エビシェアの関連記事
スイス代表の関連記事
ユーロの関連記事
記事をさがす
|
スイス代表の人気記事ランキング
1
ユーロ王者スペインが勝負強さ発揮で今大会初勝利! ル・ノルマン一発退場も難敵スイスを敵地で撃破【UNL】
UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ4第2節のスイス代表vsスペイン代表が8日に行われ、アウェイのスペインが1-4で勝利した。 9人での戦いを強いられたデンマーク代表との初戦を0-2の黒星でスタートしたスイスはその一戦から先発3人を変更。サスペンションのエルベディとジャカの代役にビュトリッヒ、ザカリアを据えたほか、リーダーに代えてアムドゥニを起用した。さらに、ウォームアップ中のケガでヴィドマーからオメラギッチに急遽メンバーが代わっている。 一方、セルビア代表との初戦を0-0のドローで終えたユーロ2024王者のスペインは敵地で初勝利を目指した一戦で先発3人を変更。負傷離脱のダニ・オルモに代えてペドリを起用したほか、ククレジャとスビメンディに代えてグリマルド、ロドリを起用した。 試合は開始早々に動く。3分、スペインがロングカウンターからニコ・ウィリアムズが左サイドを突破。ペドリを経由したボールをボックス中央で受けたホセルがダイレクトシュート。これはGKコベルの好守に阻まれる。 だが、このプレーで得た右CKの流れからボックス右に持ち込んだラミン・ヤマルの柔らかなクロスをゴール前のホセルがヘディングシュート。これはGKコベルがはじき出すが、すでにゴールラインを割っていたとの判定でゴールが認められた。 この直後にはエンボロの鋭い縦への突破からのクロスでオメラギッチがゴールネットを揺らすが、スイスの同点ゴールは起点となったフロイラーのハンドを取られて取り消しに。 すると、ツキにも恵まれてピンチを凌いだスペインは13分、左サイドで仕掛けたニコがボックス内まで持ち込んだ右足シュート。これはGKコベルの好守に阻まれたが、こぼれに反応したファビアン・ルイスが抑えの利いた左足ダイレクトシュートをゴール右隅に突き刺し、一気にリードを2点に広げた。 立ち上がりの連続失点で厳しくなったスイスだが、思わぬ形で数的優位を得る。21分、ハイラインの背後を狙ったエンボロが味方のフィードにオフサイドぎりぎりで抜け出すと、ボックス手前でDFル・ノルマンに引き倒される形に。DOGSOの判定でル・ノルマンにはレッドカードが掲示された。 このプレーで得たアムドゥニの直接FKは惜しくもクロスバーに阻まれるが、ペドリを下げてビビアンをスクランブル投入したスペイン相手に時間の経過と共に押し込む展開に持ち込むスイス。 そして、前半終了間際の41分にはバルガスの決定的なシュートをGKラヤのビッグセーブに阻まれたプレーで得た右CKの場面でエンボロがニアでフリックしたボールにファーでフリーで反応したアムドゥニが冷静に右足シュートを流し込み、点差を縮める。以降も畳みかける攻めを見せたホームチームだったが、前半のうちに追いつくことはできなかった。 迎えた後半もスイス優勢の展開が続く中、守勢のスペインはヤマルやニコに加えて今季初の公式戦出場となったロドリを早いタイミングで下げてフェラン・トーレス、ピノ、スビメンディとフレッシュな選手を投入していく。 これに対してスイスはリカルド・ロドリゲス、ザカリアと守備的な選手を下げてシエロとリーダーを、さらにドゥア、A代表デビューのモンテイロと続けてアタッカーをピッチに送り込んで前がかる。 一連の交代策で流れを掴んだのはスペイン。77分、GKラヤのロングボールに反応したフェランが右サイドのスペースへ抜け出して丁寧なグラウンダーの折り返しを供給。ゴール前にフリーで走り込んだファビアンが冷静にワンタッチで合わせ、1人少ないラ・ロハがシンプルな仕掛けから大きな3点目を挙げる。 さらに、直後の80分にはスイスが人数をかけて攻撃に出ていた中、ボックス手前でボールを奪ったスペインはホセルが背後のスペースを狙うフェランへ絶妙なミドルスルーパスを通すと、そのままボックス内に持ち込んだバルセロナFWがゴール左隅へシュートを流し込んだ。 この連続ゴールで完全に逃げ切り態勢に入ったスペインはスイスの人数をかけた攻めを危なげなく撥ね返し続けてタイムアップを迎えた。この結果、数的不利を背負いながらも要所を締める守備と決定力で勝ち切った欧州王者が2戦目で今大会初勝利を挙げた。一方、スイスは2戦連続複数失点での厳しい連敗スタートとなった。 スイス代表 1-4 スペイン代表 【スイス】 ゼキ・アムドゥニ(前41) 【スペイン】 ホセル(前4) ファビアン・ルイス(前13、後32) フェラン・トーレス(後35) 2024.09.09 05:48 Mon2
スイス代表のヤキン監督が契約延長へ…現契約は14日まで「裕福な中東勢…ユーロ前に延長していたら昇給はなかっただろう」
スイス代表のムラト・ヤキン監督(49)が大幅な昇給を伴う契約延長か。 スイス代表はユーロ2024で2大会連続となるベスト8進出。 開催国のドイツ代表と同居したグループAを2位通過し、ラウンド16ではイタリア代表を2-0と“順当に”撃破。最後は準々決勝でイングランド代表と激突し、惜しくもPK戦で散った。 21年8月就任のヤキン監督としては、現役時代にプレーヤーとして臨んだ2004年大会以来となるユーロで一定の成果。国内の主要メディアは一様にトルコ系スイス人指揮官を称える。 スイス『NZZ』いわく、帰国したヤキン監督とスイスサッカー協会(SFV)の間では、14日までとなっている契約の延長協議がなされている模様。順当にいけば、大幅な昇給を伴う延長が来週末にも決着するという。 ユーロ2024に突入した段階では、まだ契約を延長していなかったヤキン監督。 『NZZ』は「タイミングがバッチリ。ユーロを観た裕福な中東勢がムラト・ヤキンを狙い始めたのは言うまでもない。ゆえに、ユーロ前の契約延長なら昇給はなかっただろう」と、ギリギリまで粘った指揮官を称えている。 ヤキン監督は現役時代にスイス代表通算49キャップ。屈強なセンターバックとして鳴らし、シュツットガルトやバーゼル、祖国トルコのフェネルバフチェ等でプレーした。 引退後はバーゼルやシオン、スパルタク・モスクワ等で監督を務め、21年8月から現職だ。 2024.07.09 16:15 Tue3
ユーロ王者スペイン、セルビアとの初戦はゴールレスドロー【UNL】
UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25、リーグAグループ4第1節の2試合が行われ、スペイン代表はセルビア代表とのアウェイ戦に臨み、0-0で引き分けた。 前回王者でユーロ王者にも輝いたスペインは、ロドリと主将のモラタが政治的発言により出場停止で不在のなか、最前線にはアジョセ・ペレスを起用。ヤマル、ニコ・ウィリアムズと共に3トップを形成した。 ヨビッチを最前線に配置する[3-4-2-1]で臨んできたセルビアに対し、ボールを保持する展開としたスペインは、33分にようやく好機。ボックス内のアジョセ・ペレスが際どい枠内シュートをマークした。 その2分後、ヨビッチにGKとの一対一の決定機を許すもシュートミスで救われると、37分にはファビアン・ルイスが際どいコントロールシュートでゴールに迫ったが、ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半もスペインがボールを持つ展開で推移。しかし膠着状態が続いたことで56分にオヤルサバルとグリマルドを投入。 すると71分、そのグリマルドの直接FKでGKを強襲すると、ルーズボールを拾ったヤマルがコントロールシュートを狙ったが、わずかに枠を捉えきれず。 75分にもヤマルがカットインから枠内シュートを放ったが、GKライコビッチの好守に阻まれてゴールレスでタイムアップとなった。 グループ4もう一試合のデンマーク代表vsスイス代表は、後半序盤にエルベディ、終盤にジャカが退場したスイスをデンマークが2-0で下している。 デンマーク 2-0 スイス 【デンマーク】 パトリック・ドルグ(後37) ピエール=エミール・ホイビュア(後47) 2024.09.06 05:47 Fri4
1時間以上を10人で戦い抜いて白星のスペイン指揮官「誇りたいとすればこのチームのスピリット」
ユーロ2024王者のスペイン代表が数的不利の試合をモノにした。 スペインは8日のUEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ4第2節でスイス代表とアウェイで対戦。2-0の20分にロビン・ル・ノルマンの一発退場を余儀なくされ、41分に1点を返されたが、後半に2発で4-1と勝利した。 10人の戦いを見事に勝利で飾ったスペインは0-0に終わったセルビア代表との前節を経て、2戦目で初白星。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督はこう振り返る。スペイン『マルカ』が報じた。 「私が誇りたいことがあるとすれば、このチームのスピリットだ。こういう状況であれば、より誇らしく思う。あらゆる意味でチームだ。まさに文字どおりにね。そして、我々はもっと良くなっていくつもりだ。国のために重要なことをしているという興奮、誇り、そして感情。このチームは価値観と努力の一例だ」 また、先制弾のホセルに「彼はいつだって模範。彼は我々のところに来てから、最高の試合をしてくれた」と評すと、2発のファビアン・ルイスにも「私からすれば、彼はあのポジションで最高の選手の1人」と称賛の言葉を送っている。 <span class="paragraph-title">【動画】ル・ノルマン退場でスペインが10人の戦いに</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="GJAMTWeO_LM";var video_start = 164;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.09 12:55 Mon5