“東欧のマラドーナ”ハジの息子やドラグシンらルーマニア代表メンバー26名が決定【ユーロ2024】

2024.06.09 11:40 Sun
メンバー入りしたドラグシン(左)とハジ
Getty Images
メンバー入りしたドラグシン(左)とハジ
ルーマニアサッカー連盟(FRF)は7日、ユーロ2024に臨むルーマニア代表メンバー26名を発表した。

エドワード・ヨルダネスク監督は、候補メンバー28名から2名を外すことに。GKラズバン・サバ(CFRクルージュ)、MFコンスタンティン・グラメニ(ファルル)が外れることとなった。

メンバーには、“東欧のマラドーナ”の異名を持ったゲオルゲ・ハジ氏の息子であるMFヤニス・ハジ(アラベス)やDFラドゥ・ドラグシン(トッテナム)などが招集されている。
ルーマニアは予選のグループIを1位通過。2大会ぶり6度目のユーロ出場を果たしており、最高成績は2000年のベスト8となっている。

今大会はグループEに入り、ベルギー代表、スロバキア代表、ウクライナ代表と同居している。今回発表されたルーマニア代表メンバーは以下の通り。
◆ルーマニア代表メンバー26名
GK
12.ホラチウ・モルドヴァン(アトレティコ・マドリー/スペイン)
1.フロリン・ニツァ(ガズィアンテプ/トルコ)
16.シュテファン・タルノヴァヌ(FCSB)

DF
22.ヴァシレ・モゴシュ(CFRクルージュ)
11.ニクショル・バンク(CSウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ)
15.アンドレイ・ブルカ(アル・オクドゥード/サウジアラビア)
4.アドリアン・ルス(パフォス/キプロス)
24.ボグダン・ラコビタン(ラクフ・チェンストホヴァ/ポーランド)
2.アンドレイ・ラティウ(ラージョ・バジェカーノ/スペイン)
5.イオヌツ・ネデルセアル(パレルモ/イタリア)
3.ラドゥ・ドラグシン(トッテナム/イングランド)

MF
26.アドリアン・シュト(FCSB)
17.フォロリネル・コマン(FCSB)
14.ダリウス・オラル(FCSB)
21.ニコラス・スタンチュ(ダマク/サウジアラビア)
23.デイアン・ソレスク(ガズィアンテプ/トルコ)
8.アレクサンドル・チカルダウ(コンヤスポル/トルコ)
6.マリウス・マリン(ピサ/イタリア)
18.ラズヴァン・マリン(エンポリ/イタリア)
20.デニス・マン(パルマ/イタリア)
13.ヴァレンティン・ミハイラ(パルマ/イタリア)
10.ヤニス・ハジ(アラベス/スペイン)

FW
9.ゲオルゲ・プスカシュ(バーリ/イタリア)
19.デニス・ドラグシュ(ガズィアンテプ/トルコ)
7.デニス・アリベク(ムアイザル/トルコ)
25.ダニエル・ビリジャ(CFRクルージュ)

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ルーマニア代表が名将ルチェスク氏を新監督に招へい!38年ぶりの2度目の就任

ルーマニアサッカー連盟(FRF)は6日、ウクライナ人指揮官のミルチェア・ルチェスク氏(79)がルーマニア代表の新監督に就任したことを発表した。契約期間は2年間となる。 先のユーロ2024でベルギー代表、スロバキア代表、ウクライナ代表という難敵と同居したグループEを首位通過し、大会のダークホースの一角を担ったルーマニア。 しかし、ラウンド16ではオランダ代表に敗れると、22日にエドワード・ヨルダネスク監督(46)の希望で退任することが発表されていた。 2026年に開催される北中米ワールドカップ(W杯)の出場権獲得に向けて白羽の矢が立ったのは、今回で2度目の就任となるルチェスク氏。 1979年に監督業をスタートしたルチェスク氏は、1981年にルーマニア代表監督に就任すると、1986年までチームを率いた。その後はインテルやガラタサライ、ベシクタシュなどの監督を歴任。2004年から12年の長期政権を築いたシャフタールでは、8度のウクライナリーグ優勝やUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)優勝にチームを導いた。 2017年8月からはファティ・テリム監督の後任としてトルコ代表監督に就任。就任当時はロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループIで首位クロアチア代表と勝ち点2差の3位と本大会出場の可能性を残していたが、就任後の4試合で1勝2敗1分けと失速。最終的にグループ4位で予選を終え、ロシアW杯に出場権を逃した。 直近では2020年7月からディナモ・キーウの監督を務め、就任初年度のには古巣シャフタールの5連覇を阻止し、チームを5年ぶりのリーグ優勝に導いた。 しかし、2021-22シーズンを4位で終えると、就任3年目となった2022-23シーズンもリーグ戦10試合(3試合未消化)を終えて5勝1分け4敗の8位と低迷。カップ戦も早々に敗退したことで、2023年11月に成績不振を理由に解任されていた。 2024.08.07 00:30 Wed
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ルーマニアvsコソボは没収試合でルーマニア勝利扱いに…セルビア支持のチャント受け、コソボ選手がピッチ去る

欧州サッカー連盟(UEFA)は20日、試合終了間際にコソボの選手がピッチを離れてドレッシングルームへ引き揚げて中止となったUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグCグループ2第5節のルーマニア代表vsコソボ代表を没収試合とした。 これにより、ルーマニアが3-0の勝利扱いとなり、ルーマニアは6戦全勝でグループB首位通過となり、2位のコソボは昇格プレーオフに回る形となった。 15日の対戦前時点で首位のルーマニアと、3勝1敗で2位に位置するコソボによる首位攻防戦は拮抗した展開のまま、0-0で後半アディショナルタイムに突入した。 その際にルーマニアFWデニス・アリベクと、コソボDFアミル・ラフマニが接触プレーを巡って激高すると、そのまま両チームの選手が入り乱れる小競り合いに発展。その小競り合いは一旦収まったものの、ルーマニアのFKでの再開前にコソボの選手たちが審判団に対してしきりに何かを訴えた後、自らピッチを離れてドレッシングルームへ引き揚げた。 一方、ルーマニア陣営ではGKフロリン・ニツァら一部選手がゴール裏のサポーターのもとに向かってなだめるようなジェスチャーを見せていた。 結局、試合はこのまま再開されることはなく、30分以上が経った後に中止が決定。現地メディアによると、コソボの選手はスタンドからセルビア支持のチャントを聞いたことを理由に、ピッチを去る決断を下した。 コソボサッカー連盟(FFK)に対しては「試合が完遂されなかった責任がある」との違反行為で前述の不戦敗が言い渡された上、「チームの不適切な行為」を理由に6000ユーロ(約97万円)の罰金が科された。 ただ、FFKは今回のUEFAからの処分を不服とし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えることを確認した。 さらに、バイラム・シャラ監督はイギリス『ガーディアン』の取材に対して以下の憤りのコメントを残している。 「UEFAがこれを真剣に受け止めていることは承知しており、感謝している。しかし、我々は喜んだり、正義が実現したと感じたりはできない」 「我々がフィールドを去ったのは事実だが、そうせざるを得なかった理由を考慮に入れるべきだ。プレーヤーは感情的に傷つき、代表チームと国を代表するという誇りが傷つけられた」 「フットボールの試合で人種差別的なチャントは許されないことを示す合理的な方法だったと思うし、それがチームがピッチから退場した理由だ。UEFAはこれを別の方法で扱うべきだ。この決定に対して控訴するつもりで、正義が果たされることを期待している」 一方、一連の違反行為を受け、ルーマニアサッカー連盟(FRF)に対しては12万8000ユーロ(約2070万円)の罰金処分を科され、さらに翌節のハンガリー代表戦での一部サポーターによる人種差別的チャントで次回のホームゲーム1試合の無観客開催処分を科されている。 2024.11.22 13:45 Fri

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