練習訪問で再燃…イブラヒモビッチのミラン復帰は可能性アリ? 現在も協議継続
2023.09.21 16:15 Thu
ミランの上層部は、昨シーズン限りで現役を退いた元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ氏と今でも頻繁に連絡を交わしているようだ。イブラヒモビッチは19日、3日前に行われたミラノ・ダービーでインテルに1-5と大敗を喫した古巣ミランの練習場を電撃訪問し大きな話題に。宿敵相手になす術もなく敗れた元チームメイトたちを鼓舞しに向かったものと考えられている。
「現役引退後もミランで何らかの役職に就く」という噂が以前からあったイブラヒモビッチ。イタリア『カルチョメルカート』によると、実際に昨季の引退発表に前後し、ミランの上層部から様々な役職を提案されていたという。
この時は将来を決めかね、断ったとのことだが、その後も水面下で協議を継続。練習場への電撃訪問で再燃したミラン復帰説ではあるが、最近もミラノ市内の高級ホテルで上層部と顔を突き合わせており、可能性はゼロではないようだ。
考えられる役職は3つ。まずは自らの足で現場を歩くチーム・マネージャーだ。イブラヒモビッチ自身の気が進まない立ち回りだとされるが、チームリーダーとして君臨した41歳には適任とも言え、就任に向けた障壁もない。
ただ、3つ目の案として、取締役会に名を連ねない形での副会長就任という手も。バンディエラの副会長就任という点では、ユベントスのパベル・ネドベド氏(現在は退任)、インテルのハビエル・サネッティ氏が前例としてあり、可能性はゼロではない。
どちらかと言えば、選手やコーチ陣と頻繁に接する現場サイドが向いているような気もするが、いずれにしてもイブラヒモビッチ自身はまだ将来を決めかねているとのことだ。
「現役引退後もミランで何らかの役職に就く」という噂が以前からあったイブラヒモビッチ。イタリア『カルチョメルカート』によると、実際に昨季の引退発表に前後し、ミランの上層部から様々な役職を提案されていたという。
考えられる役職は3つ。まずは自らの足で現場を歩くチーム・マネージャーだ。イブラヒモビッチ自身の気が進まない立ち回りだとされるが、チームリーダーとして君臨した41歳には適任とも言え、就任に向けた障壁もない。
2つ目はコーチとしての入閣だが、UEFAコーチングライセンス修了が必須のため現状では不可。同様にチーフスカウトのジェフリー・モンカダ氏らとともに働く上層部入りもセリエAからの承認を待つ必要があるという。
ただ、3つ目の案として、取締役会に名を連ねない形での副会長就任という手も。バンディエラの副会長就任という点では、ユベントスのパベル・ネドベド氏(現在は退任)、インテルのハビエル・サネッティ氏が前例としてあり、可能性はゼロではない。
どちらかと言えば、選手やコーチ陣と頻繁に接する現場サイドが向いているような気もするが、いずれにしてもイブラヒモビッチ自身はまだ将来を決めかねているとのことだ。
1
2
ズラタン・イブラヒモビッチの関連記事
ミランの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
ズラタン・イブラヒモビッチの人気記事ランキング
1
イブラヒモビッチ氏がフォンセカ前監督とミラニスタに謝罪、コンセイソン新監督への期待を語る
ミランの特別顧問を務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏が解任したパウロ・フォンセカ前監督、そしてフラストレーションを溜めているミラニスタに謝罪した。 ミランでは12月29日、セリエA第18節ローマ戦後にパウロ・フォンセカ前監督を解任。セルジオ・コンセイソン新監督を招へいしていた。 イタリア『トゥットメルカート』のインタビューに答えたイブラヒモビッチ氏はまずフォンセカ前監督への謝罪を行った。 「コンセイソン新監督の話を始める前にまず、フォンセカ前監督のこれまでの功績とプロフェッショナルな姿勢に感謝したい。彼に最大限の敬意を払う。ただ、結果に関して一貫性を保つことができなかった。試合後に我々は彼の解任を決断したが、記者会見に彼を送ってしまったのは間違いだった。パウロに謝罪する」 また、オーナーのジェリー・カルディナーレ氏に対し、ミラニスタがクラブの売却を求める弾幕を出していたことを受けてイブラヒモビッチ氏は「ファンの気持ちは理解している。彼らには最大限の敬意を払っているし、結果に対して一番最初に不満を抱く権利がある。目標を達成するまで我々は満足しない。まずはスーペル・コッパが目標だ。責任は監督だけでなく全員が負わなければならない」とサポーターの気持ちを察した。 そしてコンセイソン新監督の手腕に期待した。 「コンセイソン監督がどんな人物かは皆が知っている。個性があり、勝者のメンタリティがあり、ポルトで素晴らしい実績を収めていた。彼には明確なビジョンがあるし、実際昨日ここに到着して既にチームを動かし始めた。我々の仕事は彼が必要とすることを全て提供することだ」 2025.01.01 08:15 Wed2
ミランがオカフォー放出へライプツィヒと交渉中…幹部3人が1月中の売却で意向一致
ミランがスイス代表FWノア・オカフォー(24)の売却を進めているようだ。 オカフォーはザルツブルク時代の22-23シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)でミラン&チェルシーから得点を奪うなどし、23-24シーズンにミランへ完全移籍。加入後は要所要所での活躍こそあれど、定位置確保にはほど遠い。 今季は公式戦16試合・計550分間で1ゴール2アシスト。セルジオ・コンセイソン新監督がオカフォーの序列を上げる兆候はなし。 サッカー記者のマッテオ・モレット氏いわく、ミランはオカフォーを巡ってRBライプツィヒと売却交渉中。ジェフリー・モンカダ氏、ジョルジオ・フルラーニ氏、ズラタン・イブラヒモビッチ氏…3者は「1月中のオカフォー売却」で意向が一致しているそうだ。 オカフォーは2023年夏に移籍金1550万ユーロ(約25.4億円)で獲得。契約を2027年夏まで残し、ミランが1月中の売却によってキャピタルゲインを得るには、少なくとも1100万ユーロ(約18億円)で売る必要があるようだ。 モレット氏によると、ミランとライプツィヒの交渉は穏やかにも順調に進んでいるという。 2025.01.07 16:15 Tue3
「CL出場のために全力を尽くす」ミラン新指揮官が意思表明、初陣ユーベ戦の勝利&8位からの上昇へ「やるべきことはたくさん」
ミランの指揮官に就任したセルジオ・コンセイソン監督が、就任会見で意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えた。 ミランは12月30日、パウロ・フォンセカ監督の解任を発表。現役時代にラツィオやパルマ、インテルの選手としてもプレーし、ポルトで指揮官として実績を残したコンセイソン監督を招へいした。 12月31日には特別顧問を務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏とともに就任会見を実施。すでにインタビューで「この冒険に挑戦できることを誇りに思う」と語っていたなか、改めて思いを語った。 「大きな誇りを感じている。このような偉大なクラブに来ることができて嬉しい。私にとっても、私のスタッフにとっても前進だ」 「ファンはクラブの魂だ。彼らがいなければすべてがより困難になる。私がここにいるのは、いくつかうまくいかないことがあったからだ。無駄にする時間はない。数日後に重要な試合がある。だが、我々は愚痴をこぼしたくないし、言い訳をするつもりもない」 また、ミランで目指すスタイルについても語ったポルトガル人指揮官。選手たちには情熱を求めている。 「システムがすべてではない。適切なスピリットやクオリティが必要だ。勝つためにすべてを捧げたうえで試合を終えたいというこのハングリー精神は並大抵のものではない」 「選手たちには私やファンと同様、試合を熱く体感してほしい。ミラネッロ(練習場)に入る時は彼らの目が輝いているべきだ」 「チームは浮き沈みを経験してきた。パウロはここで素晴らしい期間を過ごしたが、難しい瞬間もあった。我々は常に完璧を目指しているが、それは不可能なことだ」 「私にとってサッカーはシンプルだ。ゴールを奪い、ボールを失わないことだ。私にとってはそれが支配的なサッカーだ」 さらに、ミラン入りを決断した理由も説明。歴史あるビッグクラブからのオファーは断れなかったと明かしている。 「夏にはいくつかのチームが私に興味を持っているという記事を読んだし、たくさんの噂が流れていた。なぜミランに加わったのか? ここには世界最高のチームのひとつを指導する機会があるからだ。ノーとは言えなかった」 現在セリエAで8位と振るわないチームを引き継ぐにあたり、今シーズンの目標についても語ったコンセイソン監督。まずは3日に行われるスーペル・コッパ準決勝のユベントス戦の勝利、その後は来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を狙う。 「チャンピオンズリーグ出場権を得るために全力を尽くすが、やるべきことはたくさんある。チームには自信を持っている。今はスーペル・コッパに集中し、勝利を目指して全力を尽くす」 「必要な時に経営陣と話すつもりだ。彼らはいつでも私のところに来られる。なぜなら全員が同じ方向を向いているからだ」 「目標はチャンピオンズリーグ出場だ。移籍市場については、まずはファーストチームとミラン・フトゥーロのことを知りたい。それから考えよう」 2025.01.01 17:04 Wed4
ミランがフォンセカ監督の解任を発表…今季就任もセリエAで8位と振るわず
ミランは30日、パウロ・フォンセカ監督(51)の解任を発表した。 フォンセカ監督はかつてポルトやブラガ、シャフタール・ドネツクなどを率いたポルトガル人指揮官で、イタリアのセリエAでもローマを2年間指揮。2022-23シーズンから2年間はリールで指揮を執り、2024-25シーズンはステファノ・ピオリ監督が去ったミランの指揮官に就任した。 シーズン序盤は失点の多さもあり、苦しいスタートを切るも、セリエA第5節では宿敵インテルとのミラノ・ダービーで勝利。徐々に持ち直し、チャンピオンズリーグ(CL)ではリーグフェーズ第3節から4連勝も達成した。 しかし、リーグ戦直近7試合は2勝4分け1敗と勝ちきれない試合も多く、現在は首位アタランタと14ポイント差の8位。29日の第18節ローマ戦を引き分けた後、特別顧問を務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏らミラン幹部によって解任を通告されたと報じられていた。 なお、イタリア『スカイ・スポーツ』などの報道によれば、昨シーズンまでポルトを率いたセルジオ・コンセイソン氏(50)が後任に。契約更新オプションが付帯する6カ月間の契約で大筋合意とみられている。 2024.12.30 19:46 Mon5
ミランが来季に向けて敏腕パラティチ氏をSDに招へいか、現在は職務停止中
ミランが来季、ファビオ・パラティチ氏(52)をスポーツ・ディレクター(SD)に迎える可能性があるようだ。イタリア『ラ・レプブリカ』が報じている。 ミランでは先日、アントニオ・ドッタヴィオ前SDが、シニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏との意見の相違により辞任したとされる。 パラティチ氏はこれまでサンプドリアやユベントス、トッテナムで強化担当を担い、いずれのクラブでも実績を挙げていたが、ユベントス時代の移籍に伴う不正会計により国際サッカー連盟(FIFA)から2年半の職務停止の処分を受けていた。 2025年6月にその職務停止が明けるのを待ってミランが敏腕パラティチ氏にオファーを出すのかが注目される。 2024.12.24 13:30 Tueミランの人気記事ランキング
1
「彼を喜ばせたくない」ミラン新監督は初陣から親子対決…いきなり大一番のユベントス戦へ「まったく興奮していない」
ミランのセルジオ・コンセイソン新監督が初陣となるユベントス戦について語った。 12月30日、ミランはパウロ・フォンセカ監督の解任とコンセイソン監督の就任を発表。新指揮官は3日にサウジアラビアで行われるスーペル・コッパの準決勝、ユベントス戦が初陣となる。 すでにサウジアラビアに到着し、試合に向けた会見に臨んだポルトガル人指揮官。短い期間のなかで確認した選手たちの印象について語った。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えている。 「謙虚で、学ぼうとし、監督と何をしなければならないか理解しようとするチームに心から出会えた。これは非常に重要なことで、質の高い仕事をするための基本だ」 「仕事に取り組む時間はほとんどなかったが、(選手たちに)必要なことを的確に伝えている」 また、初戦がいきなり大一番となった点にも言及。時間はないが、できることをやって勝利したいと考えている。 「選手としての私の過去から考えても、試合はすべて異なるものだ。タイミングがどうかということだ。仕事に取り組む時間がもっと欲しかったか、起用可能な選手が全員であってほしかったかと尋ねられたら、イエスと答えるだろう」 「だが、それは来た時からそれはわかっていたことだし、言い訳はできない。ユーベとは真っ向から戦わなければならない。試合までは練習が2回残っているから、自分たちのやるべきことを明確にしたい。試合に勝つために何が重要かを簡単に理解しなければならない。我々にとってはそれが基礎となる」 さらに、ポルトでも指導したポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンとは親子対決。半年早くイタリアに渡った息子との対戦について、試合では敵だとスタンスを明かしている。 「私はプロだからまったく興奮していない。ただ、ここのところ風邪をひいていて、熱がある。目が少し涙ぐんでいるように見えるなら、それは風邪のせいだ」 「家では彼の父親だが、明日は息子が対戦相手になる。彼も同じ気持ちだろう。彼が私を打ち負かそうとしているように、私も彼を喜ばせたくない」 一方、ユベントスでの息子の活躍ぶりには満足。選手としての質の高さを誇った。 「彼は技術的にも、試合や戦術の理解においても、クオリティが高い選手の特長を持っている。フィジカル的な資質もあり、それを自覚してこのように成長した」 「彼を指導できて幸せだ。優れたキャラクターも持ち合わせているし、私のもとでプレーするのは簡単ではない。ここイタリアでも、世界のどこでも、素晴らしいキャリアを築くことができるだろう」 2025.01.02 21:00 Thu2
後半の連続ゴールでミランがユベントスに逆転勝利!決勝は今季2度目のミラノ・ダービーに【スーペル・コッパ】
スーペル・コッパ準決勝のユベントスvsミランが3日にサウジアラビアのキングサウード・ユニバーシティスタジアムで行われ、1-2でミランが勝利した。 昨季コッパ・イタリア王者ユベントスと、セリエA2位のミランによる準決勝。 公式戦14試合無敗のユベントスは、2024年の最終戦となったフィオレンティーナ戦の先発からコンセイソンをユルドゥズに変更した以外は同じメンバーを採用した。 一方、公式戦4試合無敗中のミランは、直近のローマ戦から先発を3人変更。チュクウェゼ、テラッチアーノ、ガッビアに代えてプリシック、ベナセル、トモリを先発で起用した。 立ち上がりから一進一退が続くなか、先にスコアを動かしたのはユベントス。21分、中盤左サイドでボールを受けたバングーラが中央へのカットインからスルーパスを供給。このボールに反応したユルドゥズがボックス右から侵入すると、ニアサイドにシュートを突き刺した。 先制したユベントスは、前半終了間際にも決定機。追加タイム1分、GKディ・グレゴリオのパントキックを前線で収めたユルドゥズがペナルティアーク右まで切り込み左足一閃。しかし、これはGKメニャンの好セーブに防がれた。 1点リードで前半を終えたユベントスは、後半開始早々にもチャンスを迎える。47分、右サイドを持ち上がったユルドゥズがバイタルエリア右から低いクロスを供給すると、ゴール前に抜け出したヴラホビッチが左足で合わせたが、これはゴール左に外れた。 ピンチを凌いだミランは、54分にベナセルを下げてムサを、61分にアレックス・ヒメネスを下げてエイブラハムを投入。すると71分、ボックス左から中に切り込んだモラタのロストボールに反応したプリシックがボックス左角付近でロカテッリに倒され、PKを獲得。これをプリシック自身がゴール中央に沈めた。 試合を振り出しに戻したミランは、その5分後にもチャンス。76分、モラタのパスで右サイドを駆け上がったエイブラハムがダイレクトクロスを供給すると、DFガッティにディフレクトしたボールが、わずかに前に出ていたGKの逆を突く形で無人のゴールに吸い込まれた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず。後半の2ゴールで逆転勝利を飾ったミランが、インテルの待つ決勝へ駒を進めた。 ユベントス 1-2 ミラン 【ユベントス】 ケナン・ユルドゥズ(前21) 【ミラン】 クリスチャン・プリシック(後26)【PK】 OG(後31) 2025.01.04 06:30 Sat3
「数週間前のミラン」初陣ユーベ戦勝利もコンセイソン新監督は前半の出来に不満、インテルとの決勝は「1日休養が少ないことが重要な要素」
ミランのセルジオ・コンセイソン新監督が初陣の逆転勝利を振り返った。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。 昨シーズンのセリエAを2位で終えたミラン。3日にはスーペル・コッパ準決勝でコッパ・イタリア王者のユベントスとサウジアラビアで対戦した。 解任されたパウロ・フォンセカ監督の後を継いだコンセイソン監督にとってはこれが初陣。ユベントスのポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンは急きょベンチスタートとなり、親子対決は実現しなかったなか、代わって先発したトルコ代表FWケナン・ユルドゥズに強烈なシュートを浴びせられ、21分に失点する。 1点ビハインドで後半に入ると、アメリカ代表FWクリスチャン・プリシックが自ら獲得したPKを真ん中に決め、71分に同点。さらに4分後、アメリカ代表MFユヌス・ムサのクロスがオウンゴールを誘い、そのまま2-1で逃げ切った。 初陣での逆転勝利に、「人生には情熱が必要だ。サッカーは感情的なもので、これは美しい瞬間だ。後半のプレーは素晴らしかったし、我々は決勝に進むに値する」とコンセイソン監督。一方で前半の出来には不満をあらわに。 「前半は数週間前のミランを見ているようで、迷いが多く、パス回しが遅かった。ハーフタイムにはお互いの目を見て話し合い、試合に勝つために何をすべきか理解しなければならなかった。彼らは本当に勇敢だった」 また、6日に控える宿敵インテルとの決勝についても語ったポルトガル人指揮官。ケガでユベントス戦には間に合わなかったものの、チームに帯同しているポルトガル代表FWラファエル・レオンの状態にも触れた。 「(今日は)後半はまったく違う内容だったが、まだ何も成し遂げていない。(インテルより)1日休養が少ないことが重要な要素だ」 「(レオンは)もう少しで回復する。明日はまだ無理だと思う。明後日どうなるか様子を見る」 <span class="paragraph-title">【動画】後半2得点で逆転勝利! ユベントスvsミラン ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="DiNm53q8Lh0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.04 20:20 Sat4
劇的逆転勝利でインテルとの打ち合いを制したミランが8度目の優勝を飾る!【スーペル・コッパ】
6日、スーペル・コッパ決勝のインテルvsミランの“ミラノ・ダービー”がサウジアラビアのキングサウード・ユニバーシティスタジアムで行われ、2-3で勝利したミランが、8年ぶり8度目の優勝を果たした。 セリエA王者インテルは準決勝でコッパ・イタリア準優勝のアタランタと対戦し、2-0で勝利しファイナル進出を決めた。4連覇を目指すインザーギ監督は、その試合から先発を1人変更。負傷したテュラムに代えてタレミを先発で起用した。 一方、準決勝でコッパ・イタリア王者のユベントスを下し、セルジオ・コンセイソン新監督の初陣を飾ったミラン。コンセイソン監督は古巣相手の大一番で先発1人を変更。ベナセルに代えてユヌス・ムサを先発で起用した。 立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、インテルは34分にアクシデント。プレー中のケガで続行不可能となったチャルハノールに代えてアスラニが緊急投入された。 不運な形で交代カードを切ったインテルだったが、前半終了間際にチャンスを迎える。追加タイム1分、スローインで左サイドを抜け出したムヒタリアンの折り返しをボックス手前で受けたタレミが繋ぐと、最後はボックス右のラウタロが切り返しでDFをかわしゴール右隅にシュートを流し込んだ。 1点リードで前半を終えたインテルは、後半開始早々の47分にもデ・フライのロングフィードからDFの裏に抜け出したタレミがペナルティアーク右からシュート。これがゴール右隅に吸い込まれた。 2点を追う展開となったミランは、50分にアレックス・ヒメネスを下げてラファエル・レオンを投入。すると52分、ペナルティアーク手前でラファエル・レオンが倒されて獲得したFKをテオ・エルナンデスが直接ゴール左隅に突き刺し、1点を返した。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すと、ミランが再びスコアを動かす。80分、ラファエル・レオンのロングスルーパスでボックス左横まで駆け上がったテオ・エルナンデスの折り返しをゴール前のプリシックが流し込み、試合を振り出しに戻した。 同点のまま最終盤に差し掛かり、このまま後半終了かと思われたが、アディショナルタイムにドラマが生まれる。93分、プリシックの絶妙なロングスルーパスからボックス右深くまで駆け上がったラファエル・レオンのダイレクトクロスをエイブラハムが流し込んだ。 結局、これが決勝点となり、劇的逆転勝利を飾ったミランが8年ぶり8度目のスーペル・コッパ優勝を果たした。 インテル 2-3 ミラン 【インテル】 ラウタロ・マルティネス(前46) メフディ・タレミ(後2) 【ミラン】 テオ・エルナンデス(後7) クリスチャン・プリシック(後35) タミー・エイブラハム(後48) 2025.01.07 07:11 Tue5