5部相手に打ち合いを演じた前回王者PSGが16強入り!日本人対決はPK戦の末にランスに軍配【クープ・ドゥ・フランス】

2025.01.16 08:50 Thu
Getty Images
クープ・ドゥ・フランスのラウンド32が14、15日に行われた。
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前回王者のパリ・サンジェルマン(PSG)はアウェイで5部のエスパリーと対戦し、4-2で勝利した。3トップにデジレ・ドゥエゴンサロ・ラモス、バルコラを起用した[4-3-3]で試合臨んだPSGは、開始早々の3分にケヴィス・ジェチにネットを揺らされて失点する。
出鼻を挫かれたPSGだったが、すぐに反撃に転じると37分に右クロスのこぼれ球をペナルティアーク手前で拾ったザイール=エメリが左足を振り抜くと、シュートがゴール右隅に吸い込まれた。

同点で迎えた後半もPSGが主導権を握ると67分、ジョアン・ネヴェスの縦パスでボックス右に抜け出したバルコラの折り返しをD・ドゥエが流し込んだ。
その後、71分にフォルネルのゴールで一度は追いつかれたPSGだったが、88分にバルコラのゴールで再び勝ち越すと、試合終了間際の94分にゴンサロ・ラモスが試合を決定づけるPKを決めて、勝負あり。格下との打ち合いを制したPSGがベスト16へ駒を進めた。

また、日本人対決となったスタッド・ランスvsモナコは1-1の90分の戦いが終了。ベスト16進出を懸けたPK戦ではランスの守護神ディウフが主役に。1人目と2人目を見事な読みでセーブすると、モナコの3人目カマラは気圧されたか、シュートを枠外に外して3連続での失敗に。一方、後攻のランスでは3人目のキプレが外したものの、1番手の中村を含めてそれ以外の3人がきっちり決めて白熱のPK戦を制した。

その他、リーグ・アン勢対決となったマルセイユvsリールは1-1で90分が終了。その後のPK戦を4-3で制したリールがベスト16に進出。また、リヨンは5部のブルゴワン=ジャリューと対戦すると、2-2で迎えたPK戦で2-4の敗戦を喫した。

◆ラウンド32 結果
バスティア(2) 0-1 ニース
ディー=カブール(5) 1-0 ル・ピュイ(4)
ル・マン(3) 1-1(PK:4-3) ヴァランシエンヌ(3)
ギャンガン(2) 2-2(PK:9-8) ソショー(3)
スタッド・ランス 1-1(PK:3-1) モナコ
マルセイユ 1-1(PK:3-4) リール
ブルゴワン=ジャリュー(5) 2-2(PK:4-2) リヨン
トゥールーズ 2-1 ラヴァル(2)
クヴィイー(3) 2-3 アンジェ
トロワ(2) 1-0 レンヌ
スタッド・ブリオシャン(4) 1-1(PK:4-3) アネシー(2)
スタッド・ブレスト 2-1 ナント
ESタオン(5) 2-2(PK:3-5) ストラスブール
カンヌ(4) 2-1 ロリアン(2)
エスパリー(5) 2-4 パリ・サンジェルマン
FCSRアグノー(4) vs ダンケルク(2)※延期

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ルイス・エンリケ監督「この試合は私のプレーヤーたちを強くしてくれる」…シティ相手の逆転勝利は単なる1勝以上の価値に

パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が、崖っぷちの大一番での勝利がチームにとって大きなターニングポイントになると感じている。フランス『レキップ』が伝えている。 PSGは22日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第7節で22位のマンチェスター・シティと対戦し、4-2で逆転勝利した。 前節終了時点でプレーオフ圏外の25位に位置していたPSGは、逆転での決勝トーナメント進出へ勝ち点3必須のホームゲームに臨んだ。 前半をまずまずの内容でゴールレスで終えたものの、後半立ち上がりに痛恨の連続失点。それでも、56分にFWブラッドリー・バルコラの見事なドリブル突破から途中出場のFWウスマーヌ・デンベレのゴールで反撃の狼煙を上げると、その4分後にバルコラのゴールで同点に追いつく。 以降は優勢に進めると、78分にセットプレーからMFジョアン・ネヴェスが逆転ゴールを奪うと、安定したゲームクローズとともに試合終了間際にはFWゴンサロ・ラモスにトドメの4点目まで生まれ、難敵相手の生き残りを懸けた大一番を制した。 同試合後、盟友ジョゼップ・グアルディオラ監督との一戦を制した指揮官は「この試合は私のプレーヤーたちを強くしてくれる」と、単なる1勝以上の価値があると誇った。 「(最終スコアが)0-2であれば、この会見がどんなものだったか想像もつかないよ。(笑)マンチェスター・シティ戦と我々の試合を強調したいと思う。我々は攻撃的なメンタリティを持ち、常にプレッシャーをかけていた。同時に我々には世界最高のサポーターがいることを認識することを忘れたくない。彼らはチームを代表し続けていて、我々はこの特別な逆転で彼らに勝利を捧げることができた」 「(逆転の要因は?)これが初めてではない。ランスとモナコでも起こったことだ。私のチームには多くの強みがある。信念を持ち、決して諦めない。我々はそれを何度も示してきた。この試合は私のプレーヤーたちを強くしてくれるだろう。彼らはこの種の試合での経験は多くないが、競争力があることを示した。また、チャンピオンズリーグで我々があと5ポイント獲得するに値した試合で、少しは正義が増すことになる。そう言うのは私だけではない。対戦相手もそう言っている」 さらに、PSG就任後のベストマッチかとの問いに対しては「ノーだ」と返答したルイス・エンリケ監督だが、この試合での手応えを感じている。 「激しさという点では、ミュンヘンで負けた試合(バイエルン戦)も非常に激しかったと思う。我々は1人少なくなり、敗北だけが残った。我々は対戦するのが難しいチームだ。ボールを持っていないときは走り続けるし、ボールを持っているときは何をすべきか理解している。だが、私は今夜の試合を誇りに思っている。ただ、この試合を逆転できなければ、スピーチはまったく違ったものになっていただろう」 これでプレーオフ圏内の22位に浮上したPSGは、最終節でシュツットガルトとのアウェイゲームを戦う。 2025.01.23 11:25 Thu

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「4、5年かけて彼を追ってきたんだ」 “113億円の新戦力”にPSG指揮官が言及、獲得理由は?

パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督がジョージア代表MFクヴィチャ・クワラツヘリアに期待した。 アントニオ・コンテ新監督のもと、セリエA首位で折り返しに成功のナポリでも中心選手だったクワラツヘリア。この冬のタイミングで以前から紐づいたPSG行きを決断した。PSGが支払った移籍金は報道ベースで7000万ユーロ+ボーナス。日本円換算にして基本の移籍金額だけで約113億5000万円となる。 22日にホームで行われるマンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ(CL)を目前にして、『スカイ・スポーツ』のインタビューを受けたルイス・エンリケ監督はチームがクワラツヘリアの獲得を決断した理由をこう話す。 「彼は我々のニーズを満たすし、クオリティがあって、若い。この先の何年もこのクラブで活躍できると信じている」 また、能力もさることながら、PSGが若い才能でチーム作りを進める観点からも合った人材とし、チームとして長らく注目した選手だったと明かした。 「若い選手だが、ナポリで見たように、すでに経験豊富で、素晴らしいクオリティがある。この4、5年をかけて彼のことを追ってきたんだ」 「この補強は若い選手を獲得し、時間をかけてチームとともに成長させていくという我々のニーズに合致する」 「明日はいないだろうが、これから何年も我々とともにやっていけるはずだ」 なお、シティ戦に向けては「(シティ監督のジョゼップ・)グアルディオラが憶測で物事を言わないのはわかっているし、私もそう。難しい試合になるだろうが、見ごたえのある試合になるはず」と述べている。 2025.01.22 14:40 Wed
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今季たった5試合の出場、PSGのDFシュクリニアルがフェネルバフチェ移籍へ…既にユニフォームも手に

フェネルバフチェは22日、パリ・サンジェルマン(PSG)のスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)との移籍交渉を行っていることを公表した。 シュクリニアルはジリナから2016年1月にサンプドリアへと完全移籍。2017年7月にインテルに完全移籍すると、守備の要として飛躍を遂げる。 引く手数多の中、2023年7月にPSGに完全移籍。しかし、PSGでは全く信頼を得ることができず、即戦力という期待に応えられていない状況。今シーズンに至っては、チャンピオンズリーグ(CL)では出番がなく、リーグ・アンデもワウか5試合の出場に終わっており、昨年11月22日を最後にプレーしていない。 苦しい立場に立っているシュクリニアルだが、今冬の移籍が噂され、ガラタサライも獲得に動いていた中、移籍先はフェネルバフチェになるようだ。 22日、フェネルバフチェはクラブのSNSを更新。プライベートジェットの機内でフェネルバフチェのユニフォームを手にするシュクリニアルの写真を投稿した。 「ミラン・シュクリニアルは、2024-2025シーズンのシーズン途中の移籍作業の一環で、イスタンブールに来る」 PSGではチャンスがないシュクリニアル。トルコの地で、本来の輝きを取り戻すことができるのか、交渉の行方に注目だ。 <span class="paragraph-title">【写真】早くもフェネルバフチェのユニフォームを手にするシュクリニアル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="tr" dir="ltr"> <a href="https://t.co/IBzqVA2K3J">pic.twitter.com/IBzqVA2K3J</a></p>&mdash; Fenerbahçe SK (@Fenerbahce) <a href="https://twitter.com/Fenerbahce/status/1882018636480802896?ref_src=twsrc%5Etfw">January 22, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.22 23:10 Wed
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ユベントスがPSGからフランス代表FWコロ・ムアニを獲得、半年のレンタル移籍

ユベントスは23日、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(26)がレンタル移籍で加入することを発表した。シーズン終了までのレンタル移籍となる。 フランクフルトのエースとして活躍していたコロ・ムアニは、2023年夏に移籍金9500万ユーロ(約154億5700万円)でPSGに完全移籍した。 持ち前のスピードと得点力が期待されたものの、1シーズン半で公式戦54試合に出場し11ゴール7アシストと期待された結果を残せず。今シーズンはエースのフランス代表FWキリアン・ムバッペが去ったものの、リーグ・アンで10試合にしか出場せず2ゴール1アシスト。先発はわずか2試合となっており、12月からはメンバー外が続いていた。 ルイス・エンリケ監督の信頼を得ることができずに移籍を模索していた中、セリエAの名門に到着。今シーズンはここまで5位と苦戦しているチームの起爆剤となるのか注目だ。 2025.01.23 23:17 Thu
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中村敬斗の今季8点目でスタッド・ランスが王者PSGとドロー…終盤には新加入の関根大輝がリーグ・アンデビューを飾る【リーグ・アン】

リーグ・アン第19節のパリ・サンジェルマン(PSG)vsスタッド・ランスが25日にパルク・デ・プランスで行われ、1-1の引き分けに終わった。スタッド・ランスの伊東純也は93分までプレー、中村敬斗はフル出場、56分に今季8点目を記録、関根大輝は93分からプレーしている。 公式戦6連勝中の首位PSG(勝ち点46)は、直近のマンチェスター・シティ戦から先発を6人変更。バルコラやヴィティーニャ、ハキミ、マルキーニョスらに代えてゴンサロ・ラモスやデンベレ、リュカ・エルナンデスらに加え、新加入のクワラツヘリアが先発に名を連ねた。 一方、リーグ戦7試合勝利のない13位スタッド・ランス(勝ち点21)は、前節のル・アーブル戦から先発を3人変更。伊東と中村は[4-4-2]の両サイドハーフで先発出場、今夏に新加入の関根は初のベンチ入りを果たした。 立ち上がりからボールの主導権を握るPSGは、15分に右サイドから斜めのドリブルでボックス手前まで切り込んだデンベレが左足を振り抜いたが、シュートはGKディウフがセーブ。 その後も引いて守るスタッド・ランスのスペースを消す守備に苦戦するPSGだったが、26分に最初の決定機。DFキプレにハイプレスを掛けたデンベレがボックス内でボールを引っかけると、こぼれ球を拾ったゴンサロ・ラモスがシュートまでゴールエリア左横からシュートを放ったが、これは絶妙な飛び出しで距離を詰めたGKディウフが右足でブロックした。 ピンチを凌いだスタッド・ランスは、29分に中盤の浮き球からテウマがDFの裏へダイレクトパスを送ると、上手く抜け出した中村に決定機が訪れたが、シュートはGKドンナルンマがブロック。 対するPSGは直後の31分、デンベレのスルーパスに反応したD・ドゥエがボックス右からボックス右から侵入し折り返すと、ゴンサロ・ラモスがダイレクトシュート。しかし、GKディウフがわずかに触ったボールは左ポストに弾かれた。 ゴールレスで迎えた後半は開始早々にスコアが動く。47分、左サイドから斜めのドリブルで切り込んだクワラツヘリアがD・ドゥエとのワンツーでボックス内に侵入しラストパス。これをボックス右のデンベレがダイレクトで合わせると、DFにディフレクトしたボールがゴールに吸い込まれた。 先制を許したスタッド・ランスだったが、56分に中村が試合を振り出しに戻す。GKからのロングスローを受けた中村が左サイドを持ち上がりスルーパス。これに反応した伊東がボックス左から折り返しを供給すると、ムネツィの落としから中村がゴール右隅にダイレクトシュートを流し込んだ。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、PSGは86分に左CKのセカンドボールをボックス手前に走り込んだメンデスがダイレクトシュートで合わせたが、これはGKディウフが好セーブ。 さらに88分には、アセンシオのパスでゴール前に抜け出したマユルがチャンスをむかえたが、シュートはゴール右に外れた。 猛攻を受けるスタッド・ランスは、93分に伊東を下げて関根を投入し、引き分けでも十分という采配を執る。結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。スタッド・ランスは中村の今季8点目で難敵相手に価値ある勝ち点1を確保した。 PSG 1-1 スタッド・ランス 【PSG】 ウスマーヌ・デンベレ(後2) 【スタッド・ランス】 中村敬斗(後11) 2025.01.26 07:20 Sun

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