バイエルンやフライブルクが順当に3回戦進出!ボルシアMGは板倉が同点弾も10人のフランクフルトに惜敗…【DFBポカール】
2024.10.31 07:30 Thu
2024-25シーズンのDFBポカール2回戦の8試合が30日に行われた。
1回戦で2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のSSVウルムを下したバイエルンは、アウェイでマインツと対戦し4-0で勝利した。バイエルンの伊藤洋輝は欠場、マインツの佐野海舟はフル出場している。
直近の試合からスタメンを3人変更して試合に臨んだバイエルンは、開始早々に先制する。2分、ニャブリのパスで左サイドを抜け出したアルフォンソ・デイビスのクロスを中央のケインが落とすと、これを受けたムシアラが冷静にゴール右隅にシュートを流し込んだ。
先制したバイエルンは、37分にもサネの右クロスをケインがヘディングシュート。これはGKゼントナーに弾かれたが、こぼれ球をムシアラが押し込んだ。
さらに前半追加タイム1分には、ロングカウンターからサネがネットを揺らすと、追加タイム4分にもボックス右深くまで侵入したライマーの折り返しからムシアラがゴールを決め、4点のリードで前半を終えた。
結局、後半でスコアは動かず。4-0で勝利したバイエルンが3回戦進出を決めた。
また、板倉滉の所属するボルシアMGは、アウェイでフランクフルトと対戦し1-2で敗戦した。板倉はフル出場、47分にゴールを記録、福田師王はベンチ入りも出場機会はなかった。
15分にフランクフルトのDFテアテが退場し早い時間に数的有利となったボルシアMGだったが、前半終了間際に失点を許す。前半追加タイム2分、敵陣での不用意なボールロストからロングカウンターを許すと、最後はスクヒリのパスを受けたエキティケにゴールネットを揺らされた。
1点ビハインドで後半を迎えたボルシアMGだったが、後半開始早々にセットプレーの流れから追いつく。47分、左CKのこぼれ球から二次攻撃を仕掛けると、オノラの右クロスをボックス中央のクラインディーンストが頭に当てると、この浮き球をペナルティアーク内の板倉が左足ボレーでゴール左隅に流し込んだ。
試合を振り出しに戻したボルシアMGだったが、70分に勝ち越しを許す。ボックス右深くまで侵入したコリンズの折り返しからゴール前で混戦が生まれると、ボールを拾ったマーモウシュに左足のシュートを決められた。
結局、これが決勝点となり、ボルシアMGは2回戦で姿を消した。
その他の日本人所属クラブでは、堂安律がベンチ外となったフライブルクは、2.ブンデスリーガのハンブルガーSVとホームで対戦し、2-1で勝利。水多海斗が途中出場したビーレフェルトは、ウニオン・ベルリンとホームで対戦し2-0で勝利。奥抜侃志がベンチ外となったニュルンベルクは、ホッフェンハイムとアウェイで対戦し1-2で敗戦した。
◆DFBポカール2回戦 結果
▽10/30(水)
フライブルク 2-1 ハンブルガーSV(2)
ヘルタ・ベルリン(2) 2-1 ハイデンハイム
フランクフルト 2-1 ボルシアMG
パーダーボルン(2) 0-1 ブレーメン
アルミニア・ビーレフェルト(3) 2-0 ウニオン・ベルリン
ホッフェンハイム 2-1 ニュルンベルク(2)
ディナモ・ドレスデン(3) 2-3 ダルムシュタット(2)
マインツ 0-4 バイエルン
▽10/29(火)
レバークーゼン 3-0 エルフェアスベルク(2)
キッカーズ・オッフェンバッハ(4) 0-2 カールスルーエ(2)
アウグスブルク 3-0 シャルケ(2)
RBライプツィヒ 4-2 ザンクト・パウリ
シュツットガルト 2-1 カイザースラウテルン(2)
ケルン(2) 3-0 ホルシュタイン・キール
ヴォルフスブルク 1-0 ドルトムント
ヤーン・レーゲンスブルク(2) 1-0 グロイター・フュルト(2)
※()内の数字は所属カテゴリー
1回戦で2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のSSVウルムを下したバイエルンは、アウェイでマインツと対戦し4-0で勝利した。バイエルンの伊藤洋輝は欠場、マインツの佐野海舟はフル出場している。
直近の試合からスタメンを3人変更して試合に臨んだバイエルンは、開始早々に先制する。2分、ニャブリのパスで左サイドを抜け出したアルフォンソ・デイビスのクロスを中央のケインが落とすと、これを受けたムシアラが冷静にゴール右隅にシュートを流し込んだ。
さらに前半追加タイム1分には、ロングカウンターからサネがネットを揺らすと、追加タイム4分にもボックス右深くまで侵入したライマーの折り返しからムシアラがゴールを決め、4点のリードで前半を終えた。
ハーフタイムに前半でハットトリックを達成したムシアラとケインを下げたバイエルンは、迎えた後半もボールの主導権を握る。73分にはセットプレーからゴレツカがゴールに迫ったが、これはGKゼントナーのファインセーブに防がれた。
結局、後半でスコアは動かず。4-0で勝利したバイエルンが3回戦進出を決めた。
また、板倉滉の所属するボルシアMGは、アウェイでフランクフルトと対戦し1-2で敗戦した。板倉はフル出場、47分にゴールを記録、福田師王はベンチ入りも出場機会はなかった。
15分にフランクフルトのDFテアテが退場し早い時間に数的有利となったボルシアMGだったが、前半終了間際に失点を許す。前半追加タイム2分、敵陣での不用意なボールロストからロングカウンターを許すと、最後はスクヒリのパスを受けたエキティケにゴールネットを揺らされた。
1点ビハインドで後半を迎えたボルシアMGだったが、後半開始早々にセットプレーの流れから追いつく。47分、左CKのこぼれ球から二次攻撃を仕掛けると、オノラの右クロスをボックス中央のクラインディーンストが頭に当てると、この浮き球をペナルティアーク内の板倉が左足ボレーでゴール左隅に流し込んだ。
試合を振り出しに戻したボルシアMGだったが、70分に勝ち越しを許す。ボックス右深くまで侵入したコリンズの折り返しからゴール前で混戦が生まれると、ボールを拾ったマーモウシュに左足のシュートを決められた。
結局、これが決勝点となり、ボルシアMGは2回戦で姿を消した。
その他の日本人所属クラブでは、堂安律がベンチ外となったフライブルクは、2.ブンデスリーガのハンブルガーSVとホームで対戦し、2-1で勝利。水多海斗が途中出場したビーレフェルトは、ウニオン・ベルリンとホームで対戦し2-0で勝利。奥抜侃志がベンチ外となったニュルンベルクは、ホッフェンハイムとアウェイで対戦し1-2で敗戦した。
◆DFBポカール2回戦 結果
▽10/30(水)
フライブルク 2-1 ハンブルガーSV(2)
ヘルタ・ベルリン(2) 2-1 ハイデンハイム
フランクフルト 2-1 ボルシアMG
パーダーボルン(2) 0-1 ブレーメン
アルミニア・ビーレフェルト(3) 2-0 ウニオン・ベルリン
ホッフェンハイム 2-1 ニュルンベルク(2)
ディナモ・ドレスデン(3) 2-3 ダルムシュタット(2)
マインツ 0-4 バイエルン
▽10/29(火)
レバークーゼン 3-0 エルフェアスベルク(2)
キッカーズ・オッフェンバッハ(4) 0-2 カールスルーエ(2)
アウグスブルク 3-0 シャルケ(2)
RBライプツィヒ 4-2 ザンクト・パウリ
シュツットガルト 2-1 カイザースラウテルン(2)
ケルン(2) 3-0 ホルシュタイン・キール
ヴォルフスブルク 1-0 ドルトムント
ヤーン・レーゲンスブルク(2) 1-0 グロイター・フュルト(2)
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【ブンデス第15節プレビュー】年内最終戦、堂安律がリーグ屈指の左WBグリマルドとマッチアップ
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【ブンデス第12節プレビュー】今季ホーム戦全勝のドルトムントと首位バイエルンによるデア・クラシカー
前節は日本人対決が2試合行われ、DFチェイス・アンリとMF三好康児が終盤に出場したシュツットガルトvsボーフムはシュツットガルトが快勝し、FW町野修斗とMF佐野海舟が共に先発したホルシュタイン・キールvsマインツはマインツに軍配が上がった。迎える第12節、ドルトムントvsバイエルンによるデア・クラシカーが行われる。 5位ドルトムント(勝ち点19)は前節、フライブルクに快勝し、今季の公式戦ホーム戦全勝を維持した。そして水曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではディナモ・ザグレブ相手に苦手のアウェイで3発快勝。主将MFジャンを出場停止で欠くが、コンディション不良明けの主砲FWギラシーにザグレブ戦でゴールが生まれており、良好なチーム状態でデア・クラシカーに臨む。 一方、首位バイエルン(勝ち点29)は前節アウグスブルク戦をFWケインのハットトリックで後半に3ゴールを挙げ、終わってみれば快勝とした。そして火曜に行われたCLではパリ・サンジェルマンを撃破。公式戦7連勝と勢い付く中、デア・クラシカーを制して首位独走に拍車をかけられるか。 バイエルンを9ポイント差で追う4位レバークーゼン(勝ち点20)は10位ウニオン・ベルリン(勝ち点16)と対戦。レバークーゼンは前節ハイデンハイム相手に2点差をひっくり返しての逆転勝利で4試合ぶりの白星を手にした。そして火曜に行われたCLではザルツブルクに5発圧勝。2戦連続5ゴールを奪っての快勝とした中、FWボニフェイスの負傷欠場の穴をしっかりと埋める活躍を見せたFWシックの躍動に今節も期待したい。 今節の日本人対決は勝ち点17で並ぶMF堂安律のフライブルクとDF板倉滉のボルシアMGの一戦。7位フライブルク(勝ち点17)は前節、ドルトムントに0-4で完敗。先発した堂安も大きな見せ場は作れなかった。ここ4戦勝ちなし(2分け2敗)と躓いているが、不調気味のチームを堂安は救えるか。 対するボルシアMGは前節、ザンクト・パウリに快勝。日本代表帰りの板倉はフル出場でシャットアウト勝利に貢献した。フライブルクとは対照的に5戦負けなし(3勝2分け)と好調な中、堂安とのマッチアップが見られる可能性がある板倉は3戦連続シャットアウトにチームを導けるか。 DFチェイス・アンリの9位シュツットガルト(勝ち点16)は12位ブレーメン(勝ち点15)と対戦。シュツットガルトは前節ボーフム戦、チェイス・アンリが終盤出場でクローザーの役目を果たした中、2-0で勝利。ただ、水曜に行われたCLではツルヴェナ・ズヴェズダ相手に1-5の大敗を喫した。守備が崩壊した中、出番のなかったチェイス・アンリに先発のチャンスは訪れるか。 そのシュツットガルトに敗れた最下位ボーフム(勝ち点2)は14位アウグスブルク(勝ち点12)と対戦。前々節移籍後初ゴールを挙げた三好は引き続きベンチからチャンスを窺うことになりそうだ。 MF佐野が先発を続ける8位マインツ(勝ち点16)は13位ホッフェンハイム(勝ち点12)と対戦。前節は得意のアウェイで佐野が攻守に存在感を示した中、キールに快勝。クラブ記録のアウェイ戦9戦負けなしとした中、前々節初勝利を挙げたホームで連勝を伸ばせるか。 そのマインツ戦で5試合ぶりの先発だった町野は悔しい前半33分の交代に。17位キール(勝ち点5)は16位ザンクト・パウリ(勝ち点8)との昇格組対決となるが、町野に鬱憤を晴らす機会は訪れるか。 ◆ブンデスリーガ第12節 ▽11/29(金) 《28:30》 ザンクト・パウリvsホルシュタイン・キール ▽11/30(土) 《23:30》 ライプツィヒvsヴォルフスブルク ブレーメンvsシュツットガルト フライブルクvsボルシアMG アウグスブルクvsボーフム ウニオン・ベルリンvsレバークーゼン 《26:30》 ドルトムントvsバイエルン ▽12/1(日) 《23:30》 マインツvsホッフェンハイム 《25:30》 ハイデンハイムvsフランクフルト 2024.11.29 18:00 Friバイエルンの人気記事ランキング
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「サッカーについて話すのは不可能」バイエルン指揮官らマクデブルクの悲劇知り大勝喜べず、試合後のクリスマスセレモニーも中止「平和が訪れることを願う」
年内最終戦を大勝で飾ってウィンターブレークに入るバイエルンだが、試合当日にドイツ国内で起こった悲劇的な事件を受け、ヴァンサン・コンパニ監督らが複雑な心境を語った。クラブ公式サイトが伝えた。 20日、ブンデスリーガ第15節でRBライプツィヒとの上位対決に臨んだ首位バイエルン。前節のマインツ戦でリーグ戦初黒星を喫したなか、立ち直りを図った。 試合開始29秒、ドイツ代表MFジャマル・ムシアラが折り返しを押し込んだバイエルンだったが、1分後に追いつかれる立ち上がり。それでも25分、オーストリア代表MFコンラート・ライマーのボレーで勝ち越すと、ドイツ代表MFジョシュア・キミッヒの強烈なロングシュートも決まり、2点リードで折り返す。 後半にはドイツ代表FWレロイ・サネ、カナダ代表DFアルフォンソ・デイビスが追加点。5-1の大勝を収めた。 上位対決を制して年内最終戦を終えたコンパニ監督だが、素直にこの勝利を喜べず。『ESPN』によると、試合の約1時間前、ドイツ・マクデブルクで開催されていたクリスマスマーケットに車が突っ込む事件が発生。意図的とみられており、少なくとも2人が死亡、60人が負傷。この悲劇を受け、バイエルンは急遽試合後に予定していたクリスマスセレモニーを中止する事態となっていた。 「実際、サッカーについて話すのは不可能だ。今はマクデブルクの人々のことを思っている。最優先すべきは、いつか平和が訪れることを願うことだ。今年も終わろうとしているが、来年は平和のために勝利を収めたい」 また、最高経営責任者(CEO)を務めるヤン・クリスティアン・ドレーゼン氏は、クリスマスセレモニー中止の経緯を説明している。 「試合中にマクデブルクの事件について知った。そのため、クリスマスセレモニーを中止することにした」 さらに、選手たちも複雑な心境を吐露。ドイツ代表MFトーマス・ミュラーは「試合後に知った。僕らはサッカーに集中し、完全にゾーンに入っている。そして時折、現実に向き合わされる」と述べ、イングランド代表FWハリー・ケインは「時にはサッカーよりも大切なことがある」とテロとみられる事件に触れた。 <span class="paragraph-title">【動画】ムシアラの電光石火弾など5発 バイエルンvsライプツィヒ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="b_nDgZ_OUI8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.21 16:42 Sat2
「エキサイティングな年」バイエルンでのレギュラー奪取にドイツ代表入り、不運もあった激動の2024年をパブロビッチが回想
バイエルンのドイツ代表MFアレクサンダル・パブロビッチが、紆余曲折あった2024年を振り返った。 ミュンヘン生まれで9歳の頃からバイエルンでプレーする20歳のゲームメーカー。2023年10月にファーストチームデビューを飾ると、そのままレギュラー格となり、2024年6月にはドイツ代表でもデビューした。 さらに6月にはクラブとの契約を2029年まで延長。しかし、代表の最終メンバーに入ったユーロ2024は扁桃炎を患ったことで欠場し、2024-25シーズン突入後は10月に鎖骨骨折と憂き目にも遭っている。 パブロビッチは、ドイツ『Abendzeitung』のインタビューで激動の2024年を回想。「間違いなくエキサイティングな年だった」と述べつつ、ケガからの復帰を振り返った。 「ケガからすぐに回復し、再びプレーできるようになったことをとても嬉しく思うよ。2024年という年にはとても感謝しているよ」 また、決勝戦がバイエルンの本拠地フースバル・アレーナ・ミュンヘンで行われるチャンピオンズリーグ(CL)にも言及。リーグフェーズを第6節まで戦い、決勝トーナメントへストレートインとなる8位以内まであと一歩の10位につけているなか、ファンの夢を叶えたいと意気込む。 「ホームでのファイナルはもちろんクレイジーだ。僕らは決勝に到達し、優勝するために全力を尽くすよ」 「だけど道のりはまだ長い。パリ(・サンジェルマン)戦と(シャフタール・)ドネツク戦の勝利は非常に重要だったね」 さらに、ケガの影響によって遠ざかっているドイツ代表にも触れた20歳。ユリアン・ナーゲルスマン監督の手腕を称えつつ、来年3月の招集を待ちわびている。 「代表チームを取り巻く高揚感を見れば、監督がチームとムードをいかに変えたかがわかるよ」 「代表チームに行くのはいつだってとても楽しい。そして、招集される度に大いに感謝しているよ」 2024.12.25 23:38 Wed3
バイエルンがライプツィヒとの上位対決で5発圧勝!【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第15節のバイエルンvsRBライプツィヒが20日にアリアンツ・アレーナで行われ、5-1でバイエルンが圧勝した。バイエルンの伊藤洋輝はケガのためベンチ外となっている。 前節、佐野海舟の所属するマインツに敗れ、リーグ戦初黒星を喫した首位バイエルンは、その試合からスタメンを4人変更。ミュラーやダイアー、ラファエル・ゲレイロらに代えてケインやゴレツカ、アルフォンソ・デイビスらをスタメンで起用。最前線にケイン、2列目にオリーズ、ムシアラ、サネを並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 リーグ戦2連勝中の4位ライプツィヒに対し、バイエルンは開始29秒でスコアを動かす。敵陣でのハイプレスでボールを奪うと、キミッヒのパスをボックス右のケインがヒールで落とすと、最後はボックス右の深くまで踏み込んだオリーズの折り返しをムシアラがゴールに押し込んだ。 ムシアラの電光石火弾で先制したバイエルンだったが、その1分後に失点を許す。2分、自陣からのパスをハーフウェイライン付近右サイドのオペンダが鮮やかなターンでDFキム・ミンジェを剥がして右サイドを持ち上がると、バイタルエリア右からクロスを供給。これをシェシュコが右足のダイレクトシュートでゴール左隅に流し込んだ。 試合を振り出しに戻されたバイエルンは10分、キミッヒの右クロスをゴールまでフリーのムシアラがドンピシャヘッドで合わせたが、これはGKグラーチのファインセーブに防がれた。 以降は拮抗した展開が続くなか、バイエルンが25分に勝ち越す。バイタルエリアまで持ち上がったライマーのパスでボックス右に侵入したオリーズがダイレクトクロスを供給すると、パス&ゴーでゴール前に侵入したライマーが左足ボレーでゴールネットを揺らした。 さらにバイエルンは36分にも、ムシアラのパスを受けたキミッヒがバイタエルエリア手前から右足一閃。強烈なロングシュートがゴール右に突き刺さった。 3-1で迎えた後半、再びスコアを動かしたのはバイエルン。75分、自陣左サイドからドリブルで持ち上がったアルフォンソ・デイビスのスルーパスからサネが上手くボックス左に抜け出すと、GKとの一対一を冷静に制した。 バイエルンはその3分後にも、バイタルエリア右手前でボールを受けたキミッヒのクロスをファーサイドに走り込んだアルフォンソ・デイビスが頭で流し込み、5点目を奪った。 結局、試合はそのまま5-1でタイムアップ。上位対決で大量5ゴールを奪ったバイエルンが、マインツ戦からのバウンスバックに成功している。 バイエルン 5-1 ライプツィヒ 【バイエルン】 ジャマル・ムシアラ(前1) コンラート・ライマー(前25) ジョシュア・キミッヒ(前36) レロイ・サネ(後30) アルフォンソ・デイビス(後33) 【ライプツィヒ】 ベンヤミン・シェシュコ(前2) 2024.12.21 06:30 Sat4
バイエルンに朗報、ケインが今週末のライプツィヒ戦で5試合ぶりの復帰へ
バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインの復帰が迫っているようだ。ドイツ『キッカー』が伝えている。 ケインは11月30日に行われたブンデスリーガ第12節のドルトムント戦で33分に負傷交代。右太もも裏の軽度の筋断裂と診断された。 その後、ブンデスリーガ2試合とDFBポカール、チャンピオンズリーグの合計4試合を欠場していたが、今週末に控える第15節のRBライプツィヒ戦で復帰できる見込みだ。 ヴァンサン・コンパニ監督は19日に行われた公式会見の場でエースストライカーの状態に言及。 「彼が先発するかどうかは言いたくない。今日のトレーニングは重要だ。すべてがうまくいけば、明日は彼が役割を果たすだろう」と起用法に関して明言を避けたが、ケインの復帰を示唆した。 バイエルンで2シーズン目を戦っているケインは、今シーズンここまでの公式戦19試合で20ゴール9アシストの成績を残している。 直近のマインツ戦でまさかの敗戦を喫したレコルトマイスターにとっては、4位チームとの上位対決でのエース復帰は大きな後押しとなるはずだ。 2024.12.19 19:15 Thu5