波紋広げるラトクリフ卿…INEOS傘下でプレーしたラムジーが擁護「彼に任せておけば大丈夫。ユナイテッドは再び成功へ」

2024.10.22 15:45 Tue
INEOS代表、ジム・ラトクリフ氏
Getty Images
INEOS代表、ジム・ラトクリフ氏
ウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが、マンチェスター・ユナイテッドのフットボール部門を担う「INEOS」について語った。
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かつてアーセナルで活躍した33歳ラムジーは、現在イングランド2部・カーディフに所属。昨季リーグ・アンのニースで1年間プレーし、今季から故郷クラブへ凱旋した格好だ。前所属ニースはジム・ラトクリフ氏率いる「INEOS」が運営し、同氏らは今年からユナイテッドのフットボール部門も担うことに。
最近は、サー・アレックス・ファーガソン元監督とのアンバサダー契約終了など、徹底的な経費削減が各所で波紋を広げている。

男子トップチームの低迷も伴って批判が増えるが、イギリス『スカイ』の番組に出演したラムジーは「ラトクリフ氏に任せておけば大丈夫」とユナイテッドサポーターに呼びかける。
「ジム(ラトクリフ氏)は元々が熱烈なユナイテッドファンだね。彼を筆頭としたINEOSはとても意欲的な人々の集まりで、それぞれが自らの仕事でパーフェクトを出すことに慣れている」

「時間はかかるだろう。プレミアリーグほどの舞台でチャレンジを重ね、良い競争をするなんて、どうしたって簡単なことじゃない。それでも彼らの野心、アイデアがあれば、ユナイテッドは再び成功を収めることができると思う」

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「もうユナイテッドでプレーしたくなかった」ポグバが過去の移籍を巡る裏事情を告白、クラブの阻止された後は暗い日々に…「精神的に安定していなかった」

ドーピング違反の疑惑により4年間の出場艇処分が下されていた中、処分が18カ月と大幅に短縮されたポール・ポグバ。イギリス『デイリー・メール』のインタビューに応じ、過去のエピソードを明かした。 マンチェスター・ユナイテッドで育ったポグバ。ユベントスへのフリー移籍を経験すると、イタリアの地で大きく成長。2016年にはクラブ史上最高額の8900万ポンド(現レート:約173億8000万円)でユナイテッドに復帰したが、再びユベントスへと移籍している。 そんな中で、突然の出来事が。自身がドーピング違反をしている疑惑が浮上。突然の出来事だったと明かした。 「面白い話があるんだけど、映画のプレミアのために新しいスーツを試着していたんだ。でも、携帯電話を持っていなかった」 「妻(ズライ)が僕の携帯電話を持って2階に駆け上がってきて、『弁護士だ』と叫んだ。折り返し電話すると言ったけど、彼女は電話に出るように言ったんだよ」 「スーツを着たまま階下に降りて行って、彼に話しかけたんだ!彼がその知らせを僕に伝えたとき、僕は黙っていた。みんなは飛び上がってとても喜んでいたけど、僕はショックを受けていた。その喜びはすぐに決意に変わった。僕たちは地獄を経験した。暗黒の時代。でもこれは二度目のチャンスだから、それを生かさなければならない。僕は興奮していた」 思わぬ知らせを受けたポグバ。そこからは地獄の日々が続いたが、疑惑が晴れたことで処分が軽減。2025年1月にトレーニングに復帰し、3月にはプレーにも復帰できるとみられている。 そのポグバはインタビューの中でユナイテッド在籍時の状況についてコメント。ジョゼ・モウリーニョ監督との関係を明かした。 「恋人同士のようだった。しょっちゅう別れたり仲直りしたりしていた。最初はうまくいった。僕がマンチェスターに戻った理由のひとつは彼だった」 「なぜ悪夢のような喧嘩になってしまったのかは分からない。監督と選手のように意見が合わなかった。でも、僕は彼に大きな敬意を抱いている。明日彼に会ったら、抱きしめてあげるよ!でも、いつか座って話し合わないといけないね」 モウリーニョ監督をリスペクトしながらも、衝突することも少なくなかったというポグバ。一方で、モウリーニョ監督が去り、オーレ・グンナー・スールシャール監督が就任した1年目は最高のシーズンだったと振り返った。ただ、そのシーズン限りで退団も希望していたが、当時のCEO(最高経営責任者)であるエド・ウッドワード氏が移籍を認めてくれたなかったと明かした。 「今まで誰にも話したことのないことを話そう。ジョゼが去りオーレが来た年は、僕にとってユナイテッドで最高のシーズンだった。でも、最終戦の後、オーレとエド・ウッドワードに、今年が最後の年だと思うので去りたいと伝えた」 「僕は27歳で、望んでいたようにはうまくいかなかった。ベストを尽くしたけど、クラブが上向きになるとは思えなかった。去りたかったけど、プロフェッショナルでありたかったからプレシーズンに戻ってきた」 「エドに移籍を希望したけど、彼はそれを阻止した。もうユナイテッドでプレーしたくはなかったけど、プロフェッショナルでなければならなかった。精神的に安定していなかったし、その後にケガをしてしまった」 その後にユベントスへと移籍したが、そこでは輝きを見せられず。そして、ドーピング疑惑が浮上した。医師から認められていたサプリメントが問題となったわけだが、意図的にドーピングをしたわけではないことが認められて処分が軽減。今は新たな目標を持っているとした。 「僕には目標と夢がある。代表チームでプレーすることがずっと夢だったし、それは今も頭の中にある。でも、ポールの将来は今、ピッチに戻って、まだそのレベルにあることを示すことだ」 「僕がプレーできないからといって、サッカーが止まるわけではない。選手たちはプレーしている。それが人生であり、循環というものだ。選手たちは皆、『ポグバが戻ってきた。彼に僕のポジションを奪われたくない』と言うだろう。それは普通のことだ。でも、僕は準備しておかなければならない」 2024.10.18 14:40 Fri
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マンチェスター・Uがファーガソン元監督とのアンバサダー契約を今季で終了へ ラトクリフ卿が本人に伝えた模様

マンチェスター・ユナイテッドのフットボール部門を統括する「INEOS」グループが、サー・アレックス・ファーガソン元監督とのアンバサダー契約終了を本人に伝えたという。 ユナイテッドの黄金期を築き、30年近く指揮を執ったなかで、13度のイングランド・トップディビジョン制覇、2度の欧州制覇を成し遂げたファーガソン元監督。詰まるところ、ユナイテッドは同氏の退任から低迷時代が始まった。 勇退から早11年、82歳の現在もオールド・トラッフォードに足を運ぶが、イギリス『The Athletic』によると、今年新たにクラブのフットボール部門を担い始めた「INEOS」がファーガソン元監督とのアンバサダー契約を終了へ。 ジム・ラトクリフ氏が先週、直々にファーガソン元監督と話したといい、年間数百万ユーロの契約を今季限りで終えると伝えたとのことだ。 ともあれ『The Athletic』は、「ファーガソン元監督は今後もオールド・トラッフォードへ通い、ユナイテッドサポーターから歓迎され続けるだろう」としている。 2024.10.15 18:58 Tue

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