チェイスvs佐野の日本人対決が実現!初勝利を狙う両者の一戦は劇的ドローで終幕【ブンデスリーガ】
2024.09.01 00:40 Sun
ブンデスリーガ第2節のシュツットガルトvsマインツが8月31日に行われ、3-3の引き分けに終わった。シュツットガルトのDFチェイス・アンリ、マインツのMF佐野海舟はフル出場している。
先制を許したマインツは、15分にも最終ラインのミスから失点する。敵陣からのロングボールに対応したDFハンチェ=オルセンが目測を誤りヘディングを空振り。このボールでDFの裏に抜け出したルウェリングにボックス内まで侵攻を許すと、難なくゴール右にシュートを決められた。
2点を追うマインツは、34分にブルカルトが決定機を迎えたがシュートはGKニューベルの好セーブに阻まれた。それでも42分、右クロスの流れたボールを追ったブルカルトがボックス左でミロに倒されてPKを獲得すると、このPKをアミリがゴール右下に沈め、2-1で前半を終えた。
試合を振り出しに戻したマインツは71分にも、ムウェネのロングパスでDFの裏に抜け出したブルカルトがボックス左手前から飛び出したGKの横を抜くシュートでゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。
ピンチを凌いだシュツットガルトは88分、バイタルエリア中央手前でFKを獲得すると、リーダーの直接FKが左ポストを直撃。これがGKゼントナーの背中に当たり、そのままゴールに吸い込まれた。
このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイムにドラマが生まれる。94分、パワープレーを敢行するマインツはムウェネの左クロスをファーサイドのヴィドマーが頭で折り返すと、これをゴール前のライチュがダイビングヘッドで流し込んだ。
結局、試合はそのまま3-3でタイムアップ。今季初勝利を目指した両者による日本人対決は痛み分けのドローに終わった。
シュツットガルト 3-2 マインツ
【シュツットガルト】
エンツォ・ミロ(前8)
ジェイミー・ルウェリング(前15)
ファビアン・リーダー(後43)
【マインツ】
ナディーム・アミリ(前43[PK])
ヨナタン・ブルカルト(後17)
マキシム・ライチュ(後49)
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開幕節でフライブルクに完敗したシュツットガルトが、引き分けスタートとなったマインツをホームに迎えた一戦。シュツットガルトのチェイス・アンリはシャボーとのセンターバックコンビで先発。一方、マインツの佐野もボランチで2試合連続の先発となっている。試合は早い時間にスコアが動く。8分、ウンダブのサイドチェンジをボックス左手前で受けたヒューリッヒが胸トラップでボックス内に侵入しシュート。これはGKゼントナーに弾かれたが、こぼれ球をミロがゴールに押し込んだ。2点を追うマインツは、34分にブルカルトが決定機を迎えたがシュートはGKニューベルの好セーブに阻まれた。それでも42分、右クロスの流れたボールを追ったブルカルトがボックス左でミロに倒されてPKを獲得すると、このPKをアミリがゴール右下に沈め、2-1で前半を終えた。
互いに選手を入れ替えて迎えた後半、再びスコアを動かしたのはマインツ。62分、左サイド高い位置でボールを受けたムウェネのパスからハンチェ=オルセンがボックス左深くまで駆け上がりダイレクトクロス。これをゴール右手前に走り込んだブルカルトがダイビングヘッドで叩き込んだ。
試合を振り出しに戻したマインツは71分にも、ムウェネのロングパスでDFの裏に抜け出したブルカルトがボックス左手前から飛び出したGKの横を抜くシュートでゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。
ピンチを凌いだシュツットガルトは88分、バイタルエリア中央手前でFKを獲得すると、リーダーの直接FKが左ポストを直撃。これがGKゼントナーの背中に当たり、そのままゴールに吸い込まれた。
このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイムにドラマが生まれる。94分、パワープレーを敢行するマインツはムウェネの左クロスをファーサイドのヴィドマーが頭で折り返すと、これをゴール前のライチュがダイビングヘッドで流し込んだ。
結局、試合はそのまま3-3でタイムアップ。今季初勝利を目指した両者による日本人対決は痛み分けのドローに終わった。
シュツットガルト 3-2 マインツ
【シュツットガルト】
エンツォ・ミロ(前8)
ジェイミー・ルウェリング(前15)
ファビアン・リーダー(後43)
【マインツ】
ナディーム・アミリ(前43[PK])
ヨナタン・ブルカルト(後17)
マキシム・ライチュ(後49)
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互いに退場者を出したチェイス・アンリと町野修斗の日本人対決はシュツットガルトに軍配【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第8節、シュツットガルトvsホルシュタイン・キールが26日に行われ、2-1でシュツットガルトが勝利した。シュツットガルトのDFチェイス・アンリはフル出場、キールのFW町野修斗は70分から出場している。 前節バイエルンに0-4の完敗を喫した10位シュツットガルト(勝ち点9)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグではユベントス相手に敵地で勝利。充実の白星を手にした中、チェイス・アンリがリーグ戦2試合ぶりに先発となった。 一方、前節ウニオン・ベルリン戦を力負けして未勝利が続く17位ホルシュタイン・キール(勝ち点2)は、町野が2試合連続ベンチスタートとなった。 チェイス・アンリが[4-4-2]の右センターバックに入ったシュツットガルトが立ち上がりから押し込む展開とすると、13分にリーダーのミドルシュートでGKを強襲。 そして19分に押し切る。ロングカウンターの流れからトゥーレのスルーパスを引き出したウンダブがGKと一対一に。冷静にループでネットを揺らした。 先制後もシュツットガルトが攻勢をかけると、38分にはボックス右に抜け出したリーダーがコントロールシュートで追加点に迫ったが、GKの好守に阻止された。 さらに43分、ボックス中央からスティラーがコントロールシュートを放つもわずかに枠を捉えきれず1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半も主導権を握るシュツットガルトは61分に追加点。トゥーレがボックス手前中央から見事なミドルシュートを蹴り込んだ。 トゥーレの公式戦連発弾でリードを広げたシュツットガルトだったが、66分に退場者。シャボーがファウルで倒れた相手選手への執拗な抗議で2枚目のイエローカードを受けてしまった。 10人となったシュツットガルトに対し、町野を投入したキールは84分に1点差とする。ベッカーのヘディングシュートがバーに直撃したルーズボールをギゴビッチが蹴り込んだ。 しかし追い上げムードのキールも直後に退場者を出してしまう。アルプがヴァグノマンへのファウルで2枚目のイエローカードを受けてしまった。 追加タイムには町野がダイビングヘッドを狙うもわずかに枠を外れてタイムアップ。シュツットガルトが逃げ切り、公式戦連勝とした。 シュツットガルト 2-1 ホルシュタイン・キール 【シュツットガルト】 デニス・ウンダブ(前19) エル・ビラル・トゥーレ(後16) 【ホルシュタイン・キール】 アルミン・ギゴビッチ(後39) 2024.10.27 00:37 Sun2
【ブンデス第8節プレビュー】日本人対決2試合、マインツvsボルシアMGにシュツットガルトvsキール
前節はチャンピオンズリーグ(CL)でビッグマッチを控えていたバイエルンとシュツットガルトが対戦し、バイエルンが圧勝として首位をキープ。同じくCLを控えていたレバークーゼンがフランクフルトとの上位対決を制している。迎える第8節、日本人対決が2試合行われる。 まずは金曜開催の12位マインツ(勝ち点8)vs11位ボルシアMG(勝ち点9)。マインツは前節、格上のライプツィヒと対戦し0-2で敗戦。ホーム戦3連敗となったが、ボルシアMG戦で今季ホーム戦初勝利を飾れるか。開幕から7試合連続スタメン出場中のMF佐野海舟は引き続きスタメン予想だ。 一方、前節ハイデンハイム戦をDF板倉滉の今季初ゴールとFWクラインディーストの恩返しドッペルパックで勝利したボルシアMGはホーム戦連勝とした。ただ、この試合でも最終的に2失点しており、依然として守備は課題に。佐野同様に開幕からスタメン出場を続ける板倉の攻守両面における活躍に期待が懸かる。 続いて土曜開催の10位シュツットガルト(勝ち点9)vs17位ホルシュタイン・キール(勝ち点2)。シュツットガルトは前節バイエルン戦、0-4の完敗。代表帰りの選手たちの疲労が感じられる試合となったが、火曜に行われたCLユベントス戦では敵地で見事な試合を展開。圧倒した末、後半追加タイムのPK弾で勝利をもぎ取った。充実の勝利を手にした中、この勢いをブンデスリーガに持ち込めるか。途中出場ながら毎試合出番が回ってくるDFチェイス・アンリの出場にも期待だ。 一方、前節ウニオン・ベルリン戦を力負けして未勝利が続くキール。後半から出場した町野は見せ場を作れなかったが、スタメン復帰予想となっている中、今季5ゴール目でチームを初勝利に導けるか。 日曜にはMF三好康児の最下位ボーフム(勝ち点1)が首位バイエルン(勝ち点17)と対戦する。ボーフムは前節ホッフェンハイム戦、三好が4試合ぶりに先発となった中、1-3で完敗。ツァイドラー監督が解任となった。暫定監督の下、バイエルン相手に勝ち点をもぎ取れるか。 一方、シュツットガルト相手にFWケインのハットトリックなどで4発圧勝としたバイエルンは、水曜に行われたCLではバルセロナ相手に1-4の大敗。絶好調FWハフィーニャの躍動を許し、得意としていたバルセロナに惨敗を突き付けられた。ここまで順調に来ていたコンパニ体制のバイエルンだが、うまく切り替えられるか。 MF堂安律の3位フライブルク(勝ち点15)は、2位ライプツィヒ(勝ち点17)と対戦。フライブルクは前節アウグスブルク戦、前半の3発で快勝。代表帰りで先発した堂安は大きな見せ場はなかったが、強豪ライプツィヒ相手に活躍となるか。 対するライプツィヒは前述のようにマインツに勝利。しかし水曜に行われたCLリバプール戦では0-1で敗れ、CL3連敗スタートに。さらにMFシャビ・シモンズが負傷離脱と厳しいが、好調のブンデスリーガで4連勝となるか。 その他、CL出場組の4位レバークーゼン(勝ち点14)は8位ブレーメン(勝ち点11)と対戦。前節フランクフルトとの上位対決を制したレバークーゼンは水曜に行われたCLブレスト戦では主力をベンチスタートとした中、連勝対決を引き分けで終えてしまった。勝ちきれなかった中、ブンデスリーガで連勝できるか。 そしてレアル・マドリーに返り討ちにあった7位ドルトムント(勝ち点13)は15位アウグスブルク(勝ち点7)と対戦。前節ザンクト・パウリ戦を後半終盤のFWギラシー弾で競り勝ってホーム戦全勝を維持したドルトムントは、マドリー戦では敵地で2点を先行する展開としながらも最終的に5失点を食らって敗戦に。昨季CL決勝のリベンジを果たせなかった中、切り替えて苦手のアウェイ戦今季初勝利となるか。 ◆ブンデスリーガ第8節 ▽10/25(金) 《27:30》 マインツvsボルシアMG ▽10/26(土) 《22:30》 シュツットガルトvsホルシュタイン・キール ライプツィヒvsフライブルク アウグスブルクvsドルトムント ザンクト・パウリvsヴォルフスブルク 《25:30》 ブレーメンvsレバークーゼン ▽10/27(日) 《23:30》 ボーフムvsバイエルン 《25:30》 ウニオン・ベルリンvsフランクフルト 《27:30》 ハイデンハイムvsホッフェンハイム 2024.10.25 18:00 Fri3
チェイス・アンリがフル出場のシュツットガルト、横田大祐が躍動のカイザースラウテルンに競り勝って3回戦へ【DFBポカール】
DFBポカール2回戦、シュツットガルトvsカイザースラウテルンが29日にMHPアレーナで行われ、2-1で勝利したシュツットガルトが3回戦進出を決めた。なお、シュツットガルトのDFチェイス・アンリはフル出場。カイザースラウテルンのMF横田大祐は85分までプレーした。 ブンデスリーガで8位に位置するシュツットガルトは、2.ブンデスリーガ(2部)で10位に位置するカイザースラウテルンとの3回戦進出を懸けた一戦に臨んだ。この試合ではチェイス・アンリ、横田ともにスタメンを飾って日本人対決が実現した。 チェイス・アンリが右のセンターバック、横田がトップ下でスタートした一戦はホームのシュツットガルトが立ち上がりから優勢に進めていく。 14分にはボックス右に抜け出したデミロビッチのシュートがGKにセーブされるも、ゴール前でこぼれ球に反応したウォルトメイドが冷静に無人のゴールへ蹴り込んで早々に先制点を挙げた。 以降もホームチームが押し込む展開が続くと、デミロビッチらがボックス内で決定機に絡むが、最後のところで仕留め切れない。 一方、時間の経過とともにカウンターを起点に押し返したカイザースラウテルンは前半半ば過ぎに横田に見せ場。29分、直前に良い形でのポケット侵入からの折り返しでDFチェイス・アンリのクリアが右CKになると、そのセットプレーの二次攻撃からこぼれ球に反応した横田が左足のダイレクトシュートを放つが、これは惜しくも右ポストを叩いた。 前半半ばから終盤は一進一退の展開が続くが、42分にはボックス左のギリギリの位置での交錯プレーからカイザースラウテルンが微妙なPKを獲得。これをキッカーのトミヤクが右隅に蹴り込み、守勢のアウェイチームが追いついて前半を終えた。 1-1のイーブンで迎えた後半は拮抗した展開に。カイザースラウテルンでは横田が前半以上の存在感を示し、立ち上がりには中央突破でカウンターチャンスを演出。さらに、59分には右サイドで鮮やかな単騎突破から正確なグラウンダークロスを供給するが、ボックス中央でフリーのアヘが放ったシュートはわずかに枠の右へ外れた。 後半はなかなかリズムに乗れないシュツットガルトは59分に2枚替え。ウォルトメイドとクレツィヒを下げてウンダブ、スティラーとドイツ代表の主力をピッチに送り出す。その2選手が早速際どいシーンに絡んでいく。 すると75分、中央での細かいパス交換からボックス右に抜け出したデミロビッチが角度を付けてマイナスに折り返したボールを、ボックス左で収めたヒューリッヒがコースを狙った右足シュートを右隅へ突き刺し、勝ち越しに成功した。 その後はチェイス・アンリら守備陣を中心に相手の攻撃を何とか撥ね返し続けたシュツットガルトが、1部の意地を見せて3回戦進出を決めた。 シュツットガルト 2-1 カイザースラウテルン 【シュツットガルト】 ニック・ウォルトメイド(前14) クリス・ヒューリッヒ(後30) 【カイザースラウテルン】 ボリス・トミヤク(前43[PK]) 2024.10.30 06:44 Wed4
敵地でユベントスを圧倒したシュツットガルトが後半AT弾で劇的勝利、チェイス・アンリは97分から出場【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節、ユベントスvsシュツットガルトが22日に行われ、0-1でシュツットガルトが勝利した。シュツットガルトのDFチェイス・アンリは97分から出場している。 前節ライプツィヒ戦を負傷者、退場者を出しながらも逆転勝利として2連勝スタートを切ったユベントスは、3日前のラツィオ戦をウノゼロ勝利。そのラツィオ戦のスタメンから5選手を変更。出場停止のGKディ・グレゴリオが欠場、カンビアーゾとガッティがベンチスタートとなってコンセイソンやマッケニーが先発に戻った。 一方、前節スパルタ・プラハ戦を引き分けて1分け1敗スタートとなったシュツットガルトは、直近のバイエルン戦では4失点完敗。途中出場が続くチェイス・アンリは引き続きベンチスタートとなった。 立ち上がりからポゼッションしたのはシュツットガルト。そのシュツットガルトが良い入りを見せると7分、ヴァグノマンがヘディングシュートで牽制。 引き続き主導権を握るシュツットガルトは29分、デミロビッチがポスト直撃のシュートを浴びせれば、41分にはウンダブのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKペリンの好守に阻まれ、ゴールレスで前半を終えた。 そして迎えた後半開始3分、シュツットガルトがゴールを奪いかける。ロングフィードを受けたウンダブがボックス内からシュートを決めきったが、VARでハンドを取られてノーゴールに。 助かったユベントスは55分に3枚替えを敢行するも、シュツットガルトのペースは変わらず61分にはウンダブがGK強襲のシュートを、1分後にはミロがカットインシュートでゴールに迫ったが、ペリンの好守に阻まれた。 そして82分、FKからルオーがボックス内でダニーロに蹴られると、VARの末にPKを獲得。このプレーで2枚目のイエローカードを受けたダニーロが退場となった中、シュツットガルトはミロがキッカーを務めたが、シュートをペリンに止められてしまう。 それでも追加タイム2分、ミロとのパス交換からE・トゥーレがボックス内へうまく切れ込みシュートを決めきって待望のゴールを奪取。そしてチェイス・アンリを投入して逃げ切ったシュツットガルトが敵地でユベントスを撃破。今季CL初勝利を飾っている。 ユベントス 0-1 シュツットガルト 【シュツットガルト】 エル・ビラル・トゥーレ(後47) 2024.10.23 06:11 Wed5
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【ブンデス第8節プレビュー】日本人対決2試合、マインツvsボルシアMGにシュツットガルトvsキール
前節はチャンピオンズリーグ(CL)でビッグマッチを控えていたバイエルンとシュツットガルトが対戦し、バイエルンが圧勝として首位をキープ。同じくCLを控えていたレバークーゼンがフランクフルトとの上位対決を制している。迎える第8節、日本人対決が2試合行われる。 まずは金曜開催の12位マインツ(勝ち点8)vs11位ボルシアMG(勝ち点9)。マインツは前節、格上のライプツィヒと対戦し0-2で敗戦。ホーム戦3連敗となったが、ボルシアMG戦で今季ホーム戦初勝利を飾れるか。開幕から7試合連続スタメン出場中のMF佐野海舟は引き続きスタメン予想だ。 一方、前節ハイデンハイム戦をDF板倉滉の今季初ゴールとFWクラインディーストの恩返しドッペルパックで勝利したボルシアMGはホーム戦連勝とした。ただ、この試合でも最終的に2失点しており、依然として守備は課題に。佐野同様に開幕からスタメン出場を続ける板倉の攻守両面における活躍に期待が懸かる。 続いて土曜開催の10位シュツットガルト(勝ち点9)vs17位ホルシュタイン・キール(勝ち点2)。シュツットガルトは前節バイエルン戦、0-4の完敗。代表帰りの選手たちの疲労が感じられる試合となったが、火曜に行われたCLユベントス戦では敵地で見事な試合を展開。圧倒した末、後半追加タイムのPK弾で勝利をもぎ取った。充実の勝利を手にした中、この勢いをブンデスリーガに持ち込めるか。途中出場ながら毎試合出番が回ってくるDFチェイス・アンリの出場にも期待だ。 一方、前節ウニオン・ベルリン戦を力負けして未勝利が続くキール。後半から出場した町野は見せ場を作れなかったが、スタメン復帰予想となっている中、今季5ゴール目でチームを初勝利に導けるか。 日曜にはMF三好康児の最下位ボーフム(勝ち点1)が首位バイエルン(勝ち点17)と対戦する。ボーフムは前節ホッフェンハイム戦、三好が4試合ぶりに先発となった中、1-3で完敗。ツァイドラー監督が解任となった。暫定監督の下、バイエルン相手に勝ち点をもぎ取れるか。 一方、シュツットガルト相手にFWケインのハットトリックなどで4発圧勝としたバイエルンは、水曜に行われたCLではバルセロナ相手に1-4の大敗。絶好調FWハフィーニャの躍動を許し、得意としていたバルセロナに惨敗を突き付けられた。ここまで順調に来ていたコンパニ体制のバイエルンだが、うまく切り替えられるか。 MF堂安律の3位フライブルク(勝ち点15)は、2位ライプツィヒ(勝ち点17)と対戦。フライブルクは前節アウグスブルク戦、前半の3発で快勝。代表帰りで先発した堂安は大きな見せ場はなかったが、強豪ライプツィヒ相手に活躍となるか。 対するライプツィヒは前述のようにマインツに勝利。しかし水曜に行われたCLリバプール戦では0-1で敗れ、CL3連敗スタートに。さらにMFシャビ・シモンズが負傷離脱と厳しいが、好調のブンデスリーガで4連勝となるか。 その他、CL出場組の4位レバークーゼン(勝ち点14)は8位ブレーメン(勝ち点11)と対戦。前節フランクフルトとの上位対決を制したレバークーゼンは水曜に行われたCLブレスト戦では主力をベンチスタートとした中、連勝対決を引き分けで終えてしまった。勝ちきれなかった中、ブンデスリーガで連勝できるか。 そしてレアル・マドリーに返り討ちにあった7位ドルトムント(勝ち点13)は15位アウグスブルク(勝ち点7)と対戦。前節ザンクト・パウリ戦を後半終盤のFWギラシー弾で競り勝ってホーム戦全勝を維持したドルトムントは、マドリー戦では敵地で2点を先行する展開としながらも最終的に5失点を食らって敗戦に。昨季CL決勝のリベンジを果たせなかった中、切り替えて苦手のアウェイ戦今季初勝利となるか。 ◆ブンデスリーガ第8節 ▽10/25(金) 《27:30》 マインツvsボルシアMG ▽10/26(土) 《22:30》 シュツットガルトvsホルシュタイン・キール ライプツィヒvsフライブルク アウグスブルクvsドルトムント ザンクト・パウリvsヴォルフスブルク 《25:30》 ブレーメンvsレバークーゼン ▽10/27(日) 《23:30》 ボーフムvsバイエルン 《25:30》 ウニオン・ベルリンvsフランクフルト 《27:30》 ハイデンハイムvsホッフェンハイム 2024.10.25 18:00 Fri3
佐野海舟と板倉滉が共にフル出場で存在感、マインツとボルシアMGはドロー【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第8節、マインツvsボルシアMGが25日に行われ、1-1で引き分けた。マインツのMF佐野海舟とボルシアMGのDF板倉滉はフル出場、FW福田師王はベンチ入りも出場しなかった。 前節ライプツィヒに敗れてホーム戦3連敗となった12位マインツ(勝ち点8)は、佐野が[3-4-2-1]の右ボランチで開幕から8試合連続スタメンとなった。 一方、前節ハイデンハイム戦を板倉の今季初ゴールとクラインディーストの恩返しドッペルパックで勝利した11位ボルシアMG(勝ち点9)は、開幕からフル出場を続ける板倉が[4-2-3-1]の右センターバックでスタメンとなった。 アグレッシブな入りを見せたマインツは9分、アミリのミドルでGKを強襲。続く10分にもアミリがオンターゲットのミドルを放ったマインツは、1分後に佐野のパスを受けたアミリが三度ミドルで牽制した。 しかし18分、エースFWのブルカルトが左太ももを痛めてジープとの交代を強いられてしまう。それでもペースを渡さないマインツは31分、ボックス右に侵入した佐野の折り返しに、代わって入ったジープが好機もシュートは枠に飛ばせない。 ハーフタイムにかけても攻勢のマインツは43分、ネベルがミドルシュートでゴールに迫ったが、GKのセーブに阻まれゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半もマインツが押し込む流れが続く中、55分に押し切る。ボックス右からのネベルのクロスがライナーのオウンゴールを誘った。 しかし2分後、ボルシアMGがすかさず追いつく。右サイドからのオノラのクロスをクラインディーストがヘッドで合わせた。 その後もマインツがよりゴールに迫るシーンを作り出していた中、81分に決定機。アミリの鋭いFKにゴール前でフリーのライチュがボレーで合わせたが、枠に飛ばせなかった。 一方、劣勢のボルシアMGは最終盤に立て続けに決定機。まずは90分、シュテーガーの直接FKが枠を捉えるも、GKゼントナーの好守に阻まれると、直後のCKからクラインディーストのヘディングシュートが再び枠に向かったが、ここもゼントナーのビッグセーブに阻まれた。 そしてラストプレーでは板倉に絶好機が訪れたが、ゴール前でルーズボールに反応して放った左足ボレーはわずかに枠を捉えきれず。佐野と板倉が共にフル出場した日本人対決は痛み分けに終わっている。 マインツ 1-1 ボルシアMG 【マインツ】 OG(後10) 【ボルシアMG】 ティム・クラインディーンスト(後12) 2024.10.26 05:32 Sat4
バイエルンやフライブルクが順当に3回戦進出!ボルシアMGは板倉が同点弾も10人のフランクフルトに惜敗…【DFBポカール】
2024-25シーズンのDFBポカール2回戦の8試合が30日に行われた。 1回戦で2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のSSVウルムを下したバイエルンは、アウェイでマインツと対戦し4-0で勝利した。バイエルンの伊藤洋輝は欠場、マインツの佐野海舟はフル出場している。 直近の試合からスタメンを3人変更して試合に臨んだバイエルンは、開始早々に先制する。2分、ニャブリのパスで左サイドを抜け出したアルフォンソ・デイビスのクロスを中央のケインが落とすと、これを受けたムシアラが冷静にゴール右隅にシュートを流し込んだ。 先制したバイエルンは、37分にもサネの右クロスをケインがヘディングシュート。これはGKゼントナーに弾かれたが、こぼれ球をムシアラが押し込んだ。 さらに前半追加タイム1分には、ロングカウンターからサネがネットを揺らすと、追加タイム4分にもボックス右深くまで侵入したライマーの折り返しからムシアラがゴールを決め、4点のリードで前半を終えた。 ハーフタイムに前半でハットトリックを達成したムシアラとケインを下げたバイエルンは、迎えた後半もボールの主導権を握る。73分にはセットプレーからゴレツカがゴールに迫ったが、これはGKゼントナーのファインセーブに防がれた。 結局、後半でスコアは動かず。4-0で勝利したバイエルンが3回戦進出を決めた。 また、板倉滉の所属するボルシアMGは、アウェイでフランクフルトと対戦し1-2で敗戦した。板倉はフル出場、47分にゴールを記録、福田師王はベンチ入りも出場機会はなかった。 15分にフランクフルトのDFテアテが退場し早い時間に数的有利となったボルシアMGだったが、前半終了間際に失点を許す。前半追加タイム2分、敵陣での不用意なボールロストからロングカウンターを許すと、最後はスクヒリのパスを受けたエキティケにゴールネットを揺らされた。 1点ビハインドで後半を迎えたボルシアMGだったが、後半開始早々にセットプレーの流れから追いつく。47分、左CKのこぼれ球から二次攻撃を仕掛けると、オノラの右クロスをボックス中央のクラインディーンストが頭に当てると、この浮き球をペナルティアーク内の板倉が左足ボレーでゴール左隅に流し込んだ。 試合を振り出しに戻したボルシアMGだったが、70分に勝ち越しを許す。ボックス右深くまで侵入したコリンズの折り返しからゴール前で混戦が生まれると、ボールを拾ったマーモウシュに左足のシュートを決められた。 結局、これが決勝点となり、ボルシアMGは2回戦で姿を消した。 その他の日本人所属クラブでは、堂安律がベンチ外となったフライブルクは、2.ブンデスリーガのハンブルガーSVとホームで対戦し、2-1で勝利。水多海斗が途中出場したビーレフェルトは、ウニオン・ベルリンとホームで対戦し2-0で勝利。奥抜侃志がベンチ外となったニュルンベルクは、ホッフェンハイムとアウェイで対戦し1-2で敗戦した。 ◆DFBポカール2回戦 結果 ▽10/30(水) フライブルク 2-1 ハンブルガーSV(2) ヘルタ・ベルリン(2) 2-1 ハイデンハイム フランクフルト 2-1 ボルシアMG パーダーボルン(2) 0-1 ブレーメン アルミニア・ビーレフェルト(3) 2-0 ウニオン・ベルリン ホッフェンハイム 2-1 ニュルンベルク(2) ディナモ・ドレスデン(3) 2-3 ダルムシュタット(2) マインツ 0-4 バイエルン ▽10/29(火) レバークーゼン 3-0 エルフェアスベルク(2) キッカーズ・オッフェンバッハ(4) 0-2 カールスルーエ(2) アウグスブルク 3-0 シャルケ(2) RBライプツィヒ 4-2 ザンクト・パウリ シュツットガルト 2-1 カイザースラウテルン(2) ケルン(2) 3-0 ホルシュタイン・キール ヴォルフスブルク 1-0 ドルトムント ヤーン・レーゲンスブルク(2) 1-0 グロイター・フュルト(2) ※()内の数字は所属カテゴリー 2024.10.31 07:30 Thu5