【CLリーグフェーズ第3節プレビュー①】昨季決勝カード、レアル・マドリーvsドルトムント開催

2024.10.22 18:00 Tue
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チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節が22日と23日に行われる。ここでは第3節1日目の22日に開催されるカードの展望を紹介していく。

◆リーグフェーズ第3節①
▽10/22(火)
《25:45》
ミラン vs クラブ・ブルージュ
モナコ vs ツルヴェナ・ズヴェズダ
《28:00》
アーセナル vs シャフタール・ドネツク
アストン・ビラ vs ボローニャ
ジローナ vs スロバン・ブラチスラヴァ
ユベントス vs シュツットガルト
パリ・サンジェルマン vs PSV
レアル・マドリー vs ドルトムント
シュトゥルム・グラーツ vs スポルティングCP

◆昨季決勝カード
第3節1日目の最注目カード。昨季決勝で対戦した両雄の再戦だ。レアル・マドリーは前節リール戦、マドリード・ダービー後の試合だった中、PKの一撃、相手GKシュヴァリエの好守に阻まれてまさかの敗戦に。CLでは1勝1敗スタートとなったが、その後のラ・リーガではビジャレアル、セルタに連勝とした。直近のセルタ戦では相手が3バックということもあって[3-4-2-1]で臨んだが、ドルトムント戦でも継続するかが注目される。
一方、セルティックに7発圧勝として2連勝スタートとしたドルトムントは、その後のブンデスリーガでは苦手のアウェイ戦でウニオン・ベルリンに敗れたものの、今季全勝のホーム戦でザンクト・パウリを下し、勝利を取り戻してマドリー戦を迎えている。新天地ドルトムントでもゴールを量産するFWギラシーがリベンジ完遂のキーマンになれるかに注目だ。

チェイス・アンリがユベントスに挑戦
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前節スパルタ・プラハ戦では後半半ばから出場したシュツットガルトDFチェイス・アンリ。チームは優勢に試合を進めたが勝ちきれず1-1の引き分けに終わって1分け1敗スタートとなった。その後のブンデスリーガではホッフェンハイムに辛くも引き分け、直近のバイエルン戦ではチェイス・アンリが途中出場した中、4失点完敗に終わった。CLとの過密日程、代表に招集される選手が増えたことによる勤続疲労が心配されるが、比較的フレッシュなチェイス・アンリの先発起用を期待するとともにユベントス相手に今季CL初勝利を挙げられるか。
一方、DFブレーメルとMFニコラス・ゴンサレスの負傷、GKディ・グレゴリオの退場がありながら前節はライプツィヒに逆転勝利として2連勝スタートを切ったユベントス。セリエAでも無敗を維持し、直近のラツィオ戦では終盤のオウンゴール弾で勝利をもぎ取った。FWヴラホビッチに頼り切りの得点力が気がかりだが、ドイツ勢との連戦を制し、3連勝スタートを決められるか。

◆南野と守田は連敗スタートの相手と対戦
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その他の日本人では代表に合流していたMF南野拓実のモナコと、MF守田英正のスポルティングCPが1日目に登場。前節ディナモ・ザグレブとの日本人対決が実現しなかった中、2-2の引き分けに持ち込んで1勝1分けスタートとなったモナコは、連敗スタートのツルヴェナ・ズヴェズダ戦を戦う。直近のリール戦では代表帰りの南野が先発した中、退場者を出して10人での戦いを強いられゴールレス決着となった。消耗戦を戦ってしまった影響がツルヴェナ戦に響かないことを祈りたい。

そして代表で流石のパフォーマンスを見せた守田は、直近のリーグ戦で後半から出場。チームの勝利に貢献している。モナコ同様、1勝1分けと好スタートを切っている中、連敗スタートのシュトゥルム・グラーツとのアウェイ戦となるが、連敗スタートで格下の相手からはしっかりと勝利しておきたい。

◆アーセナル&PSGが2勝目を、ミランが初勝利目指す
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前節パリ・サンジェルマンとのビッグマッチを制して初勝利としたアーセナルは、1分け1敗スタートのシャフタール・ドネツクと対戦。順調なシーズン序盤としていたアーセナルだったが、直近のボーンマス戦ではDFサリバの退場もあって格下ボーンマスに痛い敗戦。今季初黒星を喫した。週末にはリバプールとのビッグマッチを控える中、シャフタールに勝利してバウンスバックとしておきたい。

そのアーセナルに前節敗れたPSGはPSVと対戦。アーセナル戦では守護神のドンナルンマがやや低調で2失点に絡んでしまった。その後のリーグ・アンではニースに引き分け、直近のストラスブール戦を4発勝利とした。ケガ明けのFWアセンシオにゴールが生まれた中、1分け1敗スタートのPSVを下して週末のマルセイユとのフランス・ダービーに向かいたい。

レバークーゼンに敗れて連敗スタートとなったミランは、クラブ・ブルージュ戦で初勝利を目指す。レバークーゼン戦では後半に盛り返す気概を見せたものの0-1で惜敗となったミランは直近のウディネーゼ戦をウノゼロ勝利。MFラインデルスが前半半ばに退場した中での逃げ切り勝利で価値ある勝ち点3となっている。1勝1敗スタートのブルージュに勝利し、CLでの今季初勝利を手にしたい。

そしてバイエルンから金星を掴んで連勝スタートを切ったアストン・ビラは1分け1敗スタートのボローニャ戦で3連勝を目指す。

◆リーグフェーズ第3節 日程
▽10/23(水)
《25:45》
アタランタ vs セルティック
ブレスト vs レバークーゼン
《28:00》
アトレティコ・マドリー vs リール
ヤング・ボーイズ vs インテル
バルセロナ vs バイエルン
ザルツブルク vs ディナモ・ザグレブ
マンチェスター・シティ vs スパルタ・プラハ
ライプツィヒ vs リバプール
ベンフィカ vs フェイエノールト

2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととになる。

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元レアル・マドリーのドクターが最高のアスリートについて言及した。 世界最高峰のアスリートは誰かと問われれば、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの名を挙げる人は多いだろう。36歳となった今でも、強さ、ジャンプ力、スピードをすべて信じられないほどのレベルで備えた見本のような肉体を誇っている。 C・ロナウドは息子がポテトチップスを食べてコカ・コーラを飲んでいるのを見ると、いい気分にはならないようで、自身も先日のユーロ2020の記者会見では目の前のコーラを退けるなど、印象的な行動もとっていた。 だが、元マドリーのドクター、ヘスス・オルモ氏の考えは少々異なる様子。オルモ氏はC・ロナウドよりもレアル・マドリーのウェールズ代表FWガレス・ベイルの方がより完全なアスリートであると信じているようだ。スペイン『イデアル』に次のように語っている。 「サッカー選手の身体的パフォーマンスレベルは、他のオリンピック選手とはかけ離れている」 「ただ、今はセルヒオ・ラモスのように近づいている選手も居る。ルーカス・バスケス、クリスティアーノ・ロナウドもだ。ケイロル(・ナバス)は驚異的な瞬発力があり、(ダニエル・)カルバハルは素晴らしいコンディションを持てている」 「ただ、おそらく私が見た中で最高のアスリートはガレス・ベイルだ」 「彼はどんなスポーツでも優れた能力をできる生まれながらのアスリートだ。彼は特異な遺伝学と運動能力を持っていて、技術的な能力もある」 「パフォーマンスがあってのことだが、彼はあらゆる状況から生じるすべての面で私に最も感銘を与えた人物だ」 ベイルはマドリー時代の2017年にレアル・ソシエダ戦で75メートルを独走してのゴールを挙げ、その際に時速22マイル(約35km)というクレイジーな最高速度を記録している。かつて痩せた子供だったベイルが何年もかけて肉体の構築に取り組んできたため、オルモ氏は感銘を受けているのだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】あなたはどっち派?!C・ロナウドとベイルの筋肉美</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Gareth Bale&#39;s legs <a href="https://t.co/sWUddWmodR">pic.twitter.com/sWUddWmodR</a></p>&mdash; bob mortimer (@RealBobMortimer) <a href="https://twitter.com/RealBobMortimer/status/886531195214995456?ref_src=twsrc%5Etfw">July 16, 2017</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Recovery time! <a href="https://t.co/1NduH6HkFi">pic.twitter.com/1NduH6HkFi</a></p>&mdash; Cristiano Ronaldo (@Cristiano) <a href="https://twitter.com/Cristiano/status/1367191022963425283?ref_src=twsrc%5Etfw">March 3, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.08.04 19:15 Wed
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「これはショックだ…」「信じられない」現役時代と大きく異なるファン・デル・ファールト氏の姿が話題!「引退生活を楽しんでるみたい」

元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏の現在の姿に注目が集まっている。 ファン・デル・ファールト氏は、2000年にアヤックスでプロキャリアをスタート後、ハンブルガーSVやレアル・マドリー、トッテナム、ベティス、FCミッティランでプレー。最後はデンマークのエスビャウfBでプレーした後、2018年に現役を引退した。 代表キャリアにおいては、2001年にオランダ代表デビューして以降、109試合25得点をマーク。ワールドカップ(W杯)とユーロで2度ずつの出場歴を誇り、2010年の南アフリカW杯でオランダ代表の準優勝に貢献した名手だ。現役引退後にはプロダーツ選手に転向したことでも話題となっていた。 現在41歳のファン・デル・ファールト氏は、23日に行われたリバプールレジェンズvsアヤックスレジェンズのチャリティーマッチにアヤックスの一員として参加。だが、現役時代との違いにファンが驚くこととなった。 現役時代にはどちらかと言えばシュッとしたイメージだったファン・デル・ファールト氏だが、当時と比べてかなり大きくなった様子。別人のような姿になっていた。 引退後はこれくらいの体型を維持しているファン・デル・ファールト氏だが、久々にピッチでプレーしたということもあり、体型のことを知らなかったファンからは「これはショックだ…」、「これは誰?」、「信じられない」、「引退生活を楽しんでるみたいだ」と大きな驚きの声が寄せられることとなった。 なお、リバプールレジェンズvsアヤックスレジェンズの一戦は、アヤックスが2点を先行したものの、後半にリバプールが一挙4得点で逆転に成功。4-2でリバプールレジェンズが勝利を収めている。 <span class="paragraph-title">【動画】現役時代とは別人のようなファン・デル・ファールト氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="nl" dir="ltr">Rafael van der Vaart <br>Edgar Davids <a href="https://twitter.com/hashtag/livaja?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#livaja</a> <a href="https://t.co/xBgmFQU41H">pic.twitter.com/xBgmFQU41H</a></p>&mdash; AFC Ajax (@AFCAjax) <a href="https://twitter.com/AFCAjax/status/1771515889692660178?ref_src=twsrc%5Etfw">March 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.25 13:20 Mon
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バロンドール初受賞ロドリの振る舞いが物議…受賞逃したヴィニシウス揶揄のチャントに批判

バロンドールを初受賞したマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリだが、授賞式後のディナー中の振る舞いが物議を醸している。スペイン『エル・チリンギート』が伝えている。 昨シーズンはシティのプレミアリーグ4連覇、スペイン代表のユーロ2024の立役者となった世界最高峰のピボーテ。ここ数年の圧倒的なパフォーマンスと前述の実績によって有力なバロンドール候補に挙げられていた一方、対抗にはレアル・マドリーのチャンピオンズリーグ、ラ・リーガ2冠に貢献したブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール、スペイン代表DFダニエル・カルバハル、イングランド代表MFジュード・ベリンガムの3選手が挙げられていた。 当初はヴィニシウスの受賞が有力と見られたが、最終的にはシティズンズとラ・ロハの絶対的な司令塔が初受賞した。 この決定に対しては、事前に受賞を逃したことがリークされたか、授賞式参加をボイコットしたマドリー陣営から多くの憤りや不満の声が挙がっていた。 そんななか、ロドリは授賞後のスピーチで「今日は僕にとっての勝利ではなく、スペインフットボール界にとっての勝利」、「多くの友人がフットボールが勝ったと言ってくれた」と、マドリーを揶揄するような発言も行っていた。 一連の発言に関しては特に大きく取り上げられることはなかったが、授賞式後のディナー中の様子を映した動画における煽りが物議を醸すことになった。 一時マンチェスター・シティの公式SNSに投稿され、すぐさま削除された動画ではバロンドール初受賞で興奮するロドリが「ヴィニ、バイバイ!、ヴィニ、バイバイ!、バイバイ、バイバイ!」とのチャントを歌っている姿が映されていた。 これは受賞を逃したヴィニシウスを馬鹿にする意図があったと思われ、マドリディスタを中心にリスペクトを欠く振る舞いだと批判が殺到。そのネガティブな反応によって投稿削除に至った。 なお、マドリーの宿敵であるアトレティコ・マドリー出身のロドリは、今回の一件以外にもユーロ制覇後の祝賀会での「ジブラルタルはスペインのものだ」との発言が問題視され、1試合の出場停止を科された過去もあった。 授賞式前のマドリーサイドの振る舞いにフラストレーションを溜めたゆえの行動で、内輪だけであれば大きな問題とはならなかっただけに、動画を投稿した側に責任の大半はあるが、ユーロ後の反省を活かして自重したいところだった。 <span class="paragraph-title">【動画】ロドリの物議醸したチャント</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> ¡RODRI SE ACUERDA DE VINICIUS celebrando el BALÓN DE ORO!<br><br> El Manchester City sube... y borra un vídeo del mediocentro festejando su galardón.<br><br> &#39;¡Vini ciao, Vini ciao, ciao, ciao!&#39; <a href="https://t.co/HOjd86eQ9K">pic.twitter.com/HOjd86eQ9K</a></p>&mdash; El Chiringuito TV (@elchiringuitotv) <a href="https://twitter.com/elchiringuitotv/status/1851402080600117536?ref_src=twsrc%5Etfw">October 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.31 06:30 Thu

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