獅子奮迅の活躍でチーム救った青赤の若き守護神…FC東京の野澤大志ブランドン「絶対にやらせないという気持ちをみんなが持って守れた」

2024.08.18 08:42 Sun
獅子奮迅の活躍でチーム救った野澤大志ブランドン
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獅子奮迅の活躍でチーム救った野澤大志ブランドン
青赤の頼れる若き守護神が獅子奮迅の活躍でチームを救った。

FC東京は17日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第27節の東京ヴェルディ戦を0-0のドローで終えた。

16年ぶりにJ1の舞台で実現した前回の東京ダービーでは後半途中投入のMF遠藤渓太が決めた2ゴールによって、数的不利を撥ね返して劇的な2-2のドローに持ち込んだFC東京。
試合後はエモーショナルな展開もあって久々J1復帰の宿敵相手のドローという結果に対して、ブーイングよりもチームを称える様子が見受けられたが、クラブ、ファン・サポーターとして心から満足する者はいなかったはずだ。

そのため、ホーム開催となる今回のダービーにおいて緑相手の勝利は至上命令となった。
とりわけ、直近のリーグ戦3試合では1分け2敗の3戦未勝利で、且つ同じく味スタで行われた前節の川崎フロンターレとの多摩川クラシコでは0-3の惨敗を喫しており、リバウンドメンタリティを示す上でダービーの勝利は必須だった。

しかし、約4万人の大観衆を集めたダービーでホームチームは、前半こそ要所で相手のプレスをいなしながらボールを前進させ、サイドを起点に際どいシーンを作り出したが、後半は攻守両面でアウェイチームに圧倒される厳しい試合内容に。

試合後の会見でピーター・クラモフスキー監督が語った「70分までは自分たちのやりたいようなコントロールができていた」との総括が本心か否かは不明だが、相手のシュート15本枠内5本に対して、シュート6本枠内0本というスタッツが明確に示すように、2節前のガンバ大阪戦と同様にチームが劣勢を強いられたことは明白だ。

敵将・城福浩監督が試合後に「勝てなかった悔しさしかない」と偽らざる気持ちを明かしたように、今回のダービーは間違いなく東京Vのゲームだったが、その試合でFC東京に勝ち点1をもたらしたのは、再三のビッグセーブでゴールに鍵をかけたGK野澤大志ブランドンの傑出したパフォーマンスだった。

とりわけ、後半にはボックス内でFW山見大登、FW染野唯月のゴール左隅を捉えた決定的なシュートを驚異的な反射神経ではじき出し、カウンターから背後へ抜け出した山見のシュートもファインセーブ。シュートストップ以外でも安定したクロス対応やスペースケアと圧巻のゴールキーピングを見せた。

ただ、「今日は本当に特別な試合でしたし、楽しみにスタジアムに来てくれた方々もいたと思いますし、勝つ瞬間を見たいと思っていた方々には本当に申し訳ない」と、試合終了後のブーイングもあって反省の言葉を口に。

「選手1人1人が今日に懸ける思いもありましたし、リーグ戦で数試合勝てていないというのももちろんありました。今日はそれ以外のところも特別な試合になることをみんながわかっていて、絶対に勝ってやるという強い気持ちでプレーしていただけに0-0で終わって、すごく悔しい思いをしています」

それでも、「難しい時間帯というのは必ず起こることなので、それを僕だけではなくて、本当に今日はみんなが身体を張ったと思いますし、攻撃がうまくいかなかったとしても絶対にやらせないという気持ちをみんなが持って身体を張って守ってくれたので、そこはポジティブに捉えています」と、劣勢の展開で最低限の勝ち点1を得るために粘り強く戦えたことをポジティブに捉えた。

試合のキーポイントとなった後半2つのビッグセーブについては「相手がヘディングする瞬間に自分の身体の状態がよかったことが、あのセービングにつながったのかなと思います」と、短い言葉で振り返った。

また、パリ・オリンピックから帰還後の好調な要因については「キーパーをやっていて楽しい」と状況にかかわらず、プレーを楽しめている点が大きいという。

「気持ちの上がり下がりは特になくという感じ。大切なのはキーパーをやっていて楽しいということが、一番ここ最近のパフォーマンスにつながっていると思います」

「いまは自分がこれをやりたいんだというところを本当に整理をつけて、そこから毎試合臨めています。キーパーは試合に1人しか出ることができないポジションなので、監督が僕を選んでくれているということに対する感謝の気持ちも重要かなと思います」

個人としての充実を語った一方、4試合未勝利と苦境が続くなか、京都サンガF.C.、サンフレッチェ広島と好調の相手とのアウェイ連戦に向けては「このチームには本当にクオリティが高い選手がたくさんいるので、そこをチームで結束して、次の京都戦に勝っていいきっかけを掴んで、もっと上を目指していきたい」、「チームとしてしっかりと1週間準備し続けて、勝ち点をアウェイでも積み上げていくことが今の自分たちにできること。目の前の試合を大事に後悔のないように取り組んでいきたい」と、チーム一丸となって勝ち点を積み重ねていきたいと意気込む。

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Jリーグは7日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1ではFC東京のDF木本恭生が次節のヴィッセル神戸戦で出場停止。また、川崎フロンターレのDF高井幸大は延期分の浦和レッズ戦が出場停止となる。 J2では2選手、J3では9選手が次節出場停止。FC岐阜のDF岡崎慎は、6日に行われた明治安田J3リーグ第31節の福島ユナイテッドFC戦で一発退場。「相手競技者の左腿あたりに対して前方から足裏で過剰な力で蹴った行為は、『著しい反則行為』に該当する」と判断され、2試合の出場停止処分と罰金(10万円)が科されている。 【明治安田J1リーグ】 DF木本恭生(FC東京) 第34節 vsヴィッセル神戸(10/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J2リーグ】 MF松井蓮之(ベガルタ仙台) 第35節 vs横浜FC(10/19) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF相田勇樹(レノファ山口FC) 第35節 vsロアッソ熊本(10/20) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 MF加々美登生(いわてグルージャ盛岡) 第32節 vsガイナーレ鳥取(10/13) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF綿引康(SC相模原) 第32節 vsFC琉球(10/12) 今回の停止:1試合停止 MF瀬良俊太(カターレ富山) 第32節 vsテゲバジャーロ宮崎(10/12) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF西谷優希(ツエーゲン金沢) 第32節 vs松本山雅FC(10/13) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFグスタボ・マルティニリッシ(アスルクラロ沼津) 第32節 vsカマタマーレ讃岐(10/13) 今回の停止:1試合停止 DF岡崎慎(FC岐阜) 第32節 vsAC長野パルセイロ(10/11) 今回の停止:2試合停止(1/2) 第33節 vsいわてグルージャ盛岡(10/20) 今回の停止:2試合停止(2/2) MF武井成豪(FC大阪) 第32節 vs奈良クラブ(10/13) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF二階堂正哉(ガイナーレ鳥取) 第32節 vsいわてグルージャ盛岡(10/13) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF吉田源太郎(カマタマーレ讃岐) 第32節 vsアスルクラロ沼津(10/13) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.10.07 20:49 Mon
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「僕の目標は次のW杯」 ベンチ外続きに長友佑都が言及…「今はどんな立場であってもチームのために戦いたい」

日本代表が15日に埼玉スタジアム2002で行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア代表戦に向け、帰国後のトレーニング2日目に励んだ。 FC東京DF長友佑都は無傷の3連勝スタートに「3連勝したんで、これ以上ないスタートが切れた。そこで自信を持つのはいいことだけど、過信にならず、油断しないのが大事」と話す。迎える2位オーストラリアとの一戦については「そこまでやっているサッカーが大きく変わっているとは思っていないですけど、ただ…」とこう続けた。 「選手のモチベーションというか、前回の僕らが最終予選で負けて崖っぷちになったときの緊張感はこの前の中国戦でオーストラリアの選手から伝わってきたし、そこに怖い部分がある。前回の僕らもそこから6連勝して、チームが生まれ変わったので」 過去4大会の予選を知る長友だからこそ説得のある言葉。「雰囲気はいい。みなさんも感じていると思う。ただ、雰囲気がいいだけで終わってはいけない。気持ちを引き締めたり、危機感を持つのは別問題」とさらに緊張感の必要性を説く。 そんな長友だが、この最終予選では9月の活動から3戦連続のベンチ外。「まず誰もができないからこそ、僕はここにいると思っている」と前置きした上で、熱く語った。 「もちろん、選手として(試合に)出たい気持ちが強いし、この前のサウジ戦は自分が本当にピッチに立ったかのようで、君が代を聞いているときも身震いがしたというか、やってやるぞという気持ちになった」 「ただ、僕の目標は次のW杯にある。まずはそのためにチームが勝たないといけないし、W杯に出場しなきゃいけない。このチームを勝たせなきゃいけない。それがどんな役割であっても、と思っている」 「自分の目標や夢を叶えるためにも、今はどんな立場であっても、チームのために戦いたいなと思う」 2024.10.13 21:51 Sun
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FC東京のFW仲川輝人が練習中に負傷、左ハムストリングの肉離れで6〜8週間離脱

FC東京は12日、FW仲川輝人の負傷を報告した。 仲川は4日のチームトレーニングで負傷。チームドクターの診察の結果、左ハムストリング肉離れと診断され、全治は6〜8週間となっている。 FC東京では2年目を迎えている仲川。今シーズンはここまで明治安田J1リーグで32試合5得点を記録し、YBCルヴァンカップで3試合、天皇杯で1試合プレーしていた。 5日に行われた第33節のサガン鳥栖戦は欠場。上位フィニッシュを目指し、現在6位につけるチームは12月8日の最終節まで5試合を残している。 2024.10.12 16:35 Sat
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【J1注目プレビュー|第33節:FC東京vs鳥栖】10戦未勝利の鳥栖は降格迫る中で勝利を…FC東京は今季最長の4連勝へ

【明治安田J1リーグ第33節】 2024年10月5日(土) 15:00キックオフ FC東京(7位/47pt) vs サガン鳥栖(20位/25pt) [味の素スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆今季初の4連勝となるか!?【FC東京】</span> 前節はアウェイで横浜F・マリノスと対戦し、1-3で勝利。アウェイ連戦を乗り越え、今季最長タイの3連勝とした。 6戦未勝利と苦しい時期を乗り越えての3連勝。7位だが、ここから上位を目指していきたいところだ。 8月を乗り越え、9月は3連勝で終了。10月は1カ月半ぶりの味スタでの試合となるが、今季はたった2勝しか挙げられていない“鬼門”。今の勢いを持って4連勝としたい。 相手は最下位の鳥栖。まさに崖っぷちに立たされている相手だけに、死に物狂いで挑んでくる可能性は十分にある。しっかりとその相手を跳ね除けられるか、チームの力が試される。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:野澤大志ブランドン DF:長友佑都、 木本恭生、森重真人、 岡哲平 MF:高宇洋、東慶悟 MF:仲川輝人、荒木遼太郎、俵積田晃太 FW:ディエゴ・オリヴェイラ 監督:ピーター・クラモフスキー <span class="paragraph-subtitle">◆まさに崖っぷち、降格もチラつく中で勝利を【サガン鳥栖】</span> 一度狂った歯車は噛み合わないものか。前節はホームにアビスパ福岡を迎えたダービーだったが、0-0のゴールレスドロー。勝利は掴めなかったが、連敗を「5」で止めることに成功した。 監督交代の効果は残念ながら全くないと言って良いだろう。後半戦で2勝を挙げたが、ここ10試合は勝利なし。木谷公亮監督の下ではリーグ戦でまだ勝利がない。ダントツで最下位だった北海道コンサドーレ札幌にも追い抜かれ、最下位に沈んでいる。 残り6試合。残留ラインの柏レイソルとの勝ち点差は「10」。仮に今節も敗れ、柏が勝利すれば、5試合で「13」という状況。最速で次節にもJ2降格が決定する可能性がある。完全に崖っぷちに立たされている状況で、選手たちは奮起できるのか。意地をしっかりと見せたい。 なお、今節は契約上の関係で木村誠二が出場不可。チームとしてビルドアップをしていく中でFC東京のハイプレスをどう掻い潜るかがポイントとなる。 ★予想スタメン[3-3-2-2] GK:朴一圭 DF:原田亘、キム・テヒョン、山﨑浩介 MF:久保藤次郎、西矢健人、福田晃斗 MF:清武弘嗣、ヴィキンタス・スリヴカ FW:富樫敬真、日野翔太 監督:木谷公亮 契約上出場不可:木村誠二 2024.10.05 12:25 Sat

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