リバプール若手クラークにザルツブルクが関心…リンダース新監督&副官が元教え子を評価
2024.08.04 23:30 Sun
リバプールのU-20イングランド代表MFボビー・クラーク(19)にレッドブル・ザルツブルクが関心を示しているようだ。イギリス『The Athletic』が報じている。
2021年夏にニューカッスルの下部組織からリバプールのU-18チームに加入したクラークは、2022年8月に行われたプレミアリーグのボーンマス戦でファーストチームデビュー。以降はU-21チームを主戦場としていたが、昨シーズンは公式戦12試合に出場。今年3月に行われたヨーロッパリーグのスパルタ・プラハ戦では初ゴールを含む1ゴール1アシストの活躍で大勝に貢献していた。
その19歳MFはアルネ・スロット新監督の下でファーストチームに残すか、武者修行に出すか、完全移籍で売却するか、微妙な立ち位置にある。ただ、プレシーズンのアピールどころだったアメリカへのツアーは背中のケガによって不参加が決定し、現在はイングランドでU-21チームの一員としてトレーニングを行っている。
そのため、リバプールは、アメリカツアー後のファーストチームでクラークの立場を改めて評価したい考えだが、すでに国内ではノリッジ・シティ、リーズ・ユナイテッド、シェフィールド・ユナイテッド、コベントリー・シティとチャンピオンシップ(イングランド2部)の複数クラブがレンタルでの獲得に興味を示している。
さらに、今回の報道ではユルゲン・クロップ監督の元副官で、新シーズンからザルツブルクで指揮を執るペピン・リンダース監督が教え子に強い関心を示しているという。
なお、クラークはラインダース監督の副官となるヴィトール・マトス氏の指導を通じて飛躍を遂げており、ザルツブルク移籍は選択肢として十分にあり得る。
2021年夏にニューカッスルの下部組織からリバプールのU-18チームに加入したクラークは、2022年8月に行われたプレミアリーグのボーンマス戦でファーストチームデビュー。以降はU-21チームを主戦場としていたが、昨シーズンは公式戦12試合に出場。今年3月に行われたヨーロッパリーグのスパルタ・プラハ戦では初ゴールを含む1ゴール1アシストの活躍で大勝に貢献していた。
その19歳MFはアルネ・スロット新監督の下でファーストチームに残すか、武者修行に出すか、完全移籍で売却するか、微妙な立ち位置にある。ただ、プレシーズンのアピールどころだったアメリカへのツアーは背中のケガによって不参加が決定し、現在はイングランドでU-21チームの一員としてトレーニングを行っている。
さらに、今回の報道ではユルゲン・クロップ監督の元副官で、新シーズンからザルツブルクで指揮を執るペピン・リンダース監督が教え子に強い関心を示しているという。
現状でオーストリアの強豪が完全移籍、レンタルのいずれかで獲得に動くかは不明だが、仮に完全移籍で売却する場合、リバプールは1200万ポンド(約22億5000万円)程度を要求するようだ。
なお、クラークはラインダース監督の副官となるヴィトール・マトス氏の指導を通じて飛躍を遂げており、ザルツブルク移籍は選択肢として十分にあり得る。
ボビー・クラークの関連記事
ザルツブルクの関連記事
オーストリア・ブンデスリーガの関連記事
記事をさがす
|
ボビー・クラークの人気記事ランキング
1
川村拓夢のライバルに、リバプールのU-20イングランド代表MFクラークがザルツブルクに完全移籍、背番号「10」をつける
レッドブル・ザルツブルクは22日、リバプールのU-20イングランド代表MFボビー・クラーク(19)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年6月30日までの5年間。背番号は「10」を背負うこととなった。 リバプールのアカデミー育ちのクラークは、現在U-21チームに所属。これまでファーストチームでは14試合に出場し1ゴール2アシストを記録。プレミアリーグでは6試合、FAカップで3試合1アシスト、EFLカップで3試合、ヨーロッパリーグ(EL)で2試合1ゴール1アシストを記録していた。 ボランチを主戦場とし、インサイドハーフなどでもプレー。特に攻撃面に優れており、日本代表MF川村拓夢のライバルとなる。 指揮官は昨シーズンまでリバプールを率いたユルゲン・クロップ監督の副官で合ったペピン・リンダース監督であり、クラークもよく知る人物だ。 クラークはクラブを通じてコメントしている。 「僕はこのキャリアの動きにとても満足しており、新しいチームメイトと一緒にピッチに立つのが待ちきれない。僕にとって、これは完璧なクラブへの完璧なジャンプだ」 「リバプールでは、サディオ・マネやドミニク・ソボスライなど、ここザルツブルクで育った選手たちを見て、僕に大きなインスピレーションを与えてくれた。そして僕たちは、若い選手たちがここでどんなチャンスを持っているかを知っている」 「僕がリバプールで知っており、ここでコーチを務めているペピン・リンダースも僕の決断に影響を与えた」 ザルツブルクとリバプールの間には選手の移籍で友好的な関係にあり、日本代表MF南野拓実(モナコ)もその1人だ。 2024.08.22 19:15 Thuザルツブルクの人気記事ランキング
1
ザルツブルク加入直後に重傷の川村拓夢、練習合流で復帰が迫る‥日本語が話せる女性の支えも
今夏サンフレッチェ広島からレッドブル・ザルツブルクへと移籍した日本代表MF川村拓夢がついにピッチに帰ってこれるようだ。オーストリア『Kronen Zeitung』が伝えた。 広島の中盤を支えていた川村は、日本代表にも招集され始めると7月にザルツブルクへと完全移籍を果たした。 しかし、その川村に悲劇が。プレシーズンマッチでもデビューし高評価を得ていた中、トレーニング中に負傷。左ヒザ内側じん帯断裂と診断され、全治3カ月の見込みと発表されていた。 11月になり、未だにデビューできていない川村だが、ついに復帰が近づいているとのこと。最近チームの全体トレーニングに復帰したという。 かつて所属した日本代表MF南野拓実(モナコ)と同じ「タキ」の愛称で親しまれている川村。ユルゲン・クロップ監督の右腕としてリバプールでも職についていたペピン・リンダース監督の下で、ついにピッチに立てる目処が立ったという。 『Kronen Zeitung』によれば、11月のインターナショナルブレイクが終わった後に復帰が可能だとのこと。ただ、チームとしては慎重になっているという。 その川村だが、負傷離脱期間中でもしっかりとチームに馴染めるように、世話係がいるという。選手のケアスペシャリストという役職で雇われ、日本語も話すことが可能なヨハンナ・ハガーさん。23歳のアジア系の女性で、新加入選手の世話をし、選手がチームにフィットしていくことに貢献しているという。 待ちに待った川村の復帰。チームはチャンピオンズリーグ(CL)も戦っており、ヨーロッパの舞台で川村がピッチに立つ日が待ち遠しい。 2024.11.11 23:35 Mon2
クロップ氏が大宮を買収した「レッドブル」のグローバルサッカー部門の責任者に就任! 2025年1月から始動「役割は変わってもサッカーへの情熱は変わっていない」
レッドブルは9日、昨シーズンまでリバプールを指揮していたユルゲン・クロップ氏が、グローバルサッカー部門の責任者に就任することを発表した。2025年1月より就任する。 レッドブルは、レッドブル・ザルツブルクや、ニューヨーク・レッドブルズ、レッドブル・ブラガンチーノなど、世界各国にクラブを保有。RBライプツィヒには資金提供をこなっており、2024年10月からは日本にも進出し、大宮アルディージャを買収したことが話題となっていた。 2001年2月にマインツの監督に就任すると、その手腕が認められ、2008年7月にドルトムントの監督に就任。香川真司(セレッソ大阪)らを擁してブンデスリーガを連覇すると、2015年10月にリバプールの監督に就任。プレミアリーグやチャンピオンズリーグを制するなど一時代を築き、南野拓実(モナコ)、遠藤航(シュツットガルト)ら日本人選手も獲得するなどしていた。 新たな役職に就任したクロップ氏は、意気込みを語った。 「25年近くも傍観者でいたが、このようなプロジェクトに参加できることにこれ以上ないほど興奮している。役割は変わったかもしれないが、サッカーと、サッカーを形作る人々に対する私の情熱は変わっていない」 「レッドブルにグローバルレベルで加わることで、我々が持つ素晴らしいサッカーの才能を育成し、向上させ、サポートしたいと思っている。レッドブルが持つ優れた知識と経験を活用することから、他のスポーツや他の業界から学ぶことまで、これを実現する方法は数多くある」 「一緒に、何ができるかを見つけよう。私の役割は主にレッドブルクラブの指導者や経営陣のメンターだと考えているが、究極的には、私はユニークで革新的で前向きな組織の一員だ。先ほども言ったように、これ以上に興奮することはない」 また、レッドブルの企業プロジェクトおよび投資担当CEO(最高経営責任者)のオリバー・ミンツラフ氏もクロップ氏への期待を口にした。 「我々は、レッドブルのサッカー史上、間違いなく最も優れた、そして最強の人物の獲得を非常に誇りに思う。ユルゲン・クロップは、並外れたスキルとカリスマ性を備えた、世界サッカー界で最も偉大で影響力のある人物の1人だ」 「サッカー部門責任者としての彼の役割は、国際サッカーへの関与とその継続的な発展において、我々のゲームチェンジャーとなるだろう。我々は、クラブが全体としても個別にもさらに良くなるために、重要な分野で貴重で決定的な刺激を与えてくれることを期待している」 <span class="paragraph-title">【写真】レッドブルの幹部に就任したクロップ氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/GivesYouWiiings?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#GivesYouWiiings</a> <a href="https://t.co/Uxb5evphgg">pic.twitter.com/Uxb5evphgg</a></p>— Red Bull (@redbull) <a href="https://twitter.com/redbull/status/1843932023767048568?ref_src=twsrc%5Etfw">October 9, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.09 17:30 Wed3
レッドブル幹部入りのクロップ氏、指揮官復帰のための退任オプションも存在か
レッドブルの責任者となるユルゲン・クロップ氏(57)だが、再び指揮官を務める可能性も残しているようだ。 9日、レッドブルはクロップ氏がグローバルサッカー部門の責任者に就任すると発表。2025年1月よりサッカー界に復帰し、企業が保有するレッドブル・ザルツブルクやRBライプツィヒ、ニューヨーク・レッドブルズ、レッドブル・ブラガンチーノ、そして10月より新たに加わった大宮アルディージャといった世界各国のクラブを統括する。 昨シーズン限りでリバプールを離れて以降は去就に注目が集まり、ドイツ代表指揮官就任も期待されていたクロップ氏。ドイツサッカー連盟(DFB)のスポーツ・ディレクター(SD)を務めるルディ・フェラー氏がユリアン・ナーゲルスマン監督の後任候補として名前を挙げると、「ナーゲルスマンには(契約満了の)2026年よりずっと長く続けてほしいと誰もが願っている」とかわしていた。 そんなカリスマ指揮官は、結局レッドブルの幹部という新たな役職を選択。しかし、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、今回交わした長期契約には監督復帰への退任オプションも盛り込んでいるという。 特に想定されるのがドイツ代表指揮官就任のケース。ナーゲルスマン監督がドイツ代表から退き、DFBがクロップ氏を後任として希望する場合に備えたオプションのようだ。 ナーゲルスマン監督の契約は2026年に開催される北中米ワールドカップ(W杯)まで。契約を延長せずクラブ監督復帰などを望めば、クロップ氏のオプション行使の可能性がより高まると考えられている。 2024.10.09 19:09 Wed4
上田綺世不在のフェイエノールトを下したザルツブルクが今大会初白星!【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)リーグ・フェーズ第4節のフェイエノールトvsレッドブル・ザルツブルクが6日に行われ、1-3でザルツブルクが勝利した。フェイエノールトのFW上田綺世、ザルツブルクのMF川村拓夢は共にケガのため欠場している。 前節のベンフィカ戦を上田のCL初ゴールなどで勝利したフェイエノールトが、CL3連敗中のザルツブルクをホームに迎えた一戦。 試合が動いたのは前半終了間際だった。追加タイム2分、ザルツブルクは相手GKのミスパスを中盤でカットしたベイドゥーがダイレクトに前線に送ると、左サイドをボックス左から侵入したグルークのクロスをコナテがヘディングでゴールに叩き込んだ。 前半をリードで折り返したザルツブルクは、58分にもクラークの右CKのこぼれ球をボックス内のピョンツコフスキが頭で繋ぐと、ふわりと浮いたボールを最後はゴール前のコナテが左足ボレーでゴールネットを揺らした。 2点をリードされたフェイエノールトは、80分に後半から出場していたナジェが一発退場となるアクシデントに見舞われたが、直後の81分にハジ・ムサのゴールで1点返す。 1点を返されたザルツブルクだが、数的優位を生かして攻め込むと83分にカパルドがボックス右でDFハンツコに倒されると、VARの末にPKを獲得。しかし、コナテのPKはクロスバーを直撃し、ハットトリックはならず。 それでも直前の86分、左サイドを持ち上がったグルークのマイナスの折り返しをボックス左で受けたグインドが左足一閃。強烈なシュートをゴール左上に突き刺した。 結局、試合はそのまま1-3でザルツブルクが勝利。ザルツブルクが4戦目にして今大会初勝利を飾った。 フェイエノールト 1-3 ザルツブルク 【フェイエノールト】 アニス・ハジ・ムサ(後36) 【ザルツブルク】 カリム・コナテ(前47) カリム・コナテ(後13) ダウダ・グインド(後41) 2024.11.07 07:40 Thu5