3年連続でJFL参入チームを出す関東1部はVONDS市原が2連覇 地域CL2024の出場権を獲得【Road to JFL】

2024.09.22 06:00 Sun
関東サッカーリーグ1部はVONDS市原が連覇
©超ワールドサッカー
関東サッカーリーグ1部はVONDS市原が連覇
21日、関東サッカーリーグ1部第17節(全18節)の3試合が行われ、VONDS市原(千葉)の2年連続4度目となる優勝が確定した。日本フットボールリーグ(JFL)参入を目指すV市原は、昨季も関東1部を制覇。全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)2023でも1次ラウンドを突破し、決勝ラウンド2位とする。しかし、最終決戦であるJFL側との入替戦で沖縄SVに1-2と敗れ、関東1部残留となった。

心機一転、今季は11年目の関東1部で序盤戦から優勝争いを展開し、何よりここまで無敗。
伝統的に堅守のチームは21日、アウェイで東京ユナイテッドFCを1-0と撃破し、1試合を残して2位・東京23FCとの勝ち点差が「4」に。連覇を引き寄せた殊勲のゴールは78分、今季沖縄SVから加入したFW一木立一だった。

この結果、V市原は11月に行われる地域CL2024の出場権を獲得。これにより、10月に行われる第60回全国社会人サッカー選手権大会(全社)をプレトーナメントとして戦うことが可能に。JFL参入を見据えるクラブにとって、唯一全国のライバルと腕試しができる舞台だ。
関東1部はクリアソン新宿、ブリオベッカ浦安、栃木シティと、昨季まで3年連続で地域CL優勝・JFL参入チームを輩出。同県のライバルも待つJFLへ今回こそは悲願成就なるか。V市原は11月、2年連続5度目の地域CLへ向かう。

◆V市原の地域CL参戦歴
2014年 1次ラウンド敗退 B組2位
2017年 決勝ラウンド3位敗退
2019年 1次ラウンド敗退 B組3位
2023年 決勝ラウンド2位 入替戦敗退
2024年 ???

◆関東1部順位表(暫定/21日時点)
1位 VONDS市原 | 勝ち点43 | +19
2位 東京23FC | 勝ち点39 | +32
3位 ジョイフル本田つくばFC | 勝ち点23 | -1
4位 南葛SC | 勝ち点21 | +1
5位 東邦チタニウム | 勝ち点21 | -3
6位 東京ユナイテッドFC | 勝ち点21 | -4
7位 桐蔭横浜大学FC | 勝ち点18 | -8
8位 東京国際大学FC | 勝ち点17 | -11
9位 エリース東京 | 勝ち点16 | -4
10位 ヴェルフェ矢板 | 勝ち点13 | -21

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地域CL進出 & JFL昇格を目指す地域リーグクラブの現在地は? “全社”も絡んで優勝争い加熱【Road to JFL】

日本フットボールリーグ(JFL)と同様、8月が中断期間に充てられたリーグの多い「地域リーグ」。各地域の推移をざっくりまとめる。 大前提として、各地域の優勝チームは「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024(地域CL)」へストレートイン。 それ以外のクラブは「第60回全国社会人サッカー選手権大会(全社)」の成績上位3チームに入ることで、地域CL出場権を獲得できる。 2022年のルール改正により、同年は関東1部10チーム中6位で残留争いのブリオベッカ浦安が、全社出場、全社優勝、地域CL優勝と、大逆転でJFL昇格。侮る勿れな「全社」である。 ・・・ ◆北海道サッカーリーグ 〜“前盟主”十勝が意地のBTOP撃破〜 首位:北海道十勝スカイアース | 勝ち点24 2位:BTOP北海道 | 勝ち点19 3位:ノルブリッツ北海道FC | 勝ち点13 BTOPが2連覇中の北海道だが、今季現在は8戦全勝の十勝が覇権奪還と3年ぶり地域CLへ視界良好。7月21日にBTOPとの直接対決で5-2と勝利し、勝ち点差は「5」だ。残り6試合で逃げ切れるか。なお、十勝とBTOPはともに全社出場権を確保している。 ◆東北社会人サッカーリーグ1部 〜全社予選を経てリーグ戦再開へ〜 首位:ブランデュー弘前FC | 勝ち点34 2位:コバルトーレ女川 | 勝ち点30 3位:一目千本桜FCfeat.S.U.F.T. | 勝ち点25 東北1部は弘前が連覇と2年連続5度目の地域CLへ接近。25日からは全社東北予選が始まることもあり、ここで勝ってリーグ戦再開に備えたいところだ。弘前の今季最終節(10月13日)は2位女川とのアウェイ直接対決…その前に地域CLストレートインを決められれば理想的だ。 ◆関東サッカーリーグ1部 〜3年連続でJFL昇格組を出す関東1部〜 首位:VONDS市原 | 勝ち点30 2位:東京23FC | 勝ち点29 3位:南葛SC | 勝ち点20 優勝争いが2チームに絞られた様子の関東1部。V市原と東京23は中断直前の直接対決で1-1ドロー…東京23が後半ATの劇的同点弾で辛うじて勝ち点差拡大を阻止した。首位と2位が全社出場権を持つ一方、3位南葛は関東予選敗退。残り6試合で勝ち点「10」差は厳しいか。 ◆北信越フットボールリーグ1部 〜全社切符も確保で磐石の福井〜 首位:福井ユナイテッドFC | 勝ち点30 2位:JAPAN.S.C. | 勝ち点25 3位:富山新庄クラブ | 勝ち点21 王者福井が10戦全勝で首位キープの北信越1部。福井は天皇杯で躍進の2位JSCと、残り4試合で勝ち点「5」差をつけており、全社出場を決めていることも含め、盤石に歩みを進めている。9月1日の中断明け初戦は4位アルティスタ浅間とのアウェイゲームだ。 ◆東海社会人サッカーリーグ1部 〜刈谷首位浮上、wyvern黄信号〜 首位:FC刈谷 | 勝ち点22 | +13 2位:FC.ISE-SHIMA | 勝ち点22 | +11 3位:中京大学FC | 勝ち点15 こちらは名門刈谷と東海1部初優勝を目指すISE-SHIMAの一騎打ち。ISE-SHIMAは全社東海予選で敗退したなか、中断直前の刈谷戦黒星から首位を明け渡した格好だ。一方、昨季昇格即初優勝のwyvernは苦戦…今季は全社も出れず、2年連続の地域CL行きに黄信号だ。 ◆関西サッカーリーグ1部 〜上位3チームで全社出場は和歌山だけ〜 首位:アルテリーヴォ和歌山 | 勝ち点18 2位:Cento Cuore HARIMA | 勝ち点17 3位:飛鳥FC | 勝ち点17 関西1部は大混戦で、上位3チーム中、全社出場権を持つのが首位和歌山だけ、という状況も激しい優勝争いに拍車。3連覇&3年連続地域CLを目指す和歌山だが、残り5試合で首位を守り切れる保証はない。関西1部からは和歌山と守山侍2000(5位)が全社出場権を持つ。 ◆中国サッカーリーグ 〜JFL昇格の有力候補、福山シティ〜 首位:福山シティFC | 勝ち点37 2位:SRC広島 | 勝ち点32 3位:ベルガロッソいわみ | 勝ち点25 中国は現時点での上位3チームが、綺麗に全社出場3枠を独占。リーグ優勝・地域CLストレートインは絶対王者の首位福山が濃厚か。2022年の地域CL初出場から、2度目出場の昨季は決勝ラウンド進出…今季はJFL昇格の最有力という見方も強い福山だ。 ◆四国サッカーリーグ 〜FC徳島の5年ぶり黒星で混沌〜 首位:FC徳島 | 勝ち点27 2位:多度津FC | 勝ち点24 3位:レベニロッソNC | 勝ち点19 高知ユナイテッドSCが去ってからの四国は、FC徳島の絶対領域。3連覇中かつ今季も首位に立つ。しかし、FC徳島は中断直前に2位多度津との直接対決で2-4と敗れ、2019年以来5年ぶりとなるリーグ戦黒星に。一気に優勝争いが読めなくなった格好だ。 ◆九州サッカーリーグ 〜都農が連覇で地域CL切符第1号〜 優勝:ヴェロスクロノス都農 | 勝ち点46 2位:FC延岡AGATA | 勝ち点37 3位:ジェイリースFC | 勝ち点36 “土日で2試合”も多い九州は都農の優勝が確定済み。都農は地域CL切符をつかみ取った。ここからの注目ポイントは「全社九州予選」。8月24日と25日で1回戦&代表決定戦が行われ、地域CL行きを目指す2位延岡と3位ジェイリースは、決定戦1試合に全社出場を懸ける。 ◆全社2024本大会出場組 ▽北海道 ・北海道十勝スカイアース ・BTOP北海道 ▽東北 9月1日に代表2チームが決定 ▽関東 ・VONDS市原FC ・東京23FC ・東京ユナイテッドFC ・東邦チタニウム ・エリース東京 ・横浜猛蹴(関東2部) ・SHIBUYA CITY FC(東京都1部) ▽北信越 ・福井ユナイテッドFC ・JAPAN.S.C. ▽東海 ・FC刈谷 ・中京大学FC ・FC岐阜SECOND(東海2部) ・東海FC(東海2部) ▽関西 ・アルテリーヴォ和歌山 ・守山侍2000 ・ASラランジャ京都(関西2部) ・おこしやす京都(関西2部) ・ルート11(大阪府1部) ▽中国 ・福山シティFC ・SRC広島 ・ベルガロッソいわみ ▽四国 ・FC徳島 ・多度津FC ▽九州 8月25日に代表4チームが決定 ▽開催地代表 滋賀県(未発表) 2024.08.15 19:15 Thu
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JFL最下位はミネベアミツミFCで確定…“地域リーグ降格”回避へVONDS市原との入替戦を戦うことに 【JFL最終節】

24日、日本フットボールリーグ(JFL)最終節の8試合が各地で行われ、最下位はミネベアミツミFCで確定した。 すでに優勝・栃木シティ、2位・高知ユナイテッドSCが確定していたJFL。一方で地域リーグ側との入替戦へ進まざるをえない「最下位」が決まっておらず、最終節でついに確定した。 ◆ミネベア 0-1 浦安 かつての名称はホンダロックSC、現在はミネベアミツミFC。近年成績が低迷し、今季も最終節を15位(16チーム)で迎えたなか、ホームでブリオベッカ浦安と対戦…38分、FW甲斐史也が乱暴行為で1発レッドを宣告される。 数的不利となったミネベア。 前後半通じ、殆どシュートまでいけないなかでも0-0で耐えていたが、迎えた90+1分に悲劇。浦安のMF伊藤純也にボックス内から右足弾を叩き込まれ、0-1で敗れ去ることとなった。 ◆Honda 1-1 武蔵野 ミネベアが敗れた一方、最下位で最終節を迎えた横河武蔵野FCは、Honda FCとのアウェイゲームで1-1。終盤に追いつかれて「このままでは最下位確定」だったが、ミネベア被弾により土壇場で最下位を脱出。JFL残留だ。 ・・・ この結果、最下位はミネベアで確定。同クラブは全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024(地域CL)で2位となったVONDS市原(関東1部/千葉)との入替戦へ進むこととなった。 なお、ミネベアは過去にも入替戦を戦った経験が。2021年はFC.ISE-SHIMA(東海1部)と対戦し、3-2勝ちでJFL残留を達成している。 ◆JFL・地域 入替戦〈一発勝負〉 2024年12月1日(日) 13:00KO ミネベアミツミFC vs VONDS市原 ひなた宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場(宮崎県宮崎市) ◆JFL最終節 ▽11月24日(日) ソニー仙台FC 0-3 栃木シティ 高知ユナイテッドSC 0-0 クリアソン新宿 レイラック滋賀 0-5 ヴィアティン三重 FCティアモ枚方 3-2 沖縄SV ヴェルスパ大分 0-0 ラインメール青森 Honda FC 1-1 横河武蔵野FC アトレチコ鈴鹿 1-1 FCマルヤス岡崎 ミネベアミツミFC 0-1 ブリオベッカ浦安 ◆JFL最終順位 [優勝] 栃木シティ | 勝ち点64 | +31 ---J3参入--- [2位] 高知ユナイテッドSC | 勝ち点55 | +14 ---J3・JFL入替戦--- [3位] FCティアモ枚方 | 勝ち点50 | +4 [4位] レイラック滋賀 | 勝ち点48 | +15 [5位] ヴィアティン三重 | 勝ち点48 | +8 [6位] ヴェルスパ大分 | 勝ち点45 | ±0 [7位] Honda FC | 勝ち点43 | +7 [8位] ブリオベッカ浦安 | 勝ち点42 | +3 [9位] 沖縄SV | 勝ち点41 | +8 [10位] ラインメール青森 | 勝ち点41 | +6 [11位] アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点37 | -3 [12位] ソニー仙台FC | 勝ち点37 | -6 [13位] FCマルヤス岡崎 | 勝ち点30 | -9 [14位] クリアソン新宿 | 勝ち点26 | -25 [15位] 横河武蔵野FC | 勝ち点23 | -30 ---JFL・地域サッカーリーグ入替戦--- [16位] ミネベアミツミFC | 勝ち点22 | -23 2024.11.24 19:52 Sun

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