三浦知良はベンチ外も鈴鹿が快勝、ニッパツで横浜FMとの2回戦へ《天皇杯》

2022.05.22 17:08 Sun
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22日、第102回天皇杯1回戦の15試合が各地で行われた。

元日本代表FW三浦知良を擁する三重県代表・鈴鹿ポイントゲッターズは、兵庫県代表・Cento Cuore HARIMAと対戦。三浦はベンチ外となったが、鈴鹿はゴールレスで迎えた56分に先制点を挙げる。
右サイドから菊島卓が柔らかいクロスを上げると、栗田マークアジェイがヘディングシュート。GKが弾いたボールを三宅海斗が蹴り込んだ。その3分後には菊島のクロスが末政翔大のオウンゴールを誘発し、一気にリードを広げると、70分には途中出場の北野純也がダメ押しのゴールを奪って勝負あり。3-0の快勝した鈴鹿は2回戦で横浜F・マリノスと対戦する。

アマチュアの雄、Honda FCは奈良県代表・奈良クラブと相まみえた。28分にはショートカウンターからあわやの場面を招いたが、GK楠本祐規の好セーブで難を逃れると、3分後には高い位置でのボール奪取から川浪龍平らが決定機を迎えた。

岡﨑優希も個人技からチャンスを作るが、90分間得点が生まれず、試合は延長戦に突入。好機はありながらネットを揺らせずにいたが、PK戦も見え始めた122分にようやくゴールをこじ開ける。
波状攻撃からの岩切拳心の一撃はクロスバーに嫌われるも、こぼれ球を拾って右サイドから折り返すと、鈴木理久が頭で落として最後は岡﨑がプッシュ。これが決勝点となり、Honda FCが劇的な勝利を手にしている。

ヴァンラーレ八戸はプライフーズスタジアムで新潟県代表の新潟医療福祉大学と顔を合わせた。17分に先制を許すと、選手交代を含めて攻勢を強めたものの、ゴールを奪えず。最後まで1点が遠く、初戦で姿を消すこととなった。

また、J3勢同士の一戦となったカターレ富山藤枝MYFCの一戦は、17分に吉平翼が挙げたゴールが決勝点となり、富山が辛勝。鹿児島ユナイテッドFCvsギラヴァンツ北九州は、中原秀人のゴールなどで鹿児島が3-1と北九州を退けている。

茨城県代表・筑波大学vs千葉県代表・ブリオベッカ浦安は1回戦唯一のPK戦での決着となった。1-1で90分を終えると、延長戦でも互いに1点ずつを奪い合い、PK戦へ突入。先行の筑波大が4人連続で成功したのに対し、浦安は4人目の西袋裕太が失敗。筑波大の5人目、庄司夢ノ介が成功させて勝負を決め、次のステージへ駒を進めた。

その他の結果は以下の通り。

◆1回戦
▽5月22日(日)
[5]上武大学(群馬県代表) 0-1 富士大学(岩手県代表)
[6]鹿児島ユナイテッドFC 3-1 ギラヴァンツ北九州
[7]ヴァンラーレ八戸 0-1 新潟医療福祉大学(新潟県代表)
[9]MD長崎(長崎県代表) 1-2 FC神楽しまね(島根県代表)
[10]福井ユナイテッドFC(福井県代表) 0-1 同志社大学(京都府代表)
[12]奈良クラブ(奈良県代表) 0-1 Honda FC(アマチュアシード)
[13]鈴鹿ポイントゲッターズ(三重県代表) 3-0 Cento Cuore HARIMA(兵庫県代表)
[14]高松大学(香川県代表) 0-3 周南公立大学(山口県代表)
[15]Brew KASHIMA(佐賀県代表) 0-2 高知ユナイテッドSC(高知県代表)
[16]ガイナーレ鳥取 0-4 ヴェルスパ大分(大分県代表)
[17]桐蔭横浜大学(神奈川県代表) 1-0 立正大学(東京都代表)
[18]MIOびわこ滋賀(滋賀県代表) 1-2 環太平洋大学(岡山県代表)
[19]カターレ富山 1-0 藤枝MYFC
[20]筑波大学(茨城県代表) 2-2(PK:5-3) ブリオベッカ浦安(千葉県代表)
[21]福山シティFC(広島県代表) 3-2 FC徳島(徳島県代表)

▽5月21日(土)
[1]札幌大学(北海道代表) 1-0 山梨学院大学PEGASUS(山梨県代表)
[2]ヴェルフェ矢板(栃木県代表) 7-0 長井クラブ(山形県代表)
[3]松本山雅FC 3-2 北陸大学(石川県代表)
[4]FC今治 1-4 沖縄SV(沖縄県代表)
[8]FC岐阜 3-2 中京大学(愛知県代表)
[11]アルテリーヴォ和歌山(和歌山県代表) 2-4 関西大学(大阪府代表)
[22]福島ユナイテッドFC 7-1 ノースアジア大学(秋田県代表)
[23]ホンダロックSC(宮崎県代表) 3-0 マリーゴールド熊本(熊本県代表)
[24]ソニー仙台FC(宮城県代表) 3-1 東京国際大学FC(埼玉県代表)

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57歳・三浦知良がポルトガルから帰国、気になる去就は“115歳”の2トップ形成!? 「ロマーリオと2トップを組むのも良いかな(笑)」

ポルトガル2部のオリヴェイレンセでプレーしていたFW三浦知良(57)が21日にシーズンを終えて帰国。1年半を過ごしたポルトガルでのキャリアを振り返った。 今年2月に57歳の誕生日を迎えた三浦。2023年1月に横浜FCから期限付き移籍でポルトガル2部のオリヴェイレンセにレンタル移籍。2023-24シーズンも引き続きレンタル移籍していた。 ポルトガルで2年目のシーズンを迎えた今シーズンは、ベンチ入りする気合いは多かったものの、出番は限られることに。チームは残留争いをしていたこともありわずか5試合、37分間のプレーに終わっていた。 19日に行われた最終節のレイションス戦には、今季最長となる31分間出場。しかし、ゴールを奪えないままシーズンが終了した。 帰国後、空港内でメディア取材に応じた三浦は、1年半のポルトガルでのプレーを振り返った。 「今シーズンは2シーズン目ということもあって、出場機会、ハッキリとしたゴールにこだわって戦いましたが、思っていたよりも出場機会は少なかったですし、ゴールという結果もあげられなかったですし、チームとしても残留争いをずっとしてしまったので、個人としてもチームとしても厳しいシーズンだったなと。悔しさがほとんどだったかなと思います」 「でも、その中で悔しさは常にあったんですが、それも含めて向こうで挑戦できる、戦えるという状況にいる自分を幸せに感じました。トータルして1年半、素晴らしい仲間とも出会えましたし、そういう意味では大きな経験ができたと思いますので、非常に幸せな1年6カ月だったなと思います」 1年半でも公式戦9試合の出場と厳しさも味わった三浦。ポルトガルでのこだわりについても語った。 「メンバー入りできる時もあれば、できない時もあれば、メンバー入りしても試合に出られない時もありました。その中で、自分ではもっと出たい、出れると思ってやっていましたし、出られなければ次こそはと思ってやっていました」 「どんな短い時間でも言い訳なく、1分であっても2分であっても結果を出すんだ、ゴールをあげるんだという気持ちでやってきたので、そこに向けて自分を奮い立たせて毎日過ごしていました。1日1日が重く充実していて、朝起きてから寝るまで、サッカーのことだけを考えて過ごした期間でした」 「個人的には良かったんですが、プロとしては試合に出て、結果が出ない限りは良い結果だったとは言えないので、全く結果は出せなかったと思います」 大ベテランになっても貪欲さを失わず、常に向上心を持ってプレーしてきたという三浦。競争に負ければ試合に出られないのは当然なプロの世界で、今なお自分自身を磨いている。 これでオリヴェイレンセへのレンタル期間は終了。気になるのは今後の去就だ。 三浦は「そんなにたくさんの選択肢があるわけではないので、自分がどこでどういうプレーをして、どこでどういう生活をしてサッカーをしながら幸せを感じられるかということが大事です」とコメント。「色々な決める条件というのが自分の中にあるので、しっかり休んでから考えたいと思います」と語り、今後のキャリアを考えるとしながらも、現役は続けていく意向を示した。 ブラジルの名門・サントスでプロキャリアをスタート。まもなく40年目のキャリアを迎えることとなる。 三浦は驚きつつも「現役生活40年というのは数字的にありえないのかもしれないですが、自分の中ではプロになったのが1986年、そこからここまで、僕の人生はその前とその後という感じになっていて、プロになる前とプロになった後で、プロになってからはあっという間に過ぎてここまで来たなという感じです」コメント。「自分はしっかりと次の目標に向かっていきたいという気持ちでいます」と、まだまだ目標に向かっていくと意気込んだ。 また、「ポルトガルにいると、世界中の人から手紙やサインが欲しいというものがたくさんきます。アジアもヨーロッパも、当然日本からも多く来て応援されていて、そういう人たちのためにも、次こそは勝利と自分のゴールを届けられるようにしたいと思いますし、皆さんの応援・声援が支えになっているので、その気持ちに応えられるように頑張っていきたいです」と、多くのファン・サポーターからのサポートに応えたいとした。 改めて悔しいシーズンになったという三浦。「試合に出たいという気持ちで常にやっていて、出られない時が多かったので、その度に次こそは次こそはという気持ちでした。ムカつくことや悔しさが本当に多かったです」と素直な気持ちを語った。 また、「朝起きた時、これ練習できるのかな?というぐらい体が動かなかったりした時もありました」と、苦しんだことも告白。6時ぐらいに起床し、9時にトレーニングに集合とのことだが「6時に起きて準備をして、7時か8時ぐらいには痛みも引いて、今日もいけるぞなりました。起きた瞬間は今日大丈夫かなというぐらいの時もありました」と、肉体的に苦しい時もあったと明かした。 昨年12月から就任したリカルド・チェウ監督はトレーニングがハードなことで有名だとのこと。「僕をユースの選手と勘違いしてるんじゃないかっていうぐらい、『ミウラ走れ、走れ。もっと早く走れ』って言うんです。いつもアフリカ系の身体能力の高い選手と組まされたりして、走りで競争しても勝てないですが、とにかく100%必死になってやることに幸せを感じました」と、かなり扱かれたことを明かした。 改めての今後については、電撃的に現役復帰を果たした元ブラジル代表FWロマーリオとの2トップを組みたいと仰天プランも明かした。ロマーリオは58歳、三浦は57歳で、115歳2トップということになる。 「ブラジルに行って、ロマーリオと2トップを組むのも良いかなと思います(笑)」 「復活したと聞いて、ロマーリオは僕のアイドルでもありますし、憧れの選手が復活してくれました。僕より1つ上なので、2人を足すと115歳ぐらいになちゃうけど、やってみたいなと思います」 「僕が走って、ロマーリオがゴールして。アシストしたいなと思いますね。ちょっと現実的ではないと思いますが、ポルトガルでもロマーリオのニュースが入ってくるとお前の記録が抜かれるぞと監督に言われました」 冗談半分でありながら、リアルに実現してみて欲しいとも思ってしまう2トップ。少し休んでから去就を考えるというが、三浦がどうなるのか注目だ。 2024.05.21 21:40 Tue

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レイラック滋賀のFW菊島卓(30)。年々競争力の増すJFLでキャリアを紡ぐこと通算7年目…彼は30歳を迎えた“いま”が一番アツい。 18日、日本フットボールリーグ(JFL)第9節の高知ユナイテッドSCvsレイラック滋賀が行われ、アウェイの滋賀が0-1で勝利した。 滋賀は首位高知を撃破で今季初の2連勝。また敵地での白星も今季初…それも、後半アディショナルタイム5分にDF小野寺健也がセットプレーから劇的弾を決めるという最高の1勝だ。 表題の菊島は、1993年12月31日生まれの30歳。国士舘大学から2016年に栃木ウーヴァFC(現:栃木シティ)へ入団し、2017〜19年はブリオベッカ浦安でプレー。20〜22年まで鈴鹿ポイントゲッターズ(現:アトレチコ鈴鹿)に在籍したのち、昨季より滋賀所属だ。 JFLや地域リーグを長く見つめるファンには、“日本人最強”との呼び声も高いロングスロー、またユーティリティ性がよく知られる菊島。鈴鹿時代に右サイドバックを定位置としたなか、滋賀加入後は本職のセンターフォワードとしてプレーする。 この日も最前線で先発し、強靭なフィジカルを活かしてサイドでも起点となり、巧みな身のこなしから自らシュートに持ち込む場面も。69分の途中交代まで得点に絡まずとも、菊島の存在そのものが首位高知を苦しめた。 試合後は「自分のゴールでチームを勝たせたかった」とフォワードらしさを垣間見せつつ、「最優先は勝利。『今日が分岐点になる』って話をみんなでしてましたし、本当にチーム一丸となって挑んだ一戦。最後の最後に成果が出て良かったですね」と安堵する。 “最後の最後”…90+5分、平尾壮のFKに小野寺がヘディング弾を叩き込んだ決勝点については「(平尾の)良いプレースキックが昨季から自分たちの武器。そこに今季からめちゃくちゃヘディングが強い健也も入ってきて。健也はチームで一番ヘディングが強いんですよ」と誇る。 自身のゴールがなくとも、今回の勝利を納得感あるものとして捉えている様子の菊島。そんな彼は、大卒ルーキー1年目の2016年から今季2024年までの9シーズン中、実に7シーズンをJFLで戦っている。(※) (※)浦安での18〜19年のみ関東サッカーリーグ1部 「僕が初めてJFLを戦った年と比べると、いまはJリーグからJFLへ期限付き移籍する選手なんかも多いですし、あの頃より間違いなくレベルが上がってます。どのチームも強い感じになってきて、そのぶんやりがいもありますが、上から来た選手と対峙しても『やれてるな』っていう手応えがありますね。楽しくやれています」 JFLを主戦場としてきたキャリアの充実ぶりを口にする菊島。 しかし、長くケガと向き合った時期も。三浦知良(オリヴェイレンセ)とチームメイトだった鈴鹿時代の22年6月に負傷し、滋賀加入後の昨年5月まで戦線離脱…およそ1年間、公式戦のピッチから離れていた。 それでも、「今季はケガなくシーズンに入れたので、近年で最もコンディションがいい」と笑顔。30代に突入したなか、レイラック滋賀の一員として、まだ見ぬJリーグへ。今季に懸ける想いは強い。 「(滋賀に)来たときから『フォワードとしてやってほしい』ってのを明示してくれて…それもケガしていた自分に。僕を拾ってくれたクラブと共にJリーグへ行きたい…大きな目標であり、大きな夢です」 栃木、浦安、鈴鹿、そして滋賀と、計4クラブ7年のJFL経験を持つ菊島卓。長らくJFLでキャリアを紡ぎ、フットボーラーとして脂が乗る30歳となった男は、きっと幼い頃からの夢だったであろうJリーグ挑戦を、レイラック滋賀とともに叶えるはずだ。 2024.05.21 17:00 Tue

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19日、明治安田J3リーグ第14節の2試合が各地で行われた。 2連敗中、4試合勝利なしと調子を落としている2位アスルクラロ沼津(勝ち点21)は、15位ヴァンラーレ八戸(勝ち点14)とのホームゲーム。前半は両チームともにフィニッシュの精度を欠き、ゴールレスで折り返す。 迎えた後半、50分には八戸の柴田壮介のミドルシュートがクロスバーに直撃するが、ネットは揺らせず。一方の沼津は終盤、味方のシュートのこぼれ球を川又堅碁が押し込むが、相手DFのブロックに遭い、こちらも得点奪えず。沼津は連敗を「2」で止めたものの、5試合勝利なしで3位に順位を落としている。 13位のガイナーレ鳥取(勝ち点17)は、9位のSC相模原(勝ち点19)をホームに迎え撃った。先制したのはアウェイチーム。35分、左からのクロスに加藤大育が頭から飛び込み、相模原がリードを得る。 1点リードで後半を迎えたアウェイチームは57分、左CKを押し込んだ牧山晃政のJ初ゴールで加点。66分には伊藤恵亮がクロスバーの跳ね返りを押し込んでダメ押しし、相模原が3-0で勝利。4試合ぶりの白星で一気に4位まで浮上した。 ◆明治安田J3リーグ第14節 ▽5/19(日) ガイナーレ鳥取 0-3 SC相模原 アスルクラロ沼津 0-0 ヴァンラーレ八戸 ▽5/18(土) FC今治 1-2 福島ユナイテッドFC いわてグルージャ盛岡 0-1 Y.S.C.C.横浜 松本山雅FC 1-1 ギラヴァンツ北九州 AC長野パルセイロ 1-2 ツエーゲン金沢 カターレ富山 2-0 FC大阪 奈良クラブ 2-1 FC岐阜 カマタマーレ讃岐 0-2 大宮アルディージャ FC琉球 2-1 テゲバジャーロ宮崎 2024.05.19 16:36 Sun

J3無敗の大宮を名古屋が撃破!J1勢が意地見せ下位カテゴリー勝者は長崎のみ【YBCルヴァンカップ】

17日、YBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦の11試合が各地で行われた。 2024シーズンから新方式となり、J1からJ3までの全60クラブが出場する同大会は、2回戦からはJ1勢が登場。1回戦のような下位カテゴリーの下剋上も期待されたが、J1勢が意地や勝負強さを見せ付けた。 J3無敗で首位を走る大宮アルディージャはJ1・8位の名古屋グランパスをホームに迎えたが、0-2で敗れ、今季公式戦初黒星を喫した。 キックオフ直後に倍井謙がいきなりのフィニッシュを見せた名古屋は、大宮にボールを握らせながら、23分には倍井が1人ロングカウンターでボックス内まで持ち運んだが、ラストタッチが乱れ、シュートは浦上仁騎にカバーされた。 それでも、大きな破綻なく試合を進め、前半終了間際に試合を動かす。右CKを獲得すると、倍井のキックにパトリック。濱田水輝と競り合いながらも力強いヘディングを沈め、加入後初ゴールをマークする。折り返しての54分には相手GKのトラップミスからPKを獲得し、パトリックが沈めてリードを広げると、その後もチャンスを多数作り、初出場となったピサノアレックス幸冬堀尾も無失点でタイムアップを迎えている。 鹿島アントラーズと対戦したヴァンラーレ八戸、ヴィッセル神戸と対戦したFC今治は、ともに先制しながらも、延長戦に末に逆転負け。松本山雅FCもアビスパ福岡から先手を取ったが追い付かれ、PK戦の末にJ1勢の意地に屈した。 また、J1首位のC大阪はいわてグルージャ盛岡と初の顔合わせに。大幅ターンオーバーの中で主導権を握るもゴールが遠かったが、小菊昭雄監督が66分に4枚替えを決行すると、これが的中。この1分後に途中出場の選手が絡んで試合を動かす。 左サイドの深い位置でルーカス・フェルナンデスが新玉瑛琉とのせめぎ合いを制してマイナスに折り返すと、ヴィトール・ブエノが右上隅へのコントロールショットを沈め、これが決勝点となった。 この日唯一上位カテゴリーを撃破したのはJ2のV・ファーレン長崎。昨季J1昇格を争ったジュビロ磐田を櫛引一紀のゴールで退け、3回戦進出を決めている。 その他の結果は以下の通り。 ◆1stラウンド2回戦 ▽4月17日 いわてグルージャ盛岡 0-1 セレッソ大阪 ヴァンラーレ八戸 1-2 鹿島アントラーズ FC今治 1-2 ヴィッセル神戸 鹿児島ユナイテッドFC 0-1 東京ヴェルディ V・ファーレン長崎 1-0 ジュビロ磐田 ギラヴァンツ北九州 1-2 FC町田ゼルビア 大宮アルディージャ 0-2 名古屋グランパス 松本山雅FC 1-1(PK2-4) アビスパ福岡 いわきFC 0-2 アルビレックス新潟 Y.S.C.C.横浜 0-4 FC東京 アスルクラロ沼津 1-3 北海道コンサドーレ札幌 ▽4月24日 《19:00》 奈良クラブ vs サンフレッチェ広島 カターレ富山 vs 清水エスパルス ファジアーノ岡山 vs 横浜FC FC琉球 vs ガンバ大阪 ブラウブリッツ秋田 vs 湘南ベルマーレ ロアッソ熊本 vs サガン鳥栖 AC長野パルセイロ vs 京都サンガF.C. ザスパ群馬 vs 柏レイソル 《19:30》 ガイナーレ鳥取 vs 浦和レッズ 2024.04.17 21:52 Wed
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YS横浜が開始2分でGKにアクシデントも讃岐を撃破! 八戸vs琉球はドロー決着【明治安田J3第8節】

7日、明治安田J3リーグ第8節の2試合が行われた。 開幕5試合で1勝のヴァンラーレ八戸は、ホームでFC琉球と対戦。16分、國分将の鋭い右足クロスに前澤甲気が強烈なヘディング弾で応えて幸先よく先制する。 しかし後半頭の48分、GK大西勝俉が琉球の高安孝幸を倒してPK献上。前節もPK2本を蹴って1本を成功させていた白井陽斗に決められ、同点とされる。この後スコアは動かず1-1ドロー決着だ。 17位カマタマーレ讃岐と16位Y.S.C.C.横浜の下位直接対決。敵地に乗り込んだYS横浜は開始2分、GK佐川亮介が接触プレー以外で足を痛めてしまい、GK高橋クリスとの交代を余儀なくされる。 22歳高橋は今季開幕後に加入。大卒ルーキーで入団したのは関東サッカーリーグ1部の東京23FCだったが、守護神流出で補強の必要性に駆られたYS横浜への電撃移籍となり、3カ月弱で東京23を退団…この日、まさかの形でJデビューとなった。 そんなYS横浜だったが、11分にオニエ・オゴチュクウの右足弾で先制し、後半頭の53分には奥村晃司が追加点。敵地で讃岐を0-2と撃破した。 ◆明治安田J3第8節 ▽4月7日(日) ヴァンラーレ八戸 1-1 FC琉球 カマタマーレ讃岐 0-2 Y.S.C.C.横浜 ▽4月6日(土) ガイナーレ鳥取 1-0 福島ユナイテッドFC FC今治 3-3 AC長野パルセイロ アスルクラロ沼津 4-1 いわてグルージャ盛岡 ツエーゲン金沢 6-1 松本山雅FC SC相模原 1-1 FC岐阜 大宮アルディージャ 1-0 FC大阪 カターレ富山 1-0 ギラヴァンツ北九州 テゲバジャーロ宮崎 2-1 奈良クラブ 2024.04.07 16:31 Sun

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格上相手の敗戦をリーグ戦に活かせるか? JFL勢、地域リーグ勢、都道府県リーグ勢の2回戦まとめ【天皇杯】

12日、第104回天皇杯の2回戦32試合が全国各地で行われた。ここではJFL勢、地域リーグ勢、都道府県リーグ勢として今大会参戦のクラブにクローズアップする。(カッコ内は都道府県ではなく所属カテゴリー) ◆都道府県リーグ勢 ▽三菱重工長崎(長崎県1部) 0-9 清水(J2) 長崎の地に長く歴史を持ち、通算11回目の天皇杯出場となった長崎県1部王者・三菱重工長崎SC。1回戦の大学生チーム撃破で16年ぶりとなる天皇杯白星を挙げ、2回戦は清水エスパルスとの対戦に。敵地日本平に乗り込んでの一戦は、開始早々の失点を皮切りに0-9と大敗…この差は致し方ない。この経験を2017年以来となる九州サッカーリーグ復帰に繋げたい。 ◆地域リーグ勢 ▽福山(中国) 0-8 福岡(J1) 地域リーグやJFLを見つめるファンにお馴染みの中国サッカーリーグ王者・福山シティFC。魅力溢れるムービングフットボールが歴代指揮官から受け継がれるなか、J1屈指の堅守を誇るアビスパ福岡と対戦…結果は元イラン代表FWシャハブ・ザへディの2発などに沈んで0-8大敗に。3年連続の地域CL行き、念願のJFL参入を目指す福山。やはり、この経験を活かしたい。 ▽下関(中国) 2-11 広島(J1) 中国サッカーリーグの第二勢力、昨季3位のFCバレイン下関。元J2山口のFW岸田和人が所属するなか、今季は順調に勝ち点を稼ぐ福山やSRC広島に差をつけられリーグ5位となっているが、天皇杯はクラブ史上初の1回戦突破。2回戦ではサンフレッチェ広島に実力差を見せつけられる11失点惨敗となったが、2得点に何かを見出し、今後の浮上へ足掛かりとできるか。 ▽ジェイリース(九州) 1-3 C大阪(J1) 大分県の実業団クラブ、昨季九州サッカーリーグ3位で全国社会人サッカー選手権大会にも出場…地域CLまであと一歩だったジェイリースFC。大分トリニータ等で活躍した著名な元Jリーガーが非常に多い彼らは、敵地ヨドコウでセレッソ大阪と対戦し、1-3と惜敗。DF福本考佑が意地の1点も及ばなかった。九州リーグでは現在2位…優勝とJFL昇格へ力はある。 ▽JSC(北信越1部) 1-0 名古屋(J1) 新潟県のサッカー専門学校、JAPANサッカーカレッジ(JSC)が運営するJAPAN.S.C.。現在北信越フットボールリーグ1部で福井ユナイテッドFCを抑えて首位というなか、敵地・豊田スタジアムで名古屋グランパスを撃破だ。51分、今季北信越1部で5試合8得点の24歳FW上元直樹が決めた一発を守り抜き、美しきジャイキリを完成させた。 ◆日本フットボールリーグ(JFL)勢 ▽高知(JFL) 1-2 鳥栖(J1) 昨季天皇杯でJ1勢に対してジャイキリ2回、今季はJFLで首位をひた走るという高知ユナイテッドSC。自慢の堅守速攻に加え、吉本岳史監督体制3年目でチーム全体が進化した印象の彼らだが、今回は惜しくも2回戦敗退…サガン鳥栖相手にカウンター一辺倒ではないサッカーを展開も1-2の惜敗に。後半AT弾で大逆転勝利の直近リーグ戦から中2日、大健闘だ。 ▽栃木C(JFL) 1-3 札幌(J1) 昨季関東サッカーリーグ1部2位で、今季よりJFL昇格の栃木シティ。豊富な資金力で自前のホームスタジアムも有する栃木Cは、1回戦で同じJFLの横河武蔵野FCに勝利し、2回戦では北海道コンサドーレ札幌との対戦に。結果はFW表原玄太が1点を返すも1-3惜敗に…ただ、昇格組ながらもJFL(現在)3位、リーグ最多得点の底力は見せつけた。いざ、さらなる高みへ。 ▽V三重(JFL) 0-3 FC東京(J1) 三重県勢初のJリーグ参入へ、アトレチコ鈴鹿(JFL)やFC.ISE-SHIMA(東海1部)を凌駕し、最も近い位置にいると言ってよいであろうヴィアティン三重。JFL屈指の集客力を誇るオレンジ軍団は、今大会1回戦にて2017年のJFL昇格同期であるFC今治を下すも、2回戦はFC東京に0-3で力負けとなった。クラブの輝かしい未来へ、この経験を必ずや糧にしたい。 ▽Honda(JFL) 0-2 甲府(J2) 言わずと知れた国内最強の実業団、JFLの盟主にして“Jへの門番”、昨季JFL王者のHonda FC。2019年の浦和レッズ撃破でさえ、見る人によっては驚きではないと言う彼らは、アマチュアシードとしてヴァンフォーレ甲府と対戦…途中出場ピーター・ウタカ2発で惜しくも敗れている。Hondaの天皇杯敗退は、J3参入を目指す他のJFLクラブにとって厄介でしかない。 ▽ソニー(JFL) 0-2 川崎F(J1) JFLでHondaとともに門番的役割を担う、世界のSONYはソニー仙台FC。今季リーグで不振にあえぐなか、1回戦で群馬県代表・関東サッカーリーグ2部のTonan前橋に勝利したが、2回戦は川崎フロンターレに0-2と敗れることに。普段より一段と高いレベルでの試合を経て、リーグの巻き返しに活かせるか。Hondaやソニーが強いと、他のチームも一層気が引き締まる。 2024.06.12 22:15 Wed

U-23代表FW内野航太郎擁する筑波大がJ1首位町田に勝利! 2回戦全32試合結果一覧【天皇杯】

12日、第104回天皇杯の2回戦32試合が全国各地で行われた。 天皇杯はこの2回戦からJ1勢も登場。したがって、都道府県大会を勝ち抜き、1回戦も突破した社会人チーム、大学生チームによる“ジャイキリ”が発生しやすいのが、この2回戦。 昨年大躍進の高知ユナイテッドSC(JFL)がサガン鳥栖に敗れた一方、新潟県代表の北信越フットボールリーグ1部・JAPAN.S.C.(JAPANサッカーカレッジ)が名古屋グランパスを撃破し、“ジャイキリ”を完成させた。 また、J1首位のFC町田ゼルビアが、筑波大学に敗れていきなり敗退。1-0で迎えた最終盤、筑波大のU-23日本代表FW内野航太郎に90+1分弾を浴びて追いつかれ、最後はPK戦の末に散った。 その他、下位カテゴリーと対戦したJ1勢、J2勢は概ね勝利で3回戦へ。一方で、都道府県代表として参戦するJ3チームからは、テゲバジャーロ宮崎がジュビロ磐田に勝利している。 2回戦の結果一覧、3回戦の対戦カード一覧は以下の通り。 <span class="paragraph-subtitle">◆2回戦結果</span> 《18:30》 【28】 FC町田ゼルビア(J1) 1-1(PK2-4) 筑波大学(茨城県) 【37】 名古屋グランパス(J1) 0-1 JAPANサッカーカレッジ(新潟県) 【49】 サンフレッチェ広島(J1) 11-2 FCバレイン下関(山口県) 【52】 東京ヴェルディ(J1) 5-0 AC長野パルセイロ(長野県) 《19:00》 【25】 ヴィッセル神戸(J1) 2-0 カターレ富山(富山県) 【26】 徳島ヴォルティス(J2) 1-0 ベガルタ仙台(J2) 【27】 柏レイソル(J1) 2-0 いわてグルージャ盛岡(岩手県) 【29】 セレッソ大阪(J1) 3-1 ジェイリースFC(大分県) 【30】 ヴァンフォーレ甲府(J2) 2-0 Honda FC(アマチュアシード) 【31】 アルビレックス新潟(J1) 4-4(PK3-1) ギラヴァンツ北九州(福岡県) 【32】 V・ファーレン長崎(J2) 3-2 カマタマーレ讃岐(香川県) 【33】 鹿島アントラーズ(J1) 2-1 奈良クラブ(奈良県) 【34】 藤枝MYFC(J2) 2-0 栃木SC(J2) 【35】 サガン鳥栖(J1) 2-1 高知ユナイテッドSC(高知県) 【36】 横浜FC(J2) 2-1 ヴァンラーレ八戸(青森県) 【38】 ザスパ群馬(J2) 1-1(PK2-3) レノファ山口FC(J2) 【39】 京都サンガF.C.(J1) 2-0 大宮アルディージャ(埼玉県) 【40】 清水エスパルス(J2) 9-0 三菱重工長崎SC(長崎県) 【41】 横浜F・マリノス(J1) 2-2(PK5-4) FC岐阜(岐阜県) 【42】 ロアッソ熊本(J2) 1-2 水戸ホーリーホック(J2) 【43】 ガンバ大阪(J1) 3-0 福島ユナイテッドFC(福島県) 【44】 ジュビロ磐田(J1) 1-2 テゲバジャーロ宮崎(宮崎県) 【45】 川崎フロンターレ(J1) 2-0 ソニー仙台FC(宮城県) 【46】 大分トリニータ(J2) 1-0 鹿児島ユナイテッドFC(J2) 【47】 FC東京(J1) 3-0 ヴィアティン三重(三重県) 【48】 ジェフユナイテッド千葉(J2) 2-1 中京大学(愛知県) 【50】 ブラウブリッツ秋田(J2) 0-2 いわきFC(J2) 【51】 湘南ベルマーレ(J2) 3-1 甲南大学(兵庫県) 【53】 アビスパ福岡(J1) 8-0 福山シティFC(広島県) 【54】 ファジアーノ岡山(J2) 1-7 愛媛FC(J2) 【55】 北海道コンサドーレ札幌(J1) 3-1 栃木シティ(栃木県) 【56】 モンテディオ山形(J2) 3-2 SC相模原(神奈川県) <span class="paragraph-subtitle">◆3回戦</span> ▽7月10日(水) 【57】 ヴィッセル神戸 vs 徳島ヴォルティス 【58】 柏レイソル vs 筑波大学 【59】 セレッソ大阪 vs ヴァンフォーレ甲府 【60】 アルビレックス新潟 vs V・ファーレン長崎 【61】 鹿島アントラーズ vs 藤枝MYFC 【62】 サガン鳥栖 vs 横浜FC 【63】 JAPANサッカーカレッジ vs レノファ山口FC 【64】 京都サンガF.C. Vs 清水エスパルス 【65】 横浜F・マリノス vs 水戸ホーリーホック 【66】 ガンバ大阪 vs テゲバジャーロ宮崎 【67】 川崎フロンターレ vs 大分トリニータ 【68】 FC東京 vs ジェフユナイテッド千葉 【69】 サンフレッチェ広島 vs いわきFC 【70】 湘南ベルマーレ vs 東京ヴェルディ 【71】 アビスパ福岡 vs 愛媛FC 【72】 北海道コンサドーレ札幌 vs モンテディオ山形 2024.06.12 22:05 Wed

ルヴァンカップでジャイキリが起きた神戸vs富山が天皇杯2回戦でも実現! 王者・川崎Fはソニー仙台と【天皇杯】

第104回天皇杯が25日に開幕。25日、26日にかけて1回戦が行われた。 都道府県予選を勝ち抜いたチームが出場した1回戦。J3勢もここから出場した中、ツエーゲン金沢、ガイナーレ鳥取、FC今治の3チームが敗退。特に金沢と鳥取はジャイアントキリングを許す結果となった。 これにより2回戦の組み合わせが決定。J1、J2勢が出場する中、注目はYBCルヴァンカップ3回戦で波乱が起こったヴィッセル神戸vsカターレ富山。ルヴァンカップでは富山がPK戦の末に勝利を収める下剋上が起こっていた。 その他、J2勢同士の対決も複数開催。1回戦を勝ち上がったチームがどこまで生き残れるのかにも注目が集まる。 2回戦は6月12日(水)に全国各地で開催される。 <span class="paragraph-subtitle">◆2回戦組み合わせ</span> ▽6/12(水) 《18:30》 【28】FC町田ゼルビア(J1) vs 筑波大学(茨城県) [町田GIONスタジアム] 【37】名古屋グランパス(J1) vs JAPANサッカーカレッジ(新潟県) [豊田スタジアム] 【49】サンフレッチェ広島(J1) vs FCバレイン下関(山口県) [福山通運ローズスタジアム] 【52】東京ヴェルディ(J1) vs AC長野パルセイロ(長野県) [味の素フィールド西が丘] 《19:00》 【25】ヴィッセル神戸(J1) vs カターレ富山(富山県) [ノエビアスタジアム神戸] 【26】徳島ヴォルティス(J2) vs ベガルタ仙台(J2) [鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム] 【27】柏レイソル(J1) vs いわてグルージャ盛岡(岩手県) [三協フロンテア柏スタジアム] 【29】セレッソ大阪(J1) vs ジェイリースFC(大分県) [ヨドコウ桜スタジアム] 【30】ヴァンフォーレ甲府(J2) vs Honda FC(アマチュアシード) [JIT リサイクルインク スタジアム] 【31】アルビレックス新潟(J1) vs ギラヴァンツ北九州(福岡県) [デンカビッグスワンスタジアム] 【32】V・ファーレン長崎(J2) vs カマタマーレ讃岐(香川県) [トランスコスモススタジアム長崎] 【33】鹿島アントラーズ(J1) vs 奈良クラブ(奈良県) [茨城県立カシマサッカースタジアム] 【34】藤枝MYFC(J2) vs 栃木SC(J2) [藤枝総合運動公園 サッカー場] 【35】サガン鳥栖(J1) vs 高知ユナイテッドSC(高知県) [駅前不動産スタジアム] 【36】横浜FC(J2) vs ヴァンラーレ八戸(青森県) [ニッパツ三ツ沢球技場] 【38】ザスパ群馬(J2) vs レノファ山口FC(J2) [正田醤油スタジアム群馬] 【39】京都サンガF.C.(J1) vs 大宮アルディージャ(埼玉県) [たけびしスタジアム京都] 【40】清水エスパルス(J2) vs 三菱重工長崎SC(長崎県) [IAIスタジアム日本平] 【41】横浜F・マリノス(J1) vs FC岐阜(岐阜県) [岐阜メモリアルセンター長良川競技場] 【42】ロアッソ熊本(J2) vs 水戸ホーリーホック(J2) [えがお健康スタジアム] 【43】ガンバ大阪(J1) vs 福島ユナイテッドFC(福島県) [パナソニック スタジアム 吹田] 【44】ジュビロ磐田(J1) vs テゲバジャーロ宮崎(宮崎県) [ヤマハスタジアム(磐田)] 【45】川崎フロンターレ(J1) vs ソニー仙台FC(宮城県) [Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu] 【46】大分トリニータ(J2) vs 鹿児島ユナイテッドFC(J2) [レゾナックドーム大分] 【47】FC東京(J1) vs ヴィアティン三重(三重県) [味の素スタジアム] 【48】ジェフユナイテッド千葉(J2) vs 中京大学(愛知県) [フクダ電子アリーナ] 【50】ブラウブリッツ秋田(J2) vs いわきFC(J2) [ソユースタジアム] 【51】湘南ベルマーレ(J2) vs 甲南大学(兵庫県) [レモンガススタジアム平塚] 【53】アビスパ福岡(J1) vs 福山シティFC(広島県) [ベスト電器スタジアム] 【54】ファジアーノ岡山(J2) vs 愛媛FC(J2) [シティライトスタジアム] 【55】北海道コンサドーレ札幌(J1) vs 栃木シティFC(栃木県) [札幌ドーム] 【56】モンテディオ山形(J2) vs SC相模原(神奈川県) [NDソフトスタジアム山形] <span class="paragraph-subtitle">◆1回戦結果</span> ▽5/25 【7】奈良クラブ(奈良県) 3-2 京都産業大学(京都府) 【12】東海大学熊本(熊本県) 0-4 三菱重工長崎SC(長崎県) 【13】FC岐阜(岐阜県) 1-0 アスルクラロ沼津(静岡県) 【15】テゲバジャーロ宮崎(宮崎県) 4-0 川副クラブ(佐賀県) 【16】ソニー仙台FC(宮城県) 3-1 tonan前橋(群馬県) 【20】ツエーゲン金沢(石川県) 1-1(3PK4) 甲南大学(兵庫県) 【23】栃木シティ(栃木県) 1-0 横河武蔵野FC(東京都) 【24】SC相模原(神奈川県) 3-0 山梨学院大学PEGASUS(山梨県) ▽5/26 【1】カターレ富山(富山県) 3-0 関西大学(大阪府) 【2】いわてグルージャ盛岡(岩手県) 3-1 北海道十勝スカイアース(北海道) 【3】筑波大学(茨城県) 1-0 明治大学(アマチュアシード) 【4】FC徳島(徳島県) 0-1 ジェイリースFC(大分県) 【5】鹿屋体育大学(鹿児島県) 0-3 ギラヴァンツ北九州(福岡県) 【6】三菱水島FC(岡山県) 3-4 カマタマーレ讃岐(香川県) 【8】高知ユナイテッドSC(高知県) 1-0 ベルガロッソいわみ(島根県) 【9】ヴァンラーレ八戸(青森県) 2-0 ブリオベッカ浦安(千葉県) 【10】アルテリーヴォ和歌山(和歌山県) 1-2 JAPANサッカーカレッジ(新潟県) 【11】福井ユナイテッドFC(福井県) 0-3 大宮アルディージャ(埼玉県) 【14】福島ユナイテッドFC(福島県) 9-0 大山サッカークラブ(山形県) 【17】ヴィアティン三重(三重県) 1-0 FC今治(愛媛県) 【18】びわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県) 0-1 中京大学(愛知県) 【19】ガイナーレ鳥取(鳥取県) 1-1(3PK4) FCバレイン下関(山口県) 【21】AC長野パルセイロ(長野県) 7-0 猿田興業(秋田県) 【22】福山シティFC(広島県) 3-0 沖縄SV(沖縄県) <span class="paragraph-title">【動画】ジャイキリ誕生! J3富山がJ1王者神戸を下す! ルヴァンカップハイライト!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="QcgbBLWJzlg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.26 22:05 Sun

今治、鳥取は下剋上許して1回戦敗退…J3首位の大宮は順当勝利、大学対決は筑波大が明治大を下す【天皇杯】

26日、第104回天皇杯の1回戦が行われた。 今大会は、アマチュアシードの2チームと都道府県予選を勝ち抜いた47チーム、そしてJ1とJ2から、昨シーズンのサポーターによる違反行為で出場資格を剥奪された浦和レッズを除く39チームが参加している。 1回戦には、都道府県予選と勝ち上がった47チームとアマチュアシードの明治大学が登場。25日に8試合が行われた中、26日には1回戦の残り試合が行われた。 今シーズンの明治安田J3リーグで首位に立つ大宮アルディージャ(埼玉)はアウェイで北信越フットボールリーグの福井ユナイテッドFC(福井)と対戦した。 リーグ戦を戦うメンバーの多くを並べた大宮は31分に小島幹敏のゴールで先制。60分には中野克哉からのパスを杉本健勇がスルー。泉澤仁 が決めて追加点を奪う。さらに88分には大澤朋也も追加点。0-3で勝利を収め2回戦に駒を進めた。 J3勢では、福島ユナイテッドFC(福島)が大山サッカークラブ(山形)相手に清水一雅のハットトリックなど大量9ゴールを記録し勝利。AC長野パルセイロ(長野)は猿田興業(秋田)に7-0で圧勝して順調に勝ち上がった。 一方で、FC今治(愛媛)はアウェイでJFLのヴィアティン三重(三重)と対戦。田村翔太のゴールで1-0で三重が勝利を収めた。また、ガイナーレ鳥取(鳥取)は中国サッカーリーグのFCバレイン下関(山口)と対戦し、1-1のドロー。PK戦の末に3-4で敗れることとなった。 その他、大学生同士の対戦となった筑波大学(茨城)vs明治大学(アマチュアシード)は筑波大が1-0で勝利。横浜FCユース出身の池谷銀姿郎のゴールで勝利した。 またJFL首位の高知ユナイテッドSC(高知)は中国サッカーリーグのベルガロッソいわみ(島根)と対戦し、東家聡樹のゴールで1-0で勝利。JFL3位の沖縄SV(沖縄)は中国サッカーリーグの福山シティFC(広島)と対戦し3-0で敗れた。 <span class="paragraph-subtitle">◆1回戦結果</span> ▽5/26 【1】カターレ富山(富山県) 3-0 関西大学(大阪府) 【2】いわてグルージャ盛岡(岩手県) 3-1 北海道十勝スカイアース(北海道) 【3】筑波大学(茨城県) 1-0 明治大学(アマチュアシード) 【4】FC徳島(徳島県) 0-1 ジェイリースFC(大分県) 【5】鹿屋体育大学(鹿児島県) 0-3 ギラヴァンツ北九州(福岡県) 【6】三菱水島FC(岡山県) 3-4 カマタマーレ讃岐(香川県) 【8】高知ユナイテッドSC(高知県) 1-0 ベルガロッソいわみ(島根県) 【9】ヴァンラーレ八戸(青森県) 2-0 ブリオベッカ浦安(千葉県) 【10】アルテリーヴォ和歌山(和歌山県) 1-2 JAPANサッカーカレッジ(新潟県) 【11】福井ユナイテッドFC(福井県) 0-3 大宮アルディージャ(埼玉県) 【14】福島ユナイテッドFC(福島県) 9-0 大山サッカークラブ(山形県) 【17】ヴィアティン三重(三重県) 1-0 FC今治(愛媛県) 【18】びわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県) 0-1 中京大学(愛知県) 【19】ガイナーレ鳥取(鳥取県) 1-1(3PK4) FCバレイン下関(山口県) 【21】AC長野パルセイロ(長野県) 7-0 猿田興業(秋田県) 【22】福山シティFC(広島県) 3-0 沖縄SV(沖縄県) ▽5/25 【7】奈良クラブ(奈良県) 3-2 京都産業大学(京都府) 【12】東海大学熊本(熊本県) 0-4 三菱重工長崎SC(長崎県) 【13】FC岐阜(岐阜県) 1-0 アスルクラロ沼津(静岡県) 【15】テゲバジャーロ宮崎(宮崎県) 4-0 川副クラブ(佐賀県) 【16】ソニー仙台FC(宮城県) 3-1 tonan前橋(群馬県) 【20】ツエーゲン金沢(石川県) 1-1(3PK4) 甲南大学(兵庫県) 【23】栃木シティ(栃木県) 1-0 横河武蔵野FC(東京都) 【24】SC相模原(神奈川県) 3-0 山梨学院大学PEGASUS(山梨県) <span class="paragraph-title">【動画】筑波大学vs明治大学 ハイライト!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-B3oD1Efm-M";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.26 17:20 Sun

今季からJ3の金沢が大学生相手に不覚…甲南大学がPK戦制しジャイアントキリング達成! J3勢対決の岐阜vs沼津は岐阜に軍配【天皇杯】

25日、プロとアマチュアが一発勝負のトーナメントで戦い、日本一を目指す第104回天皇杯が開幕した。 今大会は、アマチュアシードの2チームと都道府県予選を勝ち抜いた47チーム、そしてJ1とJ2から、昨シーズンのサポーターによる違反行為で出場資格を剥奪された浦和レッズを除く39チームが参加している。 1回戦には、都道府県予選と勝ち上がった47チームとアマチュアシードの明治大学が登場。25日には8試合が行われた。 J3勢同士の対戦となったFC岐阜(岐阜)vsアスルクラロ沼津(静岡)は、岐阜が64分に藤岡浩介がゴールを奪い、1-0で勝利し2回戦へ駒を進めた。 また、ツエーゲン金沢(石川)は甲南大学(兵庫)と対戦。今シーズンからJ3を戦う金沢だったが、大学生相手に9分に庄司朋乃也がゴールを決めてリードするも、62分に失点。その後は延長戦でもゴールが生まれずPK戦に突入すると、3-4でまさかの敗戦。ジャイアントキリングを許す展開となってしまった。 その他、J3勢では奈良クラブ(奈良)が京都産業大学(京都)と対戦。京都産業大学が3分、33分と連続ゴールで2点をリードする展開となったが、奈良は34分に西田恵、52分にオウンゴールで追いつくと、後半アディショナルタイム1分に鈴木大誠が逆転ゴールを決め、3-2でなんとか勝利を収めた。 また、テゲバジャーロ宮崎(宮崎)vs川副クラブ(佐賀)は、4-0で宮崎が勝利。前半にオウンゴールと橋本啓吾のゴールでリードを広げると、後半も阿野真拓、吉澤柊がゴールを重ね、4-0で快勝した。 SC相模原(神奈川)は山梨学院大学PEGASUS(山梨)と対戦。14分に藤沼拓夢のゴールで先制すると、前半アディショナルタイムに牧山晃政、後半アディショナルタイムには髙木彰人とゴールを重ね、3-0で勝利した。 残りの1回戦は26日に行われる。 <span class="paragraph-subtitle">◆1回戦組み合わせ</span> ▽5/25 【7】奈良クラブ(奈良県) 3-2 京都産業大学(京都府) 【12】東海大学熊本(熊本県) 0-4 三菱重工長崎SC(長崎県) 【13】FC岐阜(岐阜県) 1-0 アスルクラロ沼津(静岡県) 【15】テゲバジャーロ宮崎(宮崎県) 4-0 川副クラブ(佐賀県) 【16】ソニー仙台FC(宮城県) 3-1 tonan前橋(群馬県) 【20】ツエーゲン金沢(石川県) 1-1(3PK4) 甲南大学(兵庫県) 【23】栃木シティ(栃木県) 1-0 横河武蔵野FC(東京都) 【24】SC相模原(神奈川県) 3-0 山梨学院大学PEGASUS(山梨県) ▽5/26 《13:00》 【1】カターレ富山(富山県) vs 関西大学(大阪府) 【2】いわてグルージャ盛岡(岩手県) vs 北海道十勝スカイアース(北海道) 【3】筑波大学(茨城県) vs 明治大学(アマチュアシード) 【4】FC徳島(徳島県) vs ジェイリースFC(大分県) 【5】鹿屋体育大学(鹿児島県) vs ギラヴァンツ北九州(福岡県) 【6】三菱水島FC(岡山県) vs カマタマーレ讃岐(香川県) 【8】高知ユナイテッドSC(高知県) vs ベルガロッソいわみ(島根県) 【9】ヴァンラーレ八戸(青森県) vs ブリオベッカ浦安(千葉県) 【10】アルテリーヴォ和歌山(和歌山県) vs JAPANサッカーカレッジ(新潟県) 【11】福井ユナイテッドFC(福井県) vs 大宮アルディージャ(埼玉県) 【14】福島ユナイテッドFC(福島県) vs 大山サッカークラブ(山形県) 【17】ヴィアティン三重(三重県) vs FC今治(愛媛県) 【18】びわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県) vs 中京大学(愛知県) 【19】ガイナーレ鳥取(鳥取県) vs FCバレイン下関(山口県) 【21】AC長野パルセイロ(長野県) vs 猿田興業(秋田県) 【22】福山シティFC(広島県) vs 沖縄SV(沖縄県) 2024.05.25 21:20 Sat

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