レアルDFがソシエダ戦でバレーボール? スローインブロックもお咎めなし、元主審は判定を批判「最も深刻な事態の1つ」

2023.01.30 21:45 Mon
Getty Images
レアル・マドリーのDFナチョ・フェルナンデスのプレーが物議を醸している。29日、ラ・リーガ第19節でマドリーはレアル・ソシエダと対戦した。

日本代表MF久保建英の古巣対決となったこの試合。互いに見せ場がありながら、両守護神が活躍。試合は0-0のゴールレスドローに終わった。
そんな中、この試合のとあるプレーが話題となっている。それがナチョが見せた後半のプレー。ソシエダのMFアシエル・イジャラメンディがスローインをしようとしたところ、突然前に立ちはだかり、そのボールを手でブロックしたのだ。

さながらバレーボールのアタックをブロックするかのような行動。明らかな妨害行為だ。
すでに1枚イエローカードをもらっていたナチョ。イエローカードが出てもおかしくない場面だが主審からはお咎めなし。ただ、元審判員たちは退場にさせるべきだったとした。

スペイン『アス』とスペイン『カデナ・セル』で解説を務める元審判員のイトゥラルデ・ゴンサレス氏はこのプレーに対して「ゴールを祝うためにシャツを脱ぐようなもの」とし、「明らかなイエローカードだ。2枚目だったはずだ」とコメント。ナチョにお咎めなしというのはおかしいとの見解を示した。

これで退場となっていれば、試合の流れは変わっていた可能性もあり、明らかな誤審だと言及。主審を糾弾した。

「1部リーグの審判員がレギュレーションも知らないとは認められない。そして今日、それは実証されてしまった」

「ルールを知らないか、適用をしたくないかのどちらかだろう。最も深刻な事態の1つだ」

「これは明らかにナチョへの2度目の警告となるはずだった。イマノールのものもレッドカードだろう。議論の余地はない。ルールを知る必要がある」

ナチョの妨害行為の後には、ソシエダのイマノル・アルグアシル監督はピッチの外に出たボールを保持して、プレー再開を遅らせていた。結果としてどちらもお咎めなしに終わったが、試合に流れを変えるかもしれないジャッジがしっかりされないのは大きな問題となりそうだ。

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2001年から続いたレアル・マドリーの“ジダン王朝”、三男テオがカスティージャ退団でとうとう終焉へ

レアル・マドリーから“ジダン”がいなくなる見通しに。スペイン『Relevo』が伝える。 2001年7月9日、レアル・マドリーで前年から第一次政権を発足させたフロレンティーノ・ペレス会長が、21世紀到来を控えてスタートした“銀河系軍団”構築の第2弾として、ユベントスから2000年のFIFA世界最優秀選手賞、ジネディーヌ・ジダン氏を当時史上最高額の9000万ユーロで獲得。全世界が仰天した。 その後、ジダン氏は2006年の現役引退までマドリーでプレーし、引退後は2度にわたって監督を歴任。その間の功績等は説明不要だろう。 一方、ジダン氏には4人の息子が。長男エンツォ・ジダン(1995年生まれ)、次男ルカ・ジダン(98年生まれ)、三男テオ・ジダン(02年生まれ)、四男エリアス・ジダン(05年生まれ)。エンツォとルカは父の現役時代からマドリー下部組織に所属し、テオとエリアスも兄2人を追うようにマドリーの一員となった。 現在もマドリーに残るはリザーブチーム「カスティージャ」でプレーする三男テオのみだが、一家の父が2001年7月にマドリー入りして以来、エル・ブランコには絶えず、”ジダン”が所属しているのだ。 しかし、2024年夏をもって、四半世紀近く続いてきた「マドリーにジダンあり」が終わる見通しに。テオの契約が6月末までとなっており、本人に延長の意志なし。トップチーム昇格を待たずして、キャリアで初めてマドリーを離れる決断を25日に下したとのことだ。 22歳テオは、父の盟友ラウール・ゴンサレスが率いるカスティージャで主力選手。今季のスペイン3部でセントラルハーフとして優れたパフォーマンスを披露し、他クラブのトップチームに羽ばたく目処が立ったとみられている。 なお、マドリートップチーム通算“1試合1得点”という29歳の長男エンツォは、現役引退を宣言せずとも現在サッカーから離れ、不動産業に従事。1月にマドリーからレアル・ベティスへ移籍した18歳の四男エリアスは、来季のトップチーム昇格が決定し、U-19フランス代表でも主力級という194cmの左利きセンターバックだ。 2024.05.27 15:00 Mon

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