ボーンマスに買収話が浮上? NHLゴールデンナイツのオーナーが動き進める

2022.09.20 07:30 Tue
Getty Images
ボーンマスにアメリカ人実業家による買収話が浮上しているようだ。

1890年に創設されたボーンマスは、2011年にロシア人実業家のマキシム・デミン氏がクラブ株式50%を購入し、共同オーナーに。その後は、若き智将エディ・ハウ監督(現ニューカッスル)の下で着実に力を付け、2014-15シーズンにはチャンピオンシップ(イングランド2部)優勝を果たし、クラブ史上初のプレミアリーグ昇格を成し遂げた。

直近2シーズンはチャンピオンシップでの戦いを強いられたが、スコット・パーカー前監督の下で3シーズンぶりのプレミア昇格。開幕からの低迷によってパーカー監督は早期解任の憂き目を味わったが、ギャリー・オニール暫定監督の下でチームは12位まで順位を上げている。
イギリス『デイリー・メール』などの複数現地メディアによると、現在そのボーンマスには、NHL(ナショナルホッケーリーグ)のベガス・ゴールデンナイツのオーナーであるアメリカ人実業家のビル・フォーリー氏が、1億5000万ポンド(約245億円)でのクラブ買収に向けた動きを進めているという。

フォーリー氏はクリスタル・パレスの共同オーナーで、ブラジルのボタフォゴやベルギーのRWDモレンベークも所有するアメリカの実業家ジョン・テクストル氏とビジネスパートナーの関係にある。
現在、両者はフランスの名門リヨンの買収に動いており、フォーリー氏はテクストル氏に対して最大4億5000万ポンド(約737億円)相当の信用枠を提供しているという。

また、フォーリー氏は『シティ・フットボール・グループ』のようなマルチクラブモデルに関心を持っており、リヨンと並行してボーンマスの経営に参画する考えを持っているようだ。

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