エリクセンの卒倒を間近で見たバルセロナFWが正直に語る「人が死体を見たらすぐに理解する」
2021.08.04 06:35 Wed
バルセロナに所属するデンマーク代表FWマルティン・ブラースヴァイトがユーロ2020の試合中にMFクリスティアン・エリクセンが倒れたシーンについて振り返った。6月12日に行われたユーロ2020グループB第1節のデンマーク代表vsフィンランド代表の一戦。先発したエリクセンだったが、前半途中に卒倒。意識を失ったエリクセンに対して、ピッチ上で心肺蘇生法(CPR)などの救命措置が取られた。
エリクセンはすぐに試合会場の近くにあるコペンハーゲンの病院に搬送され、一命を取り留め、日常生活を送れるレベルに回復している。
そのシーンをピッチから間近で見たブラースヴァイトは当時について、『433』とジェエリーメーカー『ラッキーメタル』が制作したドキュメンタリーの中で正直に語った。
「僕は人生で最も悪い状況の1つを経験した。デンマーク史上最大のスポーツイベントになるはずだったが、それは悪夢だった」
「人が死体を見たら、それは分かるものだ。すぐに理解する。僕はそれを見た。目に入った時、一生懸命に祈り始め、その瞬間にできることはそれだけだと感じた」
「私たちはすべての医師に彼の治療を頼んだ。その時の写真は誰にも見られたくないものだ」
「すべては良い結末で終わった。クリスティアンは元気で症状も安定している。それが僕たちが望むことができる唯一のことだ」
その後、心臓発作の再発を防ぐべく植え込み型除細動器(ICD)を装着する手術を受けたエリクセンだが、3日にメディカルチェックを受けるためミラノに到着。原因究明のため詳しい心臓検査を受け、今後ICDを取り外してプレーができるかの判断が行われるようだ。
エリクセンはすぐに試合会場の近くにあるコペンハーゲンの病院に搬送され、一命を取り留め、日常生活を送れるレベルに回復している。
「僕は人生で最も悪い状況の1つを経験した。デンマーク史上最大のスポーツイベントになるはずだったが、それは悪夢だった」
「あの夜に起こったことは多くの人に衝撃を与えた。僕が彼を見た瞬間、彼は逝ってしまったと思った。その瞬間にできることは神へ祈ることだけだと思った」
「人が死体を見たら、それは分かるものだ。すぐに理解する。僕はそれを見た。目に入った時、一生懸命に祈り始め、その瞬間にできることはそれだけだと感じた」
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デンマーク代表のチームドクターを務めるモルテン・ボーセン氏が試合中に倒れたMFクリスティアン・エリクセンの当時の状況について語った。デンマーク『BT』が伝えた。 デンマークは12日、ユーロ2020の第1節でフィンランド代表と対戦。2大会ぶり9度目の出場となるデンマークが試合を優勢に進めていた中、前半の終盤に悲劇が起きる。 43分、エリクセンがスローインのボールを受けにいくと、足元がおぼつかず、そのままピッチへと力なく倒れ込む事態に。突然の出来事に一瞬時が止まったが、すぐに選手たちが気が付き、エリクセンの下へ。ドクターも呼ばれる緊急事態となった。 うつぶせで倒れたエリクセンは全く動くことなく、状況を把握した両チームの選手たちは目を向けられない状態に。ドクターが気道の確保や心臓マッサージを始めると、現場に緊張感が走った。 スタンドの観客も騒然とする中、デンマークの選手たちはエリクセンの治療の様子がカメラに映らないようにするために背を向けて並び壁を作る状況に。また、シモン・ケアーとカスパー・シュマイケルはエリクセンの妻を落ち着かせにいくなど、懸命に対応していた。 10分以上の治療がピッチ上で行われ、その後ストレッチャーで運び出されたエリクセン。フィンランドの選手たちも協力し、その姿を隠したまま、ピッチを後にしていた。 一度試合は中断した中、1時間半が経過して再開することが決定。その後、0-1でフィンランドが勝利を収めていた。 なお、エリクセンは病院に緊急搬送され、容態が安定したことが報告されており、最悪の事態は免れることとなった。 試合後の記者会見で、チームドクターのボーセン氏が登場し、エリクセンが倒れた時の状況を報告。意識は最初からあったが、容態が急変したと明かした。 「クリスティアンが倒れた時、我々は現場に呼ばれた。その様子を見ていなかったが、すぐに何が起きているのかを理解した。彼は横になり息をしていた」 「脈を感じたが、すぐに状況が変わり、救命のための心臓マッサージを始めた」 「スタジアムのドクターをはじめとする救急隊員の協力があったからこそ、必要なものを手に入れることができた」 「クリスティアンは病院に運ばれる前に私に話しかけてきた」 2021.06.13 12:20 Sun4
「夢にも思っていなかった」デンマーク代表史上最年少となるメジャー大会でのゴールにダムスゴーア「素晴らしい気分」
デンマーク代表MFミッケル・ダムスゴーアが、グループステージ突破を喜んだ。デンマーク『BT』が伝えた。 デンマークは21日、ユーロ2020 グループB第3節でロシアと対戦。デンマークはダムスゴーアのゴールで前半に先制すると、59分にユスフ・ポウルセンが追加点。70分にPKで1点を返されるも、79分にDFアンドレアス・クリステンセン、82分にDFヨアキム・メーレがネットを揺らし、1-4でデンマークが勝利した。 この勝利で連敗スタートながらグループ2位通過が決定したデンマーク。サンプドリアで主力を張るダムスゴーアはこれがユーロでの初ゴール。20歳353日でのゴールは、デンマーク代表史上、ワールドカップとユーロのメジャー大会での最年少ゴールとなった。 逆転でのグループステージ突破に貢献したダムスゴーアは、今回の突破を喜んだ。 「常識を外れているからこそ、次のステップに進むんだ。このチーム、この選手たちは驚きの連続だ。こんな大きな大会に参加するなんで夢にも思っていなかったし、素晴らしい気分だよ」 「前の試合(ベルギー戦)は、僕たちが成し遂げた最も素晴らしい試合の1つだった。それでも、その経験を超えるほど素晴らしいことが起きた」 「僕たちが勝利し、2位として通過が決まったとき、ファンやデンマーク全体が熱狂しているのを見た。素晴らしいと感じているよ」 また、ラウンド16ではウェールズ代表との対戦が決まっているが「僕たちは持っているものを全て出し、そこから先に進まなければいけない」と意気込みを語った。 <span class="paragraph-title">【動画】ダムスゴーアがサンプドリアで見せた今季のアシスト集!</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJRWjJnU1p0SiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.06.22 11:02 Tue5

