劇的逆転勝利で強豪対決制したマドリー、アンチェロッティ監督「この結果は自信と力を与えてくれる」

2025.02.12 11:05 Wed
Getty Images
レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。
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マドリーは11日、敵地にて行われたCLノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグでマンチェスター・シティと対戦。注目の強豪対決は前半に失点を許すも、後半に入ってキリアン・ムバッペのゴールで同点に。その後、PKを与えて再びリードされる展開となったが、86分にブラヒム・ディアスのゴールで同点とすると、アディショナルタイムにはジュード・ベリンガムが流石の勝負強さを見せつける形で逆転ゴールを挙げ、3-2で勝利した。敵地で大きな白星を掴んだマドリーは、1週間後にホームで行われる2ndレグを前に非常に大きなアドバンテージを獲得。アンチェロッティ監督は慎重な姿勢を崩さずも、チームの適切なパフォーマンスを喜んでいる。
「この試合で勝敗を決めるつもりはなかった。とはいえ、わずかに有利な状況を作り、良いパフォーマンスを見せ、この結果には満足している。多くのチャンスを作り、攻撃面で相手に問題を引き起こしたと思う。第2戦に向けてはしっかり準備しなければならないが、この結果は今後に向けて自信と力を与えてくれるだろう」

「攻撃面において、チームは完璧なパフォーマンスを見せた。適切なレベルのコミットメントがあれば、何でもできると証明しただろう。今日は全員が素晴らしいコミットメントだった。チームのクオリティに疑いの余地はなく、これが前進への道だ」
「ここでは守備をしっかりしなければならない。そうでなければ、相手にゴールを大量に決められるからだ。私はスペインのジャーナリストに、守備はチーム全体の姿勢だといつも言っている。今日はチームとしてよく守っていた。これは第1戦だったが、昨年の試合とは非常に違っていたと思う。我々はよりコントロールできていて、前進する上でより脅威的だった」

「この結果が誤解を招いてしまう可能性はあるだろう。第2戦で逆転する必要はないが、今日とまったく同じ方法で、同じコミットメントとクオリティで臨まなければならないだろう」



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