「日本にもほしい」「嗅覚がまさにFW」デンマークの新星が初先発で圧巻ハットトリック!20歳FWが魅せた駆け引きの妙に大絶賛「アタランタの宝石」

2023.03.25 20:45 Sat
Getty Images
デンマーク代表FWラスムス・ホイルンド(アタランタ)が圧巻のパフォーマンスを披露した。デンマークはユーロ2024予選グループH第1節でフィンランド代表とホームで対戦し、3-1で勝利。アタランタでメキメキと頭角を示すストライカーは、この試合で代表初スタメンに抜擢され、カスパー・ヒュルマンド監督やファンの期待に見事応えた。

まずは21分、アレクサンダー・バー(ベンフィカ)のクロスに滑り込みながら合わせて先制のネットを揺らす。横からのノーマルスピードではわかりづらいが、ゴール裏からの映像ではDFとの駆け引きが鮮明に。ニアへ走りつつ、1つファーへ逃げると見せかけてマーカーの足を止めると、再びニアへ。対応したDFは完全にマークを外されている。
クロスのスピードも速く、若干浮き気味のために合わせるのも容易ではないはず。きっちりとゴールへ流し込んだ新星には、「この動きできる選手が日本にもほしい」、「1点目の駆け引きと嗅覚がまさにFW」、「マークの外し方上手い!」、「全身でゴールを奪ってやるって思いがガンガンくる」、「アタランタの宝石」との賛辞が相次いだ。

ホイルンドは62分の一対一こそ逃したものの、82分にはCKから体ごと飛び込むヘディングで勝ち越しゴールを奪えば、追加タイム3分にはモハメド・ダラミー(コペンハーゲン)のお膳立てから冷静かつ大胆な股抜き弾でハットトリックを達成。この夜のヒーローとなった。
「また争奪戦になりそうな」との声も上がる通り、アーセナルやレアル・マドリーなどが関心を示しているとも報じられたホイルンド。今後の活躍や動向から目が離せない。

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【超WS的! ロシアW杯出場国ガイド】vol.12/デンマーク代表: 天才司令塔の下で古豪復活を目指す

▽6月14日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップがロシアの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘がより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が出場国32カ国ガイドを作成。12カ国目は、デンマーク代表を紹介する。 ◆デンマーク代表 監督:オーゲ・ハレイデ 主将:シモン・ケアー 予選成績:6勝/2分け/2敗 W杯出場数:2大会ぶり5回目 W杯最高位:ベスト8 FIFAランク:12位 ◆エリクセン依存の攻撃がカギ<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/worldcup2018_denmark_fom.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽2大会ぶり5度目の本大会行きを決めたダニッシュ・ダイナマイトは、優勝を果たしたユーロ1992以来のサプライズを今大会で目指す。 ▽近年、勝負弱さが指摘され続けてきたデンマークだが、ポーランドやモンテネグロ、ルーマニアと実力拮抗の欧州予選グループEをポーランドに次ぐ2位でフィニッシュすると、アイルランドとの対戦となったプレーオフでは天才司令塔エリクセンの圧巻のハットトリックの活躍などで2戦合計5-1のスコアで勝ち抜きを決めた。 ▽攻守のバランスを重視するノルウェー人指揮官の下でチームは、絶対的司令塔エリクセンを最大限に生かすための[4-3-3]の布陣を採用している。球出しに優れるセンターバックを擁しているものの、身体能力の高い前線の特長を生かした縦に速い攻撃を得意としている。 ▽守備陣では近年エリクセンと年間最優秀選手を争う守護神シュマイケルが絶対的な存在だ。最終ラインではドゥルミシ、ビェランといった主力がメンバーを外れたため、キャプテンのケアーを除き代表キャップ数が「20」に満たないユニットとなる。それでも、チェルシーやボルシアMG、ウディネーゼで活躍するクリステンセンやヴェステルゴーア、ストリガー・ラーセンと能力の高いメンバーが揃った。 ▽中盤では絶対的な司令塔エリクセン、デラネイ、クヴィストの3選手が絶対的な主力を担い、シェーネとクローン=デリのベテラン2選手がバックアップを務める。前線では頼れるベントナーがケガの影響で招集外となるアクシデントに見舞われたが、速さと強さを兼ね備えたポウルセン、ターゲットマンのヨルゲンセン、トリッキーな仕掛けとチャンスメーク能力が高いシストという個性派の3選手に加え、次期エース候補のドルベリやコーネリウスら興味深いタレントが揃う。 ◆超WS的注目プレーヤー MFトーマス・デラネイ(ドルトムント/ドイツ)<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/worldcup2018_denmark_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽ミカエル・ラウドルップやピーター・シュマイケルらと共に歴代最高のタレントと評されるエリクセンがチーム躍進のカギを握ることに間違いはないが、今予選で重要な役割を担ったデラネイに注目したい。 ▽母国屈指の名門コペンハーゲンで長らく主力を担ってきた26歳は昨季ブレーメンに加入すると、今季は初挑戦のブンデスリーガで32試合に出場し3ゴール5アシストを記録。また、驚異的なスタミナでリーグ3位の走行距離を記録するなど攻守両面の貢献度の高さ、高精度の左足を生かしたゲームメークで高い評価を得て、今夏のドルトムント行きを勝ち取っている。デンマーク代表では守備と後方からの繋ぎを担うクヴィスト、攻撃の全権を担うエリクセンを質と量を兼ね備えたプレーで支えている。また、予選のアルメニア戦でハットトリックを記録するなど、ミドルシュートやゴール前への飛び出しと意外性のある一発も持っている。 ◆登録メンバー GK 1.カスパー・シュマイケル(レスター・シティ/イングランド) 16.ヨナス・レッスル(ハダースフィールド/イングランド) 22.フレデリック・レノウ(ブレンビー) DF 3.ヤニク・ヴェステルゴーア(ボルシアMG/ドイツ) 4.シモン・ケアー(セビージャ/スペイン) 5.ヨナス・クヌドセン(イプスウィッチ/イングランド) 6.アンドレアス・クリステンセン(チェルシー/イングランド) 13.マティアス・ヨルゲンセン(ハダースフィールド/イングランド) 14.ヘンリク・ダルスゴーア(ブレントフォード/イングランド) 17.イェンス・ストリガー・ラーセン(ウディネーゼ/イタリア) MF 2.ミカエル・クローン=デリ(デポルティボ/スペイン) 7.ウィリアム・クヴィスト(コペンハーゲン) 8.トーマス・デラネイ(ドルトムント/ドイツ) 10.クリスティアン・エリクセン(トッテナム/イングランド) 18.ルーカス・レラガー(ボルドー/フランス) 19.ラッセ・シェーネ(アヤックス/オランダ) FW 9.ニコライ・ヨルゲンセン(フェイエノールト/オランダ) 11.マルティン・ブラースヴァイト(ボルドー/フランス) 12.カスパー・ドルベリ(アヤックス/オランダ) 15.ビクトル・フィッシャー(コペンハーゲン) 20.ユスフ・ポウルセン(ライプツィヒ/ドイツ) 21.アンドレアス・コーネリウス(アタランタ/イタリア) 23.ピオネ・シスト(セルタ/スペイン) ◆グループステージ日程 ▽6/16 《25:00》 vsペルー代表 @モルドヴィア・アリーナ ▽6/21 《21:00》 vsオーストラリア代表 @サマーラ・アリーナ ▽6/26 《23:00》 vsフランス 代表 @ルジニキ・スタジアム ★いそっぺFCロシアW杯篇~デンマーク代表~ <div style="position: relative;text-align:center;padding-bottom: 56.25%;height: 0; overflow: hidden;" id="cws_ad"><iframe style="position: absolute;top:0; left:0; width:100%;height:100%;" src="https://www.youtube.com/embed/IZH6083WNts" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe></div> 2018.06.12 23:59 Tue
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カスパーの勇敢な救助活動…父ピーターが率直な思いを吐露

▽マンチェスター・ユナイテッドOBで元デンマーク代表GKのピーター・シュマイケル氏が、息子であるレスター・シティの同代表GKカスパー・シュマイケルの勇敢な行動を称賛すると共に、父親としての率直な思いを吐露した。 ▽その行動とは、レスターオーナーのヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏ら搭乗者5名の命を奪ったヘリコプター墜落事故の救助活動だ。事故発生当時、シュマイケルはすぐさま現場に駆けつけ、炎で包まれたヘリコプターから人命救助を試み、警察官に制止されたことが明らかになっている。 ▽そのカスパーの父であるピーター・シュマイケル氏は、イギリス『BBC』の『BBC Radio 5 live's Sportsweek』で次のように言及。息子に対して、いち人間としての「誇り」を感じると同時に、父として「怒り」の感情がこみ上げたことを明かした。 「私は息子のリアクションを誇りに思う。真っ先にやろうとしたことが救助活動だったのだからね」 「彼は炎上しているヘリコプターに走って行った。誰の親だって、あんなことは子供にさせたくない」 「私の息子は尊敬の念を欠かさない思いやりのある繊細な男だ。彼はとんでもないことをやった」 「今は難しい状況にある。私も彼の気持ちを読み取ろうとしていて、大きな反動がないことを願う」 2018.11.19 12:45 Mon

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