エリクセン、94分劇的ヘディング弾のカゼミロを称賛「とてつもない首だ」
2022.10.23 18:10 Sun
マンチェスター・ユナイテッドのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンがチェルシー戦を振り返った。ユナイテッドは22日、プレミアリーグ第13節でチェルシーと対戦。87分、MFスコット・マクトミネイがボックス内で相手選手を倒して献上したPKをMFジョルジーニョに決められ、試合終盤にきて1点を追う展開に。
だが、敗戦も覚悟した終了間際の94分にMFカゼミロのヘディング弾が決まり1-1のドローに。白星こそ得られなかったものの、アウェイで強敵チェルシーと勝ち点1を分け合い、最低限の結果を持ち帰ることに成功した。
試合後、エリクセンはクラブの公式チャンネル『MUTV』で、同点ゴールを決めたカゼミロを称賛。また、試合を優位に進めつつも白星を掴み切れなかったが、チームは正しいステップを踏んでいると口にしている。
「正直に言ってホッとしているよ。あの時間のPKは大きなダメージだった。その後のカゼミロのヘディングは素晴らしかったね。あのコースへ飛ばすなんて。とてつもなく強靭な“首”の持ち主だね」
「常に最高の結果を目指しているけど、チームとして得たものは誇りに思うべきだ。今の僕たちがパーフェクトではないとしても、今よりも良い未来へ向かって正しい道のりを歩んでいるのは間違いないよ」
だが、敗戦も覚悟した終了間際の94分にMFカゼミロのヘディング弾が決まり1-1のドローに。白星こそ得られなかったものの、アウェイで強敵チェルシーと勝ち点1を分け合い、最低限の結果を持ち帰ることに成功した。
「正直に言ってホッとしているよ。あの時間のPKは大きなダメージだった。その後のカゼミロのヘディングは素晴らしかったね。あのコースへ飛ばすなんて。とてつもなく強靭な“首”の持ち主だね」
「僕たちはチェルシーよりもチャンスを作り、ゲームを支配していた。前半のうちに1、2点を決め、余裕を持ってゲームを進めることができたはず、という指摘は正しい。だけど、ファンと一緒にゴールを祝うこともできた。彼らはこのためにスタジアムへと足を運び、選手もそれをやり甲斐とする」
「常に最高の結果を目指しているけど、チームとして得たものは誇りに思うべきだ。今の僕たちがパーフェクトではないとしても、今よりも良い未来へ向かって正しい道のりを歩んでいるのは間違いないよ」
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