「脈を感じたが、すぐに状況が変わった…」チームドクターがエリクセンが倒れた時の状況を報告

2021.06.13 12:20 Sun
Getty Images
デンマーク代表のチームドクターを務めるモルテン・ボーセン氏が試合中に倒れたMFクリスティアン・エリクセンの当時の状況について語った。デンマーク『BT』が伝えた。

デンマークは12日、ユーロ2020の第1節でフィンランド代表と対戦。2大会ぶり9度目の出場となるデンマークが試合を優勢に進めていた中、前半の終盤に悲劇が起きる。

43分、エリクセンがスローインのボールを受けにいくと、足元がおぼつかず、そのままピッチへと力なく倒れ込む事態に。突然の出来事に一瞬時が止まったが、すぐに選手たちが気が付き、エリクセンの下へ。ドクターも呼ばれる緊急事態となった。
うつぶせで倒れたエリクセンは全く動くことなく、状況を把握した両チームの選手たちは目を向けられない状態に。ドクターが気道の確保や心臓マッサージを始めると、現場に緊張感が走った。

スタンドの観客も騒然とする中、デンマークの選手たちはエリクセンの治療の様子がカメラに映らないようにするために背を向けて並び壁を作る状況に。また、シモン・ケアーカスパー・シュマイケルはエリクセンの妻を落ち着かせにいくなど、懸命に対応していた。
10分以上の治療がピッチ上で行われ、その後ストレッチャーで運び出されたエリクセン。フィンランドの選手たちも協力し、その姿を隠したまま、ピッチを後にしていた。

一度試合は中断した中、1時間半が経過して再開することが決定。その後、0-1でフィンランドが勝利を収めていた。

なお、エリクセンは病院に緊急搬送され、容態が安定したことが報告されており、最悪の事態は免れることとなった。

試合後の記者会見で、チームドクターのボーセン氏が登場し、エリクセンが倒れた時の状況を報告。意識は最初からあったが、容態が急変したと明かした。

「クリスティアンが倒れた時、我々は現場に呼ばれた。その様子を見ていなかったが、すぐに何が起きているのかを理解した。彼は横になり息をしていた」

「脈を感じたが、すぐに状況が変わり、救命のための心臓マッサージを始めた」

「スタジアムのドクターをはじめとする救急隊員の協力があったからこそ、必要なものを手に入れることができた」

「クリスティアンは病院に運ばれる前に私に話しかけてきた」

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ブレントフォードがエリクセン加入を正式発表! 昨夏のユーロで試合中に卒倒も復活、プレミア初のICD装着選手に

ブレントフォードは31日、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(29)の加入を発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。なお、すでにメディカルチェック等は全て済ませており、国際移籍証明書が発行され次第合流する。 昨年6月に行われたユーロ2020のフィンランド代表戦で、試合中に卒倒したエリクセン。ピッチ上での迅速な心肺蘇生もあって、無事に一命を取り留め、後に植え込み型除細動器(ICD)を装着する手術を受けていた。 その後は現役続行の意思を示したが、イタリアのスポーツ界ではICDを装着したままプロスポーツの活動ができないという規則によって、12月半ばにインテルとの契約を双方合意の下で解消。以降はユース時代に在籍した古巣オーデンセで個人トレーニングを始め、スイス3部のFCキアッソ、同じく古巣のアヤックスでより実戦的なトレーニングを積みながら、新天地を探していた。 トーマス・フランク率いるブレントフォードは、デンマーク資本であり、監督を含めデンマークの同胞が多数在籍するクラブ。エリクセンはプレミアリーグ史上初となるICD装着のプレーヤーとして、約7カ月ぶりの戦列復帰を果たすことになる。 以前在籍したトッテナムでは7年半プレーし、プレミアリーグでは226試合に出場し51ゴール67アシストを記録。プレミアリーグにクラブ史上初挑戦中のブレントフォードにとっては大きな戦力となる。 2022.01.31 17:37 Mon

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「評判が悪くて新天地も…」ベントナーが後悔と心の闇を告白「年齢を重ねてようやく過去を…」

元デンマーク代表FWニクラス・ベントナー氏(36)が本意ではない現役引退を振り返り、後悔と心の闇を打ち明けた。イギリス『サン』が伝えている。 良くも悪くも北欧デンマークを代表するフットボーラーとして名を馳せたベントナー氏。アーセナルやユベントスといった経歴以上に、飲酒運転・無免許運転・器物損壊・暴行といった数々の犯罪歴がクローズアップされる。 それでも、珍発言の数々や屈託のない笑顔で愛されキャラとして認知され、現在は母国で「ニクラスのイタズラ」という自身の名を冠したバラエティ番組の司会者として活躍中。一方ではデンマークのサッカーを議論するラジオ・ポッドキャスト番組にもレギュラー出演する。 そんななか、かつて自伝を共同制作したライターと再会し、自身の心の闇を打ち明けるドキュメンタリー番組への出演を了承。2021年6月の現役引退発表に至るまでの1年半を回想し、普段は明るく陽気な“ベントナー男爵”も、今回ばかりは神妙に「後悔」を打ち明けた。 「2019年限りでローゼンボリを退団したあと、いくつかのクラブから話があり、行きたいクラブもあったが、中国で始まったことにより、その選択肢はなくなった」 “中国で始まったこと”が指すのは、新型コロナウイルスの世界的蔓延。ローゼンボリ退団後に新天地を探したベントナー氏だが、結局どのクラブも自身の獲得にゴーサインを出さず。コロナによるクラブ財政逼迫の懸念と同時に、自らのパーソナリティが嫌われたと感じたようだ。 「(私の)評判は決して良くなかっただろうからね。いくつかのクラブのコーチから『私としてはキミを獲得したいが、上層部は動かない』と言われたよ。獲るか獲らないか…クラブが難しい決断を迫られたとき、私のような人間は有利にならないのだろう。キャリアを終えることにした」 結局、無所属が1年半続いた末、やるせなさを抱えたまま引退発表。今なお現役復帰を夢に見ると明かしつつ、それは叶わないとも語る。 「引退発表が正しい選択だったかどうかわからない。いや、じっくり考えての行動ではなかったんだ。そのせいだろうか。ここ2〜3年、復帰を考えなかった日なんかない。今日もそうだ。だが、はっきり言ってそれは妄想だ。もうフットボーラーのカラダには戻れない」 「私にとってフットボールは“愛”。心の底から愛してきた唯一のものであり、少年時代から私に自由な空間を与えてくれた唯一の場所だ。どんな闇を抱えていても、ピッチに入れば全てが吹き飛んだ。他に同じ“愛”を見つけるのは難しい」 「故意に誰かを傷つけたり、失望させようとしたことなんか一度もない。だが、自分の中に平穏を見つけるのに、私はあまりに長い時間を要してしまった…この少々難しい性格を今さら隠すつもりはない。年齢を重ねてここに座っている今、ようやく過去を冷静に振り返ることができる。そして、振り返れば振り返るほどに『後悔』が押し寄せてくる」 2024.02.09 18:25 Fri
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エリクセンの卒倒を間近で見たバルセロナFWが正直に語る「人が死体を見たらすぐに理解する」

バルセロナに所属するデンマーク代表FWマルティン・ブラースヴァイトがユーロ2020の試合中にMFクリスティアン・エリクセンが倒れたシーンについて振り返った。 6月12日に行われたユーロ2020グループB第1節のデンマーク代表vsフィンランド代表の一戦。先発したエリクセンだったが、前半途中に卒倒。意識を失ったエリクセンに対して、ピッチ上で心肺蘇生法(CPR)などの救命措置が取られた。 エリクセンはすぐに試合会場の近くにあるコペンハーゲンの病院に搬送され、一命を取り留め、日常生活を送れるレベルに回復している。 そのシーンをピッチから間近で見たブラースヴァイトは当時について、『433』とジェエリーメーカー『ラッキーメタル』が制作したドキュメンタリーの中で正直に語った。 「僕は人生で最も悪い状況の1つを経験した。デンマーク史上最大のスポーツイベントになるはずだったが、それは悪夢だった」 「あの夜に起こったことは多くの人に衝撃を与えた。僕が彼を見た瞬間、彼は逝ってしまったと思った。その瞬間にできることは神へ祈ることだけだと思った」 「人が死体を見たら、それは分かるものだ。すぐに理解する。僕はそれを見た。目に入った時、一生懸命に祈り始め、その瞬間にできることはそれだけだと感じた」 「私たちはすべての医師に彼の治療を頼んだ。その時の写真は誰にも見られたくないものだ」 「すべては良い結末で終わった。クリスティアンは元気で症状も安定している。それが僕たちが望むことができる唯一のことだ」 その後、心臓発作の再発を防ぐべく植え込み型除細動器(ICD)を装着する手術を受けたエリクセンだが、3日にメディカルチェックを受けるためミラノに到着。原因究明のため詳しい心臓検査を受け、今後ICDを取り外してプレーができるかの判断が行われるようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】退院後初めて確認されたエリクセンの元気そうな姿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CQ0tzmkjBhs/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="13" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CQ0tzmkjBhs/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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vol.15/デンマーク代表【カタールW杯出場国ガイド】不屈の司令塔牽引の今大会屈指のサプライズ候補

11月20日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップがカタールの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘をより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が出場国32カ国ガイドを作成。15カ国目は、デンマーク代表を紹介する。 ◆デンマーク代表 監督:カスパー・ヒュルマンド 主将:シモン・ケアー 予選成績:9勝1敗 W杯出場数:2大会連続6回目 W杯最高位:ベスト8 FIFAランク:10位 ◆今大会屈指のサプライズ候補 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/WC2022_Denmark_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユーロ1992でサプライズの初優勝を遂げたダニッシュ・ダイナマイトは、今大会でその再現を目指す。昨年のユーロ2020での躍進をキッカケに、W杯欧州予選やUEFAネーションズリーグでも見事な戦いを披露しているヒュルマンド率いるデンマーク。真のワールドクラスと呼べるタレントはエリクセンのみだが、多くの実力者を擁し[3-5-2(3-4-2-1)]の布陣で一体感溢れるプレースタイルを見れば、今大会屈指のサプライズ候補と言っても過言はない。 GKのポジションでは絶対的な守護神シュマイケルをドイツの首都でプレーするクリステンセン、レノウがサポートする形だ。昨季までレスターで安定感際立つパフォーマンスを見せていたシュマイケルだが、今夏電撃移籍した新天地のニースではチームと共に振るわないパフォーマンスが続いているが、代表チームでは普段通りの安定したプレーを見せており、大きな問題とはならないはずだ。 ディフェンスラインではケアーとアンドレアス・クリステンセン、アンデルセンが3バックの主軸を担う。アンデルセンを除き負傷明けのケアーとA・クリステンセンの状態は気がかりだが、万全の状態であれば、圧倒的な対人の強さと正確なフィードによって攻守両面における高い貢献が期待できる。左右のウイングバックでは中盤的な要素が強いヴァスを除き推進力と対人能力に優れる質実剛健なメンバーが揃った。主力候補のラスムス・クリステンセンとメーレの運動量、攻撃参加はチームにとって重要な要素だ。 中盤ではトップ下起用が見込まれるエリクセンと、セントラルMFでコンビを組むハードワーカーのホイビュアとデラネイのベテラン3選手が絶対的な存在だ。そして、セントラルMFでが献身性とスマートなプレーが売りのイェンセンとノルゴーアがバックアップを担い、ダムスゴーアとリンドストロームの若手2選手はエリクセンのバックアップと共に、前線が2シャドーを採用した際にはスタメン候補となる。 前線はビッグネームはいないものの、ハードワークとフィジカル能力に長けたコーネリウスやポウルセン、ヴィンドといったターゲットマンタイプと、万能型のドルベリ、創造性と左足のテクニックに長けたスコフ・オルセン、ウイングバックでもプレー可能なスコフらセカンドトップタイプの選手が揃う。基本はコーネリウスとスコフ・オルセンの2トップが有力だが、多士済々のアタッカー陣を相手に合わせて起用する形となる。 ◆超WS的注目プレーヤー MFクリスティアン・エリクセン(マンチェスター・ユナイテッド) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/WC2022_Denmark_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> デンマークの注目プレーヤーは、不撓不屈の精神力を持つ司令塔のエリクセンだ。昨夏開催のユーロで試合中に心停止を起こす悲劇に見舞われた30歳だが、昨季後半にブレントフォードで奇跡の戦列復帰を果たすと、今年3月に行われた代表復帰戦ではいきなりゴールを挙げる、圧巻のカムバックを見せた。今夏、新天地を求めて加入したマンチェスター・ユナイテッドでも開幕から安定したパフォーマンスを披露し、新生ユナイテッドを牽引。中断前最後の一戦となったフルアム戦では加入後初ゴールを記録し、今大会に向けて大きな弾みをつけている。さすがに優勝は厳しいかもしれないが、1998年フランス大会のベスト8更新にチームを導きたい。 ◆登録メンバー GK 1.カスパー・シュマイケル(ニース/フランス) 16.オリヴァー・クリステンセン(ヘルタ・ベルリン/ドイツ) 22.フレデリック・レノウ(ウニオン・ベルリン/ドイツ) DF 2.ヨアキム・アンデルセン(クリスタル・パレス/イングランド) 3.ビクトル・ネルソン(ガラタサライ/トルコ) 4.シモン・ケアー(ミラン/イタリア) 5.ヨアキム・メーレ(アタランタ/イタリア) 6.アンドレアス・クリステンセン(バルセロナ/スペイン) 13.ラスムス・クリステンセン(リーズ/イングランド) 17.イェンス・ストリガー・ラーセン(トラブゾンスポル/トルコ) 26.アレクサンダー・バー(ベンフィカ/ポルトガル) MF 7.マティアス・イェンセン(ブレントフォード/イングランド) 8.トーマス・デラネイ(セビージャ /スペイン) 10.クリスティアン・エリクセン(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 14.ミッケル・ダムスゴーア(ブレントフォード/イングランド) 15.クリスティアン・ノルゴーア(ブレントフォード/イングランド) 18.ダニエル・ヴァス(ブレンビー) 23.ピエール=エミール・ホイビュア(トッテナム/イングランド) 25.イェスパー・リンドストローム(フランクフルト/ドイツ) FW 9.マルティン・ブラースヴァイト(エスパニョール/スペイン) 11.アンドレアス・スコフ・オルセン(クラブ・ブルージュ/ベルギー) 12.カスパー・ドルベリ(セビージャ/スペイン) 19.ヨナス・ヴィンド(ヴォルフスブルク/ドイツ) 20.ユスフ・ポウルセン(RBライプツィヒ/ドイツ) 21.アンドレアス・コーネリウス(コペンハーゲン) 24.ロバート・スコフ(ホッフェンハイム/ドイツ) ◆グループステージ日程 ▽11/22 《22:00》 vsチュニジア代表 @エデュケーション・シティ・スタジアム ▽11/26 《25:00》 vsフランス代表 @スタジアム974 ▽11/30 《24:00》 vsオーストラリア代表 @アル・ジャヌーブ・スタジアム 2022.11.18 22:10 Fri
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30歳になっても“問題児”…タクシー運転手暴行のベントナーが謝罪

▽タクシー運転手に対する暴行事件を起こして逮捕されていたデンマーク代表FWニクラス・ベントナーが、事件について謝罪した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 ▽ベントナーは、タクシー運転手への暴行を行ったとして、9日の朝にコペンハーゲン警察に通報。通報した運転手が所属する『Dantaxa』は、運転手がアゴの手術を受けていると声明を発表していた。ベントナーは、その後に逮捕されていた。 ▽所属するローゼンボリやデンマークサッカー協会は今回の件について声明を出すことを拒否。事件について調べるとしていた中、ベントナー本人が謝罪を行った。 「残念な結果になり、僕も悲しい。一部の人に謝罪したいと思います」 「ローゼンボリファンの皆さんへ。今回のことを謝罪します。ローゼンボリに忠誠を誓うファンの皆さんのためにプレーすることは、最初から喜びでした。そして、自分自身、チームについて誇りに思ってくれていることを、名誉と感じています」 「クラブへ。僕自身が今日ここに立っていることを心から謝罪します。ローゼンボリは僕にとってより良いクラブでした。新たな家、新たな家族と感じており、僕には新たなスタートがひつようでした。なりたい人になることは簡単でした」 「親愛なるチームメイトには、重要な時期に集中力を奪ってしまうことを謝罪します。皆さんの理解に感謝し、それを受け止めています」 「1年半にわたって、毎日ロッカールームを共有した彼らは、僕のことを知ってくれています。しかし、もし愛している人々をピッチ内外で守ることができなければ、ファイターではあってはいけない。僕はそうではありませんでした」 ▽ベントナーは、アーセナルやユベントス、ヴォルフスブルクでプレー。これまでも、ピザ屋でクレジットカードが使えなかったために無償提供を要求する事件や、自動車を破壊する器物破損、飲酒運転など問題行動を起こしていた。 2018.09.12 12:00 Wed
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“狂犬”グラベセン、現役時代のレアル移籍を回想 最初は「アトレティコの方だと…」

元デンマーク代表のトーマス・グラベセン氏が、現役時代にレアル・マドリーへ移籍した時のエピソードを明かした。 現役時代にエバートンやレアル・マドリーなどでプレーしたグラベセン氏。優れたテクニックを持つ反面、激しいプレースタイルから「狂犬」の愛称で親しまれた。2005年1月に加入したマドリーでは、2006年8月にセルティックへ移籍するまでの約1年間半で、公式戦49試合1ゴールを記録。デンマーク代表としても2002年の日韓・ワールドカップ(W杯)に出場するなど、66試合5ゴールの成績を残した。 そんなグラベセン氏がイギリス『Four Four Two』でのインタビューで、2005年1月にエバートンからレアル・マドリーに移籍した当時を回想。マドリーからの関心をエージェントから伝えられた際、アトレティコ・マドリーからのモノだと思っていたようだ。 「エージェントが電話をかけてきた時、私は兄弟と映画館にいたんだ」 「だから兄弟に『電話に出なくてはならない』と言って外に出た。そしたら私のエージェントが『マドリーについてどう思う?』って聞いてきたんだ」 「私はてっきりアトレティコ・マドリーだと思っていてね。『いやエバートンが好きだよ』って返した。そしたら彼が『レアル・マドリーだぞ?』って言ったんだ」 「『レアル・マドリー!? オーケー…、彼らはなんて言ってるんだ? (当時の監督である)デイビッド・モイーズは?』って言うと、私のエージェントは彼らは合意に達していると教えてくれてね。あとは私たち次第だったんだ。そこからエージェントがマドリッドに行った。冬の移籍市場だったからレアル・マドリーも迅速に進めなくてはいけなくてね。移籍はとてもスムーズにまとまったよ」 2019.09.05 19:00 Thu

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