開幕5連勝のマドリー、アンチェロッティはスーパーミドル弾のバルベルデを絶賛「素晴らしいリーダーになる」
2022.09.12 11:20 Mon
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデの活躍を称えた。クラブ公式サイトが伝えている。レアル・マドリーは11日、ラ・リーガ第5節でマジョルカと対戦。自陣左サイドで与えたFKから35分に相手に先制点を奪われるも、前半アディショナルタイムのバルベルデのゴールで追いついた。試合を折り返して72分にブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが勝ち越しゴールを決めると、終了間際にはブラジル代表FWロドリゴとドイツ代表DFアントニオ・リュディガーも追加点を奪取。4-1で快勝し、開幕5連勝となった。
アンチェロッティ監督は試合後、絶対的エースであるフランス代表FWカリム・べンゼマを負傷で欠きながらも、見事なパフォーマンスを見せたと振り返った。
「我々はよくやっている、素晴らしくね。ベンゼマの不在を補うことができた。できるだけ早く復帰させたいと考えていたが、この勝利は自信になった。3ポイントを獲得できたし、素晴らしいクオリティだった。私にとっては、ロドリゴとヴィニシウスのコンビネーションが一番良く見えた。彼らが活躍し始めてからはすべてが簡単だった。気温やセットプレーからの失点など、複雑な試合だったが、冷静さを保って少しずつ試合をひっくり返し、最終的には勝利することができた」
また、前半にドリブル突破から、同点弾となる見事なミドルシュートを決めたバルベルデにも言及。「フェデリコは我々にとってとても重要な存在だ。彼はとてもエネルギッシュであり、それと同時に今でもとても謙虚だ。そういった点こそが彼が素晴らしいリーダーになるための一つの要素になってくれると思う。我々にはクオリティだけではなく、模範を示してリーダーになれる人材がたくさんいる。それはとても重要なことだ」と、その将来性を高く評価した。
アンチェロッティ監督は試合後、絶対的エースであるフランス代表FWカリム・べンゼマを負傷で欠きながらも、見事なパフォーマンスを見せたと振り返った。
また、前半にドリブル突破から、同点弾となる見事なミドルシュートを決めたバルベルデにも言及。「フェデリコは我々にとってとても重要な存在だ。彼はとてもエネルギッシュであり、それと同時に今でもとても謙虚だ。そういった点こそが彼が素晴らしいリーダーになるための一つの要素になってくれると思う。我々にはクオリティだけではなく、模範を示してリーダーになれる人材がたくさんいる。それはとても重要なことだ」と、その将来性を高く評価した。
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IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu4
「左ヒザがもう十分だと言ったらもう従うしかなかった」 ヴァランが明かす31歳で現役退いた背景
元フランス代表のラファエル・ヴァラン氏が現役引退の決断理由に“左ヒザの限界”を挙げた。 レアル・マドリー時代に数々のメジャータイトルを総なめにし、フランス代表としても2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)優勝に貢献したヴァラン氏。2021年夏から2年をマンチェスター・ユナイテッドで過ごし、今季からコモ入りした。 だが、セスク・ファブレガス監督率いるセリエA昇格組で新たなキャリアを紡ごうと8月のデビュー戦、コッパ・イタリアのサンプドリア戦に先発しながら23分で負傷交代すると、セリエAの登録メンバー外に。そのまま現役を退く決断に至った。 31歳の若さで現役キャリアの幕を下ろした格好だが、やはりケガがその決め手になってしまったようだ。フランス『レキップ』で「左ヒザがもう十分だと言ったら、もう従わざるをえなかった」と話す。イギリス『ミラー』が報じる。 「20歳のときから、右ヒザの上にもダモクレスの剣(古代ギリシャの故事のひとつ)をぶら下げてプレーしてきたんだ。右ヒザは強くなったものの、動きが悪くなって、左ヒザがパワーと押し込みのすべてを担った。片ヒザでどうやって11年プレーしたか? 多大な頑張りや犠牲、ケア、そして新しいバランスを管理する術を学んだよ」 「心理的に、ピッチに入ったら、ほかの選手にも、自分にも片ヒザしかないとは言えなかった。実際、ヒザだけを見たら、心配されるだろう。ケガをしたりするかも知れないのはわかりきったことだったけど、僕らは誰もがリスクを抱えて生きているんだ。剣闘士のように命をかけてプレーしているわけじゃないけど、身体的な問題を抱えてプレーしている。それが僕らだ。幼い頃からタフガイだ。生涯ずっと痛みを抱えながらプレーしているんだ」 また、「『両足があればすごいことになる』と自分に言い聞かせるときもあった。全てを軽く受け止めてきたけど、その問題を抱えるからこそ、自分の技をマスターしたんだ」と振り返り、こう続ける。 「もう何年もタックルをしていない。デュエルでインパクトを与える上で適切なタイミングを待つんだ。いつ止まるか、加速するか、先に走り出すかをね。このヒザがなければ、これほど自分のポジションをマスターできなかっただろうね。卓越した身体能力を持つ若い選手を見ると、ポジション管理と同じくらいのエネルギーを注げばモンスターになれると思う」 2024.10.17 13:05 Thu5

