「これは決めないと…」リバプールFW南野拓実、アーセナル戦での痛恨決定機逸にファン嘆き「絶対入ったと思った」

2022.01.14 12:06 Fri
Getty Images
リバプールの日本代表FW南野拓実が、痛恨の決定機逸でヒーローになり損ねた。リバプールは13日、EFLカップ(カラバオカップ)準決勝1stレグでアーセナルとホームで対戦。アフリカ・ネーションズカップ参戦組や負傷者によって多くの一部主力を欠く中、この試合ではFWサディオ・マネとFWモハメド・サラーの代役にFWロベルト・フィルミノ、南野を起用した。

アーセナルの日本代表DF冨安健洋は負傷でベンチ外となった一戦は、前半半ばに大きな動きが。アーセナルのMFグラニト・ジャカが一発退場となり、試合の主導権は完全にリバプールが握る。
しかし、リバプールは崩しの精度、アイデアを欠き決定機まで持ち込めずにそのまま試合終盤を迎える。それでも90分、この日最大のチャンスが訪れる。

右サイドからMFアレックス・オックスレイド=チェンバレンのクロスが入ると、飛び出したアーセナルのGKアーロン・ラムズデールと味方が交錯したルーズボールがボックス中央の南野の元へこぼれる。だが、南野はバウンドにうまく合わせ切れず、シュートを大きくふかしてしまい、痛恨の決定機逸となった。
多くのリバプールの選手たちが思わず頭を抱えた場面。SNS上のファンからも「これは決めないと…」、「バウンド合わなかったか」、「絶対入ったと思った」、「決めてたらまたヒーローだったのに」、「これは擁護できない」と嘆く声が多くあがっている。

結局、試合はそのまま0-0のドローで終了。10人相手に攻めきれなかったチーム全体の責任でもあり、南野は守備面での奮闘もあった。しかし、この試合最大の決定機を逃したということもあり、南野は矢面に立たされている。

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ヴェンゲル、スアレスへの“4000万1ポンド”オファーを反省 「馬鹿げていた…」

2018年までアーセナルで長期政権を築いたアーセン・ヴェンゲル氏が、リバプールから 引き抜きを狙ったウルグアイ代表FWルイス・スアレスに関するエピソードについて語った。イギリス『ミラー』などが伝えている。 今夏にバルセロナからアトレティコ・マドリーに移籍したスアレスは、2011年1月から2014年7月までリバプールに所属。公式戦133試合に出場し82得点を記録するなど、絶対的なエースとして君臨していた。 そのリバプールのエースの獲得に向け、アーセナルが動いたのが2013年の夏。 当時、チャンピオンズリーグ(CL)から遠ざかるなど、低迷が続いていたクラブからの退団の意思を示していたスアレスに関して、ヴェンゲル氏はCL出場権を切り札のひとつとして獲得が可能と踏んでいた。ただ、同じプレミアリーグのライバルへの売却を望まないリバプールの徹底抗戦が予想されていた。 ただ、当時スアレスには4000万ポンド(約54億8000万円)の契約解除金が設定されていると報じられており、アーセナルはこの金額に1ポンド(約136円)を上乗せした“4000万1ポンド”のオファーを掲示し、エースの引き抜きを図った。 やや非常識ともいえるこのオファーは物議を醸し、リバプールのオーナーであるジョン・ヘンリー氏は自身の『ツイッター』で「彼らはエミレーツで何か(薬のようなものを)吸っているのか?」と呟くなど激高。また、実際に前述の契約解除条項は存在しておらず、リバプール側が交渉を拒否したこともあり、スアレス獲得は実現しなかった。 ただ、10月13日に販売が開始されたヴェンゲル氏の自叙伝『My Life in Red and White: My Autobiography』によると、同氏は契約解除条項が存在しないことを理解した上で前述のオファーを掲示していたという。そして、自身の振る舞いを反省している。 「2013-14シーズンにスアレスを獲得したいと思っていた。我々はプレーヤー本人、代理人と合意に達していた。そして、彼の代理人は4000万ポンド以上のオファーがあれば、リバプールは彼を手放さなければならない条項があると主張していた」 「しかし、リバプール内部の軽率な振る舞いのおかげで、そんな条項が存在しないということも理解していた。その事実を確かめるために、4000万1ポンドのオファーを出した。これについては、馬鹿げていると思われただろうし、私自身も同意する」 「リバプールはスアレスを売る気がなかったし、彼らにはプレーヤーを残すだけの(金銭的)余裕があった。さらに、既にバルセロナからのオファーが差し迫っていた」 リバプールはアーセナルからのオファーを拒絶した1年後に、スアレスをバルセロナに6500万ポンド(約89億円)で売却している。ヴェンゲル氏からすると、交渉上の駆け引きのつもりだったと思われるが、ビッグネームの獲得を逃しただけでなく、相手方にばらされてひんしゅくまで買う苦い経験だったようだ。 2020.10.15 17:03 Thu

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