「PK戦はくじ引きではない」死闘を制し4度目のEL覇者となったエメリ監督「仕事をした。他には何もない」

2021.05.27 09:41 Thu
Getty Images
ビジャレアルウナイ・エメリ監督が、ヨーロッパリーグ(EL)制覇を喜んだ。スペイン『アス』が伝えた。26日、2020-21シーズンのEL決勝がポーランドのグダニスク・スタジアムで行われた。

2度目のEL制覇を目指すマンチェスター・ユナイテッドと初のEL優勝を目指すビジャレアルの一戦は、29分にジェラール・モレノがゴールを奪いビジャレアルが先制。しかし、55分にエディンソン・カバーニがネットを揺らし、1-1のまま試合は推移する。
結局そのままスコアは動かず、120分間が終了。PK戦にもつれ込むと、互いに10人が連続して成功する異例の事態に。すると、先行のビジャレアルはGKヘロニモ・ルジが成功。しかし、ユナイテッドはGKダビド・デ・ヘアが失敗し勝負あり。ビジャレアルが初優勝を達成した。

クラブとしては初のEL制覇となった中、エメリ監督にとってはセビージャ時代と合わせて4度目のEL優勝に。エメリ監督は選手たちのパフォーマンスを評価。クラブとしてのプロジェクトも称賛した。
「仕事をした。他には何もない。選手たちは良いメンタリティを持っていた。この大会では、素晴らしいチームを相手に、決勝でも良い試合ができた」

「競うこと、苦しむことはわかっていた。我々は彼らよりも良い結果を出した。PK戦の前に試合を終えたと思っていた」

「PK戦はくじ引きではない。頭の中がしっかりしていないとゴールは決められない。選手たちは素晴らしかった」

「ビジャレアルへの誇り、そしてここに来られなかった会長への誇り、安定したプロジェクトへの誇りがある。スペインのリーグを代表するというプライド、そして多くの人、多くのものに満足を与えたい。我々は多くの人やクラブ、そしてみんなからとてもサポートをされたと感じている」

「まずは今を祝うことだ。物事を成し遂げるための基礎として仕事を信じるならば、それを祝福しなければいけない。そして、休むこと。これから起こることに備えることだ」

「スーパーカップの準備をし、次にチャンピオンズrーイグという大きなタイトルを目指す。我々は力を抜き、バッテリーを充電し、最もプロフェッショナルな方法で休暇を楽しみ、多くの力を蓄えて戻ってくる必要がある」


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『進撃の巨人』パロディが大反響!ビジャレアルがバイエルンを“超大型巨人”に見立てる

優勝候補撃破にビジャレアルが沸いている。 ビジャレアルは12日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグでバイエルンとアウェイで対戦。ホームでの1stレグを1-0と先勝していた中、この日も堅い守備を披露。それでも52分にロベルト・レヴァンドフスキにネットを揺らされ、2戦合計で追いつかれてしまう。 後半はやや防戦一方となるが、88分にロングカウンターから途中出場のサムエル・チュクウェゼがゴール。2戦合計スコアで2-1と上回り、ベスト4進出を決めた。 下馬評ではバイエルン優勢と見られていた中での勝利にビジャレアルの公式SNSはお祭り騒ぎ状態に。選手やスタッフたちが喜ぶ様子や観客の歓喜などを伝えていたが、その中で日本の大人気アニメ『進撃の巨人』の名シーンをオマージュに使う場面もあった。 ビジャレアルは、主人公のエレン・イェーガーが、世界を守る壁を壊そうと現れた超大型巨人に立ち向かうシーンを採用。エレンをビジャレアルに、超大型巨人をバイエルンにたとえ、「戦わなければ勝てない」と原作にも出てきたセリフと同じ意味のスペイン語を並べた。 この大騒ぎには国内外の多くのファンが反応。公式アカウントでの投稿ということもあり賛否はあるが、すでに10万近くのいいねが集まっており、大きな反響を呼んでいる。 <span class="paragraph-title">【写真】エレン(ビジャレアル)と超大型巨人(バイエルン)が対峙する『進撃の巨人』の名シーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">.<a href="https://twitter.com/hashtag/UCL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UCL</a> <a href="https://t.co/9OvYCCdsYM">pic.twitter.com/9OvYCCdsYM</a></p>&mdash; Villarreal CF (@VillarrealCF) <a href="https://twitter.com/VillarrealCF/status/1514009214338879494?ref_src=twsrc%5Etfw">April 12, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.04.13 18:43 Wed
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バルサ、スペイン代表CBを巡ってビジャレアルと交渉開始か

バルセロナが、ビジャレアル所属のスペイン代表DFパウ・トーレス(23)に興味を示しているようだ。『フットボール・エスパーニャ』が伝えている。 ビジャレアルの下部組織出身のパウ・トーレスは191㎝の長身を誇るセンターバック。昨シーズンにレンタル移籍したマラガで頭角を現し、今季はトップチームの主力としてリーグ戦24試合に出場し1ゴール1アシストを記録している。 昨年11月にはスペイン代表デビューも果たしており、バルセロナはフランス代表DFサミュエル・ユムティティに代わるセンターバック候補の1人としてパウ・トーレスをリストアップしているようだ。 一方、イギリスメディアによると同選手にはアーセナルやマンチェスター・シティも関心。シティは相次ぐ負傷離脱で人材不足となっていたセンターバックの補填の為、今冬の移籍市場で注目していたという。 なお、2023年まで契約を残す同選手の契約解除金は5000万ユーロ(約60億円)。バルセロナは非公式ながら移籍交渉をすでに始めているようだ。 2020.03.23 00:00 Mon

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