優勢ドローで初戦大勝活かしたドルトムントがベスト16進出! 守田英正が欠場のスポルティングは2戦連続無得点で敗退…【CL】
2025.02.20 04:41 Thu
ドルトムントが2戦連続零封で突破
チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、ドルトムントvsスポルティングCPが19日にBVBシュタディオン・ドルトムントで行われ、0-0のドローに終わった。この結果、2戦合計3-0としたドルトムントのベスト16進出が決まった。なお、スポルティングのMF守田英正は負傷欠場となった。
本来であれば、3点のビハインドを追うスポルティングが攻勢を仕掛けたいところだったが、ドルトムントがボールを保持する場面が多くホームチームがうまくスローテンポの展開を維持する。
序盤からボールを動かす場所は自陣や中盤が目立ったが、時間の経過とともにより深い位置まで前進。20分にはザビッツァーの鋭いミドルシュートでGKルイ・シウバにファインセーブを強いると、以降もアデイェミ、グロスとミドルレンジからのシュートでゴールへ迫っていく。
ドルトムントの思惑通りの0-0で折り返した後半。リーグ戦への切り替えか、キャプテンのヒュルマンドに代えてブリトを投入したスポルティングに対して、ドルトムントもバイノー=ギッテンスに代えてバイアーをハーフタイム明けに投入。
後半も立ち上がりから押し込むドルトムントはアデイェミ、スベンソンの鋭いミドルシュートで先制点に迫るが、ここはGKルイ・シウバの好守に阻まれる。さらに、58分にはボックス内でアデイェミがルイ・シウバに倒されてPKを獲得するが、キッカーのギラシーが左下隅を狙って蹴ったシュートはルイ・シウバに完璧な読みと反応で阻止された。
その後、ニコ・コバチ監督は展開的に突破を確信したか、ギラシー、ブラントを下げてデュランヴィル、レイナの投入でゲームクローズをより意識。カウンターやセットプレーからゴールも目指したが、ジャンのヘディングでのゴールがオフサイドで取り消されるなど先制点が遠い。
後半最終盤にはアントン、ベンセバイニの投入で完全に逃げ切り態勢に入ったドルトムントは、スポルティングに一矢報いることも許さず。2試合連続のクリーンシートによって危なげなく突破を決めた。
ドルトムント 0-0(AGG:3-0) スポルティングCP
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敵地での1stレグを3-0の快勝で終えて大きなアドバンテージを手にしたドルトムント。ただ、新体制移行後苦戦が続くブンデスリーガでは直近のボーフム戦を0-2で終えて連敗中。ラウンド16進出とともにリーグ敗戦のバウンスバックを期した今回のホームゲームではジューレに代えてリエルソンを起用した以外、同じスタメンを採用した。一方、1stレグの大敗によって逆転突破に奇跡が必要となったスポルティング。だが、直近のアロウカ戦では2-2のドローに終わり、弾みを付けられず。さらに、守田に加え、ギョケレシュやトリンコンら多くの主力をケガで欠く苦しいメンバー構成で敵地での重要な一戦に臨んだ。序盤からボールを動かす場所は自陣や中盤が目立ったが、時間の経過とともにより深い位置まで前進。20分にはザビッツァーの鋭いミドルシュートでGKルイ・シウバにファインセーブを強いると、以降もアデイェミ、グロスとミドルレンジからのシュートでゴールへ迫っていく。
対するスポルティングは守備こそ粘り強くやっているものの、全く攻撃の形を作れない。さらに、前半終盤にはシモンエスの負傷でデバストのスクランブル投入を余儀なくされるなど、苦しいチームの現状を反映させる前半45分間となった。
ドルトムントの思惑通りの0-0で折り返した後半。リーグ戦への切り替えか、キャプテンのヒュルマンドに代えてブリトを投入したスポルティングに対して、ドルトムントもバイノー=ギッテンスに代えてバイアーをハーフタイム明けに投入。
後半も立ち上がりから押し込むドルトムントはアデイェミ、スベンソンの鋭いミドルシュートで先制点に迫るが、ここはGKルイ・シウバの好守に阻まれる。さらに、58分にはボックス内でアデイェミがルイ・シウバに倒されてPKを獲得するが、キッカーのギラシーが左下隅を狙って蹴ったシュートはルイ・シウバに完璧な読みと反応で阻止された。
その後、ニコ・コバチ監督は展開的に突破を確信したか、ギラシー、ブラントを下げてデュランヴィル、レイナの投入でゲームクローズをより意識。カウンターやセットプレーからゴールも目指したが、ジャンのヘディングでのゴールがオフサイドで取り消されるなど先制点が遠い。
後半最終盤にはアントン、ベンセバイニの投入で完全に逃げ切り態勢に入ったドルトムントは、スポルティングに一矢報いることも許さず。2試合連続のクリーンシートによって危なげなく突破を決めた。
ドルトムント 0-0(AGG:3-0) スポルティングCP
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ブンデスリーガ第22節、ボーフムvsドルトムントが15日にルール・シュタディオンで行われ、ホームのボーフムが2-0で勝利した。なお、ボーフムのMF三好康児はベンチ入りも出場機会はなかった。 ニコ・コバチ新体制の初陣となった前節のシュツットガルト戦を1-2で敗戦した11位のドルトムント。しかし、直後に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグではスポルティングCPとのアウェイゲームで3-0の完勝。新体制初白星とともにラウンド16進出へ大きなアドバンテージを得た。 週明けの19日にホームでの2ndレグを控えるなか、今節はリーグ最下位に沈むボーフムとのミニ・ルール・ダービーに臨んだ。コバチ監督はスポルティング戦から先発1人を変更。リーグ戦でサスペンションのリエルソンに代えてジューレを右サイドバックで起用した。 立ち上がりはローカルダービーで気合十分のホームチームが攻勢を仕掛け、マスラスらが際どいシュートでGKコベルを脅かす。 一方、この守勢を凌いだドルトムントも10分過ぎにはグロスのヘディングシュートに、ペナルティアーク付近でブラントのパスを収めたギラシーが鋭い枠内シュートを飛ばすが、ここはGKホルンの好守に阻まれた。 以降はボールを握って押し込む状況が続いたドルトムントだが、[5-3-2]の布陣で要所を締めるボーフムの守備を前になかなか決定機まで持ち込むことができない。 ボーフムが望む膠着状態で試合が推移していくと、得点力不足に苦しむホームチームが畳みかける攻めで連続ゴールを奪って見せた。まずは33分、左のハーフスペースからタイミング良くボックス内に抜け出したホフマンがグラウンダーの左足シュートを放つと、ファーに詰めたマスラスがゴールラインを割る手前で押し込んだ。 さらに、直後の35分には自陣で圧力を受けたジューレが中途半端に戻したバックパスをマスラスがボックス付近でカット。GKに寄せられる寸前で絶妙なループシュートを流し込み、ブンデスリーガ初ゴールから瞬く間のドッペルパックを達成した。 ジューレの痛恨ミスも絡んだ連続失点によってシュツットガルト戦同様に2点のビハインドを追う展開となったドルトムントはここから反撃を開始。前半終盤にかけてはボックス内のギラシーに2度の決定機が舞い込んだが、いずれの場面でも仕留め切れず。前半のうちに1点も返せなかった。 迎えた後半、ハーフタイム明けにエズジャンを投入して前がかるドルトムント。立ち上がりにはブラントのボックス内での反転シュートでゴールへ迫る。さらに、バイアー、ヤン・コウト、ドゥランヴィルと早いタイミングでピッチに送り込んでいくが、細かいミスが目立って決定機まで持ち込めない。 一方、ボーフムは守り一辺倒とはならず、効果的なロングカウンターで再三ゴールへ迫っていく。とりわけ、マスラスにハットトリックのチャンスが幾度となく訪れたが、DFジャンやGKコベルの好守に阻まれて仕留め切れない。 それでも、ダービーということもあり最後まで高い集中力を示したボーフムはドルトムントに一矢報いることも許さず、このまま2-0でゲームクローズに成功。5試合ぶりの勝利で最下位を脱出した。一方、敗れたドルトムントは新体制で厳しいリーグ連敗となった。 ボーフム 2-0 ドルトムント 【ボーフム】 ヨルゴス・マスラス(前33、前35) 2025.02.16 01:50 Sun2
【CLノックアウトフェーズPO2ndレグ・プレビュー②】敵地で先勝のマドリーが逃げ切りか、シティの逆転突破か
チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ残り4試合が19日に行われる。ここでは2日目の展望を紹介していく。 ◆CLノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ② ▽2/19(水) 《26:45》 ドルトムントvsスポルティングCP 《29:00》 レアル・マドリーvsマンチェスター・シティ パリ・サンジェルマンvsブレスト PSVvsユベントス 先週行われた1stレグではレアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、ドルトムントが敵地で先勝し、ラウンド16進出に大きく近づいた。迎える2ndレグ、プレーオフ最注目カードのマドリーvsマンチェスター・シティが決着する。 ◆最注目カードを勝ち上がるのは <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250218_8_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 4季連続の因縁対決。マドリーは敵地での1stレグを終盤の2発で3-2と打ち勝ち、ラウンド16進出に近づいた。しかし直近のオサスナ戦ではMFベリンガムが退場した中、引き分けに終わってラ・リーガではバルセロナに首位を奪還された。引き続き守備陣にケガ人が多くディフェンスが不安なところだが、ゴール量産体制に入っているFWムバッペの存在は心強い。ホームでもシティに打ち勝ってプレーオフ突破となるか。 一方、2度リードする展開としながらも終盤の2失点で惜しい敗戦となったシティ。しかしこちらは直近のニューカッスル戦を4発完勝とした。FWマーモウシュが初ハットトリックとシチズンズのハートを早くも鷲掴みにした中、好調FWハーランドと共にマドリー守備陣を翻弄し逆転突破を狙う。 ◆貫禄のPSGが同国対決連勝へ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250218_8_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> フランス勢対決となったブレストとの1stレグ、パリ・サンジェルマンが敵地で3発快勝とし格の違いを見せ付けた。今季のPSGを牽引する存在のFWデンベレが2ゴールを挙げるなどブレストを圧倒した。リーグ・アンで首位を快走するフランス王者がホームでブレストに苦戦するとは思えず、ここは連勝で突破が堅いか。 ◆ブンデス連敗もドルトムント優位は揺らがず <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250218_8_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> コバチ監督就任後2試合目の指揮となった1stレグ、後半の3発でスポルティングCPを敵地で破ったドルトムント。圧倒的アドバンテージを得た中、直近のブンデスリーガでは最下位ボーフムに主力を投入して敗戦と水を差してしまった。とはいえ、ホームで3点差をひっくり返されることは考えにくく、ここはドルトムントの勝ち上がりが規定路線か。1stレグで途中出場したスポルティングCPのMF守田英正は筋肉系の負傷で3~4週間の離脱となり欠場となる。 ◆公式戦4連勝のユーベ、敵地で逃げ切りなるか <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250218_8_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ホームでの1stレグでは終盤の82分にMFバングーラの決勝弾が生まれて2-1と競り勝ったユベントス。直近のインテルとのイタリア・ダービーではやはり接戦をウノゼロで制して公式戦4連勝とした。ぎりぎりの試合をモノにしているここ4試合のユベントスだが、その勝負強さを2ndレグでも示せるか。PSVとしてはミランを下したフェイエノールトに続きたい。 ◆CLノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ結果 ▽2/18(火) ミラン 1-1 フェイエノールト バイエルン 1-1 セルティック ベンフィカ 3-3 モナコ アタランタ 1-3 クラブ・ブルージュ 2025.02.19 18:00 Wed3
優勢ドローで初戦大勝活かしたドルトムントがベスト16進出! 守田英正が欠場のスポルティングは2戦連続無得点で敗退…【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、ドルトムントvsスポルティングCPが19日にBVBシュタディオン・ドルトムントで行われ、0-0のドローに終わった。この結果、2戦合計3-0としたドルトムントのベスト16進出が決まった。なお、スポルティングのMF守田英正は負傷欠場となった。 敵地での1stレグを3-0の快勝で終えて大きなアドバンテージを手にしたドルトムント。ただ、新体制移行後苦戦が続くブンデスリーガでは直近のボーフム戦を0-2で終えて連敗中。ラウンド16進出とともにリーグ敗戦のバウンスバックを期した今回のホームゲームではジューレに代えてリエルソンを起用した以外、同じスタメンを採用した。 一方、1stレグの大敗によって逆転突破に奇跡が必要となったスポルティング。だが、直近のアロウカ戦では2-2のドローに終わり、弾みを付けられず。さらに、守田に加え、ギョケレシュやトリンコンら多くの主力をケガで欠く苦しいメンバー構成で敵地での重要な一戦に臨んだ。 本来であれば、3点のビハインドを追うスポルティングが攻勢を仕掛けたいところだったが、ドルトムントがボールを保持する場面が多くホームチームがうまくスローテンポの展開を維持する。 序盤からボールを動かす場所は自陣や中盤が目立ったが、時間の経過とともにより深い位置まで前進。20分にはザビッツァーの鋭いミドルシュートでGKルイ・シウバにファインセーブを強いると、以降もアデイェミ、グロスとミドルレンジからのシュートでゴールへ迫っていく。 対するスポルティングは守備こそ粘り強くやっているものの、全く攻撃の形を作れない。さらに、前半終盤にはシモンエスの負傷でデバストのスクランブル投入を余儀なくされるなど、苦しいチームの現状を反映させる前半45分間となった。 ドルトムントの思惑通りの0-0で折り返した後半。リーグ戦への切り替えか、キャプテンのヒュルマンドに代えてブリトを投入したスポルティングに対して、ドルトムントもバイノー=ギッテンスに代えてバイアーをハーフタイム明けに投入。 後半も立ち上がりから押し込むドルトムントはアデイェミ、スベンソンの鋭いミドルシュートで先制点に迫るが、ここはGKルイ・シウバの好守に阻まれる。さらに、58分にはボックス内でアデイェミがルイ・シウバに倒されてPKを獲得するが、キッカーのギラシーが左下隅を狙って蹴ったシュートはルイ・シウバに完璧な読みと反応で阻止された。 その後、ニコ・コバチ監督は展開的に突破を確信したか、ギラシー、ブラントを下げてデュランヴィル、レイナの投入でゲームクローズをより意識。カウンターやセットプレーからゴールも目指したが、ジャンのヘディングでのゴールがオフサイドで取り消されるなど先制点が遠い。 後半最終盤にはアントン、ベンセバイニの投入で完全に逃げ切り態勢に入ったドルトムントは、スポルティングに一矢報いることも許さず。2試合連続のクリーンシートによって危なげなく突破を決めた。 ドルトムント 0-0(AGG:3-0) スポルティングCP 2025.02.20 04:41 Thu4
“香川真司とともに”の可能性もあった? 2012年のユナイテッドがレヴァンドフスキ獲得に失敗
バルセロナのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが2012年にマンチェスター・ユナイテッド移籍に迫った過去を明らかにしている。 2012年といえば、ドルトムントがユルゲン・クロップ体制下でブンデスリーガを連覇したりとバイエルンに負けず劣らずの力をつけた時代。その中心にいた1人がレヴァンドフスキだ。 2011-12シーズン終了後にドルトムントから日本代表MF香川真司を獲得したユナイテッドだが、“レヴァンドフスキとともに”の可能性もあった模様。レヴァンドフスキが振り返る。 ユナイテッドOBであるリオ・ファーディナンド氏のポッドキャストで、こう話す。 「僕はマンチェスター・ユナイテッド行きに『イエス』と言ったんだ。サー・アレックス・ファーガソンとの会話を覚えているよ。あれは2012年のことだった。プレシーズン前のことで、彼から電話がくるのもわかっていた」 また、破談理由にも「クラブに聞いてよ」とした上で、当時を思い返した。 「ドルトムント会長との会話も覚えている。こう言われたよ。『君が必要だ』とね。とても重要な存在だから、マンチェスター・ユナイテッドに移籍させるつもりがなかったんだ。最適なタイミングじゃなかった」 「でも、そのときに『イエス』と言ったのは本当だ。サー・アレックス・ファーガソンから電話がきたら、『ノー』とは言えない。22歳か、23歳のときなら、なおさらだ」 「ドルトムントで幸せだったけど、マンチェスター・ユナイテッドも黄金期だったしね」 ちなみに、ユナイテッドは2012年夏にアーセナルからオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシを獲得。レヴァンドフスキとの契約がうまくいかなかったのが影響したのかもしれない。 2024.11.23 10:35 Sat5