マドリーがリーグ3戦未勝利で首位陥落の危機…ムバッペ3戦連発もベリンガム退場&2戦連続の不運PKでドロー【ラ・リーガ】

2025.02.16 02:31 Sun
マドリーがリーグ3戦未勝利
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マドリーがリーグ3戦未勝利
ラ・リーガ第24節、オサスナvsレアル・マドリーが15日にエル・サダールで行われ、1-1のドローに終わった。
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マドリーは前節、ホーム開催となったマドリード・ダービーを1-1のドローで終えて辛くも首位をキープ。それでも、チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグではマンチェスター・シティ相手に後半終盤の連続ゴールによって3-2の劇的逆転勝利を収めた。19日にホームでの2ndレグを控えるなか、今節は9位のオサスナとのアウェイゲームに臨んだ。ライバルとの勝ち点接近によって取りこぼしが許されない状況で臨んだ一戦でアンチェロッティ監督は、シティ戦から先発3人を変更。メンディ、セバージョス、ロドリゴに代えてフラン・ガルシア、モドリッチ、ブラヒム・ディアスを起用した。
シティ戦へ余裕を持って臨むべく立ち上がりから積極的にゴールを目指していくマドリー。開始3分にはボックス左ライン際でムバッペが上げた完璧なクロスをファーのヴィニシウスが頭で合わせるが、これを枠に飛ばせない。さらに、9分にはモドリッチの絶妙なスルーパスに抜け出したムバッペに決定機も、ここはGKセルヒオ・エレーラの足を使った好守に遭う。

開始早々の先制点には至らずも、15分には右サイド深くに侵攻したバルベルデがグラウンダーの高速クロスを供給。これに快足を飛ばしてニアへ飛び込んだムバッペが右足ワンタッチで合わせ、公式戦3試合連続ゴールとした。
先制後も攻撃の手を緩めないエル・ブランコは、ムバッペとヴィニシウスの2トップで背後を突いて2点目を狙っていく。その一方で、徐々にオサスナの反撃を受けると、28分にはボックス内でアイマル・オロスに枠の右隅を捉えた決定的なシュートを打たれるが、ここはGKクルトワの圧巻のパラドンで事なきを得た。

前半終盤にかけては再びマドリーペースで試合が進んでいたが、思わぬアクシデントが発生。主審に対して執拗に抗議を行ったベリンガムが侮辱的な発言でもあったのか、まさかのレッドカードを掲示されて退場処分に。数的不利を背負うことに。この退場直後にはブディミルにボックス内への侵入を許したが、ここはDFアセンシオの好守でピンチを凌いだ。

1点リードも10人の状況で試合を折り返したマドリー。押し込まれる入りを強いられると、再びのアクシデントに見舞われた。

55分、モンカジョーラの決定的なシュートをGKクルトワがパラドンで防いだ直後にブディミルとカマヴィンガがボックス内で交錯。オンフィールド・レビューの末に前節ダービーに続く不運な形でのスタンプとの判定でPKを献上。これをブディミルに決められて追いつかれた。

オサスナがこの直後にカードをもらっていた2選手を下げる、したたかな采配を見せたなか、マドリーは69分にブラヒム・ディアスを下げてロドリゴを投入。

以降は1-1のドローもやむなしというバランス重視のホームチームに対して、ムバッペ、ヴィニシウス、ロドリゴと圧倒的な個の力を活かしたアウェイチームがやや優勢に進めていく。だが、モドリッチやバルベルデらの際どいフィニッシュは勝ち越しゴールには至らず。

後半最終盤にはロングカウンターからボックス右に抜け出したムバッペにビッグチャンスが訪れたが、ここはGKセルヒオ・エレーラのビッグセーブに阻まれてメスタージャでのバレンシア戦のような劇的勝利とはならず。

この結果、ベリンガム退場に2戦連続の不運なPK献上とツキに見放されたマドリーはリーグ3戦未勝利で首位陥落の危機。小さくない疲労感を抱えてシティとの大一番に臨むことになった。

オサスナ 1-1 レアル・マドリー
【オサスナ】
アンテ・ブディミル(後13[PK])
【レアル・マドリー】
キリアン・ムバッペ(前15)



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チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、アーセナルvsレアル・マドリーが8日にアーセナル・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが3-0で先勝した。 ラウンド16でPSVを圧勝で退けて8強入りを決めたアーセナル。ただ、プレミアリーグでは首位のリバプールに大きく水をあけられての2位と、今季獲得可能な唯一のタイトルとして悲願のビッグイヤーを目指す。アルテタ監督は1-1のドローに終わった直近のエバートン戦から先発5人を変更。ティンバー、サカ、トーマス、マルティネッリと主力が復帰し、ガブリエウの代役にはキヴィオルが起用された。 一方、前大会王者マドリーは前ラウンドでアトレティコとのマドリード・ダービーをPK戦の末に制し、ベスト8へ到達。ただ、ラ・リーガでは直近のバレンシア戦で痛恨の1-2の敗戦を喫し、優勝争いから一歩後退。その敗戦からバウンスバックを図った今回のアウェイゲームでは先発5人を変更。負傷明けの守護神クルトワ、ロドリゴとカマヴィンガ、アセンシオが復帰。両サイドバックにはバルベルデ、アラバが起用された。 開始直後にムバッペがファーストシュートを記録したが、以降はホームのアーセナルが相手のカウンターの脅威を感じながらも勇敢に前から圧力をかけて主導権を握る。 そして、ショートカウンターやセットプレー流れからトーマスが積極的に足を振っていく。ただ、マドリーの集中した守備を前に早い時間帯の先制点とはならず。 以降は右サイドのサカとウーデゴールのコンビネーションを軸にグラウンダーのクロスから際どいシーンを演出するアーセナル。これに対してマドリーは相手のビルドアップのミスを突きながら、要所で高速カウンターを発動。一進一退の攻防が続いていく。 31分にはベリンガムのスルーパスで背後を取ったムバッペがボックス左に持ち込んで右足シュートを放ってGKラヤに好守を強いる。 一方、44分にはマドリーを押し込んだアーセナルが波状攻撃。ティンバーの右クロスをゴール前のライスが頭で合わせるが、枠の左に向かったシュートはGKクルトワがビッグセーブ。さらに、こぼれに詰めたマルティネッリが左足シュートを放つが、これもクルトワにはじき出された。 全体的にはアーセナルペースも0-0で折り返した後半も試合展開自体に大きな変化はなし。51分には再びベリンガムとの連携でボックス左に抜け出したムバッペが左足シュートを放つが、これはサイドネットを叩いた。 後半は決定機まで持ち込めずにいたアーセナルだったが、圧巻の個人技でゴールをこじ開ける。58分、ボックス手前中央右の好位置で得たFKの場面でキッカーのライスが4枚の壁の外側を巻く右足シュートを狙うと、右ポストの外側から曲がってきた鋭いボールがゴール右隅に突き刺さった。 ライスの圧巻の直接FKによってホームチームが先制に成功すると、ここからマドリーがより前に出てきたことで試合はオープンな展開に。 67分には再びアーセナルにビッグチャンス。ボックス左で強引に仕掛けたルイス=スケリーからボールを引き取ったマルティネッリがゴール左でシュート。これはGKクルトワの好守に阻まれるも、ゴール前でこぼれに反応したメリーノが連続シュート。だが、1本目はDFアラバのゴールカバー、2本目はクルトワのビッグセーブに阻まれた。 その後の右CK流れのライスの決定機もゴールカバーに阻まれたが、再びガナーズの背番号41の右足が火を噴く。70分、サカの仕掛けで得たボックス手前中央左のFKの場面でキッカーのライスが壁のオープンサイドを狙って右足振り抜くと、これがゴール右上隅の完璧なコースに突き刺さった。なお、ノックアウトラウンドでの1試合2本の直接FKでのゴールはCL史上初の記録となった。 ライスの直接FK2発でリードを広げて完全に勢いづいたアルテタのチーム。さらに、75分も決定的な3点目が生まれる。左のハーフスペースをドリブルで持ち上がったライスがルイス=スケリーに繋ぐと、正確なグラウンダーの折り返しを最後はボックス中央のメリーノがうまく面を作った左足ダイレクトシュートでゴール左下隅に流し込んだ。 これで3点差となったことで、アーセナルは大事を取ってサカ、ライスを下げてトロサール、ティアニーを投入。前線と中盤の配置換えを行いながら逃げ切り態勢に入る。これに対して、後半に入って攻守にうまくいかないマドリーはモドリッチ、アラバ、ロドリゴを下げてルーカス・バスケス、フラン・ガルシア、ブラヒム・ディアスを続けて投入。両サイドバックをより攻撃的に変えた。 マドリーとしては2ndレグに望みを繋げるべく1点でも返したいところだったが、アーセナルの集中した守備を前に完全に攻撃が沈黙。さらに、試合終了間際にはカマヴィンガが2枚目のイエローカードをもらって退場となり、試合はこのままのスコアでタイムアップとなった。 この結果、ホームで3-0の快勝を収めたアーセナルがベスト4進出へ大きなアドバンテージを得た。一方、敵地で惨敗のマドリーは16日にサンティアゴ・ベルナベウで行われる2ndレグで奇跡のレモンターダを目指すことになる。 アーセナル 3-0 レアル・マドリー 【アーセナル】 デクラン・ライス(後13、後25) ミケル・メリーノ(後30) 2025.04.09 06:00 Wed
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「完璧な夜」レアル相手にクリーンシートのアーセナル、サリバはサポーターに感謝「彼らが後押ししてくれた」

アーセナルのフランス代表DFウィリアム・サリバが、レアル・マドリー戦の勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 8日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでアーセナルはホームにマドリーを迎えた。 2005-06シーズン以来の対戦となった両者。アーセナルはCBのDFガブリエウ・マガリャンイスが今季絶望となり、堅守を誇ってきたCBコンビが快勝。DFヤクブ・キビウォルとサリバがコンビを組んだ。 試合はカウンターからマドリーに攻め込まれるシーンもあった中、集中した守備とGKダビド・ラヤの好セーブもあり無失点のまま推移。攻撃陣も奮起したが、GKティボー・クルトワの牙城を崩せなかった。 しかし、後半に入りセットプレーで試合を動かすことに成功。MFデクラン・ライスが直接FKから完璧なシュートを2本成功させリードを奪うと、MFミケル・メリーノにもゴールが生まれ、3-0で快勝を収めた。 ホームでの1stレグでしっかりと勝利したアーセナル。サリバはファン・サポーターが作ってくれた雰囲気が最高だったとし、良い結果に繋がったと感謝した。 「スタジアムに向かう直前、バスに乗っている時でさえ、たくさんのファンの姿が見えてきた。特にチャンピオンズリーグの大事な試合で、このようにファンの応援があれば、大きな自信になる。しっかりプレーしなければならない」 「彼らのおかげで僕たちは素晴らしいプレーができた。彼らが僕たちを後押ししてくれて、良い結果を出すことができた」 また、試合を振り返り、良い戦いができたとコメント。キビウォルとのコンビでのクリーンシート達成を喜び、無敗を続けられたコンビを含め、チーム全体を称えた。 「素晴らしい夜、素晴らしい試合、良い雰囲気、そして素晴らしい勝利だ。今日はファンの前で、そして強豪チームを相手に勝利できたことをとても誇りに思う。完璧な夜だった。このまま続けて、また試合に勝たなければいけない」 「クリーンシートに抑えられた時は、本当に誇らしい。満足している。今日は守備陣全員が本当に良い仕事をしてくれた」 「チーム全員を誇りに思うべきだ。出場した選手全員、試合に出場した全員が良かった。誇りに思うべきだし、この試合を次の試合に繋げて同じ結果にしなければならない」 3点のリードを手にしたアーセナルだが、来週はアウェイでの2ndレグ。気が抜けない戦いになると、気を引き締めた。 「みんなとても幸せだったけど、仕事はまだ終わっていないことを知っている。もちろん、今日勝ったので幸せでなければならないが、来週も同じことをしなければならない。そうすればもっと幸せになれるだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】堅守健在のアーセナル、ライスの衝撃FK2発でレアルに快勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yHf6xP4ihKM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.09 12:40 Wed

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