【CLノックアウトフェーズPO1stレグ・プレビュー②】前田&旗手セルティックが伊藤復帰バイエルンに挑む

2025.02.12 18:00 Wed
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグの残り8試合が12日に行われる。ここでは12日に行われる4試合の展望を紹介していく。
PR
◆CLノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ②
▽2/12(水)
《26:45》
クラブ・ブルージュvsアタランタ
《29:00》
セルティックvsバイエルン
フェイエノールトvsミラン
モナコvsベンフィカリーグフェーズの全日程が2週間前に終了し、9位から24位までの全16チームが残り8枠となっているラウンド16進出を懸けたプレーオフに臨む。2日目は日本人所属4クラブが登場する。
◆前田&旗手が伊藤復帰のバイエルンに挑む
FW古橋亨梧が去ったセルティックはリーグフェーズ最終節アストン・ビラ戦では2-4と競り負け、21位フィニッシュとなった。そしてラウンド16進出を懸けたプレーオフではレアル・マドリーかバイエルンと対戦する可能性があった中、バイエルンと対戦することに。そのバイエルン戦ではFW前田大然の出場停止処分が1試合軽減され、出場可能に。今季公式戦21発の前田が、MF旗手怜央と共にバイエルン撃破を目指す。

一方、リーグフェーズでバルセロナ、アストン・ビラ、フェイエノールトに敗れたバイエルンはトップ8に届かず12位フィニッシュ。ただ、ブンデスリーガでは好調を持続し、2位レバークーゼンに8ポイント差を付けて首位を快走している。そのレバークーゼンとの頂上決戦を週末に控える中、敵地でのセルティック戦を乗り切ってラウンド16進出に近づけるか。長期離脱で未だにデビューできていないDF伊藤洋輝は遠征メンバー入りしており、デビューに期待が懸かる。
◆上田フェイエはヒメネス移籍のミランと対戦
Getty Images

リーグフェーズではバイエルン撃破、マンチェスター・シティに引き分けるなど善戦したフェイエノールトは19位フィニッシュ。FW上田綺世はバイエルン戦含め2ゴールを奪取してプレーオフ進出に貢献した。その上田とポジションを争っていた主砲FWサンティアゴ・ヒメネスがこの冬ミランへ移籍。そのミランと奇しくもラウンド16進出を懸けて激突することになった。新エースとして上田がヒメネスの前でゴールを奪う活躍を見せられるかに注目だ。

一方、リーグフェーズ最終節ディナモ・ザグレブ戦を落としてトップ8入りを逃した13位ミランは、セルジオ・コンセイソン監督の下、チーム改革中。この冬、FWモラタ、FWオカフォー、DFカラブリア、MFベナセルと主力を放出した中、ヒメネス、FWフェリックス、DFウォーカーが加入した。早くも新戦力のヒメネスとフェリックスがゴールを奪う幸先の良さを見せている中、早速凱旋することになったヒメネスの恩返し弾でラウンド16進出に近づけるか。

◆南野モナコは難敵ベンフィカと対戦
Getty Images

リーグフェーズ最終節でインテルに完敗し、17位フィニッシュとなったFW南野拓実のモナコ。南野は第3節ツルヴェナ・ズヴェズダ戦で2ゴールを挙げる活躍を見せたが、その試合以外でゴールやアシストはなし。直近のパリ・サンジェルマン戦でも好機には顔を出せていることからゴールまでもう一歩といったところだが、最終節でユベントスを下し、第7節ではバルセロナと壮絶な打ち合いを演じた力のある16位ベンフィカ相手に結果を残せるか。

◆9位アタランタは24位ブルージュと対戦
Getty Images

トップ8にあと一歩足りなかった9位アタランタは、ぎりぎりプレーオフに回った24位クラブ・ブルージュと対戦。昨季ヨーロッパリーグ王者のアタランタはリーグフェーズ最終節でバルセロナにドロー。第6節ではレアル・マドリーには打ち負けたものの善戦と、スペインの2大巨頭に対して力のあるところを示した。セリエAで早くも20ゴールの大台に乗せたFWレテギはCLでは3ゴールと大人しいが、第7節でユベントスに引き分ける善戦を見せた堅守ブルージュ相手にゴールとなるか。

◆CLノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ結果
▽2/11(火)
ブレスト 0-3 パリ・サンジェルマン
マンチェスター・シティ 2-3 レアル・マドリー
ユベントス 2-1 PSV
スポルティングCP 0-3 ドルトムント

2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととなる。

PR

前田大然の関連記事

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16プレーオフのバイエルン戦を前に、絶好調を維持する日本代表FW前田大然について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 12日、CLラウンド16のプレーオフでセルティックはホームにバイエルンを迎える。 新たなフォーマットで行われた 2025.02.12 18:55 Wed
バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16進出が懸かる大一番に向けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。 CLのリーグフェーズを12位で終えたバイエルン。ラウンド16進出を懸けたプレーオフに回り、FW前田大然やMF旗手怜央の日本代表コンビを擁するセルティックと2試合を戦 2025.02.12 15:05 Wed
セルティックは10日、チャンピオンズリーグ(CL)での日本代表FW前田大然の出場停止処分が1試合に軽減されたと発表した。 前田は、1月22日に行われたCLリーグフェーズ第7節でヤング・ボーイズ戦に先発出場。89分に競り合いながらボールを追いかけていたモハメド・アリ・カマラと交錯して倒れた際に太腿を蹴りつけると、オ 2025.02.11 09:30 Tue
セルティックの日本代表FW前田大然が止まらない。 セルティックは8日、スコティッシュ・カップの5回戦でスコティッシュ・チャンピオンシップ(スコットランド2部)レイス・ローヴァーズと対戦した。 3トップの中央で先発出場した前田。この試合でも隠した相手に圧巻のパフォーマンス。6分にボックス手前中央でこぼれ球に反 2025.02.09 12:10 Sun
セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、今季2度目のハットトリックを達成した日本代表FW前田大然を賞賛した。 セルティックは8日、スコティッシュカップ5回戦でスコティッシュ・チャンピオンシップ(スコットランド2部)レイス・ローヴァーズと対戦し5-0で圧勝した。 開始早々の6分に前田のゴールで先制したセル 2025.02.09 11:00 Sun

セルティックの関連記事

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16プレーオフのバイエルン戦を前に、絶好調を維持する日本代表FW前田大然について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 12日、CLラウンド16のプレーオフでセルティックはホームにバイエルンを迎える。 新たなフォーマットで行われた 2025.02.12 18:55 Wed
バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16進出が懸かる大一番に向けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。 CLのリーグフェーズを12位で終えたバイエルン。ラウンド16進出を懸けたプレーオフに回り、FW前田大然やMF旗手怜央の日本代表コンビを擁するセルティックと2試合を戦 2025.02.12 15:05 Wed
セルティックは10日、チャンピオンズリーグ(CL)での日本代表FW前田大然の出場停止処分が1試合に軽減されたと発表した。 前田は、1月22日に行われたCLリーグフェーズ第7節でヤング・ボーイズ戦に先発出場。89分に競り合いながらボールを追いかけていたモハメド・アリ・カマラと交錯して倒れた際に太腿を蹴りつけると、オ 2025.02.11 09:30 Tue
セルティックの日本代表FW前田大然が止まらない。 セルティックは8日、スコティッシュ・カップの5回戦でスコティッシュ・チャンピオンシップ(スコットランド2部)レイス・ローヴァーズと対戦した。 3トップの中央で先発出場した前田。この試合でも隠した相手に圧巻のパフォーマンス。6分にボックス手前中央でこぼれ球に反 2025.02.09 12:10 Sun
セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、今季2度目のハットトリックを達成した日本代表FW前田大然を賞賛した。 セルティックは8日、スコティッシュカップ5回戦でスコティッシュ・チャンピオンシップ(スコットランド2部)レイス・ローヴァーズと対戦し5-0で圧勝した。 開始早々の6分に前田のゴールで先制したセル 2025.02.09 11:00 Sun

UEFAチャンピオンズリーグの関連記事

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16プレーオフのバイエルン戦を前に、絶好調を維持する日本代表FW前田大然について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 12日、CLラウンド16のプレーオフでセルティックはホームにバイエルンを迎える。 新たなフォーマットで行われた 2025.02.12 18:55 Wed
世界最高峰の戦いとも言われているUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)だが、アメリカで開催される日が近づいたかもしれない。『The Athletic』が伝えた。 ヨーロッパのクラブ王者を決める戦いでもあるUCL。2024-25シーズンからはこれまでと大きく大会方式を変更し、グループステージ制を廃止。出場クラブを3 2025.02.12 18:45 Wed
ユベントスのスポーツ・ディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏が、好調のフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(26)の今後について語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 フランクフルトでエースとして活躍したものの、2023年9月に加わったパリ・サンジェルマン(PSG)では本領発揮といかなかった 2025.02.12 18:35 Wed
ミランのセルジオ・コンセイソン監督がチャンピオンズリーグ(CL)のフェイエノールト戦に向けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。 CLリーグフェーズの最終節ではディナモ・ザグレブに1-2で敗れ、6位からラウンド16ストレートイン圏外の13位に転落したミラン。プレーオフに回ることとなり、日本代表FW上田綺世を擁 2025.02.12 16:20 Wed
バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16進出が懸かる大一番に向けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。 CLのリーグフェーズを12位で終えたバイエルン。ラウンド16進出を懸けたプレーオフに回り、FW前田大然やMF旗手怜央の日本代表コンビを擁するセルティックと2試合を戦 2025.02.12 15:05 Wed

記事をさがす

前田大然の人気記事ランキング

1

「ループやばすぎ」「彼こそストライカー」前田大然がエース移籍を払拭する圧巻の2ゴール、ファンも虜に「キョウゴの魂を継いでいる」

セルティックの日本代表FW前田大然が大暴れだ。 5日、スコティッシュ・プレミアシップ第24節でセルティックはホームにダンディーFCを迎えた。 エースである日本代表FW古橋亨梧がチームを去った中、ストライカー争いが発生。この試合は3トップの中央にアダム・イダーが入り、左には復帰したジョタ、そして右に前田が入ることとなった。 下位に苦しむダンディーを相手に前半で2点リードを奪ったセルティック。すると後半、前田が火を吹いた。 まずは55分、左サイドでボールを持ったジョタがカットインしながら右足でクロス。これを上手く裏をとった前田が際どい位置でダイビングヘッド。前に出たGKをものともせずに決めた。 さらに59分には、自陣からアルネ・エンゲルスが背後にロングボールを出すと、見事に抜け出た前田がボックス内でループシュート。相手GKも届かず、連続ゴールでリードを広げた。 ファンは「キョウゴの魂を継いでいる」、「ダイゼンが一番重要な選手だ」、「絶好調だ」、「ループやばすぎる」、「ダイゼンこそストライカーだ」とコメントを寄せている。 試合後にインタビューを受けた前田は多くを語らず。それでも、「今夜はゴールを決められて、勝利できて嬉しいです。次の試合でもベストを尽くします」とコメント。アシストしたジョタはマザーウェル戦のお返しだと喜び「今日は彼のために同じことをしたかった!彼は今シーズン素晴らしい活躍を見せているので、彼に敬意を表したい」と、2ゴールの前田を称えた。 <span class="paragraph-title">【動画】セルティックに前田大然あり! 圧巻の2ゴールで大勝に貢献</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yo7zH6z7Gbo";var video_start = 105;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.06 11:55 Thu
2

「フィニッシュは崇高だった」MOTM選出の前田大然、ロジャーズ監督も2ゴールを絶賛

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、2ゴールの活躍を見せた日本代表FW前田大然を称えた。クラブ公式サイトが伝えた。 5日、スコティッシュ・プレミアシップ第24節でセルティックはホームにダンディーFCを迎えた。 エースである日本代表FW古橋亨梧がチームを去った中、ストライカー争いが発生。この試合は3トップの中央にアダム・イダーが入り、左には復帰したジョタ、そして右に前田が入ることとなった。 下位に苦しむダンディーを相手に前半で2点リードを奪ったセルティック。すると後半、前田が火を吹く。まずは55分、左サイドでボールを持ったジョタがカットインしながら右足でクロス。これを上手く裏をとった前田が際どい位置でダイビングヘッド。前に出たGKをものともせずに決めた。 さらに59分には、自陣からアルネ・エンゲルスが背後にロングボールを出すと、見事に抜け出た前田がボックス内でループシュート。相手GKも届かず、連続ゴールでリードを広げた。 チームは6-0で圧勝した中、2ゴールの前田はマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)を受賞。ロジャーズ監督も2つのゴールを絶賛した。 「ダイゼンのゴール、我々はコーナーでプレッシャーを受けていたが、落ち着いてパスを出し、繋ぎ、プレッシャーからボールを反対側に持ち出した」 「ルネ(アルネ・エンゲルス)のパスは素晴らしかったが、ダイゼンのフィニッシュは崇高だった。素晴らしいフィニッシュだったが、その前の彼のもう1つのゴール、バックポストへの走りとジョタからの素晴らしいパスも良かった」 前田、ジョタと両ウイングが躍動して勝利を収めたセルティック。ロジャーズ監督はシーズン終盤に向けてしっかりと加速していきたいとした。 「私はいつも、セルティックはシーズンのこの時期に活気づくと言ってきた。我々はここまで素晴らしい仕事をしてきたが、セルティックの選手として、またセルティックの監督として、プレッシャーのかかる試合を本当に楽しめるのはここだ」 「リーグ戦はあと13試合残っており、我々は非常に良い位置にいるが、全力を尽くさなければならない」 <span class="paragraph-title">【動画】指揮官の大絶賛!前田大然が圧巻の2ゴールで大勝に貢献</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yo7zH6z7Gbo";var video_start = 105;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.06 12:40 Thu
3

「ゴールマシーン」「Jリーグ得点王復活」前田大然が圧巻のゴールショー! 2月は3試合で6ゴール2アシスト「フルハシがいなくなっても大丈夫」

セルティックの日本代表FW前田大然が止まらない。 セルティックは8日、スコティッシュ・カップの5回戦でスコティッシュ・チャンピオンシップ(スコットランド2部)レイス・ローヴァーズと対戦した。 3トップの中央で先発出場した前田。この試合でも隠した相手に圧巻のパフォーマンス。6分にボックス手前中央でこぼれ球に反応し、左足で冷静に沈めると、味方のグラウンダーのクロスをファーサイドで合わせるもこれはオフサイドで取り消される。 しかし前半アディショナルタイムには、カウンターからヤン・ヒョンジュンのグラウンダーのクロスを蹴り込み2点目。チームはその後得点を重ねると、77分には旗手怜央のパスを受けたルーク・マクコーワンのスピードあるクロスを押し込みハットトリックを達成した。 ファンは「Jリーグ得点王が復活した」、「はやすぎる」、「ダイゼンが止まらない」、「ゴールマシーン」、「フルハシがいなくなっても大丈夫」とコメントを寄せている。 エースの古橋がスタッド・レンヌに移籍したが、2月に入り前田が大暴れ中。リーグ戦では2試合で3ゴール2アシスト、そしてこの日はハットトリックと、3試合で6ゴール2アシストを記録。2025年に入ってからは8試合で8ゴール4アシストを記録している。 <span class="paragraph-title">【動画】前田大然のコントロールショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="XBdRMJln1tY";var video_start = 36;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.09 12:10 Sun
4

「伝説のストライカーが去った」セルティック指揮官が古橋亨梧の退団に改めて言及、批判的な声には「ここに居たくなければ最善の取引をして先へ進む」

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、冬の移籍市場を振り返り、日本代表FW古橋亨梧の退団が大きな痛手だと認めた。イギリス『BBC』が伝えた。 今シーズンもスコティッシュ・プレミアシップで首位を快走するセルティック。チャンピオンズリーグ(CL)でもラウンド16のプレーオフに勝ち進み、バイエルンとの大きな戦いに臨むこととなる。 しかし、1月の移籍市場ではエースだった古橋がリーグ・アンのスタッド・レンヌに完全移籍。大事な戦いが待つシーズン終盤に向けて、まさかのエース退団は大きな騒ぎとなった。 サウジアラビアへと移籍していたポルトガル人FWジョタが復帰してきたものの、古橋の抜けた穴は戦力としてだけでなく、メンタル面でも大きなものに。ファンからも批判的な声が出るほどだ。 そんな中、ロジャーズ監督はこの冬の移籍市場について言及。古橋の穴を埋めるストライカーが獲得したかったとし、「伝説のストライカー」と古橋の偉大さを改めて振り返った。 「我々はもう1人のストライカーが欲しかった。だから何にも隠れるつもりはない」 「そして、サポーターは間違いなく、トップストライカー、伝説のストライカーが去ったことを知るだろう」 「だからそれは理解している。でも私にできるのは、今あるものに影響を与え、一生懸命指導し、努力し、これまで我々にとって素晴らしいシーズンだったものを終わらせることだけだ」 古橋の穴を埋めることは結局できないまま移籍市場は終了。日本代表FW前田大然などセンターフォワードの候補はいるが、簡単に古橋の穴を埋められるとは考えにくい。ただ、後悔しても仕方がないと語った。 「ここで誰かを責めたいわけではない。チームとして、我々にとってこの結末は理想的ではなかったと思う。我々は今、クラブとして、移籍のたびにそうしているように、このことを振り返ってみなければならない」 「私は、何が起こったかを考えることでイライラしたり、ここで働く喜びを台無しにしたりするつもりはない」 また、補強をする前に移籍を許可したことは間違いだったかと問われたロジャーズ監督は、全ての流れを考え、最善の決断だったとコメント。前を向くのみだと語った。 「そう言う人もいるだろうが、私がその選手について、また彼と仕事をし、夏まで遡って学んだことほどの深い知識を持っていない」 「『まあ、彼を解雇する前に、誰かをドアの中に入れておくべきだ』と簡単に言うことはできる。しかし、そうではない状況があり、それは我々が数カ月間実行していたことだ」 「選手がここにいたくないのであれば、我々は最善の取引をして先へ進むことになる。我々は本当に優秀な選手を獲得したと思う。もっと良い結果が出せただろうか? ああ、出せたはずだ」 「しかし、我々は今ここにいる選手たちと一緒に仕事をしている。それが焦点だ。過去を振り返りたくない」 2025.02.06 00:02 Thu
5

「これ以上良いストーリーは書けなかった」セルティック復帰のジョタ、前田大然のアシストから初戦ゴールに「まるで昔を思い出すよう」

セルティックに復帰したポルトガル人FWジョタが、早速のゴールを喜んでいる。クラブ公式サイトが伝えた。 先日、スタッド・レンヌからセルティックへの完全移籍が決まったジョタ。サウジ・プロ・リーグのアル・イテハドやレンヌを経て、日本代表FW古橋亨梧と入れ替わる形で1年半ぶりに古巣へ戻った。 2日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第25節のマザーウェル戦では、復帰後初のベンチ入り。試合は日本代表FW前田大然が開始早々のヘディング弾など1ゴール1アシストの活躍を見せ、2-1の1点リードで折り返す。 後半は日本代表MF旗手怜央のパスから3点目が決まりかけるが、オフサイドの判定でノーゴールに。それでも後半アディショナルタイム、65分からピッチに立っていたジョタが前田の右からの折り返しを押し込み、3-1の勝利で終えた。 復帰初戦から勝利に貢献したジョタ。試合後には「僕にとっては素晴らしい瞬間だし、これ以上良いストーリーは書けなかっただろう」と歓喜の言葉を述べている。 「結局は信じることが大事だ。ピッチに立った時からボールが来るだろうと常に信じていたし、最終的にそれが実現した」 「非常にパーソナルな瞬間だったし、それをセルティックファンと共有したかった。まるで昔を思い出すようだった」 また、レンヌで満足なプレータイムを得られていなかった25歳は、「ベストの状態に戻るまでまだ時間がかかると思う」と自らの状態にも言及。今後のさらなる活躍を誓っている。 「時間はかかるけど、当然そのために毎日一生懸命ハードワークするつもりだ」 「今日は本当に良いスタートだったけど、サッカーは常に進み続けるし、明日はまた別の日だ。また集中する必要がある。一日一日のことを考えて、それをできるだけ長く楽しむのが良い」 「重要なことがこれから起こるのはわかっているけど、大事なのは今を精一杯生きて、この瞬間をセルティックファンや家族と楽しむことだけだ。そして、明日はまたレノックスタウン(練習場)で頑張るよ」 <span class="paragraph-title">【動画】前田大然の折り返しから復帰戦ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="QSaPhit7WpE";var video_start = 474;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.03 16:10 Mon

セルティックの人気記事ランキング

1

「ループやばすぎ」「彼こそストライカー」前田大然がエース移籍を払拭する圧巻の2ゴール、ファンも虜に「キョウゴの魂を継いでいる」

セルティックの日本代表FW前田大然が大暴れだ。 5日、スコティッシュ・プレミアシップ第24節でセルティックはホームにダンディーFCを迎えた。 エースである日本代表FW古橋亨梧がチームを去った中、ストライカー争いが発生。この試合は3トップの中央にアダム・イダーが入り、左には復帰したジョタ、そして右に前田が入ることとなった。 下位に苦しむダンディーを相手に前半で2点リードを奪ったセルティック。すると後半、前田が火を吹いた。 まずは55分、左サイドでボールを持ったジョタがカットインしながら右足でクロス。これを上手く裏をとった前田が際どい位置でダイビングヘッド。前に出たGKをものともせずに決めた。 さらに59分には、自陣からアルネ・エンゲルスが背後にロングボールを出すと、見事に抜け出た前田がボックス内でループシュート。相手GKも届かず、連続ゴールでリードを広げた。 ファンは「キョウゴの魂を継いでいる」、「ダイゼンが一番重要な選手だ」、「絶好調だ」、「ループやばすぎる」、「ダイゼンこそストライカーだ」とコメントを寄せている。 試合後にインタビューを受けた前田は多くを語らず。それでも、「今夜はゴールを決められて、勝利できて嬉しいです。次の試合でもベストを尽くします」とコメント。アシストしたジョタはマザーウェル戦のお返しだと喜び「今日は彼のために同じことをしたかった!彼は今シーズン素晴らしい活躍を見せているので、彼に敬意を表したい」と、2ゴールの前田を称えた。 <span class="paragraph-title">【動画】セルティックに前田大然あり! 圧巻の2ゴールで大勝に貢献</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yo7zH6z7Gbo";var video_start = 105;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.06 11:55 Thu
2

「フィニッシュは崇高だった」MOTM選出の前田大然、ロジャーズ監督も2ゴールを絶賛

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、2ゴールの活躍を見せた日本代表FW前田大然を称えた。クラブ公式サイトが伝えた。 5日、スコティッシュ・プレミアシップ第24節でセルティックはホームにダンディーFCを迎えた。 エースである日本代表FW古橋亨梧がチームを去った中、ストライカー争いが発生。この試合は3トップの中央にアダム・イダーが入り、左には復帰したジョタ、そして右に前田が入ることとなった。 下位に苦しむダンディーを相手に前半で2点リードを奪ったセルティック。すると後半、前田が火を吹く。まずは55分、左サイドでボールを持ったジョタがカットインしながら右足でクロス。これを上手く裏をとった前田が際どい位置でダイビングヘッド。前に出たGKをものともせずに決めた。 さらに59分には、自陣からアルネ・エンゲルスが背後にロングボールを出すと、見事に抜け出た前田がボックス内でループシュート。相手GKも届かず、連続ゴールでリードを広げた。 チームは6-0で圧勝した中、2ゴールの前田はマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)を受賞。ロジャーズ監督も2つのゴールを絶賛した。 「ダイゼンのゴール、我々はコーナーでプレッシャーを受けていたが、落ち着いてパスを出し、繋ぎ、プレッシャーからボールを反対側に持ち出した」 「ルネ(アルネ・エンゲルス)のパスは素晴らしかったが、ダイゼンのフィニッシュは崇高だった。素晴らしいフィニッシュだったが、その前の彼のもう1つのゴール、バックポストへの走りとジョタからの素晴らしいパスも良かった」 前田、ジョタと両ウイングが躍動して勝利を収めたセルティック。ロジャーズ監督はシーズン終盤に向けてしっかりと加速していきたいとした。 「私はいつも、セルティックはシーズンのこの時期に活気づくと言ってきた。我々はここまで素晴らしい仕事をしてきたが、セルティックの選手として、またセルティックの監督として、プレッシャーのかかる試合を本当に楽しめるのはここだ」 「リーグ戦はあと13試合残っており、我々は非常に良い位置にいるが、全力を尽くさなければならない」 <span class="paragraph-title">【動画】指揮官の大絶賛!前田大然が圧巻の2ゴールで大勝に貢献</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yo7zH6z7Gbo";var video_start = 105;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.06 12:40 Thu
3

「ゴールマシーン」「Jリーグ得点王復活」前田大然が圧巻のゴールショー! 2月は3試合で6ゴール2アシスト「フルハシがいなくなっても大丈夫」

セルティックの日本代表FW前田大然が止まらない。 セルティックは8日、スコティッシュ・カップの5回戦でスコティッシュ・チャンピオンシップ(スコットランド2部)レイス・ローヴァーズと対戦した。 3トップの中央で先発出場した前田。この試合でも隠した相手に圧巻のパフォーマンス。6分にボックス手前中央でこぼれ球に反応し、左足で冷静に沈めると、味方のグラウンダーのクロスをファーサイドで合わせるもこれはオフサイドで取り消される。 しかし前半アディショナルタイムには、カウンターからヤン・ヒョンジュンのグラウンダーのクロスを蹴り込み2点目。チームはその後得点を重ねると、77分には旗手怜央のパスを受けたルーク・マクコーワンのスピードあるクロスを押し込みハットトリックを達成した。 ファンは「Jリーグ得点王が復活した」、「はやすぎる」、「ダイゼンが止まらない」、「ゴールマシーン」、「フルハシがいなくなっても大丈夫」とコメントを寄せている。 エースの古橋がスタッド・レンヌに移籍したが、2月に入り前田が大暴れ中。リーグ戦では2試合で3ゴール2アシスト、そしてこの日はハットトリックと、3試合で6ゴール2アシストを記録。2025年に入ってからは8試合で8ゴール4アシストを記録している。 <span class="paragraph-title">【動画】前田大然のコントロールショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="XBdRMJln1tY";var video_start = 36;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.09 12:10 Sun
4

「伝説のストライカーが去った」セルティック指揮官が古橋亨梧の退団に改めて言及、批判的な声には「ここに居たくなければ最善の取引をして先へ進む」

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、冬の移籍市場を振り返り、日本代表FW古橋亨梧の退団が大きな痛手だと認めた。イギリス『BBC』が伝えた。 今シーズンもスコティッシュ・プレミアシップで首位を快走するセルティック。チャンピオンズリーグ(CL)でもラウンド16のプレーオフに勝ち進み、バイエルンとの大きな戦いに臨むこととなる。 しかし、1月の移籍市場ではエースだった古橋がリーグ・アンのスタッド・レンヌに完全移籍。大事な戦いが待つシーズン終盤に向けて、まさかのエース退団は大きな騒ぎとなった。 サウジアラビアへと移籍していたポルトガル人FWジョタが復帰してきたものの、古橋の抜けた穴は戦力としてだけでなく、メンタル面でも大きなものに。ファンからも批判的な声が出るほどだ。 そんな中、ロジャーズ監督はこの冬の移籍市場について言及。古橋の穴を埋めるストライカーが獲得したかったとし、「伝説のストライカー」と古橋の偉大さを改めて振り返った。 「我々はもう1人のストライカーが欲しかった。だから何にも隠れるつもりはない」 「そして、サポーターは間違いなく、トップストライカー、伝説のストライカーが去ったことを知るだろう」 「だからそれは理解している。でも私にできるのは、今あるものに影響を与え、一生懸命指導し、努力し、これまで我々にとって素晴らしいシーズンだったものを終わらせることだけだ」 古橋の穴を埋めることは結局できないまま移籍市場は終了。日本代表FW前田大然などセンターフォワードの候補はいるが、簡単に古橋の穴を埋められるとは考えにくい。ただ、後悔しても仕方がないと語った。 「ここで誰かを責めたいわけではない。チームとして、我々にとってこの結末は理想的ではなかったと思う。我々は今、クラブとして、移籍のたびにそうしているように、このことを振り返ってみなければならない」 「私は、何が起こったかを考えることでイライラしたり、ここで働く喜びを台無しにしたりするつもりはない」 また、補強をする前に移籍を許可したことは間違いだったかと問われたロジャーズ監督は、全ての流れを考え、最善の決断だったとコメント。前を向くのみだと語った。 「そう言う人もいるだろうが、私がその選手について、また彼と仕事をし、夏まで遡って学んだことほどの深い知識を持っていない」 「『まあ、彼を解雇する前に、誰かをドアの中に入れておくべきだ』と簡単に言うことはできる。しかし、そうではない状況があり、それは我々が数カ月間実行していたことだ」 「選手がここにいたくないのであれば、我々は最善の取引をして先へ進むことになる。我々は本当に優秀な選手を獲得したと思う。もっと良い結果が出せただろうか? ああ、出せたはずだ」 「しかし、我々は今ここにいる選手たちと一緒に仕事をしている。それが焦点だ。過去を振り返りたくない」 2025.02.06 00:02 Thu
5

「これ以上良いストーリーは書けなかった」セルティック復帰のジョタ、前田大然のアシストから初戦ゴールに「まるで昔を思い出すよう」

セルティックに復帰したポルトガル人FWジョタが、早速のゴールを喜んでいる。クラブ公式サイトが伝えた。 先日、スタッド・レンヌからセルティックへの完全移籍が決まったジョタ。サウジ・プロ・リーグのアル・イテハドやレンヌを経て、日本代表FW古橋亨梧と入れ替わる形で1年半ぶりに古巣へ戻った。 2日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第25節のマザーウェル戦では、復帰後初のベンチ入り。試合は日本代表FW前田大然が開始早々のヘディング弾など1ゴール1アシストの活躍を見せ、2-1の1点リードで折り返す。 後半は日本代表MF旗手怜央のパスから3点目が決まりかけるが、オフサイドの判定でノーゴールに。それでも後半アディショナルタイム、65分からピッチに立っていたジョタが前田の右からの折り返しを押し込み、3-1の勝利で終えた。 復帰初戦から勝利に貢献したジョタ。試合後には「僕にとっては素晴らしい瞬間だし、これ以上良いストーリーは書けなかっただろう」と歓喜の言葉を述べている。 「結局は信じることが大事だ。ピッチに立った時からボールが来るだろうと常に信じていたし、最終的にそれが実現した」 「非常にパーソナルな瞬間だったし、それをセルティックファンと共有したかった。まるで昔を思い出すようだった」 また、レンヌで満足なプレータイムを得られていなかった25歳は、「ベストの状態に戻るまでまだ時間がかかると思う」と自らの状態にも言及。今後のさらなる活躍を誓っている。 「時間はかかるけど、当然そのために毎日一生懸命ハードワークするつもりだ」 「今日は本当に良いスタートだったけど、サッカーは常に進み続けるし、明日はまた別の日だ。また集中する必要がある。一日一日のことを考えて、それをできるだけ長く楽しむのが良い」 「重要なことがこれから起こるのはわかっているけど、大事なのは今を精一杯生きて、この瞬間をセルティックファンや家族と楽しむことだけだ。そして、明日はまたレノックスタウン(練習場)で頑張るよ」 <span class="paragraph-title">【動画】前田大然の折り返しから復帰戦ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="QSaPhit7WpE";var video_start = 474;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.03 16:10 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly