【プレミア注目プレビュー】2季連続でリーグ覇権争った両雄が激突!
2025.02.02 12:00 Sun
前回対戦の因縁でバチバチの一戦に
プレミアリーグ第24節、アーセナルvsマンチェスター・シティが、日本時間2日25:30にエミレーツ・スタジアムでキックオフされる。首位快走のリバプールを追うガナーズと、熾烈なトップ4争いに身を置くシティズンズによる重要な上位対決だ。
1試合未消化の首位チームを6ポイント差で追う2位のアーセナル(勝ち点47)。前節は後に誤審と判断されたルイス=スケリーの前半終盤の退場が響いたものの、同じく退場者を出したウォルバーハンプトン相手にカラフィオーリの虎の子の1点を守り切って大きな勝ち点3を奪取。
続くチャンピオンズリーグ(CL)では一部主力を温存したなか、ヌワネリのファインゴールなどでジローナに2-1の勝利。きっちり3位でのラウンド16ストレートインを決めた。そして、良い流れで臨む天敵とのホーム開催の大一番では4連覇王者に引導を渡す勝利を目指す。
対する4位のシティ(勝ち点41)は前節、チェルシーとのビッグマッチに3-1で逆転勝利。サプライズ起用となったクサノフのミス絡みで先制を許すも、ハーランドの1ゴール1アシストの活躍などで会心の逆転勝ち。さらに、逆転でのプレーオフ進出へ勝ち点3必須のCLクラブ・ブルージュ戦では同じく先制を許す難しい展開となったが、サヴィオの活躍などで再び3-1の逆転勝利。プレーオフの対戦相手が王者レアル・マドリーとなったものの、ひとまず敗退の危機を脱した。そのため、対戦相手同様に良いメンタル状態で敵地へ乗り込む形となった。
なお、昨年9月にエティハド・スタジアムで開催された前回対戦はシーソーゲームの末に10人のアーセナル相手にシティが土壇場で2-2のドローに持ち込んだ。その試合直後には敵将アルテタにハーランドが「謙虚でいろ」との発言を行うなど、両陣営がエモーショナルに衝突した因縁もあり、今回の対戦でもバチバチの攻防が期待されるところだ。
【4-3-3】
▽予想スタメン

GK:ラヤ
DF:ティンバー、サリバ、ガブリエウ、カラフィオーリ
MF:ウーデゴール、トーマス、ライス
FW:ヌワネリ、ハヴァーツ、マルティネッリ
負傷者:GKラヤ、DF冨安健洋、ホワイト、FWガブリエウ・ジェズス、サカ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱者が引き続き不在となる一方、直近のジローナ戦を軽傷で回避したラヤに関しては復帰となる見込みだ。
スタメンの注目ポイントは左サイドバックと右ウイングの人選。カラフィオーリとヌワネリを予想したが、異議申し立てが認められて3試合の出場停止が取り消されたルイス=スケリー、トロサールの起用によるマルティネッリの右サイド起用も十二分に想定されるところだ。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン

GK:エデルソン
DF:マテウス・ヌネス、ストーンズ、アカンジ、グヴァルディオル
MF:ベルナルド・シウバ、コバチッチ
MF:フォーデン、デ・ブライネ、サヴィオ
FW:ハーランド
負傷者:DFアケ、ルベン・ディアス、MFロドリ、FWドク、ボブ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しても直近の数試合から変更はない。
スタメンに関しては直近のブルージュ戦をベースにギュンドアンからサヴィオに変更する可能性が高い。ストーンズにアクシデントがない限りクサノフのリーグ継続起用の可能性は低いと思われる。一方で、マーモウシュに関してはスタートの可能性もありそうだ。
★注目選手
◆アーセナル:MFイーサン・ヌワネリ

ビッグマッチで存在感示せるか。ルイス=スケリーとともにアカデミーの先輩であるサカが辿ったキャリアを順調に歩み始めた17歳は、今季ここまで公式戦21試合6ゴールと見事な数字を残す。とりわけ、直近のジローナ戦ではカットインからの鮮やかな左足のミドルシュートで決勝点を記録し、多くの現地コメンタリーがその先輩になぞらえて活躍を称えた。
当時とチームのレベルは大きく異なるものの、17歳時点での活躍度はサカに引けを取らない攻撃的MFだが、ビッグマッチでの勝負強さは今後身に着けていく必要がある重要なポイント。今季の対ビッグ6戦ではいずれも短いプレータイムとなっているが、今回の一戦ではより多くのプレータイムを得る可能性が高い。
守備強度の問題でスタメン起用は微妙なところだが、得点が必要な状況では交代カードの一番手となるだけに持ち味の左足と攻撃センスを遺憾なく発揮し、決定的な仕事を果たしたい。
◆マンチェスター・シティ:FWオマル・マーモウシュ

チェルシー戦以上のインパクト残せるか。フランクフルト加入後の完全覚醒によって一躍欧州のビッグクラブの関心を集め、7000万ユーロ+アドオンという高額な移籍金で世界最高峰のクラブにステップアップを遂げたエジプト代表FW。
今季フランクフルトで26試合20ゴール14アシストと驚異的なスタッツを叩き出した25歳の万能型ストライカーは、いきなりの新天地デビューとなった直近のチェルシー戦でも決定的な仕事こそ果たせなかったが、随所に持ち味を発揮する上々のデビューを飾った。
その前節から1週間の準備期間を経て臨む今回の大一番では戦術理解と周囲との連携も進んでおり、より決定的な仕事が期待されるところだ。チェルシー戦でのプレーを見る限り、指揮官やチームメイトは昨季まで在籍したアルバレス的な活かし方を模索している印象だ。そのため、左ウイングとセカンドトップ的な立ち位置でハーランドとうまくリンクできれば、アーセナル守備陣に脅威を与える存在となれるはずだ。
1試合未消化の首位チームを6ポイント差で追う2位のアーセナル(勝ち点47)。前節は後に誤審と判断されたルイス=スケリーの前半終盤の退場が響いたものの、同じく退場者を出したウォルバーハンプトン相手にカラフィオーリの虎の子の1点を守り切って大きな勝ち点3を奪取。
続くチャンピオンズリーグ(CL)では一部主力を温存したなか、ヌワネリのファインゴールなどでジローナに2-1の勝利。きっちり3位でのラウンド16ストレートインを決めた。そして、良い流れで臨む天敵とのホーム開催の大一番では4連覇王者に引導を渡す勝利を目指す。
なお、昨年9月にエティハド・スタジアムで開催された前回対戦はシーソーゲームの末に10人のアーセナル相手にシティが土壇場で2-2のドローに持ち込んだ。その試合直後には敵将アルテタにハーランドが「謙虚でいろ」との発言を行うなど、両陣営がエモーショナルに衝突した因縁もあり、今回の対戦でもバチバチの攻防が期待されるところだ。
◆アーセナル◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:ラヤ
DF:ティンバー、サリバ、ガブリエウ、カラフィオーリ
MF:ウーデゴール、トーマス、ライス
FW:ヌワネリ、ハヴァーツ、マルティネッリ
負傷者:GKラヤ、DF冨安健洋、ホワイト、FWガブリエウ・ジェズス、サカ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱者が引き続き不在となる一方、直近のジローナ戦を軽傷で回避したラヤに関しては復帰となる見込みだ。
スタメンの注目ポイントは左サイドバックと右ウイングの人選。カラフィオーリとヌワネリを予想したが、異議申し立てが認められて3試合の出場停止が取り消されたルイス=スケリー、トロサールの起用によるマルティネッリの右サイド起用も十二分に想定されるところだ。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:エデルソン
DF:マテウス・ヌネス、ストーンズ、アカンジ、グヴァルディオル
MF:ベルナルド・シウバ、コバチッチ
MF:フォーデン、デ・ブライネ、サヴィオ
FW:ハーランド
負傷者:DFアケ、ルベン・ディアス、MFロドリ、FWドク、ボブ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しても直近の数試合から変更はない。
スタメンに関しては直近のブルージュ戦をベースにギュンドアンからサヴィオに変更する可能性が高い。ストーンズにアクシデントがない限りクサノフのリーグ継続起用の可能性は低いと思われる。一方で、マーモウシュに関してはスタートの可能性もありそうだ。
★注目選手
◆アーセナル:MFイーサン・ヌワネリ

Getty Images
ビッグマッチで存在感示せるか。ルイス=スケリーとともにアカデミーの先輩であるサカが辿ったキャリアを順調に歩み始めた17歳は、今季ここまで公式戦21試合6ゴールと見事な数字を残す。とりわけ、直近のジローナ戦ではカットインからの鮮やかな左足のミドルシュートで決勝点を記録し、多くの現地コメンタリーがその先輩になぞらえて活躍を称えた。
当時とチームのレベルは大きく異なるものの、17歳時点での活躍度はサカに引けを取らない攻撃的MFだが、ビッグマッチでの勝負強さは今後身に着けていく必要がある重要なポイント。今季の対ビッグ6戦ではいずれも短いプレータイムとなっているが、今回の一戦ではより多くのプレータイムを得る可能性が高い。
守備強度の問題でスタメン起用は微妙なところだが、得点が必要な状況では交代カードの一番手となるだけに持ち味の左足と攻撃センスを遺憾なく発揮し、決定的な仕事を果たしたい。
◆マンチェスター・シティ:FWオマル・マーモウシュ

Getty Images
チェルシー戦以上のインパクト残せるか。フランクフルト加入後の完全覚醒によって一躍欧州のビッグクラブの関心を集め、7000万ユーロ+アドオンという高額な移籍金で世界最高峰のクラブにステップアップを遂げたエジプト代表FW。
今季フランクフルトで26試合20ゴール14アシストと驚異的なスタッツを叩き出した25歳の万能型ストライカーは、いきなりの新天地デビューとなった直近のチェルシー戦でも決定的な仕事こそ果たせなかったが、随所に持ち味を発揮する上々のデビューを飾った。
その前節から1週間の準備期間を経て臨む今回の大一番では戦術理解と周囲との連携も進んでおり、より決定的な仕事が期待されるところだ。チェルシー戦でのプレーを見る限り、指揮官やチームメイトは昨季まで在籍したアルバレス的な活かし方を模索している印象だ。そのため、左ウイングとセカンドトップ的な立ち位置でハーランドとうまくリンクできれば、アーセナル守備陣に脅威を与える存在となれるはずだ。
イーサン・ヌワネリ
サヴィオ
冨安健洋
ガブリエウ・ジェズス
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アーセナルのブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリが、レアル・マドリー戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 16日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグでマドリーとアウェイで対戦。ホームで3-0と勝利していた中でのアウェイゲーム。すると試合早々にPKを獲得したが、ブカヨ・サカのPKは失敗。嫌なムードが流れると、今度はマドリーにPKが与えられるが、VARチェックで取り消された。 ゴールレスで迎えた後半にスコアが動くことに。65分にミケル・メリーノのスルーパスに反応したサカが決めて先制。4点リードとなると、ヴィニシウス・ジュニオールに1点を返されるもその後は粘りの戦いに。このまま引き分けに終わると思われたが、後半アディショナルタイムのロングカウンターでマルティネッリがゴール。1-2で勝利をもぎ取り、準決勝進出を果たした。 試合後、勝利に導いたマルティネッリが試合を振り返り、最後の力を振り絞ってのゴールだったと語り、勝利を喜んだ。 「あれは最後の力だったんだ。メリーノが僕に気がついてボールを蹴ってくれるように、ただ、ひたすら背後に回り込んで祈った。彼が素晴らしいパスを出してくれて、僕は抜け出すことができた。だから落ち着いて、ゴールにボールを入れることだけに集中した。本当に嬉しい」 「凄く興奮しているよ。ベルナベウでレアル・マドリー相手にこういう強い相手に勝てるのは本当嬉しい。本当に嬉しいんだ。エミレーツ・スタジアムでもここでも、僕たちはこの結果に値したと思う」 「自分たちの実力もチームもわかっている。だからこのチーム、このファミリーは、この勝利に値する。この勝利は永遠に僕たちの心の中に残るだろう」 また、後押ししてくれたファンにも感謝。残りの戦いもしっかりと戦い、悲願のCL制覇へ突き進むと意気込みを語った。 「ここでのパフォーマンス、そしてエミレーツ・スタジアムでみんながパフォーマンスによど込んでくれているのを見るのは本当に嬉しい。今シーズン、みんなは本当に素晴らしいプレーをしてくれているので、試合後にみんなに感謝の気持ちを伝えに行けることは本当に嬉しい。みんなを喜ばせるために、僕たちは全力を尽くすだけだ」 「全力を尽くし、これからも努力を続ける。チャンピオンズリーグ準決勝進出は全ての選手にとっての夢だ。だから、本当に嬉しい。ただ、まだ何も達成できていないことを自覚しているので、地に足をつけて努力を続けていく」 「僕たちは自信を持っている。自分たちの実力も、チームのことも理解している。そして目標に向かって邁進していく」 <span class="paragraph-title">【動画】マルティネッリが決勝ゴール!アーセナルがアウェイでもレアルを撃破!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="LRaUTx3jaw8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.17 10:55 Thu4
アーセナルが偉大な記録を樹立、ベルナベウでレアルに連勝した初のイングランドクラブに…19年ぶりのCL決勝進出なるか
2009年以来となるチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4に勝ち進んだアーセナルだが、偉大な記録を樹立していた。イギリス『スカイ』が伝えた。 16日に行われたCL準々決勝2ndレグでレアル・マドリーとアウェイで対戦したアーセナル。ホームでの1stレグでは3-0で快勝を収めていた中、アウェイでは開始早々に得たPKのチャンスをブカヨ・サカが失敗。その後、今度はマドリーにPKのチャンスが訪れたがVARチェックの結果取り消された。 後半、サカがネットを揺らしてアーセナルが先制すると、ミスを突いたヴィニシウス・ジュニオールが同点ゴール。ただ、アーセナルは後半アディショナルタイムにロングカウンターからガブリエウ・マルティネッリがネットを揺らし、1-2で勝利を収め、王者マドリーを敗退に追い込んだ。 アーセナルとマドリーが対戦するのは、アーセナルが唯一決勝まで進出した2005-06シーズンのラウンド16以来となったが、アーセナルは19年前もサンティアゴ・ベルナベウで勝利していたため、アウェイで連勝したこととなる。 サンティアゴ・ベルナベウでマドリー相手に連勝したイングランドチームはこれまでおらず、なんとこの連勝はイングランドのクラブ史上初の快挙となった。 アーセナルは2008-09シーズンのCL以来となる準決勝進出。クラブ史上3度目のベスト4となったが、2度目の決勝進出はなるだろうか。なお、2005-06シーズンの決勝ではバルセロナと対戦して敗れており、共に決勝に進出すれば19年ぶりのリベンジの場が整うこととなる。 <span class="paragraph-title">【動画】マルティネッリが決勝ゴール!アーセナルがアウェイでもレアルを撃破!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="LRaUTx3jaw8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.17 21:30 Thu5