【ラ・リーガ第21節プレビュー】欧州リーグフェーズ最終戦控える強豪は曲者との対戦
2025.01.24 19:30 Fri
先週末に開催された後半戦初戦ではアトレティコ・マドリー、バルセロナが痛恨の取りこぼしとなったなか、唯一快勝のレアル・マドリーが首位奪還に成功した。
そんななかで臨む今回の一戦では最下位に転落したバジャドリーとのアウェイゲームに臨む。引き続き出場停止のヴィニシウスに加え、腰か背中の違和感で途中交代したMFベリンガムら一部主力が不在となる可能性が高く、ロドリゴとFWムバッペの絶好調コンビやFWエンドリッキ、MFギュレルといった若手を組み合わせた陣容での戦いとなりそうだ。引き続き守備の改善に取り組みつつ、指揮官が全幅の信頼を与える攻撃陣の力で勝ち切りたい。
2位のアトレティコは前節、レガネス相手にFWグリーズマンのPK失敗も響いてまさかのウノセロ負け。公式戦連勝が「15」でストップするとともに、わずか1節で首位の座を明け渡す形となった。それでも、直近のCLレバークーゼン戦では見事なリバウンドメンタリティを示した。守勢の前半にMFバリオスが一発退場となり、前半終了間際に先制点を奪われたが、後半序盤にFWフリアン・アルバレスのゴールで同点に追いつくと、相手の退場で数的同数となった後半終盤に再びアルバレスがゴールをこじ開けて殊勲のドブレーテ。公式戦11連勝中だった難敵に圧巻のレモンターダ完遂となった。
3位のバルセロナは前節、試合終盤の不運な判定の影響もあって下位のヘタフェ相手に痛恨ドロー。リーグ戦では2分け2敗の4戦未勝利とラ・リーガでの苦闘は続く。ただ、アトレティコ同様にCLではベンフィカ相手にこちらも圧巻のレモンターダを達成。GKシュチェスニーが絡んだ軽率な2失点を含め、今季ワーストタイの4失点を喫して2度の2点ビハインドを背負ったが、伏兵エリック・ガルシアの土壇場での同点ゴールに、後半ラストプレーで見事なロングカウンターからFWハフィーニャが決めたドブレーテによって壮絶な打ち合いを5-4で制した。
これでトップ8フィニッシュを確定させたチームは週明けに控えるアタランタ戦は意識しながらも、リーグ戦により集中しやすい状況にあり、前節最下位を脱出した19位のバレンシア相手にリーグ5戦ぶりの白星を狙う。GKペーニャの先発復帰でディフェンスラインの連携面での問題は解決されるが、リーグ戦ではより相手のハイライン対策が進むなかで集中力を維持したい。とりわけ、紆余曲折の末に2031年までの新契約にサインしたDFアラウホのプレーに注目だ。さらに、ヘタフェ戦では決定力を欠いた攻撃陣にはベンフィカ戦同様の爆発を見せたい。
リーグ前節はセルタを2-1で下した4位のアスレティック・ビルバオだが、ELでは下位に沈むベシクタシュ相手に1-4で惨敗。依然としてトップ8圏内の3位を維持も、最終節の結果次第でプレーオフに回る可能性もわずかながらあり、気を引き締めてビクトリア・プルゼニとのアウェイゲームに臨みたいところだ。今節はアトレティコ撃破で勢いに乗る15位のレガネスと侮れない相手だけに、攻守両面でベシクタシュ戦の反省を活かしたい。
MF久保建英を擁する7位のレアル・ソシエダは、年明け3連勝からの公式戦2連敗と後半戦も安定感を欠く状況に。リーグ前節は大幅なターンオーバーの末にバレンシアに0-1で敗れると、ELのラツィオ戦ではベストメンバーで臨んだなか、前半のDFムニョスの退場も響いて1-3の完敗となった。これでEL敗退の可能性もわずかながら出てきており、PAOKとの最終節はより緊張感が増すことに。そんななか、前節バルセロナと引き分けたヘタフェとの一戦では弾みを付けるような戦いが求められる。指揮官イマノルの選手選考が大きなポイントになりそうだが、直近2試合で不完全燃焼に終わった久保にはうっ憤を晴らす活躍でチームを勝利に導く仕事を期待したい。
FW浅野拓磨を擁する6位のマジョルカは、公式戦3連敗且つ無得点と失速傾向が顕著な状況で12位のベティスとのホームゲームに臨む。ここ数試合の低調な内容を受け、メンバーのテコ入れも見込まれるなか、前節途中出場の浅野にはスタメン起用を期待しつつ、流れを変える働きを求めたい。
《ラ・リーガ第21節》
▽1/24(金)
《29:00》
ラス・パルマス vs オサスナ
▽1/25(土)
《22:00》
マジョルカ vs ベティス
《24:15》
アトレティコ・マドリー vs ビジャレアル
《26:30》
セビージャ vs エスパニョール
《29:00》
バジャドリー vs レアル・マドリー
▽1/26(日)
《22:00》
ラージョ vs ジローナ
《24:15》
レアル・ソシエダ vs ヘタフェ
《26:30》
アスレティック・ビルバオ vs レガネス
《29:00》
バルセロナ vs バレンシア
▽1/27(月)
《29:00》
アラベス vs セルタ
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チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ最終節を週明けに控えるなか、そのヨーロッパ参戦組の戦いに注目集まる第21節。前節、ラス・パルマス相手の4-1の大勝でリーグ3連勝で首位浮上となったマドリー。勝ち点3必須だったCLではレッドブル・ザルツブルク相手にFWロドリゴ・ゴエス、FWヴィニシウス・ジュニオールのドブレーテ共演などで5-1のマニータの圧勝。1年1カ月ぶりの復帰となったDFアラバも2試合連続で途中出場し、チームの状態はすこぶる良好だ。これでプレーオフ進出確定とともにシード圏内の16位に浮上したチームは、最終節でスタッド・ブレストに勝利した場合、他チームの結果次第では逆転でのトップ8フィニッシュの可能性も残す。2位のアトレティコは前節、レガネス相手にFWグリーズマンのPK失敗も響いてまさかのウノセロ負け。公式戦連勝が「15」でストップするとともに、わずか1節で首位の座を明け渡す形となった。それでも、直近のCLレバークーゼン戦では見事なリバウンドメンタリティを示した。守勢の前半にMFバリオスが一発退場となり、前半終了間際に先制点を奪われたが、後半序盤にFWフリアン・アルバレスのゴールで同点に追いつくと、相手の退場で数的同数となった後半終盤に再びアルバレスがゴールをこじ開けて殊勲のドブレーテ。公式戦11連勝中だった難敵に圧巻のレモンターダ完遂となった。
その勢いに乗って臨む今節はマジョルカに4-0の圧勝を収めた5位のビジャレアルとの上位対決に臨む。数的不利で40分近く強度の高い激闘を戦っており、コンディション面では相手に分があるが、熱狂のメトロポリターノのアドバンテージを活かしながらリーグ戦でも白星を取り戻したい。そのなかで頼もしい先輩たちに救われて戦犯を免れたバリオスの奮起に期待したいところ。なお、CLでは5位に浮上し、最終節はマドリーに大敗して敗退決定済みのザルツブルクとの対戦となるため、リーグ戦にある程度全力を注げるはずだ。
3位のバルセロナは前節、試合終盤の不運な判定の影響もあって下位のヘタフェ相手に痛恨ドロー。リーグ戦では2分け2敗の4戦未勝利とラ・リーガでの苦闘は続く。ただ、アトレティコ同様にCLではベンフィカ相手にこちらも圧巻のレモンターダを達成。GKシュチェスニーが絡んだ軽率な2失点を含め、今季ワーストタイの4失点を喫して2度の2点ビハインドを背負ったが、伏兵エリック・ガルシアの土壇場での同点ゴールに、後半ラストプレーで見事なロングカウンターからFWハフィーニャが決めたドブレーテによって壮絶な打ち合いを5-4で制した。
これでトップ8フィニッシュを確定させたチームは週明けに控えるアタランタ戦は意識しながらも、リーグ戦により集中しやすい状況にあり、前節最下位を脱出した19位のバレンシア相手にリーグ5戦ぶりの白星を狙う。GKペーニャの先発復帰でディフェンスラインの連携面での問題は解決されるが、リーグ戦ではより相手のハイライン対策が進むなかで集中力を維持したい。とりわけ、紆余曲折の末に2031年までの新契約にサインしたDFアラウホのプレーに注目だ。さらに、ヘタフェ戦では決定力を欠いた攻撃陣にはベンフィカ戦同様の爆発を見せたい。
リーグ前節はセルタを2-1で下した4位のアスレティック・ビルバオだが、ELでは下位に沈むベシクタシュ相手に1-4で惨敗。依然としてトップ8圏内の3位を維持も、最終節の結果次第でプレーオフに回る可能性もわずかながらあり、気を引き締めてビクトリア・プルゼニとのアウェイゲームに臨みたいところだ。今節はアトレティコ撃破で勢いに乗る15位のレガネスと侮れない相手だけに、攻守両面でベシクタシュ戦の反省を活かしたい。
MF久保建英を擁する7位のレアル・ソシエダは、年明け3連勝からの公式戦2連敗と後半戦も安定感を欠く状況に。リーグ前節は大幅なターンオーバーの末にバレンシアに0-1で敗れると、ELのラツィオ戦ではベストメンバーで臨んだなか、前半のDFムニョスの退場も響いて1-3の完敗となった。これでEL敗退の可能性もわずかながら出てきており、PAOKとの最終節はより緊張感が増すことに。そんななか、前節バルセロナと引き分けたヘタフェとの一戦では弾みを付けるような戦いが求められる。指揮官イマノルの選手選考が大きなポイントになりそうだが、直近2試合で不完全燃焼に終わった久保にはうっ憤を晴らす活躍でチームを勝利に導く仕事を期待したい。
FW浅野拓磨を擁する6位のマジョルカは、公式戦3連敗且つ無得点と失速傾向が顕著な状況で12位のベティスとのホームゲームに臨む。ここ数試合の低調な内容を受け、メンバーのテコ入れも見込まれるなか、前節途中出場の浅野にはスタメン起用を期待しつつ、流れを変える働きを求めたい。
《ラ・リーガ第21節》
▽1/24(金)
《29:00》
ラス・パルマス vs オサスナ
▽1/25(土)
《22:00》
マジョルカ vs ベティス
《24:15》
アトレティコ・マドリー vs ビジャレアル
《26:30》
セビージャ vs エスパニョール
《29:00》
バジャドリー vs レアル・マドリー
▽1/26(日)
《22:00》
ラージョ vs ジローナ
《24:15》
レアル・ソシエダ vs ヘタフェ
《26:30》
アスレティック・ビルバオ vs レガネス
《29:00》
バルセロナ vs バレンシア
▽1/27(月)
《29:00》
アラベス vs セルタ
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2024-25シーズンのラ・リーガは第19節を消化。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。 ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:レミロ DF:ミンゲサ、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:ヤマル、バルベルデ、ペドリ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ、グリーズマン GK アレックス・レミロ(29歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:13 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感際立つラ・レアル最後の砦。サモラ賞レースでは12失点のオブラクが首位に立っているが、アトレティコとソシエダの守備力を考慮してレミロを選出。比較的メンバーが入れ替わるディフェンスラインで新加入アゲルドとともに攻守に安定したパフォーマンスを披露。ここまでチーム総得点が17点と常にロースコアの戦いを強いられるなか、高い集中力を維持し、12度のクリーンシートを達成。試合の流れを変えるパラドンの数々も印象的だ。 DF オスカル・ミンゲサ(25歳/セルタ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 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多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat2
ハフィーニャ劇的ラストプレー弾のバルセロナが9ゴール生まれたベンフィカとの壮絶打ち合い制す【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第7節、ベンフィカvsバルセロナが21日にエスタディオ・ダ・ルスで行われ、アウェイのバルセロナが4-5で逆転勝利した。 ここまで全勝のリバプールに次ぐ2位に位置するバルセロナは、決勝トーナメントストレートイン確定を目指して15位のベンフィカとのアウェイゲームに臨んだ。 2025年は公式戦3連勝スタートも、直近のヘタフェ戦では下位相手に痛恨の1-1のドローとなり、リーグ4戦未勝利となったブラウグラナは、バウンスバックの勝利を目指したこの一戦でGKをペーニャからシュチェスニーに入れ替えた以外、全く同じメンバーを起用した。 試合は開始早々にホームチームが動かす。2分、ディフェンスラインからの対角フィードで左サイドのスペースに抜け出したカレーラスが正確なクロスを入れると、ゴール前にタイミング良く走り込んだパヴリディスがワンタッチで押し込んだ。 この直後にも背後を取られてアウルスネスに決定機を許したバルセロナだったが、時間の経過とともに押し返す。すると、13分にはボックス内でバルデがDFアラウホに足を踏まれたとしてオンフィールド・レビューの末にPKが与えられると、これをレヴァンドフスキが冷静に右隅へ蹴り込んだ。 同点に追いついたバルセロナはボックス付近でのコンビネーションプレーでチャンスを創出。20分にはゴール前に飛び出したガビに決定機も、ここはGKトルビンのビッグセーブに阻まれた。 徐々にペースを握り始めたが、ここから試合は思わぬ展開に。まずは22分、ベンフィカがハイラインの背後へ蹴り込んだフィードに対して、先にボールに追いついたバルデが処理するが、ここに味方のGKシュチェスニーが突っ込んできて激しく交錯。このこぼれ球を回収したパヴリディスが冷静にドリブルで運んで無人のゴールへシュートを流し込んだ。 痛恨のコミュニケーションミスで勝ち越しを許したバルセロナは、直後の28分にはカウンターから陣形を崩されると、ボックス右でパスを受けたアクトゥルコールに対して、後手の対応を踏んだGKシュチェスニーがやや無謀な飛び出しで交錯。際どい判定ながらもPK献上となり、これをパヴリディスがきっちり決め切って、わずか30分でハットトリック達成となった。 シュチェスニーが絡んだ2つのミスからの失点で厳しい状況となったバルセロナは、前半のうちに1点を返すべく前に出ていくが、押し込んだものの最後のところで質を欠き、ハフィーニャの決定機逸もあって2点ビハインドで試合を折り返した。 後半も攻めあぐねる状況が続くなか、60分過ぎにはフレンキー・デ・ヨング、フェルミン・ロペスを同時投入。すると、この交代直後の64分にはGKトルビンの軽率な縦パスに反応したペナルティアーク付近のハフィーニャのヘディングのブロックがそのままゴールネットに突き刺さり、思わぬ形から1点を返す。 だが、反撃の狼煙が上がった直後の68分には左右の揺さぶりにディフェンスラインが耐え切れず、DFアラウホのオウンゴールですぐさま点差を2点に戻された。 その後、足が止まってきたベンフィカが5バックへ移行し逃げ切り態勢に入ると、バルセロナはフェラン・トーレス、エリック・ガルシアらの投入でより前がかる。78分にはボックス内で仕掛けたラミン・ヤマルがカレーラスのファウルを誘ってPKを獲得。これをキッカーのレヴァンドフスキが決めて1点差に詰め寄った。 これで再び息を吹き返したアウェイチームは86分、左CKの場面でショートコーナーからペドリが絶妙な左クロスを上げると、ゴール前に飛び込んだエリック・ガルシアが渾身のヘディングシュートを叩き込み、ついに同点に追いついた。 4-4のイーブンに戻ったなか、両チームは勝ち点1ずつを分け合う気はなくここからオープンな攻防を繰り広げると、ヤマル、ディ・マリアが互いにゴールへ迫るが、守備陣の好守に阻まれる。 そんななか、後半ラストプレーではベンフィカの攻撃でボックス内での際どい交錯がノーファウルで流されると、その流れからフェランの絶妙なロングパスに右サイドで抜け出したハフィーニャがそのままボックス内まで持ち込んでDFの股間を抜く見事な左足シュートを突き刺した。 当然のことながらベンフィカのPKの可能性が確認されたものの、オンフィールド・レビューの進言はなく、当初の判定通りノーファウルとともにバルセロナのゴールが支持された。 そして、9ゴールが生まれた壮絶な打ち合いを劇的に制したバルセロナがCL6連勝で2位キープに成功した。 ベンフィカ 4-5 バルセロナ 【ベンフィカ】 ヴァンゲリス・パヴリディス(前2、前22、前30[PK]) オウンゴール(後23) 【バルセロナ】 ロベルト・レヴァンドフスキ(前13[PK]、後33[PK]) ハフィーニャ(後19、後51) エリック・ガルシア(後42) 2025.01.22 07:38 Wed3
「決して諦めず、勝利を掴むことができた」元スポルティングのハフィーニャが試合後衝突のベンフィカとの激闘振り返る
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャが、衝撃的な結末となったベンフィカ戦後のトンネル内での乱闘騒ぎについて説明した。『ESPN』が伝えている。 バルセロナは21日、敵地で行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第7節でベンフィカと対戦し、5-4で逆転勝利した。 ベンフィカの巧みなハイライン攻略、GKヴォイチェフ・シュチェスニーの2つのミスもあって、前半を1-3のビハインドで終えたバルセロナ。後半も難しい戦いを強いられたが、64分にGKアナトリー・トルビンの軽率な縦パスを頭でブロックしたハフィーニャのゴールで反撃の狼煙を上げると、直後に2点差に戻されたものの、そこからの連続ゴールによって土壇場で追いつく。その後、非常にオープンな後半最終盤の攻防の中でラストプレーとなったロングカウンターをハフィーニャが決め切り、敵地で劇的な逆転勝利を収めた。 その決勝点に繋がったロングカウンターの起点では、ボックス内でベンフィカの選手に対するMFフェルミン・ロペスのプッシングにも見えるプレーがあり、ゴールが決まった後に審判団による確認が行われたものの、最終的にお咎めなしと判断。そのままゴールが認められるとともにタイムアップの笛が吹かれた。 そういった経緯もあって試合後は両チームの選手が小競り合いを起こす場面も。とりわけ2ゴールを挙げた元スポルティングCPのアタッカーにはホームサポーターやベンフィカ陣営からヤジが飛び、ドレッシングルームへのトンネル内では乱闘になりかけたことが確認されていた。 同試合後、勝利の殊勲者は記者団の取材に対して、トンネル内での乱闘騒ぎについて説明。相手の挑発に乗ってしまった点についてやや反省しながらも、根本的な問題は対戦相手側にあったと主張した。 「僕はみんなをリスペクトする人間だ」 「ピッチを去るとき、(スタンドの)人々が自分を侮辱していた。それに対してやり返した。もちろん、そうすべきではないことは理解しているよ。ベンフィカのプレーヤーとヒートアップした。彼らは僕を侮辱することにやっきになっていたんだ」 「僕は何も嘘をつかない人間だ。彼らが自分をリスペクトしているなら彼らをリスペクトするけど、彼らが自分を侮辱したら黙っているわけにはいかない。ただ、試合がこのような形で終わった後は普通のことだよ」 一方、「キャリア最高の瞬間にいると思う」と自身の充実ぶりを認める絶好調のアタッカーは、難所でのタフな一戦を振り返るとともに、チームが見せた勝利への姿勢を称えた。 「ここで厳しい戦いになることはわかっていたし、特にホームのファンの前でプレーする彼らの素晴らしさ、個々のタレント、チームとしての素晴らしさも理解していた。ただ、重要なのは、試合中ずっと集中力を保つことだった」 「後半に試合の流れを変えられるという心構えで、2点目を決めて試合に復帰し、最終的にそれを実現した。決して諦めず、勝利を掴むことができた」 2025.01.22 10:30 Wed4
9ゴール生まれた壮絶打ち合いにフリック監督「クレイジーな試合だった」…決勝T進出確定は「シーズンの残りに役立つ」
バルセロナのハンジ・フリック監督が、敵地での劇的な逆転勝利を振り返った。『ESPN』が伝えている。 バルセロナは21日、エスタディオ・ダ・ルスで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第7節でベンフィカと対戦し、5-4で逆転勝利した。 ベンフィカの巧みなハイライン攻略、GKヴォイチェフ・シュチェスニーの2つのミスもあって、前半を1-3のビハインドで終えたバルセロナ。後半も難しい戦いを強いられたが、75分過ぎからの連続ゴールによって土壇場で追いつく。その後、非常にオープンな後半最終盤の攻防の中でラストプレーとなったロングカウンターをFWハフィーニャが決め切り、敵地で劇的な逆転勝利を収めた。 同試合後、フリック監督は「クレイジーな試合だった」と壮絶な打ち合いを振り返った。 前述したらしくないミスが目立った前半に関しては「ベンフィカは特に前半素晴らしかったが、我々はミスが多かったし、守備があまりよくなかった」。「このことについて話し合うことが重要だ。次の対戦相手はこの試合を見ているし、我々はもっと良くしなければならないし、そうするつもりだ」と多くの修正が必要だと語った。 一方、「ハーフタイムに何かを変えたいと言った。もっと良い位置取りが必要だ。そして巻き返したいと言った」とハーフタイムに檄を飛ばした後半の戦いに関しては、勝ち点1でも満足できる状況のなかで勝ち点3を掴み取った選手たちの奮闘を称賛している。 「後半のチームのメンタリティは最高で、彼らは常に自分たちを信じている」 「信じられない。1ポイントでも満足だったが、3ポイント獲得できたのはもっと良かった。素晴らしいフィニッシュだった。後半に多くの投資をして、より多くのチャンスを作った。それに値した」 この勝利によって2位キープのバルセロナは、首位のリバプールとともにアタランタとの最終節を残して決勝トーナメントストレートインを確定。今後も過密日程が続くなか、プレーオフの2試合を回避できたことは、巻き返しを図るラ・リーガの戦いにも好影響を与えるはずだ。 その点について指揮官は選手たちの休養とともに、現状の問題を解決するためのトレーニングにあてたいと語っている。 「直接ベスト16に進出したことは、シーズンの残り期間に大いに役立つはずだ。その点については100%確信している」 「最も重要なのは、トレーニングの時間が必要だということ。これは非常に重要だ。試合でミスを犯しているのがわかるが、2日間や1日ではトレーニングする機会がない」 「重要なのは回復、エネルギーの回復、試合当日に体調を整えることだ。プレーヤーにとっては本当に厳しいことだ」 2025.01.22 10:50 Wed5
バルセロナが下位のヘタフェと痛恨ドロー…リーグ戦は4試合未勝利に【ラ・リーガ】
バルセロナは18日、ラ・リーガ第20節でヘタフェとアウェイで対戦し、1-1の引き分けに終わった。 リーグ戦3試合未勝利が続く3位バルセロナは、ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ4回戦のレアル・ベティス戦からスタメンを3人変更。ダニ・オルモやF・デ・ヨング、マルティンに代えてレヴァンドフスキやカサド、バルデをスタメンで起用した。 公式戦3連勝中の15位ヘタフェ(勝ち点19)に対し、バルセロナは9分に先制する。ペドリの絶妙なスルーパスからゴール前に抜け出したクンデがシュート。一度はGKソリアに弾かれたが、こぼれ球を再びクンデがゴールに押し込んだ。 先制したバルセロナは、33分にもボックス右でボールを受けたクンデのクロスを逆サイドから走り込んだハフィーニャがヘディングシュートで合わせたが、これは左サイドネットに外れた。 少ないチャンスを活かしたいヘタフェは34分、ミジャの右クロスのこぼれ球をボックス右で拾ったアレーニャがクロスを供給すると、ファーサイドのダ・コスタがボレーシュート。これはGKペーニャが左手で弾いたが、ボールはゴール前に詰めたアランバリに当たり、ゴールに吸い込まれた。 追いつかれたバルセロナは、41分にチャンス。敵陣で獲得したFKを横パスで繋ぐと、ドリブルで左サイドから仕掛けたヤマルがクロスを供給。これをファーサイドのレヴァンドフスキが頭で折り返したが、ゴール前に飛び込んだアラウホにはわずかに届かず。前半は1-1で終了した。 ハーフタイムでF・デ・ヨングを投入したバルセロナは、後半もボールの主導権を握るが、コンパクト且つ強度も申し分ないヘタフェの[4-4-2]の守備に苦戦。 膠着状態が続くなか、バルセロナはにセットプレーの流れからピンチを迎える。75分、右CKのセカンドボールをボックス手前のアルデレーテが繋ぐと、ゴール前に抜け出したディエゴ・リコが決定機を迎えたが、これはGKペーニャがファインセーブ。 ピンチを凌いだバルセロナは80分、F・デ・ヨングがミドルシュートでゴールを脅かすと、83分にはヤマルの右クロスからファーサイドのハフィーニャにチャンスが訪れたが、ハーフボレーで合わせたシュートは左サイドネットを叩いた。 結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。追加点の遠く痛恨ドローとなったバルセロナはリーグ戦4試合未勝利となった。 ヘタフェ 1-1 バルセロナ 【ヘタフェ】 マウロ・アランバリ(前35) 【バルセロナ】 ジュール・クンデ(前9) 2025.01.19 07:10 Sunレアル・マドリーの人気記事ランキング
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「リュディガーに捧げたい」レアルを8強に導いた18歳エンドリッキ、延長戦の2得点は「彼のためのもの」
レアル・マドリーを勝利に導いたブラジル代表FWエンドリッキがチームメイトに感謝した。クラブ公式サイトが伝えた。 16日、コパ・デル・レイのラウンド16でセルタをホームに迎えたマドリー。フランス代表FWキリアン・ムバッペ、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールのゴールで2点をリードしながらも、終盤の2失点で追いつかれ、2-2で90分を終えた。 延長戦で輝きを放ったのが79分から出場していたエンドリッキ。108分、ペナルティアーク右でパスを受けると、振り向きざまに強烈なミドル。勝ち越しに成功すると、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデの弾丸シュートで突き放し、試合終了間際にはCKからエンドリッキがヒールで押し込んだ。 18歳FWは延長戦で決めた自らの2得点に言及。熾烈なポジション争いに挑んでいるなか、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーに救われていることを明かした。 「僕は毎日一生懸命練習しているし、このゴールはリュディガーに捧げたい。彼は毎日僕らが何をしているかわかっている。決して僕を褒めることはないけど、僕は気にしない。むしろ、何をするべきか教えてくれるから素晴らしいことだ。加入して以来、僕に寄り添ってくれた素晴らしい人だ。この2ゴールは彼のためのものだ」 「最初のゴールは2-2の状況で決めたものだったから、僕にとって非常に重要なゴールだ。こういった試合やファンが大好きだ。今は次の試合に向けて準備する」 また、当のリュディガーもエンドリッキをSNS上で称賛。後輩の活躍によるベスト8進出を喜んだ。 「努力は報われる。君はこれに値するよ、ブラザー・エンドリッキ。次のラウンドだ」 <span class="paragraph-title">【動画】マドリーに再リードもたらしたエンドリッキの強烈ミドル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="BwT4Nx1jWPo";var video_start = 194;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.17 14:43 Fri2
ムバッペ2発など攻撃陣躍動のマドリーが後半戦初戦で首位奪還! アラバも1年ぶりのピッチ帰還でCLザルツブルク戦へ弾み【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第20節、レアル・マドリーvsラス・パルマスが19日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが4-1で逆転勝利した。 前半戦を首位アトレティコと1ポイント差の2位で終えたマドリーは、そのライバルが前日に敗れて勝ち点をとりこぼしたことで首位奪還のチャンスを獲得し、14位のラス・パルマスとのホームゲームに臨んだ。 直近のコパ・デル・レイでセルタを延長戦の末に5-2で破り、スーペル・コパ決勝での惨敗を払しょくしたエル・ブランコは、週明けに勝ち点3必須のレッドブル・ザルツブルク戦を控えるなか、アンチェロッティ監督はセルタ戦から先発4人を変更。サスペンションのヴィニシウスとモドリッチ、試合当日に左足の違和感を訴えたチュアメニの代役にロドリゴ、バルベルデ、ベリンガムを起用したほか、守護神クルトワが復帰した。 試合はキックオフ直後にいきなり動く。開始28秒、ラス・パルマスはキックオフの流れからボールを動かしながらボックス手前でのモレイロのドリブル突破をスイッチに右のサンドロ・ラミレスに展開。正確な右クロスをゴール前に飛び込んだファビオ・シウバが左足ワンタッチで流し込んだ。 一度もボールに触れずに失点を喫したマドリーは、直後にロドリゴのボックス左での折り返しをファーでドフリーのブラヒム・ディアスがシュートするが、このイージーフィニッシュを逃した。 いきなりの失点と決定機逸で不穏な空気が漂うが、結果的にそれは杞憂に終わる。押し込んで相手を攻め立てると、17分にはロドリゴがボックス内でサンドロ・ラミレスのファウルを誘ってPKを獲得。これをキッカーのムバッペがきっちり決めて同点に追いつく。 これで完全に勢いづいたホームチームはブラヒム・ディアス、ムバッペと際どいシュートをGKシレッセンに浴びせかけると、33分に逆転。カウンターから中央を持ち上がったムバッペの強烈なミドルシュートはシレッセンのビッグセーブに遭うが、こぼれに詰めたルーカス・バスケスの折り返しをブラヒム・ディアスが今度はきっちり合わせて名誉挽回に成功した。 さらに、36分には左サイド深くに侵攻したロドリゴからの折り返しをボックス中央でフリーのムバッペがうまく右足で面を作ったシュートでゴール右隅へ突き刺し、ドブレーテを達成。その後、42分のムバッペのトリプレーテは際どいオフサイド判定で未遂に終わったが、2点リードで試合を折り返した。 後半も余裕を持ってプレーするエル・ブランコは57分、ムバッペがボックス付近での絶妙なタメからオーバーラップしたフラン・ガルシアをシンプルに使うと、丁寧なマイナスの折り返しを中央のロドリゴが右足でゴール右隅へ流し込んで決定的な4点目とした。 その後、64分には後半から投入されたラミレスの足裏を見せた危険なタックルがバスケスの体に直撃し、オンフィールド・レビューの末にレッドカードの判定に。完全に試合の態勢が決した。 その後、76分には約1年ぶりの戦列復帰となるアラバがリュディガーとの交代でピッチに投入され、マドリディスタから惜しみない拍手が捧げられる。さらに、アンチェロッティ監督はチェマ、アグアドとカンテラーノをピッチに送り出す余裕の采配で試合を締めくくりに入る。 前半のムバッペ同様に後半はベリンガム、バルベルデのゴラッソがオフサイド判定で取り消されてマニータ達成ならずも、ホームで4-1の完勝を収めたマドリーが後半戦初戦で首位奪還に成功。週明けのザルツブルク戦へ大きな弾みを付けた。 レアル・マドリー 4-1 ラス・パルマス 【レアル・マドリー】 キリアン・ムバッペ(前18[PK]、前36) ブラヒム・ディアス(前33) ロドリゴ・ゴエス(後12) 【ラス・パルマス】 ファビオ・シウバ(前1) <span class="paragraph-title">【動画】ムバッペゴラッソにアラバがピッチに帰還!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">怪物が完全に覚醒<br>PKでの同点弾に続き<br>エンバペの右足が炸裂<br><br>ラ・リーガ 第20節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ラス・パルマス</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/avnDmTa1Pf">pic.twitter.com/avnDmTa1Pf</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1881008312805965978?ref_src=twsrc%5Etfw">January 19, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">2023年12月17日の<br>ビジャレアル戦以来<br>ダヴィド・アラバが戦線復帰<br>みんながこの時を待っていた<br><br>ラ・リーガ 第20節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ラス・パルマス</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/RYxtRPQJcY">pic.twitter.com/RYxtRPQJcY</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1881023660624117762?ref_src=twsrc%5Etfw">January 19, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.20 02:25 Mon3
【2024-25 ラ・リーガ前半戦ベストイレブン】3つ巴の争いも3位のバルサから最多4選手を選出
2024-25シーズンのラ・リーガは第19節を消化。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。 ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:レミロ DF:ミンゲサ、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:ヤマル、バルベルデ、ペドリ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ、グリーズマン GK アレックス・レミロ(29歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:13 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感際立つラ・レアル最後の砦。サモラ賞レースでは12失点のオブラクが首位に立っているが、アトレティコとソシエダの守備力を考慮してレミロを選出。比較的メンバーが入れ替わるディフェンスラインで新加入アゲルドとともに攻守に安定したパフォーマンスを披露。ここまでチーム総得点が17点と常にロースコアの戦いを強いられるなか、高い集中力を維持し、12度のクリーンシートを達成。試合の流れを変えるパラドンの数々も印象的だ。 DF オスカル・ミンゲサ(25歳/セルタ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルサ育ちがガリシアの地で完全覚醒。バルセロナDFクンデやソシエダDFアランブル、ラージョDFラティウ、エスパニョールDFエル・ヒラリと今季前半戦は右ラテラルの活躍が光ったが、セルタで攻守に躍動したミンゲサを選出。バルセロナ時代にはディフェンスラインの便利屋という印象にとどまったが、今季のセルタでは左右のサイドバックとウイングバックを主戦場に2ゴール5アシストを記録。ビルドアップへの貢献度を含め、攻撃面において完全に殻を破った。すでに国内外の強豪クラブが関心を示しており、その去就にも注目が集まる。 DF ダニ・ビビアン(25歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も抜群の安定感誇るディフェンスリーダー。昨季に完全に一本立ちした25歳は、屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さ。加えて、昨季の経験によって攻守両面で判断の質、ポジショニング、プレーの安定感が増しており、味方へのコーチングを含めてますますリーダーらしい存在感を放った。マドリー戦ではムバッペを完璧に封じ込んだのも印象的だった。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エル・ブランコの屋台骨支える。ディフェンスラインのマルチロールだったナチョの退団に加え、今季もミリトン、カルバハルが長期離脱となったマドリーのディフェンスラインでフル稼働。チュアメニやルーカス・バスケスとビッグマッチにおいて脆さを見せる相棒たちを見事にカバー。ムバッペの加入でより攻撃偏重なチームにおいて1試合平均1失点でとどまっている最大の要因は地対空で無類の強さをみせ、要所での気の利いたカバーリングを見せるドイツ代表の存在が非常に大きい。 DF ミゲル・グティエレス(23歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム苦戦の中で個人としては充実の前半戦。今季もミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、ピボーテやインテリオールとしてもプレー。昨季に比べて前線の質がやや低下し、1ゴール4アシストの数字にとどまったが、高精度のクロスやキーパスでその数字以上のチャンスを演出し続けている。 MF ラミン・ヤマル(17歳/バルセロナ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat4
レアル・マドリーがミランから19歳DFヒメネスを一時的に呼び戻し? 昨夏完全移籍移行も半年レンタルのアイデアを保有か
レアル・マドリーに、ミランからスペイン人DFアレックス・ヒメネス(19)を一時的に呼び戻すプランが存在か。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ヒメネスはスペイン出身で、マドリーの下部組織育ち。23年夏にレンタル移籍でミランU-19へ加わり、1年後の昨夏、ミランへの完全移籍と共にトップチーム昇格となった。 すなわち現在は完全にミランの一員なわけで、迎えた今シーズンはセリエA5試合、スーペルコッパ・イタリアーナ2試合などに出場。ただ、主戦場はセリエCのフトゥーロ(U-23)である。 そんななか、最終ラインが手薄なマドリーが、半年レンタルでのヒメネス呼び戻しを画策か。 現段階ではいちプランに過ぎずも、ドライローンでの獲得に興味を持っているとのこと。マドリーには2025年夏なら900万ユーロ(約14.4億円)、26年夏なら1200万ユーロ(約19.2億円)という、買い戻し条項があるとされている。 2025.01.16 15:40 Thu5