3発快勝のアーセナルが3位キープ! ハヴァーツ1G1Aにマルティネッリが躍動【CL】
2025.01.23 07:49 Thu
アーセナルが3位キープ
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第7節、アーセナルvsディナモ・ザグレブが22日にアーセナル・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが3-0で快勝した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。
ここまで3位とストレートイン圏内をキープするアーセナルは、プレーオフ圏内ギリギリの24位に位置するディナモ・ザグレブを相手に勝ち点3必須のホームゲームに臨んだ。直近のアストン・ビラ戦では2点差を追いつかれて2-2のドローと拙いゲーム運びを見せたなか、バウンスバックを図った一戦では先発4人を変更。ルイス=スケリー、トーマス、メリーノ、トロサールに代えてジンチェンコ、キヴィオル、ジョルジーニョ、スターリングを起用した。
試合は開始早々にアーセナルがスコアを動かす。2分、左サイドで縦に仕掛けたマルティネッリがボックス内に侵入してマイナスに折り返すと、中央でハヴァーツが丁寧にマイナスへ落としたボールを前向きのライスが右足シュートで突き刺した。
開始早々のゴールで勢いづくアーセナルは相手を押し込んでハーフコートゲームを展開。流れの中では決定機には至らずも、制空権を握るセットプレーからガブリエウらが再三際どいシーンに絡んでいく。
ただ、ザグレブの粘りの守備もあって徐々に試合は膠着状態に陥ると、引き続きボールを握ったアーセナルも無理に追加点を奪うようなリスクは冒さず。ゲームをコントロールしながら左のマルティネッリの突破やセットプレーを軸にゴールを目指す。だが、再三のシュートもなかなか枠を捉えることができず、前半の内にトドメを刺すには至らなかった。
左サイドに張ってジンチェンコからパスを受けたマルティネッリが今度は鋭いカットインで中央まで運んで相手守備の目を引き付けて右足の正確なラストパスをゴール前に送ると、うまくマークを外したハヴァーツが頭でゴール左隅に流し込んだ。
この2点目で勝利に大きく近づいたホームチームはハヴァーツ、ジンチェンコを下げてトロサール、ティアニーを同時投入。ここからゲームクローズに向かうと、試合終了間際には左サイド深くに侵攻したトロサールの折り返しがDFにディフレクトしてゴール前にこぼれたところを、ウーデゴールがきっちり左足で押し込んでダメ押しの3点目まで奪った。
そして、ホームで格下相手に快勝のアーセナルが3位をキープし、来週の最終節を迎えることになった。
アーセナル 3-0 ディナモ・ザグレブ
【アーセナル】
デクラン・ライス(前2)
カイ・ハヴァーツ(後21)
マルティン・ウーデゴール(後46)
ここまで3位とストレートイン圏内をキープするアーセナルは、プレーオフ圏内ギリギリの24位に位置するディナモ・ザグレブを相手に勝ち点3必須のホームゲームに臨んだ。直近のアストン・ビラ戦では2点差を追いつかれて2-2のドローと拙いゲーム運びを見せたなか、バウンスバックを図った一戦では先発4人を変更。ルイス=スケリー、トーマス、メリーノ、トロサールに代えてジンチェンコ、キヴィオル、ジョルジーニョ、スターリングを起用した。
試合は開始早々にアーセナルがスコアを動かす。2分、左サイドで縦に仕掛けたマルティネッリがボックス内に侵入してマイナスに折り返すと、中央でハヴァーツが丁寧にマイナスへ落としたボールを前向きのライスが右足シュートで突き刺した。
ただ、ザグレブの粘りの守備もあって徐々に試合は膠着状態に陥ると、引き続きボールを握ったアーセナルも無理に追加点を奪うようなリスクは冒さず。ゲームをコントロールしながら左のマルティネッリの突破やセットプレーを軸にゴールを目指す。だが、再三のシュートもなかなか枠を捉えることができず、前半の内にトドメを刺すには至らなかった。
後半も同じメンバーで臨んだアーセナルは引き続き主導権を握るものの、なかなか追加点を奪うことができない。60分手前にはティンバー、スターリングを下げてトーマス、ヌワネリを投入。攻撃に変化を加えていくと、65分に待望の追加点が生まれる。
左サイドに張ってジンチェンコからパスを受けたマルティネッリが今度は鋭いカットインで中央まで運んで相手守備の目を引き付けて右足の正確なラストパスをゴール前に送ると、うまくマークを外したハヴァーツが頭でゴール左隅に流し込んだ。
この2点目で勝利に大きく近づいたホームチームはハヴァーツ、ジンチェンコを下げてトロサール、ティアニーを同時投入。ここからゲームクローズに向かうと、試合終了間際には左サイド深くに侵攻したトロサールの折り返しがDFにディフレクトしてゴール前にこぼれたところを、ウーデゴールがきっちり左足で押し込んでダメ押しの3点目まで奪った。
そして、ホームで格下相手に快勝のアーセナルが3位をキープし、来週の最終節を迎えることになった。
アーセナル 3-0 ディナモ・ザグレブ
【アーセナル】
デクラン・ライス(前2)
カイ・ハヴァーツ(後21)
マルティン・ウーデゴール(後46)
カイ・ハヴァーツの関連記事
アーセナルの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
記事をさがす
|
|
カイ・ハヴァーツの人気記事ランキング
1
ドイツの新たな天才、開催国優勝の期待背負う躍進レバークーゼン支えたゲームメーカー/フロリアン・ヴィルツ(ドイツ代表)【ユーロ2024】
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ドイツ代表</span> 出場回数:14大会連続14回目 最高成績:優勝(1972、1980、1996) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:開催国 監督:ユリアン・ナーゲルスマン <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン) 2003年5月3日(21歳) 2023-24シーズンに圧倒的な強さを見せつけたレバークーゼンを牽引した21歳の若きアタッカー。ケルンのアカデミーからレバークーゼンのアカデミーに加入すると、2020年5月に17歳15日とブンデスリーガ史上3番目の若さでデビューした。 同じドイツ代表でありレバークーゼン出身のFWカイ・ハヴァーツ(アーセナル)を上回る才能として期待を集めると、2020年6月には17歳34日でブンデスリーガ史上最年少ゴールを記録。順調に羽ばたくと思った中、2021-22シーズンの終盤にヒザの前十字じん帯を断裂し長期離脱となった。 それでも復活を果たし、2023-24シーズンは公式戦49試合に出場し18ゴール20アシストを記録。類稀なる創造性に加え、ゴールに直結するプレーの精度が増したヴィルツは、シーズンわずか1敗のチームにおいて躍進の立役者となった。 また、ドイツ代表としてもユリアン・ナーゲルスマン監督が就任して以降は8試合中7試合で先発出場。[4-2-3-1]の左サイドでプレーしており、開催国としての4度目の優勝への原動力として期待を受けている。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月14日(金) 《28:00》※開幕戦 【A】 ドイツ代表 vs スコットランド代表 ▽6月19日(水) 《25:00》 【A】ドイツ代表 vs ハンガリー代表 ▽6月23日(日) 《28:00》 【A】スイス代表 vs ドイツ代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.マヌエル・ノイアー(バイエルン) 12.オリバー・バウマン(ホッフェンハイム) 22.マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ) DF 2.アントニオ・リュディガー(レアル・マドリー/スペイン) 3.ダビド・ラウム(RBライプツィヒ) 4.ヨナタン・ター(レバークーゼン) 6.ジョシュア・キミッヒ(バイエルン) 15.ニコ・シュロッターベック(ドルトムント) 16.ヴァルデマール・アントン(シュツットガルト) 18.マキシミリアン・ミッテルシュタット(シュツットガルト) 20.ベンヤミン・ヘンリクス(RBライプツィヒ) 24.ロビン・コッホ(フランクフルト) MF 5.パスカル・グロス(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 8.トニ・クロース(レアル・マドリー/スペイン) 10.ジャマル・ムシアラ(バイエルン) 11.クリス・ヒューリッヒ(シュツットガルト) 17.フロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン) 19.レロイ・サネ(バイエルン) 21.イルカイ・ギュンドアン(バイエルン) 23.ロバート・アンドリッヒ(レバークーゼン) 25.エムレ・ジャン(ドルトムント) FW 7.カイ・ハヴァーツ(アーセナル/イングランド) 9.ニクラス・フュルクルク(ドルトムント) 13.トーマス・ミュラー(バイエルン) 14.マキシミリアン・バイアー(ホッフェンハイム) 26.デニス・ウンダブ(シュツットガルト) <span class="paragraph-title">【動画】レバークーゼンで躍動したヴィルツ、全ゴール集!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pdNicH8jnVw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.14 17:30 Fri2
チェルシーがネイマールを狙う? 退団を望むなら本格的に獲得に動くと報道…移籍金は77〜100億円程度か
チェルシーがブラジル代表FWネイマール(31)の獲得を真剣に考える可能性があるようだ。フランス『ル・パリジャン』が伝えた。 2022-23シーズンは2度の移籍市場で6億ポンド(約1100億円)の資金を補強に投じながら、まさかの11位フィニッシュという無惨な結果に終わったチェルシー。今夏は選手補強の前に人員整理が必要となり、ここまで多くの選手を売却している。 アーセナルへドイツ代表FWカイ・ハヴァーツ、マンチェスター・ユナイテッドへイングランド代表MFメイソン・マウント、マンチェスター・シティへクロアチア代表MFマテオ・コバチッチとライバルクラブに売却。さらに、サウジアラビアにはセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ、フランス代表MFエンゴロ・カンテ、セネガル代表GKエドゥアール・メンディを放出し、最新ではミランにアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチも売却。すでに10名を手放している。 一方で、RBライプツィヒのフランス代表FWクリストファー・エンクンクを獲得。その他にも補強に動いている中、ネイマールも大きな可能性があるようだ。 ネイマールはPSGでのシーズンをスタートさせる見込みとなっているが、今年3月に足首を手術して以降はピッチに立っていない。 復帰は9月になると見込まれている中、PSGではファン・サポーターからも嫌われる存在となり、退団を要求される事態に。それでもPSGでのプレーを続けることに決めたとされている。 ただ、ネイマールがPSGを去ると決断した場合には、チェルシーは獲得に動くとのこと。完全移籍での獲得を目指しているとされ、移籍金は5000〜7000万ユーロ(約77億2000〜108億円)になると見られている。 ルイス・エンリケ監督が就任したPSGだが、システムは[4-3-3]になるとされ、左はキリアン・ムバッペ、中央はドゥシャン・ヴラホビッチかランダル・コロ・ムアニの補強を目指し、右にはベルナルド・シウバを連れてきたい考えがあるという。 そのため、ネイマールの序列は低下。基本的には控えの立ち位置になることが予想され、クラブとしても退団することに不満はない状況。移籍を望むのであれば、売却することは何も問題がないようだ。 果たしてネイマールの去就はどうなるのか。またしてもアタッカー補強に動くチェルシーだが、今シーズンはどういった選手構成になるのかも注目が集まる。 2023.07.14 13:05 Fri3
4名引退のドイツ代表、初招集はスティラー1名…ヴィルツやムシアラなど23名招集【UEFAネーショングリーグ】
ドイツサッカー協会(DFB)は29日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むドイツ代表メンバー23名を発表した。 ユリアン・ナーゲルスマン監督が率いるドイツ代表。自国開催のユーロ2024では、準々決勝でスペイン代表相手に2-1で敗れて敗退していた。 期待外れの結果に終わったドイツ。ユーロを最後に、MFトニ・クロースが現役引退、GKマヌエル・ノイアー(バイエルン)、MFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)、FWトーマス・ミュラー(バイエルン)が代表引退を表明しており、多くの選手の入れ替えが起きることとなった。 今回のメンバーには、DFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリー)、FWレロイ・サネ(バイエルン)は休養のために招集外に。シュツットガルトのMFアンジェロ・スティラーが初招集を受けた。 そのほか、GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)やDFヨナタン・ター(レバークーゼン)、DFジョシュア・キミッヒ(バイエルン)、MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン)、MFジャマル・ムシアラ(バイエルン)、FWカイ・ハヴァーツ(アーセナル)らが順当に選出されている。 ドイツはリーグA・グループ3に入り、オランダ代表、ハンガリー代表、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表と同居。9月7日にホームでハンガリーと、同10日にアウェイでオランダと対戦する。 今回発表されたドイツ代表メンバーは以下の通り。 ◆ドイツ代表メンバー23名 GK オリバー・バウマン(ホッフェンハイム) アレクサンダー・ニューベル(シュツットガルト) マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ/スペイン) DF ヴァルデマール・アントン(ドルトムント) ベンヤミン・ヘンリクス(RBライプツィヒ) ジョシュア・キミッヒ(バイエルン) ロビン・コッホ(フランクフルト) マキシミリアン・ミッテルシュタット(シュツットガルト) ダビド・ラウム(RBライプツィヒ) ニコ・シュロッターベック(ドルトムント) ヨナタン・ター(レバークーゼン) MF ロベルト・アンドリッヒ(レバークーゼン) エムレ・ジャン(ドルトムント) クリス・ヒューリッヒ(シュツットガルト) パスカル・グロス(ドルトムント) ジャマル・ムシアラ(バイエルン) アレクサンダー・パブロヴィッチ(バイエルン) アンジェロ・スティラー(シュツットガルト) フロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン) FW マキシミリアン・バイアー(ドルトムント) ニクラス・フュルクルク(ウェストハム/イングランド) カイ・ハヴァーツ(アーセナル/イングランド) デニス・ウンダヴ(シュツットガルト) 2024.08.29 22:20 Thu4
アーセナルに大打撃、守備の要・DFガブリエウがハムストリング手術で今季終了
アーセナルにさらなる大打撃を受けることとなってしまった。 1日に行われたプレミアリーグ第30節でフルアムと対戦したアーセナル。しかし、16分にブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスがピッチに倒れ込み、そのまま交代となった。 プレー続行不可能となったガブリエウだが、アーセナルは3日に状態を報告。ハムストリングを負傷し、近日中に手術を受けると発表した。 なお、これによりガブリエウの今シーズンは終了。来シーズンの開幕に間に合うようにリハビリを行っていくという。ガブリエウは今シーズンのプレミアリーグで28試合に出場し3ゴール3アシスト。公式戦では42試合で5ゴール3アシストを記録していた。 アーセナルはすでにドイツ代表FWカイ・ハヴァーツ、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス、日本代表DF冨安健洋がすでに今シーズン終了。ここにガブリエウも加わることとなり、逆転でのプレミアリーグ制覇を目指す上で大きな痛手に。チャンピオンズリーグ(CL)もベスト8でレアル・マドリーと対戦する中、守備陣が再び手薄になってしまった。 2025.04.03 22:57 Thu5
ドイツ代表の復活について語るハヴァーツ「世界の頂点に返り咲くことができる」
チェルシーのドイツ代表MFカイ・ハヴァーツが母国の復活について語った。 ドイツ代表は2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)と2017年のコンフェデレーションズカップで優勝を果たし、黄金期を迎えた。しかし、その後はユーロ2016で準決勝敗退、2018年のロシアW杯でグループステージ敗退と思うような成績を残せていない。 ハヴァーツ自身は19歳で2018年9月にA代表デビュー。先のユーロ2020でも4試合で2ゴールを決める活躍を見せたが、チームはイングランド代表に敗れてラウンド16で姿を消している。 そんな中、ドイツ『ビルト』のインタビューで、2022年に開催されるカタールW杯の優勝に向けて必要なことを聞かれると、近年の代表の低迷に触れつつも、世界王者の奪還に自信をのぞかせた。 「ここ数年の成績は良くなかった。だからこそ、多くのことを変えていかなければならない」 「とはいえ、僕たちはスーパープレーヤーを擁する非常に優れたチームであることを確信している」 「この何年かでチームは急激な変化を起こし、多くの選手が出てきた。それは僕にとって刺激になったよ」 「かつての強さを取り戻し、1試合、1カ月ごとに勝利のメンタリティを築いていかなければならないんだ」 「2022年のW杯での優勝には長い道のりがあるけど、チームの質と層を疑う人はいない。僕たちは世界の頂点に返り咲くことができる」 2021.08.27 16:46 Friアーセナルの人気記事ランキング
1
中村俊輔に憧れたティアニー、古巣セルティックの日本人について冨安健洋から情報収集「トミと話をして、一緒に試合を観るけど…」
アーセナルのスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが、自身の古巣であるセルティックの日本人選手について言及した。スコットランド『サン』が伝えた。 スコットランド生まれのティアニーはセルティックのアカデミー出身。2016年1月に18歳でファーストチームに昇格すると、左サイドバックのレギュラーとしてプレー。公式戦170試合で8ゴール37アシストを記録した。 2019年8月にアーセナルに加入すると、ケガなどに悩まされながらも公式戦110試合で5ゴール13アシストを記録。今シーズンは途中出場なども多いが公式戦23試合で1ゴール1アシストを記録している。 ティアニーは今でもセルティックのファンとして知られるが、そのセルティックは昨シーズンから一気に日本人選手が増加。FW古橋亨梧をはじめ、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介、DF小林友希、DF岩田智輝と6名が所属。また、アンジェ・ポステコグルー監督もJリーグからやってきたこともあり、日本に縁が強くなっている一方で、チームもリーグ制覇を成し遂げるなど大きく結果を残している。 アーセナルでは日本代表DF冨安健洋とチームメイトであるティアニーは、古巣の日本人選手についてコメント。冨安にそれぞれの選手について教えてもらっていると明かした。 「トミとはよく話をする。僕は日本から来た選手のことはよく知らなかったし、先月サインした2人も同じだ。僕はJリーグを観ていないから、トミに情報と選手としての考えを聞いたんだ」 「前田大然はカタールで開催されたワールドカップの日本代表でトミと一緒にいたね。トミは契約した全ての選手についてポジティブなことを言っていたし、それを聞いてとても嬉しいよ」 また、冨安についてもコメント。両サイドバックでプレーする冨安はライバルにもなるが、良い関係を築いているようだ。 「彼も本当に素晴らしい選手だし、素晴らしいチームメイトだ。とても良い仲間だ」 「僕はいつもトミと話をして、トレーニング場ではセルティックの試合があれば一緒によく観ている。僕は、彼をセルティックのファンにしようとしているんだ(笑)」 ティアニーと言えば、幼少期に当時セルティックでスター選手だった元日本代表MF中村俊輔からスパイクをもらったエピソードが有名。同じ左利きのキックの名手に憧れていたことは有名だが、中村が多くの日本人の憧れでもあると語った。 「おかしな話だけど、僕がセルティックで子供の頃に中村俊輔からスパイクをもらった古い映像をトミが見たらしい。彼はずっと前から気がついていたんだ」 「中村は子供の頃のトミのヒーローの1人だったけど、それは世界中の多くの日本人選手と同じだと思うよ」 <span class="paragraph-title">【動画】中村俊輔からスパイクを手渡され驚いて固まる幼い頃のティアニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A young Kieran Tierney beams after being handed boots by Celtic legend Shunsuke Nakamura <br><br>The look on his face ☺☺☺ <a href="https://t.co/HcB8hqFVE9">pic.twitter.com/HcB8hqFVE9</a></p>— Metro Sport (@Metro_Sport) <a href="https://twitter.com/Metro_Sport/status/1160512006736220160?ref_src=twsrc%5Etfw">August 11, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.26 19:35 Thu2
“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る
▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon3
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.9 “フェイマス・バックフォー”クラブ史上2度目のダブル/アーセナル[1997-98]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.9</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1997-98シーズン/アーセナル 〜フェイマス・バックフォー〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1997-98arsenal.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アーセン・ヴェンゲル(48) 獲得タイトル:プレミアリーグ、FAカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">クラブ史上2度目のダブル</div> 1997-98シーズンは、アーセン・ヴェンゲル監督が初めてシーズンを通してチームを指揮したシーズンだった。1996-97シーズンの途中にアーセナルの指揮官に就任したヴェンゲル監督は、新たなトレーニングメソッドや選手たちのプライベートに関する制限、外国人選手の積極的な招へいなど、クラブに多くの変化をもたらした。 プレミアリーグでは、開幕から第12節まで負けなしで首位に立った。しかし、11月に行われた4試合のうち3試合で敗れるなど、中盤に失速する。それでも、年明け以降に再び調子を取り戻すと、第33節から5連勝を達成するなどし、首位を奪還。最終的には、マンチェスター・ユナイテッドを1ポイント差で退け、7シーズンぶりにリーグタイトルを戴冠した。 さらに、このシーズンのアーセナルはFAカップでも躍進。準々決勝と準決勝で、それぞれウェストハムとウォルバーハンプトンを下して決勝に進出する。決勝では、ニューカッスルを相手にオーフェルマルスとアネルカのゴールで勝利。1970-71シーズン以来、クラブ史上2度目となるダブルを達成した。そして、英国4協会以外の出身者で初めてプレミアリーグを制した指揮官となったヴェンゲル監督は、年間最優秀監督賞を受賞した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">フェイマス・バックフォー</div> 今でこそ攻撃的なフットボールで知られるアーセナルだが、1990年代以前は非常に守備的なスタイルで、「1-0の退屈なチーム」などと嘲笑されることも多かった。それでも、ヴェンゲル監督の就任以降は、徐々にスペクタクルなチームへと変貌。1997-98シーズンのチームの強みは未だ守備にあったが、攻撃でも見どころ十分だった。 GKには、イングランド代表の守護神でもあるシーマンが君臨。“フェイマス・バックフォー”と呼ばれた名高い最終ラインでは、ディフェンスリーダーのアダムスを中心に、ウィンターバーン、ディクソンという守備的ながらも安定感抜群の両サイドバックが不動のレギュラーを務める。アダムスの相棒には、現在のアーセナルコーチであるボールド、そしてキーオンと、フィジカルコンタクトに優れる両名が名を連ねた。 セントラルMFは、強靭なフィジカルとフットボールセンスを併せ持つヴィエラと、左利きのプレーメーカーであるプティのコンビが磐石。攻撃的にシフトする際には、テクニシャンのプラットも控えていた。そして、右サイドにはバランスの優れる万能型MFパーラー。左サイドのオーフェルマルスは当時、世界有数のウインガーとして名を馳せ、右足で持ち出す縦突破は、分かっていても止められないレベルにあった。 最前線にも魅力的な選手たちが在籍していた。ベルカンプはゴールだけでなくアシストでも貢献した。当時のアーセナルのスターだったイアン・ライトは現代で言うバロテッリのような“愛すべき悪童”的存在。1991年からアーセナルのために多くのゴールを挙げ続けたイングランド人FWも当時34歳とキャリア終盤だったが、驚異的なダッシュ力と豪快なシュートは健在で、多くのゴールを陥れた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデニス・ベルカンプ(28)</span> 内に秘める闘争心と氷のような冷静さを併せ持つオランダの天才ストライカーは、卓越したボールテクニックと決定力を遺憾なく発揮。公式戦40試合に出場して22ゴールを記録しただけでなく、ゲームメークやアシストでも多大な貢献を果たした。その結果、選手が選ぶPFA年間最優秀選手賞と、記者が投票で選出するFWA年間最優秀選手賞をダブルで受賞する快挙を達成している。 2019.04.07 22:00 Sun4
「とにかく頭を上げろと言われた」冨安健洋、痛恨ミスのシティ戦でチームメイトの愛を感じる「僕を大いに助けてくれた」
アーセナルの日本代表DF冨安健洋が、痛恨のミスを犯したマンチェスター・シティ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 プレミアリーグで首位に立つアーセナル。19シーズンぶりのリーグ優勝に向けて邁進している。 2位のマンチェスター・シティとは勝ち点差が2という状況。アーセナルは消化が1試合少ない中でリードを奪っているが、その消化分を埋めるエバートン戦が1日に行われる。 アーセナル1年目は右サイドバックのレギュラーとしてプレー。シーズン終盤には負傷で離脱してしまった中、2年目を迎えた今シーズンは途中出場がメインに。守備力を買われて左サイドバックでの起用もされるなど、プレミアリーグで19試合に出場し1アシストを記録している。 優勝を争うチームにおいては、ミケル・アルテタ監督からクローザーとして起用されることが増え、リードして試合を終える役割を担うことに。その冨安だが、ビッグマッチでは相手のサイドアタッカーを封じるために先発することがあるが、シティとの大一番では痛恨のミスをしてしまった。 今シーズンのリーグ戦初対決となった首位攻防戦では右サイドバックで先発出場した冨安。しかし、24分に相手のプレスを受けてバックパスを選択。しかし、これを狙っていたベルギー代表MFケビン・デ・ブライネに掻っ攫われると、そのままゴールを決められ先制点をプレゼント。試合は1-3で敗れ、首位の座を一時的に明け渡してしまった。 痛恨のミスをした冨安だったが、キャプテンであるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールがうなだれる冨安に手荒い方法で喝を入れることに。ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコも励ましに来ていた。 エバートン戦を前にインタビューに応じた冨安は、このシティ戦について振り返り、ミスをした後のチームメイトのサポートに助けられたとした。 「僕たちは若いチームで、ファミリーの一員のように感じています」 「ホームでのマンチェスター・シティ戦を覚えています。ミスを犯して先制点を許してしまいましたが、その後はみんなが僕のところに来て、とにかく頭を上げろと言われました。そして、僕のところに来て、冷静になれとも言ってくれました。彼らは僕を大いに助けてくれました」 「残念ながら試合に勝つことはできなかったですが、『この試合はプロセスでなければいけない』と自分に言い聞かせました。ミスから学ぶ必要があり、今は終わったことなので立ち直る必要があります。僕は前向きにならなければいけないですし、彼らは僕を助けてくれました」 <span class="paragraph-title">【写真&動画】ウーデゴールは喝&ジンチェンコがミスの冨安健洋を励ましに寄り添う</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Arsenal fans spot Martin Odegaard's reaction after Takehiro Tomiyasu gifts Kevin De Bruyne goal with horror blunder<a href="https://t.co/wSA5hGr6eX">https://t.co/wSA5hGr6eX</a> <a href="https://t.co/tPKZDdvRRS">pic.twitter.com/tPKZDdvRRS</a></p>— The Sun Football (@TheSunFootball) <a href="https://twitter.com/TheSunFootball/status/1625953368601464854?ref_src=twsrc%5Etfw">February 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Oleksandr Zinchenko consoles & encourages Takehiro Tomiyasu after his mistake for Manchester City’s first goal tonight. <a href="https://twitter.com/hashtag/afc?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#afc</a> <a href="https://t.co/jf8AVVuVuW">pic.twitter.com/jf8AVVuVuW</a></p>— afcstuff (@afcstuff) <a href="https://twitter.com/afcstuff/status/1625981605121519618?ref_src=twsrc%5Etfw">February 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】冨安健洋がシティ戦で犯した痛恨のミス</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">KDB's opener! <a href="https://t.co/Z3jiSf82No">pic.twitter.com/Z3jiSf82No</a></p>— Manchester City (@ManCity) <a href="https://twitter.com/ManCity/status/1626011001333194756?ref_src=twsrc%5Etfw">February 16, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.03.01 12:05 Wed5
