バレンシアがブライトンの若手アタッカー獲得へ好感触? すでにブライトンは今冬レンタルを承認とも…

2025.01.19 17:30 Sun
去就注目のエンシソ
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去就注目のエンシソ
バレンシアが、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのパラグアイ代表MFフリオ・エンシソ(20)の獲得へ好感触を得ているようだ。
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前半戦終了時点で最下位に沈むバレンシアは、1985-86シーズン以来のセグンダ降格の危機に瀕している。この緊急事態を受け、クラブは今冬の積極補強に動いている。先日にレアル・ソシエダのナイジェリア代表FWウマル・サディク、ボーンマスのイングランド人DFマックス・アーロンズをいずれもレンタル移籍で迎え入れたなか、3人目の補強としてブライトンのパラグアイ代表MFの獲得へ交渉を進めている。
スペイン『レレボ』によれば、今冬の移籍市場でアタランタも興味を示しているエンシソに関して、ブライトンはドライローンでの移籍をすでに承認しているという。さらに、選手自身も主力として重要な役割を果たせる今回の移籍に抵抗感は抱いていないようだ。

なお、バレンシアはプランBとしてRBライプツィヒで構想外となっている北マケドニア代表MFエリフ・エルマス(25)の動向も探っているという。
ただ、20歳のエンシソに対して、エルマスは25歳と登録枠の問題がネックに。バレンシアは現時点でファーストチームの登録枠がすべて埋まっており、23歳以下の選手として登録可能な前者に対して、後者を獲得するためには現有戦力の放出で枠を空ける必要がある。

2022年夏にクラブ・リベルタから加入したエンシソ。加入1年目、2年目にケガによる長い離脱を強いられたなか、ここまで公式戦56試合5ゴール6アシストの数字を残している。クラブは加入2年目から背番号10を託すなど、大きな期待をかけているが、今シーズンはここまで公式戦14試合1アシストと思うような結果を残せずにいる。

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オトラ・リーガでは昨季のコパ・デル・レイ王者である4位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点36)が頭一つ抜けた存在に。持ち味の堅守に加え、イニャキ&ニコのウィリアムズ兄弟ら攻撃陣も安定したパフォーマンスを披露。コパ連覇の夢は潰えたが、ヨーロッパリーグ(EL)でも好調を維持しており、後半戦もトップ4争いの主役を担う。 MF久保建英の所属する7位のレアル・ソシエダ(勝ち点28)は、可もなく不可もない前半戦に。今季も多くの離脱者が出ているなか、新戦力ではMFスチッチ、DFアゲルドのセンターラインの活躍が光るものの、FWオスカールソンら前線のタレントが殻を破れず。攻撃面では日本人エースへの依存が顕著だが、指揮官の微妙な起用法もあってチームとしてうまく勝ち点を繋げられずにいる。なお、久保は前半戦19試合4ゴールと昨季に比べて目に見える数字という部分は限定的。年明け以降は異次元のパフォーマンスを見せており、この後半戦でチームをヨーロッパ出場圏内に押し上げる活躍を期待したい。 ヨーロッパ出場権争いは5位のビジャレアル(勝ち点30)、8位のジローナ(勝ち点28)とある程度予想通りの顔ぶれとなったが、昨季は残留争いを強いられたマジョルカ(勝ち点30)が6位と大健闘。一方で、10位のレアル・ベティス(勝ち点25)、13位のセビージャ(勝ち点23)のアンダルシア勢は厳しい前半戦となっている。 残留争いでは18位のアラベス(勝ち点17)、19位のバジャドリー(勝ち点15)、最下位のバレンシア(勝ち点13)が降格圏に沈む。ただ、14位のラス・パルマス(勝ち点22)辺りまでが後半戦でも残留争いを戦うことになりそうだ。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 首位チームの大黒柱。ここまで19試合7ゴール4アシストと、数字面においてはバルセロナやマドリーにより優れた選手がいることも事実だが、首位チームで最も存在感を放ったエースを前半戦のMVPに選出した。 今季も3バック、4バックを併用し、前線に関してはFWアンヘル・コレアを除いて大きく顔ぶれが変わったなか、序盤戦は連携面や新戦力の適応に時間を要したが、傑出した戦術眼と献身性、バランス感覚に長けたエースの存在によってチームは安定。2トップ起用では相棒をうまく活かしながら、MFバリオスやMFデ・パウルとともにゲームメイク、前線と中盤のリンクマンを担いつつ、仕上げの仕事もこなすマルチタスクを見事に完遂した。 さらに、前述のバルセロナ戦とともに首位ターンにおいて重要な一戦となったセビージャ戦では圧巻のドブレーテでチームを4-3の劇的な逆転勝利に導くなど、その勝負強さも傑出していた。 ★最優秀監督 ◆ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 真骨頂発揮で首位に導く。マジョルカを6位に躍進させたハゴバ・アラサテ監督やアスレティックのバルベルデ監督の手腕も素晴らしかったが、首位チームの指揮官を最優秀監督に選出した。 アトレティコ13年目で近年は戦術面、マネジメントの部分で限界説も囁かれながらも、微調整を繰り返しつつ、ブレない戦い方で結果を出し続けるアルゼンチン人指揮官。今季は前述の新戦力に加え、構想外と思われたDFハビ・ガラン、レンタルバックの実子ジュリアーノ・シメオネなど既存戦力の力も引き出し、チームとしての最大値をうまく引き出している印象だ。 序盤戦は[3-4-2-1(3-5-2)]をメインに戦ってきたが、代名詞の[4-4-2]に原点回帰すると、リーグ最少失点の堅守を武器に前線のタレントの個人技や連携を活かしながら攻撃面も改善。ラ・リーガにおいては最も安定感のある戦いぶりを見せている。 【期待以上】 ★チーム ◆マジョルカ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新指揮官の下、ヨーロッパ出場権争いに絡む。昨季は質実剛健なハビエル・アギーレ監督の下、堅守速攻を徹底した戦いで降格圏と7ポイント差の15位フィニッシュとなったマジョルカ。その指揮官の退任を受け、オサスナで長期政権を築いたアラサテ監督を招へいすると、前半戦を9勝3分け7敗の戦績で終えた。ここまで1試合平均1得点の19ゴールと、より攻撃的な[4-3-3]に変更した狙いは出ていないが、21失点の安定した守備と勝負強い戦いで接戦をモノにしてきた。 ライバルの今冬補強が見込まれるなか、限られた財政でヨーロッパ出場権を得る上ではここまで3ゴールにとどまる主砲ムリキに、負傷明けから後半戦の爆発が求められるFW浅野拓磨ら前線のタレントの奮起が必要となる。 ★選手 ◆MFマルク・カサド(バルセロナ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チャビ体制での構想外から一転して中盤の絶対的主力に。アトレティコDFハビ・ガラン、ビジャレアルFWバリー、ラージョDFラティウ、バジャドリーDFジュマ・バー、ソシエダDFアランブルらの活躍も印象的だったが、バルセロナの躍進に大きく貢献した21歳MFを選出した。 カンテラ時代から才能は高く評価されながらも、多くのカンテラーノがファーストチームに登用されたチャビ体制では同世代や後輩が定着していくなか、思うようなチャンスを得られず。一時は換金対象として放出の可能性も取り沙汰された。 しかし、中盤に多くの離脱者が続出したなか、後輩MFベルナルとともにプレシーズンの段階からフリック監督の評価を得ると、ここまで16試合3アシストを記録。MFガビやMFフェルミン・ロペスら負傷者が復帰後も、MFペドリとともにピボーテの主力を担い、指揮官の期待に応える高水準のパフォーマンスを披露し続ける。172cmとサイズには恵まれていないが、傑出したフットボールIQ、パスセンス、献身性を武器にブラウグラナの中盤に君臨し、ラ・ロハデビューまで飾っている。 【期待外れ】 ★チーム ◆バレンシア <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 復活の兆し見せた昨季の勢いを活かせず。昨季はフルシーズンを率いることになったバラハ前監督の下で9位フィニッシュしたが、今季は2勝7分け10敗の最下位に低迷。その低迷の大きな要因はオーナーのピーター・リムの杜撰な運営、昨年10月末に発生した深刻な豪雨洪水といった要因が大きい。 ただ、スカッドの質を鑑みれば、少なくとも中位の力は十分にあるだけに、コーチングスタッフ、選手の責任も避けられないところだ。守備に関しては29失点とそこまで悪い数字ではないが、先日のマドリー戦で10人相手にミス絡みの失点で悲劇的な敗戦を喫するなど、メンタルの部分を含めて勝負弱さが顕著。 より深刻な攻撃陣ではFWウーゴ・ドゥーロが5ゴール2アシストと奮闘も、FWラファ・ミルらの低調なパフォーマンスによって1試合平均1点に満たない18ゴールにとどまった。今冬の移籍市場ではFWサディクを獲得も、さらなる補強が行われなければ、コルベラン新監督の手腕でもさすがに立て直しは厳しく、1986-87シーズン以来のセグンダ降格の可能性が現実味を帯びてくる。 ★選手 ◆FWセバスティアン・アラー(レガネス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・リーガ初挑戦は完全に失敗に。昨夏の移籍市場において、ある意味で最も大きなサプライズとなったのが、2021-22シーズンのエールディビジ得点王で、アヤックス、ドルトムントでプレーしたコートジボワール代表FWのレガネス加入だった。 ドルトムントでは精巣ガンの治療の影響などもあって思うような活躍はできなかったが、昨年2月のアフリカ・ネーションズカップでコートジボワールを優勝に導いたストライカーのラ・リーガ弱小クラブへの加入は驚きとして伝えられた。 しかし、大きな期待を背負って臨んだ前半戦では8試合(先発5)の出場で無得点に終わり、今冬の移籍市場ではレンタル契約を解消し、オランダの古巣であるユトレヒトへ移籍。スペインの地でなんのインパクトも残せずに、半年でプレーを終えることになった。 2025.01.18 18:30 Sat
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バレンシアがボーンマスからDFアーロンズをレンタル移籍で獲得

バレンシアは13日、ボーンマスからDFマックス・アーロンズ(25)をレンタル移籍で獲得した。契約期間は今季終了までで、買い取りオプションが付随している。 下部組織時代からノリッジ一筋のアーロンズは、優れたテクニック、パスセンス、アジリティを武器とする右サイドバック。2018年8月にノリッジでトップチームデビューを飾ると、5シーズンで公式戦213試合に出場。 2023年夏にボーンマスへ完全移籍すると、昨シーズンは度重なるケガに見舞われながらも公式戦23試合に出場。しかし、今シーズンはバルセロナから新加入したDFフリアン・アラウホにポジションを奪われ、公式戦4試合の出場にとどまっていた。 また、各年代のイングランド代表に選出されてきたアーロンズは、2023年にはU-21イングランド代表の一員としてU-21欧州選手権で20大会ぶり3度目の優勝に貢献した。 2025.01.14 10:30 Tue
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メキシコ代表歴代最多182キャップ…38歳グアルダードが今週末での現役引退を発表「感謝と誇りをもって去る」

元メキシコ代表MFアンドレス・グアルダード(38)が現役引退を発表した。 デポルティボ・ラ・コルーニャに始まり、バレンシア、レバークーゼン、PSV、レアル・ベティスと欧州クラブを渡り歩いたグアルダード。豊富な運動量で縁の下の力持ちとなるMFだ。 メキシコ代表は2005年に19歳でデビューし、W杯は2006年、2010年、2014年、2018年、2022年と5大会連続で出場。通算「182」キャップは同国歴代最多である。 現在はメキシコ1部・リーガMXのクラブ・レオンに所属するなか、38歳の今なおフル出場する試合多数。ただ、この度自らのSNSを更新し、今週末のリーグ戦を最後にスパイクを脱ぐと公表した。 「これまで達成できたこと、そして夢を実現できたことに感謝と大きな誇りを持って、ここを去る。グアダラハラ、デポルティボ、バレンシア、レバークーゼン、PSV、ベティス…これまでの全クラブにも感謝したい。応援してくれたみなさんにも感謝しているよ!」 2024.11.08 19:10 Fri
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「試練から立ち直ることができた」PK失敗やヴィニシウス退場経てのマドリー劇場、逆転勝利にアンチェロッティ監督「説明するのは難しい」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が劇的勝利を振り返った。 3日、マドリーは豪雨洪水被害の影響で延期となっていたラ・リーガ第12節に臨み、アウェイでバレンシアと対戦。27分に先制され、後半序盤のPKはイングランド代表MFジュード・ベリンガムが失敗と苦しい展開を迎える。 59分にはフランス代表FWキリアン・ムバッペのゴールもオフサイドで取り消され、79分にはブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが報復行為で一発退場。窮地に立たされる。 しかし、85分に途中出場のクロアチア代表MFルカ・モドリッチが起死回生の同点ゴールをゲット。試合終了間際にはバックパスを狙っていたベリンガムが逆転ゴールを決めた。 劇的な勝利を挙げたマドリーは2連勝で暫定首位に浮上。アンチェロッティ監督は試合後の会見で喜びを語っている。 「チームは退場、PK失敗、ゴール取り消しという試練から立ち直ることができた。前半がどれだけひどかったか、後半がどれだけ良かったかを説明するのは難しい」 「3ポイントを手にしたのは妥当だが、このようなことが繰り返されることは思えない。前半はひどかった。バランスが取れていなかった。その後10人で素晴らしい後半を過ごした。ドレッシングルームでは選手たちを祝福し、今言ったことをそのまま伝えた」 また、ヴィニシウスのレッドカードにも言及。ボックス内で倒されると、北マケドニア代表GKストレ・ディミトリエフスキに早く立つよう背中を叩いて促され、これに激昂して顔面付近を突き飛ばす形となったが、指揮官は判定に異議を唱えている。 「退場については2枚のイエローカード、つまり、それぞれに1枚のイエローカードで十分だったと思うが、彼らはヴィニ・ジュニアにレッドカードを提示した」 「抗議するつもりだが、覆るかどうかはわからない。レッドカードだったとは感じていない。ディミトリエフスキが彼に手を出し、その後ヴィニ・ジュニアが突き飛ばした。イエローカード2枚で十分だったし、それで済むはずだった」 「彼が罠にかかったとは言いたくない。ヴィニ・ジュニアは少し苦戦していた。前半はアウトサイドでプレーし、単に自分のプレーをしようとしていた。うまくいく時もあれば、そうでない時もある。大きな違いをもたらしてくれる選手だから、次の試合でプレーできることを願っている」 <span class="paragraph-title">【動画】終盤にドラマ! バレンシアvsマドリー ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mSTOpxmsmxY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.04 19:40 Sat
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【ラ・リーガ第19節プレビュー】スーペルコパ組不在の新年初戦&前半戦最終節

多くのクラブがコパ・デル・レイ3回戦で2025年の戦いをスタートしたなか、2025年のプリメーラの戦いが今週末から再開される。 スーペル・コパ・デ・エスパーニャ並行開催に伴い、今節は決勝進出のレアル・マドリー、バルセロナに加え、準決勝敗退のマジョルカ、アスレティック・ビルバオの合計4チームが不在となる。 そんななか、前半戦最終節では首位ターンが懸かる2位のアトレティコ・マドリーの戦いに大きな注目が集まる。 2024年最終戦となったバルセロナとの頂上決戦を劇的な2-1の逆転勝利で飾ったアトレティコ。さらに、新年初戦となったコパ3回戦では3部のマルベーリャ相手に苦戦も、FWアントワーヌ・グリーズマンのゴールによってウノセロ勝利。きっちり白星で2025年をスタートした。 目下、公式戦13連勝と圧巻の強さを誇るコルチョネロスは、10位のオサスナとのホームゲームでプリメーラの戦いを再開。対戦相手はバルセロナに今季初めて土を付けた曲者だが、ラ・リーガでは2敗4分けの6戦未勝利と調子を落としている。そのため、休養十分で挑む今回の試合ではアグレッシブに前半からゴールを目指し、自分たちの流れで試合を進めたいところだ。 MF久保建英を擁する7位のレアル・ソシエダは5ポイント差で5位に位置するビジャレアルとの重要な上位対決に挑む。前節のセルタ戦で完敗し、2戦未勝利で2024年の戦いを終えたラ・レアル。それでも、新年初戦のコパでは3部のポンフェラディーナ相手にFWオヤルサバルの1ゴール1アシストの活躍で2-0の勝利。内容面には課題も白星スタートを飾った。その一戦では後半頭からの投入で、試合最終盤にはロングカウンターでゴールにも迫った久保は、スタメン復帰が期待される重要な上位対決での決定的な仕事を期待したい。 対するビジャレアルは前節のレガネス戦をFWバリーのトリプレーテの活躍によって5-2の大勝。公式戦7試合ぶりの勝利を挙げて昨年の戦いを終えた。ただ、コパ2回戦敗退に伴い、2025年の初戦は今回の試合となるため、試合勘の部分は懸念材料だ。敵地での手堅い攻防が想定されるなか、まずは前半の入りの部分を意識したい。 新体制でのリーグ戦初勝利を目指す19位のバレンシアは、14位のセビージャとのアウェイゲームに臨む。バラハ監督の解任に伴い、コルベラン新監督を招へいした降格圏のチームは、新体制初陣となったレアル・マドリーとの第12節延期分で1-2の敗戦。前半のFWウーゴ・ドゥーロの先制点に、相手FWヴィニシウスの退場と80分過ぎまで完璧なゲームを見せたが、85分にMFモドリッチに同点ゴールを許すと、後半アディショナルタイムにはディフェンスラインでのパス交換のミスからMFベリンガムに逆転ゴールを許す、衝撃的な逆転負けとなった。 ただ、直近のコパでは格下相手のアウェイゲームを2-0で勝利し新体制初勝利。良い流れで敵地へ乗り込めるはずだ。今冬新加入のFWサディクも新天地デビュー2試合目でゴールを狙う。 その他では18位のエスパニョールと15位のレガネスが3ポイント差で対峙する残留争い直接対決、ヨーロッパ出場権争いに身を置く8位のジローナや9位のベティスの新年初戦にも注目が集まるところだ。 《ラ・リーガ第19節》 ▽12/3(火) マジョルカ 1-5 バルセロナ ▽12/4(水) アスレティック・ビルバオ 2-1 レアル・マドリー ▽1/10(金) 《29:00》 ラージョ vs セルタ ▽1/11(土) 《22:00》 アラベス vs ジローナ 《24:15》 バジャドリー vs ベティス 《26:30》 エスパニョール vs レガネス 《29:00》 セビージャ vs バレンシア ▽1/12(日) 《22:00》 ラス・パルマス vs ヘタフェ 《24:15》 アトレティコ・マドリー vs オサスナ ▽1/13(月) 《29:00》 レアル・ソシエダ vs ビジャレアル 2025.01.10 19:30 Fri

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