チェルシーが2点ビハインドを追いつくも下位相手に痛恨ドロー…【プレミアリーグ】
2025.04.14 00:15 Mon
チェルシーは13日、プレミアリーグ第32節でイプスウィッチと対戦し2-2の引き分けに終わった。
前節のブレントフォード戦をゴールレスドローで終えた6位チェルシー(勝ち点53)は、ミッドウィークに行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準々決勝1stレグのレギア・ワルシャワ戦の先発からパーマーとアダラビオヨ以外の9人を変更。最前線にジャクソン、2列目にマドゥエケ、パーマー、ペドロ・ネトを並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。
18位に沈むイプスウィッチ(勝ち点20)に対し、チェルシーは8分にチャンス。マドゥエケのパスでボックス右に抜け出したエンソ・フェルナンデスの折り返しをジャクソンが右足で合わせたが、このシュートは右ポストを直撃した。
さらにチェルシーは18分、マドゥエケの右クロスからコルウィルがドンピシャのヘッドで合わせたが、シュートはGKアレックス・パーマーのセーブに防がれた。
するとチェルシーは直後の19分にイプスウィッチにワンチャンスをモノにされる。中盤でパスを受けたハーストがドリブルで中央を持ち上がりボックス右へ展開すると、走りこんだベン・ジョンソンの折り返しをエンシソがゴール左隅に流し込んだ。
2点ビハインドで前半を終えたチェルシーは、ハーフタイム明けにアダラビオヨを下げてグストを投入すると、開始20秒で1点を返す。GKロベルト・サンチェスのロングフィードから敵陣でフィフティーのボールを収めたエンソ・フェルナンデスのパスを右サイドで受けたマドゥエケがボックス右深くから侵入し折り返しを供給。これがニアに走りこんだククレジャのマークについたDFトゥアンゼベのオウンゴールを誘った。
その後は一進一退の展開が続くなか、チェルシーは68分にマドゥエケを下げてサンチョを投入。すると79分、ショートコーナーの流れからパーマーのパスをボックス左で受けたサンチョがコントロールショットをゴール右に突き刺した。
試合を振り出しに戻したチェルシーは、85分にもボックス左横で獲得したFkからペドロ・ネトがクロスを供給すると、これをチャロバーが頭で合わせたが、シュートはGKアレックス・パーマーが左足でブロックした。
直後の87分にエンクンクを投入したチェルシーは、最終盤にかけて猛攻を仕掛けると95分に決定機。バイタルエリア手前左からカイセドがクロスを入れると、ボックス内でこれを収めたエンソ・フェルナンデスがシュートに持ち込んだが、これもGKアレックス・パーマーの好セーブに阻まれた。
結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。2点のビハインドを追いついたチェルシーだが、逆転弾は生まれずリーグ戦2試合連続ドローとなった。
チェルシー 2-2 イプスウィッチ
【チェルシー】
OG(後1)
ジェイドン・サンチョ(後34)
【イプスウィッチ】
フリオ・エンシソ(前19)
ベン・ジョンソン(前31)
前節のブレントフォード戦をゴールレスドローで終えた6位チェルシー(勝ち点53)は、ミッドウィークに行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準々決勝1stレグのレギア・ワルシャワ戦の先発からパーマーとアダラビオヨ以外の9人を変更。最前線にジャクソン、2列目にマドゥエケ、パーマー、ペドロ・ネトを並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。
18位に沈むイプスウィッチ(勝ち点20)に対し、チェルシーは8分にチャンス。マドゥエケのパスでボックス右に抜け出したエンソ・フェルナンデスの折り返しをジャクソンが右足で合わせたが、このシュートは右ポストを直撃した。
するとチェルシーは直後の19分にイプスウィッチにワンチャンスをモノにされる。中盤でパスを受けたハーストがドリブルで中央を持ち上がりボックス右へ展開すると、走りこんだベン・ジョンソンの折り返しをエンシソがゴール左隅に流し込んだ。
先制を許したチェルシーは31分にもピンチ。ドリブルでボックス手前まで持ち上がったクラークのパスからボックス左に侵入したエンシソにクロスを許すと、これをファーサイドのベン・ジョンソンが右足ボレーで押し込まれた。
2点ビハインドで前半を終えたチェルシーは、ハーフタイム明けにアダラビオヨを下げてグストを投入すると、開始20秒で1点を返す。GKロベルト・サンチェスのロングフィードから敵陣でフィフティーのボールを収めたエンソ・フェルナンデスのパスを右サイドで受けたマドゥエケがボックス右深くから侵入し折り返しを供給。これがニアに走りこんだククレジャのマークについたDFトゥアンゼベのオウンゴールを誘った。
その後は一進一退の展開が続くなか、チェルシーは68分にマドゥエケを下げてサンチョを投入。すると79分、ショートコーナーの流れからパーマーのパスをボックス左で受けたサンチョがコントロールショットをゴール右に突き刺した。
試合を振り出しに戻したチェルシーは、85分にもボックス左横で獲得したFkからペドロ・ネトがクロスを供給すると、これをチャロバーが頭で合わせたが、シュートはGKアレックス・パーマーが左足でブロックした。
直後の87分にエンクンクを投入したチェルシーは、最終盤にかけて猛攻を仕掛けると95分に決定機。バイタルエリア手前左からカイセドがクロスを入れると、ボックス内でこれを収めたエンソ・フェルナンデスがシュートに持ち込んだが、これもGKアレックス・パーマーの好セーブに阻まれた。
結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。2点のビハインドを追いついたチェルシーだが、逆転弾は生まれずリーグ戦2試合連続ドローとなった。
チェルシー 2-2 イプスウィッチ
【チェルシー】
OG(後1)
ジェイドン・サンチョ(後34)
【イプスウィッチ】
フリオ・エンシソ(前19)
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現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon4
1位は” ロシアの石油王”の3倍!プレミア各クラブオーナーの資産額一覧
各クラブが新型コロナウイルスの影響で経済的な打撃を受ける中、今夏の移籍市場でも巨額の移籍金が動いたプレミアリーグ。各チームのオーナーはどれだけの資産を持っているのか、イギリス『talkSPORT』が紹介している。 毎年のように多額の資金を投入し、世界のリーグでも圧倒的に選手に資金を投じているプレミアリーグ。豊富な資金を持つオーナーたちが揃う中、断トツの1位に輝いたのは、マンチェスター・シティのシェイク・マンスール氏。シティ・フットボール・グループの代表で、マンスール氏の資産は233億ポンド(約3兆2100億円)だとされている。 <div id="cws_ad">◆歴史に残る名場面:バロテッリ”Why Always Me?”<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJNN1lWSllpRSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> そして、今夏にも大型補強を敢行したチェルシーのロマン・アブラモビッチ氏が85億ポンド(約1兆1700億円)で続く。ロシアの石油王として知られるアブラモビッチ氏の資産額も想像がつかないような金額だが、マンスール氏のおよそ3分の1になっており、いかにマンスール氏が抜きんでた資金力を持っているかが分かる。 また、ウォルバーハンプトンの郭広昌氏(約6890億円)やサウサンプトンのガオ・チーシェン氏(約4270億円)、さらにはウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)のライ・チュアン氏(約3030億円)など中国人実業家の名も目立つ。 そして、昨シーズンのプレミアリーグ王者であるリバプールのジョン・ヘンリー氏は13番目の23億5000万ポンド(約3240億円)となっており、「ビッグ6」(リバプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、チェルシー、トッテナム)の中では最も少なく、健全な補強、クラブ運営を行なっていることも頷ける順位となった。 ◆プレミアリーグのオーナー資産ランキング 1位:シェイク・マンスール氏(マンチェスター・シティ) 233億ポンド(約3兆2100億円) 2位:ロマン・アブラモビッチ氏(チェルシー) 85億ポンド(約1兆1700億円) 3位:スタン・クロエンケ氏(アーセナル) 68億ポンド(約9370億円) 4位:シャヒド・カーン氏(フルアム) 58億ポンド(約7990億円) 5位:ナセフ・サウィリス氏(フルアム) 55億ポンド(約7580億円) <div style="text-align:left;" id="cws_ad">6位:郭広昌氏(ウォルバーハンプトン)<br/>50億ポンド(約6890億円)<br/><br/>7位:ジョー・ルイス氏(トッテナム)<br/>36億ポンド(約4960億円)<br/><br/>7位:マルコム・グレイザー氏(マンチェスター・ユナイテッド)<br/>36億ポンド(約4960億円)<br/><br/>7位:ジョッシュ・ハリス氏(クリスタル・パレス)<br/>36億ポンド(約4960億円)<br/><br/>10位:ガオ・チーシェン氏(サウサンプトン)<br/>31億ポンド(約4270億円)<br/><br/>11位:アイヤワット・スリバッダナプラバ氏(レスター・シティ)<br/>30億ポンド(約4140億円)<br/><br/>12位:マイク・アシュリー氏(ニューカッスル)<br/>26億6000万ポンド(約3670億円)<br/><br/>13位:ジョン・ヘンリー氏(リバプール)<br/>23億5000万ポンド(約3240億円)<br/><br/>14位:ライ・チュアン氏(ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン)<br/>22億ポンド(約3030億円)<br/><br/>15位:ファルハド・モシリ氏(エバートン)<br/>19億ポンド(約2620億円)<br/><br/>16位:デビッド・サリバン氏(ウェストハム)<br/>15億6000万ポンド(約2150億円)<br/><br/>17位:トニー・ブルーム氏(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)<br/>13億ポンド(約1790億円)<br/><br/>18位:アンドレア・ラッザーニ氏(リーズ・ユナイテッド)<br/>4億5000万ポンド(約620億円)<br/><br/>19位:アブドゥッラー・ビン・ムサード氏(シェフィールド・ユナイテッド)<br/>1億9800万ポンド(約273億円)<br/><br/>20位:マイク・ガーリック氏(バーンリー)<br/>6200万ポンド(約85億円)</div> 2020.11.29 19:30 Sun5
