「努力が足りなかったからではない」ボトムハーフで前半戦終了のスパーズ、ポステコグルーは満身創痍のチームを擁護
2024.12.30 19:10 Mon
サールを労うポステコグルー監督
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、2024年最終戦での痛恨ドローを悔やんだ。
トッテナムは29日、ホームで行われたプレミアリーグ第19節でウォルバーハンプトンと対戦し、2-2で引き分けた。この結果、リーグ連敗をストップしたものの、3試合未勝利で前半戦をボトムハーフの11位以下で終えることが確定した。
互いにセットプレーから1点ずつを奪い合ったなか、前半終了間際にFWブレナン・ジョンソンが決めたゴールによって逆転に成功したスパーズ。しかし、過密日程と多くの離脱者の影響でパワーダウンした後半終盤に同点に追いつかれ、残留争いに身を置くウルブス相手のホームゲームで痛恨のドローとなった。
オーストラリア人指揮官は試合後、勝ち点2を逃した結果を悔やみながらも、「努力が足りなかったからではない」と満身創痍の状況で戦う選手たちを擁護している。
「残念な結果だ。後半は、試合を終わらせる本当に大きな瞬間があったと思った。相手はあまりチャンスを作れず、フレイザー(・フォースター)が足でセーブしたのが1回だけだったと思う。3点目が必要だと感じていたが、最後に相手が得点してしまい、残念な結果になってしまった」
また、この試合では乏しい結果に加え、DFデスティニー・ウドジェがハムストリングのケガで後半序盤に負傷交代。さらに、7試合出場停止から前節復帰したばかりのMFロドリゴ・ベンタンクールが今度は累積警告によって次節欠場となるなど、新たな離脱者を出してしまった。
その離脱者に指揮官は再び頭を悩ませている。
「(負傷箇所は)ハムストリングだと思う。ローテーションが取れなかったため、コアグループに頼ってきた。そのため、残念ながら、デスティニーに問題が起こった」
「(ドラグシンの起用に関して)彼は100%ではなかったが、足首の状態なら何とか戦えると感じていた。残念なことに、多くのプレーヤーが欠場しており、本当に必要な回復と休息を与えることができていない。だが、ラドゥは今日プレーしたがっていたし、100%ではなかったが、彼を出場させるしか選択肢はなかった」
「(ベンタンクールの試合終盤のイエローカード)それはプレーヤーが状況を好転させたいと必死になっていることに尽きる。あれは不運な瞬間で、彼がタックルをせずに次の試合に出場できればよかったのにと思うよ」
前半戦を通じて状況を好転させるきっかけはありながらも、そのチャンスを活かせずに泥沼の状況に嵌りつつある今季のスパーズ。
指揮官も今季のチームが深刻な状況に陥っていることを認めつつ、後半戦での巻き返しを誓っている。
「我々はかなりの問題を抱えていると言ってもいいだろうし、プレーヤーを戻してチームをリフレッシュさせるという点では、順調に進んでいるとは思えない。1人戻れば、1人失うことになっている。我々はただそれを乗り越えなければならない」
「我々にはまだプレーすべきことがたくさんあり、これから起こることを考えると、プレーヤーが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、できる限りのサポートをしなければならない」
なお、新年初戦で4戦ぶりの白星を目指す一戦はホームでのニューカッスルというタフな相手に。それでも、指揮官は久々のミッドウィークの休養を活かし、満身創痍のなかでも万全の準備をして臨みたいと決意を語った。
「今週は週中に試合がない初めての週だとわかっていた。チーム全体がすべてから離れて回復するために数日間必要だと思う。特にここ4、5週間は、本当に少数のコアプレーヤーにとってかなり厳しい状況で、家族と一緒に数日間過ごし、肉体的にも精神的にも回復する機会を与えることは、彼らにとって良いことだと思う」
トッテナムは29日、ホームで行われたプレミアリーグ第19節でウォルバーハンプトンと対戦し、2-2で引き分けた。この結果、リーグ連敗をストップしたものの、3試合未勝利で前半戦をボトムハーフの11位以下で終えることが確定した。
互いにセットプレーから1点ずつを奪い合ったなか、前半終了間際にFWブレナン・ジョンソンが決めたゴールによって逆転に成功したスパーズ。しかし、過密日程と多くの離脱者の影響でパワーダウンした後半終盤に同点に追いつかれ、残留争いに身を置くウルブス相手のホームゲームで痛恨のドローとなった。
「残念な結果だ。後半は、試合を終わらせる本当に大きな瞬間があったと思った。相手はあまりチャンスを作れず、フレイザー(・フォースター)が足でセーブしたのが1回だけだったと思う。3点目が必要だと感じていたが、最後に相手が得点してしまい、残念な結果になってしまった」
「だが、努力が足りなかったからではない。我々のプレーヤーはかなり疲れていて、特にアタッキングサードで、我々は最高のパフォーマンスを発揮できていないのは明らかだ。それは理解できる。なぜなら、我々は少数のコアグループに多くのことを要求しているからだ。したがって、努力が足りなかったからではなく、彼らは我々のために結果を出そうとしている」
また、この試合では乏しい結果に加え、DFデスティニー・ウドジェがハムストリングのケガで後半序盤に負傷交代。さらに、7試合出場停止から前節復帰したばかりのMFロドリゴ・ベンタンクールが今度は累積警告によって次節欠場となるなど、新たな離脱者を出してしまった。
その離脱者に指揮官は再び頭を悩ませている。
「(負傷箇所は)ハムストリングだと思う。ローテーションが取れなかったため、コアグループに頼ってきた。そのため、残念ながら、デスティニーに問題が起こった」
「(ドラグシンの起用に関して)彼は100%ではなかったが、足首の状態なら何とか戦えると感じていた。残念なことに、多くのプレーヤーが欠場しており、本当に必要な回復と休息を与えることができていない。だが、ラドゥは今日プレーしたがっていたし、100%ではなかったが、彼を出場させるしか選択肢はなかった」
「(ベンタンクールの試合終盤のイエローカード)それはプレーヤーが状況を好転させたいと必死になっていることに尽きる。あれは不運な瞬間で、彼がタックルをせずに次の試合に出場できればよかったのにと思うよ」
前半戦を通じて状況を好転させるきっかけはありながらも、そのチャンスを活かせずに泥沼の状況に嵌りつつある今季のスパーズ。
指揮官も今季のチームが深刻な状況に陥っていることを認めつつ、後半戦での巻き返しを誓っている。
「我々はかなりの問題を抱えていると言ってもいいだろうし、プレーヤーを戻してチームをリフレッシュさせるという点では、順調に進んでいるとは思えない。1人戻れば、1人失うことになっている。我々はただそれを乗り越えなければならない」
「我々にはまだプレーすべきことがたくさんあり、これから起こることを考えると、プレーヤーが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、できる限りのサポートをしなければならない」
なお、新年初戦で4戦ぶりの白星を目指す一戦はホームでのニューカッスルというタフな相手に。それでも、指揮官は久々のミッドウィークの休養を活かし、満身創痍のなかでも万全の準備をして臨みたいと決意を語った。
「今週は週中に試合がない初めての週だとわかっていた。チーム全体がすべてから離れて回復するために数日間必要だと思う。特にここ4、5週間は、本当に少数のコアプレーヤーにとってかなり厳しい状況で、家族と一緒に数日間過ごし、肉体的にも精神的にも回復する機会を与えることは、彼らにとって良いことだと思う」
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ブラジル代表FWリシャルリソンがアニメキャラ4体の“タトゥー”!孫悟空の下にはディズニーの人気キャラ
トッテナムのブラジル代表FWリシャルリソンがお気に入りのキャラクターをタトゥーにした。 今夏にエバートンからトッテナムに加入したリシャルリソン。すでに新天地でのデビューも飾り、さらなる活躍に期待がかかっている。 そのリシャルリソンの右腕には今シーズンに入ってからある変化が。いくつかのタトゥーが施されている。 よくよく見てみると4匹のキャラクターが描かれており、上からワイリー・コヨーテ、孫悟空、タズマニアン・デビル、ドナルドダックが並べられている。 リシャルリソンは2021年の東京オリンピックで優勝した後、左足太ももに金メダルのタトゥーを施していたが、さらに自分の好きなものを体に入れることにしたようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】リシャルリソンの右腕に彫られた孫悟空やドナルドダックのタトゥー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/ChXmaYYLWP5/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/ChXmaYYLWP5/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/ChXmaYYLWP5/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Richarlison(@richarlison)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.08.22 21:45 Mon3
小ブームとなっている“デレ・チャレンジ” あのポーズには先駆者がいた!
▽現在トッテナムの間で小さなブームとなっている“デレ・チャレンジ”。ブームの先駆けである同クラブのイングランド代表MFデレ・アリが、そのゴールパフォーマンスはある人をマネたポーズであることを明かした。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ▽デレ・アリがロシア・ワールドカップから見せているゴールパフォーマンス…手でOKサインを作り、それを内側に反転させ穴を覗き込むというハンドジェスチャーは、トッテナム界隈で軽くブームになっている。 ▽実はそのパフォーマンスは、デレ・アリのオリジナルではなかったようだ。同選手のコメントによると、代表の同僚のジェイミー・ヴァーディの子供からインスピレーションを受けていたという。 「ワールドカップの時、何日かそれぞれの家族が一緒にホテルで過ごす時間があったんだ。その時に、ヴァーディの息子が周りのみんなにあのポーズができるかどうか訪ねて回っていてね。僕は出来たんだけど、他の子どもたちは出来なくて。それがちょっとおもしろかったんだ」 「その後、ジェシー・リンガードの弟がこのポーズのやり方を紹介していることを知ったよ。実際にどこから来て、誰がやり始めたのかわからないんだ。でも休みの時は友達とみんなでずっとやってたよ。でもここまで広がるとは思っていなかった。少し愉快だったね」 2018.09.06 15:13 Thu4
リーズの正GKメリエが退団を希望、ユナイテッドら強豪3クラブが関心か
リーズ・ユナイテッドのU-21フランス代表GKイラン・メリエ(23)がステップアップを望んでいるようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。 メリエは2020年7月にロリアンからリーズへ加入。1年目から定位置を固めると、2年目の昨シーズンはプレミアリーグの全38試合にフルタイム出場を果たし、今シーズンもここまでの全30試合に出場している。 一方で、リーズは昨シーズン同様に苦しい残留争いを強いられており、仮にもチャンピオンシップ(イングランド2部)降格となれば、メリエや元スペイン代表FWロドリゴ・モレノ(32)といった複数の主力選手の売却もあり得るとされる。 そんななかでメリエ本人はチームが残留か降格かにかかわらず退団を希望。リーズは4000万ポンド(約66億2000万円)の値札をつけ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、チェルシーが関心を寄せているという。 メリエはプレミアリーグ残留をノルマとし、決して強豪とは言えないリーズで通算122試合に出場して199失点。その一方、30試合でクリーンシートを達成している。その能力はビッグクラブ間で少なからず評価されているようだ。 2023.04.14 19:53 Fri5
