スパーズvsフルアムのダービーはドロー決着…ブレナン・ジョンソン3戦連発も逃げ切り失敗【プレミアリーグ】
2024.12.02 00:42 Mon
ダービーは痛み分け
プレミアリーグ第13節、トッテナムvsフルアムが1日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。6位のトッテナムは9位のフルアムとのロンドン・ダービーで連勝を狙った。前節は王者マンチェスター・シティとのアウェイゲームで会心の4-0の勝利。ただ、直近のヨーロッパリーグ(EL)ではローマ相手に後半アディショナルタイムの土壇場失点で2-2のドローに持ち込まれており、その勢いを維持できず。
中2日でのホーム連戦では先発4人を変更。サスペンションのベンタンクールに加え、グレイとクルゼフスキ、体調不良でメンバーを外れたソランケに代えてウドジェ、ビスマ、マディソン、ヴェルナーを起用。1トップにソン・フンミンを配した。
開始直後に相手のビルドアップのミスを突いてソン・フンミンが早速ファーストシュートを記録したトッテナム。以降も前から圧力をかけながら押し込む形を作り出す。
しかし、時間の経過とともにボールの主導権争いでも堂々と渡り合い、左のロビンソン、ネルソンのコンビを起点にサイドバックの背後を攻略したフルアムがペースを握っていく。そして、引っくり返される形が増えたホームチームはなかなか攻撃に出られない。
前半最終盤にはカウンターからイウォビがクロスバー直撃のミドルシュート、マディソンが直接FKから跳んだ壁の下を抜く左ポスト直撃のシュートでゴールを脅かしたが、ややアウェイチーム優勢のダービーはゴールレスでの折り返しとなった。
後半もセットプレーからディオプ、ボックス内でクロスのこぼれに反応したイウォビが決定機を作るも、GKフォースターの好守に手を焼くフルアム。
これに対して難しい入りとなったトッテナムだったが、ファーストチャンスを見事にゴールへ結びつけた。54分、カウンターから左サイドのスペースでボールを持ったヴェルナーがボックス内へ侵入。カットインからのシュートを匂わせつつ、浮き球のクロスを選択すると、これをファーに飛び込んだブレナン・ジョンソンが右足ダイレクトボレーで合わせて公式戦3連発とした。
先制後はホームチームが勢いづいて攻め立てるなか、1枚カードをもらっていたルキッチがソン・フンミンへの後方からのアフターチャージであわや2枚目での退場という場面もあったが、アドバンテージを取った主審はお咎めなしの判定。
すると、この判定に救われたフルアムは直後にルキッチとネルソンを下げてケアニー、ハリー・ウィルソンを同時投入。そして、67分には左サイドへの展開からポケットを取ったイウォビのマイナスの折り返しをケアニーが左足ダイレクトシュート。これがゴール右隅の完璧なコースに突き刺さり、さすがのフォースターもノーチャンスだった。
これで流れは再びフルアムに傾いたが、トッテナムもなんとか2失点目を回避。すると、80分過ぎにはクルゼフスキがケアニーに後方からふくらはぎをスパイクされると、オンフィールド・レビューの結果、当初のイエローカードからレッドカードに変更。戦局に大きな変化が起こった。
その後、前線を削って守備的なカードで引き分けやむなしとなったアウェイチームに対して、トッテナムはベリヴァル、グレイの若手投入で前がかって勝ち越しゴールを目指していく。
だが、堅守速攻が徹底されたフルアムに対して、中2日の連戦でパワー不足のトッテナムの攻撃はことごとく撥ね返され、試合は1-1のままタイムアップを迎えた。この結果、試合内容は妥当も公式戦2試合連続リードを守り切れなかったスパーズは痛い勝ち点逸となった。
トッテナム 1-1 フルアム
【トッテナム】
ブレナン・ジョンソン(後9)
【フルアム】
トム・ケアニー(後22)
中2日でのホーム連戦では先発4人を変更。サスペンションのベンタンクールに加え、グレイとクルゼフスキ、体調不良でメンバーを外れたソランケに代えてウドジェ、ビスマ、マディソン、ヴェルナーを起用。1トップにソン・フンミンを配した。
しかし、時間の経過とともにボールの主導権争いでも堂々と渡り合い、左のロビンソン、ネルソンのコンビを起点にサイドバックの背後を攻略したフルアムがペースを握っていく。そして、引っくり返される形が増えたホームチームはなかなか攻撃に出られない。
決定機まであと一歩という場面が目立ったものの、前半終盤にかけてはようやく決定機の応酬に。36分、テテの絶妙な右クロスにゴール前フリーで反応したヒメネスが決定的なダイレクトシュートを枠に飛ばすが、これはGKフォースターの驚異的なセーブに遭う。直後にはトッテナムも右CKの流れからドラグシンがストロングヘッドでゴールに迫ったが、今度はGKレノがこちらもビッグセーブで応戦。
前半最終盤にはカウンターからイウォビがクロスバー直撃のミドルシュート、マディソンが直接FKから跳んだ壁の下を抜く左ポスト直撃のシュートでゴールを脅かしたが、ややアウェイチーム優勢のダービーはゴールレスでの折り返しとなった。
後半もセットプレーからディオプ、ボックス内でクロスのこぼれに反応したイウォビが決定機を作るも、GKフォースターの好守に手を焼くフルアム。
これに対して難しい入りとなったトッテナムだったが、ファーストチャンスを見事にゴールへ結びつけた。54分、カウンターから左サイドのスペースでボールを持ったヴェルナーがボックス内へ侵入。カットインからのシュートを匂わせつつ、浮き球のクロスを選択すると、これをファーに飛び込んだブレナン・ジョンソンが右足ダイレクトボレーで合わせて公式戦3連発とした。
先制後はホームチームが勢いづいて攻め立てるなか、1枚カードをもらっていたルキッチがソン・フンミンへの後方からのアフターチャージであわや2枚目での退場という場面もあったが、アドバンテージを取った主審はお咎めなしの判定。
すると、この判定に救われたフルアムは直後にルキッチとネルソンを下げてケアニー、ハリー・ウィルソンを同時投入。そして、67分には左サイドへの展開からポケットを取ったイウォビのマイナスの折り返しをケアニーが左足ダイレクトシュート。これがゴール右隅の完璧なコースに突き刺さり、さすがのフォースターもノーチャンスだった。
これで流れは再びフルアムに傾いたが、トッテナムもなんとか2失点目を回避。すると、80分過ぎにはクルゼフスキがケアニーに後方からふくらはぎをスパイクされると、オンフィールド・レビューの結果、当初のイエローカードからレッドカードに変更。戦局に大きな変化が起こった。
その後、前線を削って守備的なカードで引き分けやむなしとなったアウェイチームに対して、トッテナムはベリヴァル、グレイの若手投入で前がかって勝ち越しゴールを目指していく。
だが、堅守速攻が徹底されたフルアムに対して、中2日の連戦でパワー不足のトッテナムの攻撃はことごとく撥ね返され、試合は1-1のままタイムアップを迎えた。この結果、試合内容は妥当も公式戦2試合連続リードを守り切れなかったスパーズは痛い勝ち点逸となった。
トッテナム 1-1 フルアム
【トッテナム】
ブレナン・ジョンソン(後9)
【フルアム】
トム・ケアニー(後22)
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ユニフォームのボディペイントでノースロンドン・ダービーに訪れたつわものがいるようだ。イギリス『デイリー・スター』が伝えた。 24日にエミレーツ・スタジアムで行われたプレミアリーグ第6節、アーセナルvsトッテナムは、アーセナルが2度先行するも、ソン・フンミンの2ゴールでトッテナムも譲らずドローでタイムアップ。白熱の一戦は引き分けで幕を閉じた。 好調な両チームがピッチで火花を散らす中、ピッチ外でも大きな注目を集めた人物がいるようだ。 アーセナルのファンであるアラベラ・ミアさんは、上下ユニフォームのボディペイントを施してスタジアムに足を運んだ。 身に付けているのは面積の少ないショーツとニプレス、靴下とシューズのみ。あとは絵の具のみという非常に過激な格好だ。 大作の準備には4時間を要すとのこと。ミアさんは昨季のホーム最終戦にも同様のスタイルで来場しており、大きな反響を巻き起こしていた。 この日も盛況だったようで、「今回たくさんの人が私を認識して写真を撮りに来てくれて、試合前の雰囲気はとても良かったです」と、同紙に語っている。 「(試合は)思うような結果を得られませんでしたが、またたくさんの素晴らしいファンに出会えました!さらに盛り上げて、アーセナルを推していきましょう!」と、自身のインスタグラムで綴ったミアさん。 「美しい」、「アーセナルファンはきっとそのユニフォームを着た君を高く評価したと思う」、「ホットだね」、「素敵な女性」、「これを見たら勝ちだと思います」などの賛辞が寄せられるなど、インターネット上でも賑わいを見せた。 <span class="paragraph-title">【写真】布率ほぼ0%!アーセナルユニのボディペイントを施した女性サポーター</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CxlhkwmoDqi/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CxlhkwmoDqi/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Arabella mia(@greengirlbella)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.09.25 21:30 Mon3
リーズの正GKメリエが退団を希望、ユナイテッドら強豪3クラブが関心か
リーズ・ユナイテッドのU-21フランス代表GKイラン・メリエ(23)がステップアップを望んでいるようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。 メリエは2020年7月にロリアンからリーズへ加入。1年目から定位置を固めると、2年目の昨シーズンはプレミアリーグの全38試合にフルタイム出場を果たし、今シーズンもここまでの全30試合に出場している。 一方で、リーズは昨シーズン同様に苦しい残留争いを強いられており、仮にもチャンピオンシップ(イングランド2部)降格となれば、メリエや元スペイン代表FWロドリゴ・モレノ(32)といった複数の主力選手の売却もあり得るとされる。 そんななかでメリエ本人はチームが残留か降格かにかかわらず退団を希望。リーズは4000万ポンド(約66億2000万円)の値札をつけ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、チェルシーが関心を寄せているという。 メリエはプレミアリーグ残留をノルマとし、決して強豪とは言えないリーズで通算122試合に出場して199失点。その一方、30試合でクリーンシートを達成している。その能力はビッグクラブ間で少なからず評価されているようだ。 2023.04.14 19:53 Fri4
「僕が何をしたってあの男は…」トッテナムで主力に成長のDFスペンス、かつての指揮官コンテから受けた冷遇振り返り「謙虚になりすぎた」
トッテナムで活躍するイングランド人DFジェド・スペンスは、これまで正当な扱いを受けていなかったと不満を漏らした。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。 2022年夏に、ミドルズブラからトッテナム加入を果たしたスペンス。しかし当時の指揮官だったアントニオ・コンテ監督からは冷遇され、チームで居場所を得られず。その後、2023年夏からクラブにはアンジェ・ポステコグルー監督が就任したが、ここでも信頼を掴めなかったことでレンタル移籍が続いていた。 昨夏トッテナムへ復帰するも、ポステコグルー監督からの評価は上がらぬまま、序盤はベンチが定位置に。それでも、負傷者続出の影響もあってシーズン中盤から出場機会を掴むとついに真価を発揮し、ここまで公式戦24試合2ゴール2アシストを記録している ファンからの評価も鰻登りのスペンスだが、やはりこれまで受けていた扱いには不満だった様子。元イングランド代表DFであるリオ・ファーディナンド氏との対談の中でスペンスは、トッテナムでのこれまでのキャリアを振り返り不満を口にしつつ、ようやく掴んだ現在の充実をキープしたいと意気込んでいる。 「(コンテ監督からの扱いに)良い気分ではなかった。特にあの時、クラブにやって来た時は自信に満ち、興奮していたんだ。前所属先で昇格を勝ち取ったばかりだったしね」 「そこから、レンガの壁にぶつかったような気分になった。自信も少し打ち砕かれてしまったよ。僕は若い選手だったし、(望む補強ではなかったと)監督から聞いて良い気分にはなれないさ」 「その時は、くだらないと思っていた。良い気分でもなかった。練習に行く時だって『自分は何をやっているんだろう』と思っていたよ。僕が何をしたって、あの男(コンテ)は何も喜んでいなかったと思う」 「だから、たとえ正しいことをしたとしても、『自分は正しいことをしたのか?』という感じだった。彼はあまり褒めてくれる男ではないからね」 「監督からの評価なんて必要ないって思うようになるんだ。何があっても『あぁ』となるだけだ。彼と会話したのは、おそらく1回だけだった」 「そこから新しい監督が来れば、『よし、全員に公平なチャンスが与えられるはずだ。彼(ポステコグルー)は全員に目を向けてくれる』と思うものだろう。でも、僕の扱いを見れば本当にそうだったとは思わない。それもフットボールというゲームの一部だけどね。公平ではないんだ」 「ポステコグルー監督は基本的に、クラブから出て違うところでプレーする必要があると言っただけだった。そしてそれが、僕がリーズに行くことになったきっかけでもある」 「自分に相応しいと思うチャンスが得られないこともあるさ。でも、僕は常に自分が十分に優れていると理解していた。人々は『彼が2度目のチャンスを得て、うまくやっているのは良いことだ』と言う。でも、僕に最初のチャンスが本当にあったとは思わない」 「これこそ僕の最初のチャンスであり、それを掴んだんだ。一生懸命努力し、一貫性を保ち、準備ができていたことを嬉しく思う」 「(トッテナム加入時は)謙虚になりすぎたせいで、自分を犠牲にしていたとも思う。何もせず、何も言わなければ、物事は自然に起こると思っていたんだ。でも、時には自分を表現しなくてはならない」 「トッテナムでの最初の年、ここはトッテナムだからと考え、選手や周囲に少し敬意を払いすぎたと思う。(ミドルズブラからレンタル移籍していた)ノッティンガム・フォレストを出て、来たのはプレミアリーグのトップ6だ。『ふー、これはすごい』と思っていた」 「でも、彼らに敬意を払いすぎたせいで、自分らしくいられなかった。僕がそこに行ったとき、ハリー・ケインやソニー(ソン・フンミン)のような大物たちを見て、誰の足も踏みたくなかったんだ」 「でも、そうやって自分の本来あるべき姿を表現しなかったのが、おそらく僕の最大の失敗だった。今シーズンはそれが変わったと言えるね。もう無駄にする時間はない。取りに行かなければならない。今がその時だ」 2025.03.25 18:45 Tue5