熾烈なプレーオフ争いのJ3もラスト1試合/六川亨の日本サッカーの歩み
2024.11.19 08:00 Tue
Jリーグも今年はJ1が2試合、J3が1試合を残すのみとなった。週末の24日にはJ2昇格プレーオフ争いをしている松本を取材に沼津まで足を延ばそうと思っている。日程が重なっていることもあり、これまでJ3は取材したことがなかった。しかし今シーズンは自宅から大宮が近いということもあって、何度かNACK5スタジアムに足を運びJ3の試合を見る機会があった。
そんなJ3リーグで「天国から地獄」に落ちたのが沼津だった。第31節まではプレーオフ圏内の4位にいたものの、下位の八戸と讃岐に連敗して6位に後退。その後は第33節の金沢に1-0、続く長野に1-1と持ち直して勝点51の4位に再浮上した。ところが第35節で9位の北九州にアウェーで1-1と引き分けると、第36節の宮崎にホームで1-2と敗れて勝点(52)を伸ばせずプレーオフ圏外の7位まで後退してしまった。
同じ第36節、福島は金沢を2-1で下して勝点53の6位に浮上。北九州も讃岐を2-1で退けて勝点52、得失点差で8位に食い込んできた。そして迎えた第37節、6位と8位の直接対決となった福島対沼津戦はホームの福島が2-1で競り勝ち勝点56の6位をキープ。敗れた沼津は8位と変わらず、長野と1-1で引き分けた北九州が順位を1つ上げて7位に浮上した。
ただし松本、FC大阪、福島は最終戦の結果次第で3チームの順位が入れ替わる可能性があるため、3位の富山との対戦を避けつつ、プレーオフ準決勝をホームで開催するためにも激しい戦いが予想される。
最終戦の相手はFC大阪が9位の八戸、福島がJFL降格の決まった岩手、そして北九州はブービーでJFL2位の高知との入替戦に臨むYS横浜。これはこれで面白い試合展開になるかもしれない。
いずれにせよ福島は昨シーズン15位、北九州にいたっては最下位ながらJFLで優勝したHonda FCはアマチュアチームのため昇格資格がなく降格を免れたチーム。こうしたチームがいきなりJ2昇格の権利を獲得しようかという活躍を見せるのもJリーグの不思議な魅力かもしれない。
文・六川亨
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今シーズン、寺田周平監督が就任した福島は、かつての川崎Fを彷彿させるショートパスによる攻撃的なサッカーで楽しませてくれた。チームを牽引するのは高速ドリブルの森晃太だが、川崎FからレンタルのSB松長根悠仁と攻撃的MF大関友翔は1シーズンで川崎Fに戻ってもおかしくない将来性豊かな逸材だった。J1復帰はダントツの強さを誇った大宮が早々と決めたが、レンタル加入したFW杉本健勇は、その攻撃力はもちろんのこと、前線からの献身的な守備でチームの昇格に貢献した。彼の存在なくして大宮のJ2昇格とJ3優勝は語れない。同じ第36節、福島は金沢を2-1で下して勝点53の6位に浮上。北九州も讃岐を2-1で退けて勝点52、得失点差で8位に食い込んできた。そして迎えた第37節、6位と8位の直接対決となった福島対沼津戦はホームの福島が2-1で競り勝ち勝点56の6位をキープ。敗れた沼津は8位と変わらず、長野と1-1で引き分けた北九州が順位を1つ上げて7位に浮上した。
残るは第38節の1試合だが、24日の沼津対松本戦は、実はかねてから取材を計画していた。それというのも、この試合が昇格プレーオフ進出を賭けた直接対決になると予想していたからだ。ところが松本は第34節からの4連勝で11位から4位に大きくジャンプアップ。昇格プレーオフ進出を1試合残して決めた。松本と同じ勝点57のFC大阪もプレーオフ進出を決めており、残り1つの枠を勝点56の福島と同53の北九州が争っているが、得失点差で福島の優位は動かない。
ただし松本、FC大阪、福島は最終戦の結果次第で3チームの順位が入れ替わる可能性があるため、3位の富山との対戦を避けつつ、プレーオフ準決勝をホームで開催するためにも激しい戦いが予想される。
最終戦の相手はFC大阪が9位の八戸、福島がJFL降格の決まった岩手、そして北九州はブービーでJFL2位の高知との入替戦に臨むYS横浜。これはこれで面白い試合展開になるかもしれない。
いずれにせよ福島は昨シーズン15位、北九州にいたっては最下位ながらJFLで優勝したHonda FCはアマチュアチームのため昇格資格がなく降格を免れたチーム。こうしたチームがいきなりJ2昇格の権利を獲得しようかという活躍を見せるのもJリーグの不思議な魅力かもしれない。
文・六川亨
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「あと1週間」のJ最終章/六川亨の日本サッカーの歩み
先週末は各地でドラマが生まれたJリーグだった。 30日の土曜はJ1の柏対神戸戦を取材した。柏は勝てばJ1残留が決まるし、神戸も翌日の広島対札幌戦の結果次第ではリーグ連覇が決まるという状況だった。試合は前半5分に左CKから木下康介のヘッドで柏が先制する。 しかし後半から、天皇杯決勝でも交代出場で試合の流れを変えた佐々木大樹を投入して4トップに近い布陣で反撃に転じた神戸が波状攻撃からPKを獲得。VARとOFRがあったため、すでに後半アディショナルタイムに突入していたが、このPKをエースの大迫勇也は大きく上に外してしまう。スタジアムは柏サポーターの歓喜の声で包まれる。 ところがアディショナルタイム10分、右CKからの流れで武藤嘉紀がゴール前でフリーとなって同点弾を突き刺した。しかしこちらはアシスタントレフェリーの旗が上がっていたためオフサイドでノーゴールの判定。試合は柏ボールで再開されたものの、ボールがタッチラインを割ったところで再びVARが介入し、一転して武藤のゴールが認められて神戸が同点に追いついた。 柏にすれば、10月19日の町田戦から5試合連続してのアディショナルでの失点で、またも手中にしていた勝利(勝点)を逃し、井原正巳監督も「長いサッカー人生で初めて」という苦い経験をすることになった。 確かに後半は神戸の圧力に防戦を余儀なくされた。ただ、自陣でマイボールにできそうな時間帯があったにもかかわらず、単純にクリアして神戸の波状攻撃を招いてしまったことも体力の消耗につながったのではないだろうか。GKも含めて、DFラインでパスを回して時計の針を進めていればと思わずにいられなかった。 そしてこれも「れば、たら」の話だが、長身の木下をピッチに残し、細谷真大をベンチに下げてマテウス・サヴィオを2トップに上げた。確かにマテウス・サヴィオも高速ドリブラーである。 しかし現在の柏で終盤に必要なのは“タメ”を作れる選手。ボランチにそうした選手がいれば心強いし、マテウス・サヴィオはサイドでのキープからカウンターの起点になれる選手である。裏に抜け出るスピードと、前線からのプレスでDF陣を混乱させられる細谷を残し、マテウス・サヴィオとのホットラインを残しておいた方が神戸にとっては嫌だったのではないだろうか。 選手のコンディションなど諸事情があるのだろうが、パワープレーでゴールを狙うなら木下を残す選択肢はあるものの、逃げ切るために追加点を狙うなら細谷の方がベターだった気がしてならない(それにしてもサッカーの試合時間は90分なのに、いつから105分になったのだろうか?)。 翌12月1日はJ2昇格プレーオフ準決勝の松本対福島戦を取材した。結果は後半20分に右CKから野々村鷹人のヘッドで松本が追いつき1-1のドロー。リーグ戦で上位の松本が富山との決勝戦にコマを進めた。 興味深かったのは、試合後の両監督が「陣地」を勝負のキーワードにあげたことだ。 敗れた福島の寺田周平監督は「自分たちのサッカーができたかというと、もっと思い切ってプレーできるようやらせてあげたかった。マイボールにしたあと、もっと相手陣地でボールを動かさないといけない。雰囲気に飲まれて焦りすぎたかな」と敗因を語った。 一方、松本の霜田正浩監督は「今日は相手陣地でプレーする時間が長かった。それが相手にとってプレッシャーになった。(松本の)0-1ビハインドは相手にとってプレッシャーになる。焦るのは向こう。僕たちは焦れずに1点を取れればいい」と大会のアドバンテージを口にした。 霜田監督はシーズンを通じてポゼッションスタイルにこだわってきたが、リーグ戦終盤は5BKからのロングパスで5連勝を飾りプレーオフ進出の権利を手中にした。対する福島は寺田監督の現役時代を彷彿させる川崎Fのような、細かくパスを出し入れして相手を崩すスタイルで今シーズンは躍進を遂げた。特に意表を突いたタテパスからワンタッチでの展開は、J3レベルとは思えない意外性に富んでいた。 しかし両監督が振り返ったように、そしてDF陣からパスをつないでビルドアップしてくる福島に対し、後半は「中盤で引っ掛けたり、自由にやらせなかった」(霜田監督)強度の高い守備で福島のパスワークを封じたことが松本の同点弾につながった。 J1は柏が引き分けたことで札幌のJ2降格が決まったものの、残る1つの残留枠は柏か新潟か磐田か。そして優勝争いは神戸と札幌を5-1で粉砕した広島、京都に1-0で競り勝った町田の3チームに可能性が残った。 12月J7、8日の最終日、果たしてどんなフィナーレが待ち受けているのか。「あと1週間、練習したかった。あと1試合やりたかった」(寺田監督)というチームもあれば、「次はホームで勝つだけ」(吉田孝行監督)というチームもある1週間。ドラマチックな週末を楽しみに待ちたい。 2024.12.02 19:00 Mon2
「昇格して一緒に喜び合いたい」福島ユナイテッドのJ2昇格POへ寺田周平監督らが意欲「最後までゴールへ向かう姿を」
福島ユナイテッドFCの寺田周平監督とFW塩浜遼が、12月1日(日)に行われるJ2昇格プレーオフ準決勝・松本山雅FC戦(A)へ意気込んだ。 J3リーグ創設時の2014年から今季で11年目、元日本代表DFを新監督に迎え、昨季15位からの「5位」でJ2昇格プレーオフを掴んだ福島。1stRoundは松本とのアウェイゲームだ。 寺田監督は「シーズンを通して選手たちの成長を感じてきました。最終盤はとくにそうでしたし、プラス2試合戦えるチャンスが得られたことを嬉しく思います。サポーターの方々も盛り上がってくださっていますし、なんとか昇格して一緒に喜び合いたいですね」と抱負。 「(リーグ戦)ラスト10試合に差し掛かった頃からですかね。選手たちに『昇格POを戦うなら、そこへ向かう勢いも大事だよ』と。結果的に3連勝でここへ来れたのは良い形ですね。松本さんは5連勝なので、そこは流石だなと(笑)」 「ともあれ、3連勝でPOへ突入できるのは良いこと。シーズンを通して勝っても負けても課題修正を繰り返してきましたし、ここ1カ月は積み上げを実感してきました。理想的な形でPOを迎えることができましたね」 また、塩浜は松本の戦いぶりに言及。 「個々のレベルが高く、チームとしてのまとまりもあると思います。僕たちとしては、連携して戦わなくてはならない相手。(松本FW)菊井悠介選手が攻撃の中心で、彼がボールを持つとスイッチが入って、周囲のアタッカー陣が動き出すというか。ここをどれだけ抑えられるかが大事になってくると思います」 松本戦は勝利マストの90分間。それも、たいへん多くの松本ファンが駆けつけることが想像に難くないサンプロアルウィンで。福島としては、覚悟なしには戦えぬ一戦となる。 それでも現役時代に数多の舞台を経験、福島ユナイテッドを押し上げた寺田監督はこう話す。 「ホームで戦えないのは残念ですが、多くの福島サポーターも松本のほうへ駆けつけてくれると聞いています。独特な雰囲気になると思いますが、それも楽しみたいですね。昇格が懸かった緊張感のある試合でも、積み上げてきた福島のサッカーを楽しんでもらいたいです」 「あとはやっぱり“戦う姿”。選手にはいつも言っています。90分プラスアルファ、最後までゴールへ向かう姿を、ファン・サポーターの方々に観ていただいく。我々は福島県に活力・パワーをもたらすためにやっているのでね。良い舞台で良いサッカーをしたいですね」 塩浜もアルウィンでの松本撃破へ意欲。 「たくさんの観客…独特の雰囲気になると思いますが、何より最高の舞台なので、それを楽しみたい。僕たちにも福島から足を運んでくださる方、DAZNから応援してくださる方がいるので、その方たちのために、今年積み上げてきた攻撃的サッカーを見せれたらと思います」 「厳しいゲームにはなると思いますので、相手より走る、闘うを90分プラスアルファ続け、一瞬のスキもない試合にしたいと思います」 ◆J2昇格プレーオフ準決勝 2024年12月1日(日) 14:00KO 松本山雅FC vs 福島ユナイテッドFC サンプロアルウィン 2024.11.29 19:05 Fri3
ガラガラのスタンド5000人を見てふとデジャヴに襲われない?! の巻/倉井史也のJリーグ
J1リーグ再開して3試合こなしたところで、何となくもう落ち着きも感じるようになってきたのは気のせい? 選手の集中力が切れてても、それは連戦プラス夏の暑さって感じ? そう言えばFC東京の長谷川健太監督が再開した後の試合日程を「33連戦」と表現してたんだけど、これって自分たちに置き換えると7月から12月までほぼ休みなしで働こうって感覚? ってことになると、つい大声を出したくなるのはスタンドにいる人じゃなくて選手かも。 そんで今週もまた5000人以下の入場者ってことになると思うんだけど、実は先日、等々力の川崎vs柏をDAZNで見てたときに、何と言いますか、不思議な感覚に見舞われたわけですよ。あれ? これ、どっかで見たスタンド。何だっけ……。 メインスタンドが立派になる前の等々力で、そう言えば川崎も集客苦労してました。特にJ2に落ちた後。サポーターも2階に陣取るとかいろんな工夫をしながら応援してたなぁ。でもあのころのことは最古参の中村憲剛も知らないだろうな……とか、すっごいおじいさんになった気分を味わったんですよ。 で、何が言いたいかというと、5000人は寂しいかもしれないけど、そんな時代もJリーガーは必死に戦ってたってコト。今の礎を築いたのは、間違いなくあの寂しかったスタンドに人を呼ぼうと奮闘してた当時の選手なんです。 ということで、今週のデータは、川崎の年度別入場者数推移を振り返ってみました。ところで余談なんだけど、Jリーグのデータサイトでチームの平均観客動員数を調べようとすると、つい「入場者数一覧」って見ちゃうじゃないですか。ところがこれがワナ。そこに出ている数字は、アウェイの数字も足したものなのでした。だから「年度別入場者数推移」か「クラブ別入場者数」を見るべきなんだけど、なんと「クラブ別入場者数」は2001年以降のデータしか掲載されてない。ちょっとちょっと、困りますよ〜。 ともあれ、川崎のホーム平均入場者数ってどんなものだったのか? 【1999年】J2 平均 5,396人 【2000年】J1 平均 7,439人 【2001年】J2 平均 3,784人 【2002年】J2 平均 5,247人 【2003年】J2 平均 7,258人 【2004年】J2 平均 9,148人 【2005年】J1 平均13,658人 【2006年】J1 平均14,340人 【2007年】J1 平均17,338人 【2008年】J1 平均17,565人 【2009年】J1 平均18,847人 【2010年】J1 平均18,562人 【2011年】J1 平均17,340人 【2012年】J1 平均17,807人 【2013年】J1 平均16,644人 【2014年】J1 平均16,661人 【2015年】J1 平均20,999人 【2016年】J1 平均22,136人 【2017年】J1 平均22,112人 【2018年】J1 平均23,218人 【2019年】J1 平均23,272人 2001年に在籍してた中には後に日本代表になった箕輪義信氏や寺田周平氏、そして何より鬼木達現監督もいるんですよ。その他にも渋い名手が一杯。その選手たちはこの制限されている観客数よりも少ない中でプレーしてたんです。 それが今では2万3000人超え。よくぞここまで持ってきたという感じですね。もしかして、今の入場者が少ない状況って、昔を思い出して感謝するっていういいきっかけかもしれませんぞ……。おーっと、いいこと言った!! 2020.07.18 11:00 Sat4
川崎Fコーチの寺田周平氏が福島で監督初挑戦! 「多くの人を魅了するサッカーを展開したい」
福島ユナイテッドFCは13日、来季監督に寺田周平氏(48)の就任を発表した。 現役時代にセンターバックとして活躍し、日本代表でも通算6キャップの寺田氏は古巣川崎フロンターレで指導者に。2020年からトップチームのコーチとなり、鬼木達監督をサポートした。 福島は今季、明治安田生命J3リーグ12勝11分け15敗の15位でフィニッシュ。今年7月からチームを率いた依田光正監督が今季限りで退任し、そのバトンを寺田氏が受ける運びとなった。 監督初挑戦の寺田氏はクラブの公式サイトで決意表明した。 「来シーズンより福島ユナイテッドFCの監督を務めることになりました 寺田 周平です。監督のオファーを受けたときに、福島ユナイテッドFCの目指すサッカースタイルを伺ったところ、自分のイメージと合致したことに喜びを感じました。よって、このありがたいオファーをお受けすることにいたしました」 「選手たちが楽しくプレーしながら躍動することで、多くの人を魅了するサッカーを展開したいと考えております。また、勝利にこだわる姿をお見せし、福島のみなさまに活力を与えられるよう、選手、スタッフ一丸となってがんばります。2024シーズン、共に戦いましょう!」 一方の川崎Fでは「川崎フロンターレに関わるすべての皆様へ。来シーズン福島ユナイテッドFCの監督に就任することになりました」との報告とともに、これまでに感謝した。 「1999年の加入から25シーズンをフロンターレで過ごしてきました。今回、フロンターレを離れ監督というチャレンジに踏み出せたのも、25年間フロンターレで多くの経験をさせてもらい、成長させて頂いたからだと思います」 「選手、アカデミーコーチ、そしてトップチームコーチとして、ここではとても書ききれないくらいのたくさんの思い出があります。関わってくださったすべての皆様に本当に感謝の気持ちで一杯です」 「福島ユナイテッドFCの監督としてフロンターレと対戦できる日を楽しみにしております。25年間ありがとうございました」 2023.12.13 15:50 Wed5
「やっときた!」「今年もかっこいい」J3福島が新ユニフォームを発表!エンブレムにある“フェニックス”がデザイン「オリジナリティある」
福島ユナイテッドFCは25日、2024シーズンのユニフォームデザインを発表した。 2024シーズンは寺田周平監督の下で新たな体制で臨む福島。新ユニフォームのコンセプトは「REBORN」となっている。 デザインはエンブレムの中心にある「フェニックス」を大胆に採用。このユニフォームをまとった選手、サポーターが福島のパワーを集結させて勝ちを積み重ね、最後は不死鳥のごとく強く羽ばたきJ2昇格を成し遂げるという強い思いを込めている。 FPの1stは赤、2ndは白、GKの1stは黄色、2ndはグレーがベースとなる。 ファンは「今年もかっこいいデザイン」、「オリジナリティがあっていい」、「やっときた!」、「カッコよい!」、「ヒュンメル様のユニフォームにハズレなし」と好評のようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】福島の新ユニフォームはエンブレムにある「フェニックス」がデザイン</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/24fukushima_FP1st.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/24fukushima_FP2nd.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/24fukushima_GK1st.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/24fukushima_GK2nd.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:©Fukushima United FC 2024.01.25 15:45 Thu松本山雅FCの人気記事ランキング
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J2昇格ならずの松本がDF藤谷壮、MF住田将の退団を発表…「自分の力の無さを痛感しました」
松本山雅は8日、DF藤谷壮(27)、MF住田将(25)との契約満了を発表した。 藤谷はヴィッセル神戸の下部組織出身であり、2015年にトップチームへ昇格。その後はギラヴァンツ北九州を経て2023シーズンから松本に加入すると、今シーズンは明治安田J3リーグ19試合1ゴール、YBCルヴァンカップ2試合出場の成績を残した。 住田は名古屋グランパスのアカデミー出身であり、2022シーズンに東京学芸大学から松本へ加入。3シーズン目となった今季は、J3リーグで12試合出場、ルヴァンカップで2試合1ゴールの成績となった。 松本を去ることが決まった2選手は、クラブを通じてコメントしている。 ◆藤谷壮 「契約満了となり今シーズンでチームを離れることになりました。2年間という短い間でしたが、山雅サポーターみなさんの熱い声援に何度も助けられました。皆さんと一緒にj2に昇格するという夢を叶えられなかった事を悔しく思うと同時に自分の力の無さを痛感しました。最後になりますが、松本山雅FCに関わるすべての方々に感謝したいです。ありがとうございました!」 ◆住田将 「まずは、3年間ありがとうございました。どんな時も背中を押し続けてくれたサポーターの皆様には、心から感謝しています。とても力になりました。この松本山雅FCというクラブでプロサッカー人生をスタートできたことは、自分にとっての大きな財産です」 「個人としてもチームとしてもこの3年間は目標に届かず、悔しい、苦しい時間が長かったです。それでも、目標を達成するために、ピッチ内外で本気で取り組んできました。だからこそ、得られた感情や経験は、人として選手として大きく成長させてくれるものだと信じています」 「自然がたくさんの街、松本で出会った素敵な方々に、本当に感謝しています。必ず這い上がります。今度は僕が皆さんに活力や希望を与えられるように頑張ります!ありがとうございました!また会いましょう!」 2024.12.08 17:40 Sun3
合計11年在籍、J2昇格逃した松本がGK村山智彦と契約満了…今季は出番なし
松本山雅FCは8日、GK村山智彦(37)との契約満了を発表した。 村山は千葉県出身で、ジェフユナイテッド市原の下部組織育ち。市立船橋高校、静岡産業大学と進学し、2010年にJFLのSAGAWA SHIGA FCに加入。2013年に松本に加入した。 松本で3シーズンプレーすると、2016年に湘南ベルマーレに完全移籍。しかし、1年で松本に復帰するとその後も松本でプレーを続けた。 通算11シーズンを松本で過ごした村山は、J1通算37試合、J2通算125試合1得点、J3通算24試合に出場。リーグカップで8試合、天皇杯で14試合に出場したが、今シーズンは公式戦でプレーすることはなかった。 チームは4年ぶりのJ2昇格を目指したが、プレーオフ決勝でカターレ富山と対戦し2-2のドロー。後半アディショナルタイムに追いつかれ、J2復帰は潰えることとなった。 2024.12.08 15:17 Sun4
経験ある選手補強でJ2昇格へ、松本が選手背番号を発表! 新戦力の高橋祥平は「4」、山本康裕は「15」、得点源として期待されるFW浅川隼人は「11」
松本山雅FCは8日、2024シーズンの選手の背番号を発表した。 2023シーズンは霜田正浩監督の下、J2昇格を目指して明治安田生命J3リーグを戦った中、シーズン終盤まで昇格の可能性を残したが9位に終わっていた。 再びJ3を戦う松本。19得点を決め、得点王のFW小松蓮がブラウブリッツ秋田へ移籍するなど選手の入れ替えもある中で、得点ランク2位のFW浅川隼人(←奈良クラブ)を確保。その他、DF高橋祥平(←FC町田ゼルビア)、DF馬渡和彰(←浦和レッズ)、MF山本康裕(←ジュビロ磐田)など、経験ある選手もチームに加えた。 新加入選手では、浅川が「11」、高橋が「4」、馬渡が「7」、山本が「15」を着用。GK大内一生(←横浜FC)が「1」、DF佐相壱明(←SC相模原)が「22」、FW高井和馬(←横浜FC)が「9」、FW安藤翼(←SC相模原)が「14」を着用する。 なお、FWルーカス・ヒアン、MF濱名真央、FW田中想来は移籍を前提とした契約交渉中のため、リストに含まれていない ◆2024シーズン選手背番号 GK 1.大内一生←横浜FC/完全 16.村山智彦 21.ビクトル 35.神田渉馬 DF 2.宮部大己 4.高橋祥平←FC町田ゼルビア/完全 5.常田克人※背番号変更「43」 7.馬渡和彰←浦和レッズ/完全 13.橋内優也 17.山本龍平※背番号変更「41」 22.佐相壱明←SC相模原/完全 27.二ノ宮慈洋←ヴェロスクロノス都農/期限付き移籍満了 28.藤本裕也 40.樋口大輝←専修大学/新加入 44.野々村鷹人 48.藤谷壮 MF 6.山口一真 8.住田将※背番号変更「36」 10.菊井悠介※背番号変更「15」 15.山本康裕←ジュビロ磐田/完全 20.前田陸王←流通経済大学/新加入 23.滝裕太←清水エスパルス/期限付き→完全 30.國分龍司 32.米原秀亮 41.村越凱光※背番号変更「29」 46.安永玲央←水戸ホーリーホック/期限付き→完全 FW 9.高井和馬←横浜FC/完全 11.浅川隼人←奈良クラブ/完全 14.安藤翼←SC相模原/完全 33.新井直登 2024.01.09 08:10 Tue5