前田大然ハットトリックに古橋亨梧もゴールのセルティックが6発圧勝で決勝進出!【スコティッシュ・リーグカップ】

2024.11.03 04:40 Sun
前田大然が3G1Aの活躍
Getty Images
前田大然が3G1Aの活躍
セルティックは2日、スコティッシュ・リーグカップ準決勝でアバディーンと対戦し、6-0で圧勝。決勝進出を決めている。
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直近のダンディー戦を2-0で勝利し、リーグ戦首位を快走するセルティックは、スコリーグカップ決勝進出を懸けてアバディーンと対戦した。なお、この試合ではFW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央の3選手がスタメンを飾った。濃霧の影響でキックオフが10分以上遅延するアクシデントを経てスタートした一戦。立ち上がりから主導権を握ったは8分、サイドからのクロスに飛び込んだ前田に決定機もヘディングシュートはうまくミートし切れず。
以降もボールを握って攻勢を仕掛けるセルティックは、古橋がカットインからのミドルシュート。再三背後への飛び出しを狙う前田と日本人アタッカーを起点にゴールへ迫っていく。その流れで29分にはエンゲルスの正確な左CKをカーター=ヴィカーズがドンピシャのヘディングシュートで合わせ、先制に成功した。

この先制点によってアバディーンがより重心を前にしたことで、フープスが誇る快足アタッカーコンビが躍動。
32分、ロングカウンターで背後へ抜け出した前田が快足を飛ばしボックス左でGKと一対一に。うまく間合いを詰められて自らシュートまで持ち込めなかった前田は後方からのスプリントでサポートに入った右の古橋へ冷静に横パス。これを受けた古橋がゴールカバーを外す強烈なシュートを放つと、クロスバーの内側を掠めたボールがゴールネットに突き刺さった。

さらに、40分にはカウンターから古橋が粘ってキープしたボールを引き取ったキューンの絶妙なスルーパスに反応した前田がDFを振り切ってゴール前でのGKとの一対一を難なく制し、決定的な3点目を挙げた。その後、旗手の際どいミドルシュートはクロスバーを越えて日本人3選手揃い踏みとはならずも、セルティックが大きなアドバンテージを手にして前半を終えた。

後半も攻撃の手を緩めないセルティックは立ち上がりにゴールを奪う。49分、カウンターからボックス右に侵入したキューンが古橋とのパス交換で潜っていきシュート。これはGKにはじかれたが、ファーでこぼれ球に詰めた前田が難なくタップイン。この試合2点目を奪った。

さらに、59分にはここまでチャンスメークで存在感を示していたキューンがカットインからボックス中央で左足を振り抜いてトドメの5点目まで奪取。以降は積極的に交代カードを切った中で古橋はイダーとの交代で69分にピッチを後にした。

その後、試合終盤の85分には旗手が起点となった右サイドでの崩しからボックス右に侵入したジョンストンからのグラウンダーの折り返しをファーの前田がワンタッチで合わせ、今年3月以来となる8カ月ぶりのハットトリックまで達成した。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、前田のハットトリックに古橋のゴールと日本人アタッカーの活躍光った一戦を制したセルティックが決勝進出を決めた。

セルティック 6-0 アバディーン
【セルティック】
キャメロン・カーター=ヴィッカーズ(前29)
古橋亨梧(前32)
前田大然(前40、後4、後40)
ニコラス・ゲーリット・キューン(後14)



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前半5発のセルティックがリーグ5連勝! 日本人唯一スタメンの前田大然はチャンスメイクで存在感【スコティッシュ・プレミアシップ】

セルティックは30日、セルティック・パークで行われたスコティッシュ・プレミアシップ第14節でロス・カウンティと対戦し、5-0で圧勝した。 FW前田大然の鮮烈な同点ゴールによってチャンピオンズリーグ(CL)のクラブ・ブルージュ戦を1-1のドローで終えたセルティック。これで公式戦連勝が「6」でストップしたなか、8位のロス・カウンティとのホームゲームで白星奪還を狙った。 この試合では前田が引き続きスタメンに入った一方、FW古橋亨梧、MF旗手怜央はベンチスタートとなった。 立ち上がりからボールの主導権を握ったセルティックは、開始10分に先制点を奪う。マッコーワンの右CKをゴール前のスケールズが打点の高いヘディングで合わせた。 幸先よくリードを手にしたホームチームは引き続き相手を自陣深くに押し込むと、幾つかのチャンスを経た27分にスケールズの浮き球パスに抜け出したマッコーワンがボックス左から意表を突くタイミングで見事な左足シュートをゴール右隅へ突き刺す。 さらに、畳みかけると、35分には左でポケットを取った前田の折り返しを起点にベルナルドがゴール前での2度目のシュートを決めて3点目を奪取。36分と40分にはいずれもボックス手前中央でマッコーワンから短いパスを受けたマクレガー、イアダーが鋭いミドルシュートを続けて突き刺し、瞬く間にリードを5点に広げた。 左ウイングに入った前田はゴールやアシストこそないものの、再三の鋭い仕掛けやポケットの侵入に加え、持ち味の守備でチャンスを創出。ハーフタイムにはお役御免でベンチへ下がり、ヤン・ヒョンジュンが投入された。 前半で勝利を決定づけたホームチームは後半は省エネモードでプレー。それでも、アピールしたい控え選手が貪欲にゴールを目指していった。 その後、ロジャーズ監督は主力をベンチに下げつつ、70分には旗手をピッチに送り出す。試合終盤には幾つか決定機も作ったホームチームだったが、試合はこのままタイムアップ。前半の5ゴールで格下相手に完勝のセルティックがリーグ戦5連勝を達成した。 セルティック 5-0 ロス・カウンティ 【セルティック】 リアム・スケールズ(前10) ルーク・マッコーワン(前27) パウロ・ベルナルド(前35) カラム・マクレガー(前36) アダム・イダー(前40) 2024.12.01 02:01 Sun

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