シティがお得意様ボーンマスに完敗で18戦目での初黒星…今季リーグ初黒星で首位陥落【プレミアリーグ】

2024.11.03 02:20 Sun
シティが今季リーグ初黒星
Getty Images
シティが今季リーグ初黒星
プレミアリーグ第10節、ボーンマスvsマンチェスター・シティが2日にヴァイタリティ・スタジアムで行われ、ホームのボーンマスが2-1で勝利した。前節、サウサンプトンに1-0と競り勝って首位奪還に成功したシティ。しかし、EFLカップでは一部主力の温存や度重なる負傷者の影響で若手や控え選手を積極的に起用した結果、トッテナムに1-2で敗戦。今季の公式戦初黒星を喫した。

その敗戦からのバウンスバックを図った11位のチェリーズとのアウェイゲームではハーランドやウォーカー、グヴァルディオル、コバチッチら主力がスタメンに復帰。さらに、ベンチにもデ・ブライネ、ドクが復帰した。
試合は開始早々にホームチームが決定機を作り出す。開始2分、最後尾のアケの持ち上がりを囲んで潰したボーンマスがショートカウンターに持ち込むと、ボックス内でセメンヨ、クライファートが連続シュートを放つが、ここはGKエデルソンの見事な連続セーブに阻まれた。

このピンチは凌いだものの、以降もチェリーズの圧力に手を焼いてボールの前進の部分で苦戦が続く。すると、良い攻撃を継続したホームチームが2度目のチャンスをモノにする。
9分、左サイド深くで仕掛けたケルケズがフォーデンを振り切ってボックス内に侵入。正確なプルバックを供給すると、ゴール前のセメンヨがDFグヴァルディオルを背負いながら見事な右足反転シュートをゴール右隅に流し込んだ。

耐え切れずに先制を許したシティはすぐさま反撃を試みるが、なかなか効果的にボールを動かせず、ハーランドやフォーデンといった前線の選手にほとんどボールが入らず。そして、中盤でボールを失っては相手の速い攻撃で引っくり返される悪循環に陥った。

それでも、悪いなりに2失点目は許さずに攻撃の改善を図るシティは、徐々に相手陣内の深い位置でプレーを継続。その流れでベルナルド・シウバやハーランドがボックス内で足を振っていくが、いずれも相手のブロックや枠を外れた。

後半も同じメンバーで臨んだシティは、開始直後にエヴァニウソンにゴール前への抜け出しを許したが、前半同様にGKエデルソンの好守で凌ぐ。以降は前半からの修正によってボール保持率を高めて押し込む形に持ち込むが、なかなか決定機には至らず。
一方、後半も鋭いカウンターで幾つか良い形を作り出していたボーンマスは64分、左サイドでハイラインの背後を狙っていたケルケズに縦パスが通ると、ケルケズが早いタイミングで入れたクロスをゴール前に走り込んだエヴァニウソンがスライディングシュートで合わせ、ゴール左隅に流し込んだ。

この直後のタヴァーニア、アダム・スミスの連続シュートは右ポストとシュートミスに救われたものの、流れが悪いシティ。アケを下げてリコ・ルイスを投入し、左サイドバックに配置する形で流れを変えようとするが、以降も攻撃が停滞する。

それでも、82分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのギュンドアンの正確なクロスをゴール前のグヴァルディオルが頭で合わせて1点を返したシティ。この直後にはギュンドアンを下げてドクを投入すると、ここからようやく自陣深くに押し込めることに成功した。

そして、後半最終盤には決死の猛攻を仕掛けたが、ゴール前でのハーランドの2度の決定機はGKのファインセーブと左ポストに阻まれ、フォーデンのミドルシュートも枠の右に外れて万事休す。

この結果、ボーンマスに公式戦18戦目で初黒星を喫したシティは、リーグ戦でも今季初黒星となり、わずか1節でリバプールに首位を明け渡すことに。

ボーンマス 2-1 マンチェスター・シティ
【ボーンマス】
アントワーヌ・セメンヨ(前9)
エヴァニウソン(後19)
【マンチェスター・シティ】
ヨシュコ・グヴァルディオル(後37)

1 2

アントワーヌ・セメンヨの関連記事

プレミアリーグ第21節、チェルシーvsボーンマスが14日にスタンフォード・ブリッジで行われ、2-2のドローに終わった。 年末年始に入ってリーグ4戦未勝利と不振に陥る4位のチェルシーは前節、クリスタル・パレスに追いつかれての1-1のドロー。それでも、直近のFAカップ3回戦では4部のモアカム相手に5-0の圧勝。ひとま 2025.01.15 06:54 Wed
ボーンマスのオランダ代表FWジャスティン・クライファートがマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 22日、プレミアリーグ第17節でボーンマスはアウェイでユナイテッドと対戦した。 今シーズンはアーセナル、マンチェスター・シティ、トッテナムとビッグ6の3チームに勝利を収めているボ 2024.12.23 22:10 Mon
プレミアリーグ第17節、マンチェスター・ユナイテッドvsボーンマスが22日にオールド・トラッフォードで行われ、アウェイのボーンマスが0-3で完勝した。 前節のマンチェスター・ダービーで会心の逆転勝ちを収め、リーグ連敗をストップした13位のユナイテッド。ただ、直近のEFLカップ(カラバオカップ)ではトッテナムに3- 2024.12.23 01:05 Mon
ガーナ代表が11大会ぶりにアフリカ・ネーションズカップ(AFCON)出場を逃した。 ガーナは15日、AFCON予選グループF第5節でアンゴラ代表と対戦し、1-1のドローに終わった。 この結果、3分け2敗でグループ最下位のブラック・スターズは最終節を残し、2004年大会以来の予選敗退が決定した。 ガーナ 2024.11.16 11:35 Sat
ボーンマスのアンドニ・イラオラ監督が、マンチェスター・シティ戦の勝利を振り返った。イギリス『デイリー・エコー』が伝えた。 2日、プレミアリーグ第10節でボーンマスはホームにシティを迎えた。 プレミアリーグで首位に立つシティを相手にボーンマスは立ち上がりから高いパフォーマンスを示し、9分にアントワーヌ・セメン 2024.11.03 20:05 Sun

ボーンマスの関連記事

レアル・マドリーは17日、ボーンマスに所属するスペイン代表DFディーン・ハイセン(20)の獲得合意を発表した。契約期間は2025年6月1日~2030年6月30日までの5年間となる。 なおボーンマスによれば、マドリーは契約解除金として5000万ポンド(約97億円)を支払ったとのことだ。 ハイセンは197cmの 2025.05.17 20:00 Sat
レアル・マドリーがボーンマスのスペイン代表DFディーン・ハイセン(20)獲得で合意に達したようだ。『マルカ』や『アス』などスペイン主要メディアが報じている。 移籍金は契約解除金の5000万ポンド(約97億円)。元所属クラブのユベントスに10%、マラガに5%を支払う契約とのこと。 クラブ・ワールドカップ(CW 2025.05.15 13:30 Thu
ボーンマスのスペイン代表DFディーン・ハイセンが、自身の去就について語った。スペイン『アス』が伝えた。 今夏の移籍市場では多くの関心を集めているハイセン。20歳ながらボーンマスで中心選手として活躍しており、プレミアリーグで29試合に出場し3ゴールを記録している。 そのハイセンは、3日に行われたプレミアリーグ 2025.05.05 16:55 Mon
アーセナルのミケル・アルテタ監督が3日にホームで行われ、1-2で逆転負けしたプレミアリーグ第35節ボーンマス戦を振り返った。 4日前のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ、パリ・サンジェルマン(PSG)戦を0-1で敗戦したアーセナルは、4日後にPSGとの2ndレグを控える中、スタメンを2選手のみ変更。主力 2025.05.04 07:45 Sun
プレミアリーグ第35節、アーセナルvsボーンマスが3日にエミレーツ・スタジアムで行われ、アウェイのボーンマスが1-2で逆転勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 2位のアーセナルはチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのパリ・サンジェルマン(PSG)戦を控えるなか、10位のボーンマスと 2025.05.04 03:32 Sun

プレミアリーグの関連記事

リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドへの敬意を求めた。 アレクサンダー=アーノルドは今季限りでのリバプール退団を発表した中、11日に行われたアーセナル戦で途中出場。その際に味方の一部サポーターからブーイングを浴びせられた。 試合後にDFアン 2025.05.17 12:00 Sat
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が16日に行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第37節チェルシー戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のトッテナム戦を控えるユナイテッドは、主力を起用。チェルシー相手に互角以上の戦いを見せるも71分に被弾して惜敗となった。 アモリム監督は試合勘を 2025.05.17 11:00 Sat
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が16日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド戦後にコメントした。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシーが、ヨーロッパリーグ決勝を控えるユナイテッドをス 2025.05.17 10:00 Sat
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が16日に行われ、0-2で敗れたプレミアリーグ第37節アストン・ビラ戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦を控える17位トッテナムは、前節負傷から復帰したFWソン・フンミンを先発させたものの主力を温存して臨んだ。 そのトッテ 2025.05.17 09:00 Sat
アストン・ビラのウナイ・エメリ監督が16日に行われ、2-0で勝利したプレミアリーグ第37節トッテナム戦後にコメントした。 連勝でチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の5位チェルシーに前節勝ち点で並んだ6位アストン・ビラ(勝ち点63)は、ヨーロッパリーグ決勝を控えるトッテナムに対し、ポゼッションする展開とするとゴー 2025.05.17 08:00 Sat

記事をさがす

アントワーヌ・セメンヨの人気記事ランキング

1

ボーンマス、加入2年目で急成長のガーナ代表FWセメンヨと新契約締結

ボーンマスは8日、ガーナ代表FWアントワーヌ・セメンヨ(24)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 1年の延長オプションを含め2027年まで契約を残す24歳に対して、大幅に条件を改善した新契約を掲示し、合意に至ったニール・ブレイクCEOは、「アントワーヌの成長の早さは誰の目にも明らかだった。新たな長期契約に合意したことは、我々にとってチームの主要メンバーとしての彼の貢献を認める上で重要であり、今後何年もこの調子が続くのを楽しみにしている」と、コメントしている。 ガーナ人の両親の元、イングランドで生まれ育ったセメンヨは、ブリストルのアカデミーからファーストチームに昇格すると、以降はニューポート・カウンティ、サンダーランドでの武者修行を経験。 そして、2020-21シーズンからブリストルのファーストチームに定着し、2023年1月にチェリーズへのステップアップを果たしていた。 加入1年目となった2022-23シーズンはフィニッシュの局面における判断、精度でかなり粗削りな部分を見せたが、爆発的な加速力や簡単に当たり負けしないダイナミックなプレーで才能の片りんを示した185cmの快速アタッカー。 加入2年目となった昨シーズンはプレミアリーグ33試合8ゴール2アシストを記録するなど、確実性、目に見える結果という部分で大きな成長を示した。 また、両親の母国ガーナでA代表デビューを飾ると、カタール・ワールドカップにも出場するなど、ここまで21試合に出場している。 2024.07.08 21:27 Mon
2

ボーンマスがガーナ代表FWセメンヨを獲得! カタールW杯では2試合に出場

ボーンマスは27日、ブリストル・シティからガーナ代表FWアントワーヌ・セメンヨ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの4年半となるが、クラブはさらに1年の延長オプションを保有している。 ガーナ人の両親の元、イングランドで生まれ育ったセメンヨは、185㎝のストライカー。ブリストルのアカデミーからトップチームに昇格すると、以降はニューポート・カウンティ、サンダーランドでの武者修行を経験した。 そして、2020-21シーズンからブリストルのトップチームに定着すると、ここまではチャンピオンシップ(イングランド2部)で通算111試合に出場し、15ゴール19アシストを記録。今季ここまでは22試合5ゴール2アシストの数字を残している。 また、今年に入って両親の母国ガーナでフル代表デビューを飾ると、カタール・ワールドカップでもメンバー入りし、ポルトガル代表戦、ウルグアイ代表戦に途中出場していた。 前述のスタッツが物語るようにフィニッシュの局面における判断、精度はかなり粗削りだが、爆発的な加速力や簡単に当たり負けしないダイナミックなプレーは大きな魅力で、カウンタースタイルのチェリーズとの相性は悪くないはずだ。 2023.01.28 06:45 Sat
3

「信じられない」ビッグ6相手に4勝目、ボーンマスFWがユナイテッド撃破に「この勝利は素晴らしい」

ボーンマスのオランダ代表FWジャスティン・クライファートがマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 22日、プレミアリーグ第17節でボーンマスはアウェイでユナイテッドと対戦した。 今シーズンはアーセナル、マンチェスター・シティ、トッテナムとビッグ6の3チームに勝利を収めているボーンマス。上位につけている中で、この試合でも前半にディーン・ハイセンのゴールで先制。後半にクライファートがPKを決めてリードを広げると、アントワーヌ・セメンヨがダメ押しゴールを決めて0-3で快勝を収めた。 この勝利で5位に浮上したボーンマス。今季6点目を決めたクライファートは、アウェイでのユナイテッド戦勝利を喜んだ。 「ここでの勝利は素晴らしい。この美しいスタジアムで連勝できたことは素晴らしいことだ」 「ご存知の通り、ゴール後には必ず何かが起こるので、集中力を高めなければならない、監督もそう言っていた」 「幸運なことに、2点目の直後に3点目を決め、それが試合の流れを変えた。素晴らしい勝利だった」 また、上位陣相手にもしっかりと勝利し、チームも5位と好調を維持する中、チームとしての積み上げも重要だと語った。 「信じられない。去年から懸命に努力し、同じ計画に基づいて戦ってきた。この監督と選手たちと一緒にいると、みんなが望んだような素晴らしいことができるというのは本当に素晴らしい」 2024.12.23 22:10 Mon

ボーンマスの人気記事ランキング

1

マドリーがスペイン代表DFハイセン獲得で合意、CWCでデビューへ

レアル・マドリーがボーンマスのスペイン代表DFディーン・ハイセン(20)獲得で合意に達したようだ。『マルカ』や『アス』などスペイン主要メディアが報じている。 移籍金は契約解除金の5000万ポンド(約97億円)。元所属クラブのユベントスに10%、マラガに5%を支払う契約とのこと。 クラブ・ワールドカップ(CWC)開催の影響により6月1日から10日まで移籍期間が開かれる中、CWCに出場するマドリーはこの期間にハイセンを獲得し、負傷者を多数抱えるディフェンスラインの穴を埋める存在としてCWCでデビューさせる意向とのことだ。 オランダ出身ながら5歳でスペインに移住したセンターバックのハイセンは、今季移籍したボーンマスで飛躍。プレミアリーグ30試合3ゴールを記録し、3月にはスペイン代表を選択してデビューしていた。 2025.05.15 13:30 Thu
2

リバプールやレアル、シティが21歳のハンガリー代表左SBに関心? 契約解除金には約95億円か

ボーンマスのハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ(21)がビッグクラブからの大きな関心を受けているという。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 ケルケズは、2023年7月にAZからボーンマスに完全移籍で加入。ミランの下部組織にいた経験もあり、将来が期待されている左サイドバックだ。 すでにハンガリー代表としても23試合に出場しており、ボーンマスではプレミアリーグで61試合に出場し2ゴール8アシストを記録。チームを支えている1人だ。 ボーンマスとの契約は2028年夏まで残っているものの、今夏の移籍が浮上。以前から関心を持っていたリバプールに加え、レアル・マドリー、マンチェスター・シティも獲得に動くと見られている。 ボーンマスといえば、スペイン代表DFディーン・ハイセン(20)が大きな注目を集めており、リバプール、マドリー、アーセナル、チェルシー、ニューカッスル、トッテナムなどこぞって関心を持っているが、ケルケズも同様のようだ。 ケルケズの契約解除条項には約5000万ポンド(約94億7000万円)が設定されているとのこと。果たして夏にステップアップを果たすことになるだろうか。 2025.04.23 23:45 Wed
3

ビッグクラブ関心のハイセン、アーセナル戦でゴールの中移籍については「そのことは考えていない」

ボーンマスのスペイン代表DFディーン・ハイセンが、自身の去就について語った。スペイン『アス』が伝えた。 今夏の移籍市場では多くの関心を集めているハイセン。20歳ながらボーンマスで中心選手として活躍しており、プレミアリーグで29試合に出場し3ゴールを記録している。 そのハイセンは、3日に行われたプレミアリーグ第35節のアーセナル戦ではゴールを記録。チームの逆転勝利に貢献していた。 今シーズンの3ゴールはトッテナム、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルとビッグクラブ相手。アーセナル戦を振り返り、喜びを口にした。 「とても重要な3ポイント、黄金の3ポイントだ。僕の知る限り、ボーンマスは同一シーズンにアーセナルに2度勝ったことは一度もないと思う。今日まで、ここで勝ち点1も取れなかった」 「もちろん、とても嬉しいけど、努力を続けなければならない。小さな逆転は常に歓迎されるし、このような強豪チーム相手にはとても重要だ」 これでボーンマスは勝ち点53として8位に。来シーズンはヨーロッパの戦いに臨める可能性が出てきている。ハイセンはボーンマスでヨーロッパの戦いに出ることについて「目標だよ。永遠に残る歴史を作りたい。そうなることを願っている」と、意欲を示している。 一方で、レアル・マドリーを中心にビッグクラブが関心。6000万ユーロ(約98億円)という契約解除条項が存在するが、値段の高さに躊躇するクラブも出ている状況ではある。 移籍について問われたハイセンは自分では考えていないと語り、噂はどうであれ、ボーンマスに集中しているとした。 「わからないな…僕は“冷静”な人間なんだ。祝う時もそうするし(笑)。あまりそのことについては考えない。毎日トレーニングに行って、試合に出て、ハッピーだ」 「楽しい時間を過ごしているし、そのことについては考えていない。それを判断するのはみんなで、僕はそのことについては考えていない。ボーンマスのことに集中している 」 「僕たちはとても良いシーズンを送っている。すでに勝ち点記録を破っているし、今シーズンはできるだけ多くの勝ち点を取りたいと思っている」 2025.05.05 16:55 Mon
4

ユーベのU-21スペイン代表DFハイセンがボーンマスに完全移籍! 昨季途中加入のローマで大器の片りん見せる

ボーンマスは30日、ユベントスからU-21スペイン代表DFディーン・ハイセン(19)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2030年6月30日までの6年となる。 ユベントスの発表によると、ボーンマスは1520万ユーロを5回の分割で支払い、変動制で最大300万ユーロのボーナスを支払うことになり、総額約1800万ユーロ(約29億8000万円)の取引となったという。 197cmの長身に両足を遜色なく操る現代的なセンターバックの大器として注目を集めるハイセン。昨シーズン後半はユベントスから半年間のレンタル移籍でローマに加入し、公式戦13試合2ゴールの数字を残した。 現在はローマからのレンタルバックの形で保有元のユベントスに復帰し、チアゴ・モッタ新監督の下でポジション争いに挑むかに思われたが、クラブサイドはニースのフランス代表DFジャン=クレール・トディボ獲得の動きを見せるなど、若手DFを換金対象とみなしていた。 なお、かつてアヤックスなどでプレーしたオランダ人FWドニー・ハイセン氏を父親に持つハイセンは、オランダのアンダー年代の代表チームでプレーしていたが、今年に入って生まれ故郷であるスペインでのプレーを選択している。 一時新天地に関しては若手センターバックを探すパリ・サンジェルマンが有力と報じられていたが、ここ最近ではシュツットガルト、ヴォルフスブルクとブンデスリーガからの関心も伝えられていた。 2024.07.31 06:30 Wed
5

アーセナルがボーンマスにダブル喫し公式戦連敗…主力軒並み起用で心身ともにダメージ抱えてPSG戦へ【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第35節、アーセナルvsボーンマスが3日にエミレーツ・スタジアムで行われ、アウェイのボーンマスが1-2で逆転勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 2位のアーセナルはチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのパリ・サンジェルマン(PSG)戦を控えるなか、10位のボーンマスとのホームゲームに臨んだ。ホーム開催となったPSGとの初戦は0-1の敗戦。厳しい状況で敵地へ乗り込むことになった。 トップ5フィニッシュ確定へ勝ち点を積み上げる必要がある状況で公式戦3試合ぶりの白星を目指した一戦ではPSG戦から先発2人を変更。ベンチ外のティンバーに代えてホワイト、メリーノに代えてトーマスを起用した以外主力を起用した。 立ち上がりから主導権争いが繰り広げられるが、10分を過ぎた辺りからアーセナルがペースを握っていく。15分過ぎには積極的にポケットへのランニングを見せていたライスが続けてシュートを放つ。 ただ、ボーンマスも防戦一方とはならず、26分にはハイセンのパスで左サイド深くに侵攻したケルケズのクロスをゴール前でフリーとなったエヴァニウソンがヘディングシュート。しかし、これはクロスバーの上を越えた。 ここから攻勢を強めたアーセナルはマルティネッリが果敢なドリブルやポケットへのランニングでチャンスを演出し、トロサールのヘディングシュートなどに繋げていく。すると34分、中盤でルーズボールを制したトーマスからの縦パスを半身で収めたウーデゴールがすかさずボックス右へ走り込むライスへ完璧なラストパスを通す。ここでライスは飛び出したGKケパを冷静に右へかわして右足シュートをゴールネットに流し込んだ。 前半終盤にかけてはボーンマスがクライファートの際どいシュートやエヴァニウソンの連続シュートでゴールへ迫ったが、アーセナルの1点リードでの折り返しとなった。 後半は少しターンオーバーが目立つ展開になると、連携とクオリティで勝るアーセナルがより効果的にフィニッシュまで繋げていく。そして、後半に入ってギアを上げたサカがボックス内で積極的に足を振っていくが、シュートは枠を捉え切れない。 一方、ボーンマスは65分、クライファート、フリアン・アラウホを下げてセメンヨ、ルイス・クックを投入すると、この交代策が見事に嵌った。 67分、相手陣内右サイドで得たスローインの場面でセメンヨがロングスローを入れると、ゴール前で競り勝った長身DFハイセンのヘディングシュートがゴール左隅に決まる。さらに、畳みかけるアウェイチームは75分、スコットの左CKをニアに飛び込んだタヴァーニアが頭でファーへ流すと、エヴァニウソンがDFと交錯しながらも腹部付近で当てたボールがゴールネットに吸い込まれた。 セットプレー2発で試合を引っくり返されたアーセナルはすでに投入したメリーノに加え、サカら主力を下げてスターリング、ヌワネリを一気に投入。後半最終盤にはようやく押し込む展開とし、ボックス内でウーデゴールらが足を振っていったが、最後まで集中したチェリーズの堅守をこじ開けることはできず。 この結果、ボーンマスにシーズンダブルを喫したアーセナルはホーム連敗。多くの主力を起用したこともあり、PSGとのリターンレグへ心身ともにダメージを負った形で臨むことになった。 アーセナル 1-2 ボーンマス 【アーセナル】 デクラン・ライス(前34) 【ボーンマス】 ディーン・ハイセン(後22) エヴァニウソン(後30) 2025.05.04 03:32 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly