「地域CL」1次ラウンドB組をざっくり展望 昨季入替戦で涙を呑んだVONDS市原、茂庭照幸率いるFC刈谷ら【Road to JFL】
2024.11.02 17:00 Sat
日本サッカーの歴史を彩った茂庭照幸、現在はFC刈谷の指揮官
日本フットボールリーグ(JFL)参入をかけた全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024(地域CL)が8日に開幕。ここでは1次ラウンドBグループをざっくり紹介する。
◆Bグループ(茨城会場)
VONDS市原(関東/千葉)
FC刈谷(全社枠3/愛知)
飛鳥FC(関西/奈良)
ブランデュー弘前FC(東北/青森)
A組は関東1部2連覇のV市原、2年連続で全社枠を勝ち取った刈谷、関西1部初優勝の飛鳥、東北1部2連覇の弘前という4チーム。
したがって、飛鳥以外の3チームは、昨季も地域CLに出場。V市原は昨季の1次ラウンドをワイルドカード(各組2位最上位)で突破し、決勝ラウンドも2位でJFL側との入替戦へ。最後は沖縄SVに延長戦で敗れ、あと一歩で涙を呑んだ。
歴代の指揮官から受け継がれてきた堅守は今季も健在だが、先月の全社1回戦では、優勝したJAPANサッカーカレッジを相手に、40分ハーフで今季公式戦初の「3失点」。複数失点そのものが珍しいV市原は、この経験を糧にできるか否か。初戦から刈谷との激突である。
ともあれ、昨季の全社を制したチームはベースが変わらず。現場が“全社の勝ち方”を知る刈谷は、今季もベスト4まで3日間で3連勝し、全社枠を手に入れた。通算3度目のJFL参入へ…昨季の地域CL初戦はドローで波に乗り切れず。やはり、V市原との初戦が肝になりそうだ。
刈谷が昨季の初戦で引き分けた相手は弘前。今回、両者は第2節で1年ぶりの再戦となる。
弘前の特徴として、各地域リーグ1部で最多の「98得点」という攻撃力。FW高木輝之、MF浅利航大、MF平尾泰雅らが織りなすムービングフットボールを「全国の舞台」でどこまで発揮できるか、が今季もカギを握るだろう。
一方、昨季の1次ラウンドでは、4失点中3失点が「自陣でのボールロスト」から。うち2つは最終ラインのミスが命取りとなった。リスクマネジメントも併せ持ちたい弘前は、初出場飛鳥との初戦で、1年間の進化を証明できるか。
飛鳥は美濃部直彦監督が率い、昨季王者・アルテリーヴォ和歌山らとのデッドヒートを制す形で関西1部初優勝。県勢で2014年の奈良クラブ以来となる地域CL出場を手繰り寄せた。
クラブ史上初の地域CL、待っているのは厳しい戦いか。初戦でぶつかるは攻撃力に定評のある弘前、第2節は非常にソリッドなV市原、第3節は2年連続で全社枠から這い上がった刈谷。
また、飛鳥は全社も東海予選で敗退し、“プレトーナメント”を戦えず。だからこその奮闘が関西1部初優勝だが、この点はどう作用するか。ともあれ「あの美濃部監督が地域CLで指揮」という点が、筆者はワクワクするのである。
美濃部監督は1次ラウンドの組み合わせが決定後、自身のXで「どこに入っても強いなぁ〜…さて、各チームを分析して少しでも勝つ確率を高めようかね」とポストしている。
◆Aグループ日程
▽第1節
[11月8日(金) 10:45]
VONDS市原 vs FC刈谷
[11月8日(金) 13:30]
飛鳥FC vs ブランデュー弘前FC
▽第2節
[11月9日(土) 10:45]
VONDS市原 vs 飛鳥FC
[11月9日(土) 13:30]
FC刈谷 vs ブランデュー弘前FC
▽第3節
[11月10日(日) 10:45]
VONDS市原 vs ブランデュー弘前FC
[11月10日(日) 13:30]
FC刈谷 vs 飛鳥FC
◆Bグループ(茨城会場)
VONDS市原(関東/千葉)
FC刈谷(全社枠3/愛知)
飛鳥FC(関西/奈良)
ブランデュー弘前FC(東北/青森)
A組は関東1部2連覇のV市原、2年連続で全社枠を勝ち取った刈谷、関西1部初優勝の飛鳥、東北1部2連覇の弘前という4チーム。
歴代の指揮官から受け継がれてきた堅守は今季も健在だが、先月の全社1回戦では、優勝したJAPANサッカーカレッジを相手に、40分ハーフで今季公式戦初の「3失点」。複数失点そのものが珍しいV市原は、この経験を糧にできるか否か。初戦から刈谷との激突である。
その刈谷は、元日本代表DFで06年W杯に出場した茂庭照幸監督が指揮。昨季刈谷で引退のレジェンドに率いられたチームは、東海1部で2位に。昨季はwyvern、今季はFC.ISE-SHIMAと、2年連続でライバルに初優勝を許している。
ともあれ、昨季の全社を制したチームはベースが変わらず。現場が“全社の勝ち方”を知る刈谷は、今季もベスト4まで3日間で3連勝し、全社枠を手に入れた。通算3度目のJFL参入へ…昨季の地域CL初戦はドローで波に乗り切れず。やはり、V市原との初戦が肝になりそうだ。
刈谷が昨季の初戦で引き分けた相手は弘前。今回、両者は第2節で1年ぶりの再戦となる。
弘前の特徴として、各地域リーグ1部で最多の「98得点」という攻撃力。FW高木輝之、MF浅利航大、MF平尾泰雅らが織りなすムービングフットボールを「全国の舞台」でどこまで発揮できるか、が今季もカギを握るだろう。
一方、昨季の1次ラウンドでは、4失点中3失点が「自陣でのボールロスト」から。うち2つは最終ラインのミスが命取りとなった。リスクマネジメントも併せ持ちたい弘前は、初出場飛鳥との初戦で、1年間の進化を証明できるか。
飛鳥は美濃部直彦監督が率い、昨季王者・アルテリーヴォ和歌山らとのデッドヒートを制す形で関西1部初優勝。県勢で2014年の奈良クラブ以来となる地域CL出場を手繰り寄せた。
クラブ史上初の地域CL、待っているのは厳しい戦いか。初戦でぶつかるは攻撃力に定評のある弘前、第2節は非常にソリッドなV市原、第3節は2年連続で全社枠から這い上がった刈谷。
また、飛鳥は全社も東海予選で敗退し、“プレトーナメント”を戦えず。だからこその奮闘が関西1部初優勝だが、この点はどう作用するか。ともあれ「あの美濃部監督が地域CLで指揮」という点が、筆者はワクワクするのである。
美濃部監督は1次ラウンドの組み合わせが決定後、自身のXで「どこに入っても強いなぁ〜…さて、各チームを分析して少しでも勝つ確率を高めようかね」とポストしている。
◆Aグループ日程
▽第1節
[11月8日(金) 10:45]
VONDS市原 vs FC刈谷
[11月8日(金) 13:30]
飛鳥FC vs ブランデュー弘前FC
▽第2節
[11月9日(土) 10:45]
VONDS市原 vs 飛鳥FC
[11月9日(土) 13:30]
FC刈谷 vs ブランデュー弘前FC
▽第3節
[11月10日(日) 10:45]
VONDS市原 vs ブランデュー弘前FC
[11月10日(日) 13:30]
FC刈谷 vs 飛鳥FC
茂庭照幸の関連記事
FC刈谷の関連記事
全国地域サッカーチャンピオンズリーグの関連記事
記事をさがす
|
FC刈谷の人気記事ランキング
1
讃岐退団のDF武下智哉が東海1部のFC刈谷に完全移籍「JFL昇格に向けて全力でプレーしたい」
カマタマーレ讃岐は5日、DF武下智哉(21)が東海社会人サッカーリーグ1部のFC刈谷へ完全移籍することを発表した。 武下は讃岐のアカデミー出身で、2021年に正式にトップ昇格。2023シーズンの明治安田生命J3リーグでは13試合に出場数を伸ばしたが、退団が発表されていた。 武下はクラブを通じてコメントしている。 「来シーズンからFC刈谷でプレーさせていただくことになりました武下智哉です。茂庭新監督の下、JFL昇格に向けて全力でプレーしたいと思います。応援よろしくお願いします!」 2024.01.05 21:45 Fri2
地域CLの“全社枠”が確定へ FC刈谷、JAPANサッカーカレッジ、ジェイリースFCが全社4強入り【Road to JFL】
21日、第60回全国社会人サッカー選手権大会(全社)の準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出揃った。今大会経由での全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)進出を目指したチームが「3チーム」を占めた。 ◆全社の重要ポイント 各地域リーグで優勝を逃しつつも、JFL参入の意思があるチームは、今大会で「ベスト4以上かつ成績上位3チーム」に入れば、最大3つの“全社枠”として地域CL出場権が付与される。 ◆刈谷 2-2(PK:7-6) 都農 3度目のJFL参入を目指すFC刈谷だが、2年連続で東海1部優勝を逃し、今季も全社経由で地域CLを目指すことに。ただ、そこは前回王者。まずは準々決勝まで順当に勝ち上がり、九州リーグ王者のヴェロスクロノス都農と対戦した。 試合は取って取られての80分間(※)で2-2とし、延長戦がないため、即刻PK戦へ。両軍5人目を終えても決着がつかなかったが、最後はトータル7-6で刈谷がモノにした。 (※)全社は40分ハーフ ◆JSC 4-1 弘前 北信越1部3位のJAPANサッカーカレッジは、東北1部王者のブランデュー弘前に圧勝。最終盤に1点を返されたが、前半で3-0とし、後半頭の4点目で勝敗が決した。これでベスト4。天皇杯でJ1名古屋を打ち破った専門学校チームが、“全社枠”で地域CLへ出場できることに。 ◆FC徳島 3-1 SRC 半世紀以上前から広島県リーグ、もしくは中国リーグに籍を置く由緒正しき名門・SRC広島。ここ数年は福山シティに中国地方の覇権を譲るが、福山への対抗力は失われていない。 準々決勝は四国リーグ王者のFC徳島と対戦。14分にセットプレーの流れから坪根毅士が先制点も、21分にセットプレーからやり返されてしまう。後半も2点を許し、1-3での敗戦に。4大会ぶりの地域CL出場はならなかった。 ◆エリース 0-0(PK:3-5) ジェイリース エリース東京は関東1部7位も、今大会ここまで唯一残った関東1部勢。前福山の濱口草太や松岡ジョナタン、元福山で関東1部得点王のソン・ホギョン、ブリオベッカ浦安時代にJFL参入を経験した村田翔など、実は役者が揃う。 対するは地域リーグNo.1の実業団と呼んで差し支えない、大分県のジェイリースFC(九州2位)。松本怜や八反田康平、木島悠、小手川宏基、薗田卓馬など、九州Jクラブにゆかりのある選手が多いのも特徴的だ。 試合は80分間でスコア動かずPK戦へ。ジェイリースのGK加藤大喜が、後攻エリース3人目・篠原宏仁のキックをストップし、勝利を手繰り寄せた。2試合連続で0-0からのPK戦を制したジェイリースが全社ベスト4へ進出だ。 ◆全社枠が確定へ 上記の結果、全社ベスト4で地域リーグ王者はFC徳島だけ。これにより、地域CLへ“全社枠”3つすべてが埋まった格好に。FC刈谷、JAPANサッカーカレッジ、ジェイリースFCが、JFL参入を懸けた最終舞台へ向かう運びとなる。 ◆準々決勝 FC刈谷 2-2(PK:7-6) ヴェロスクロノス都農 JAPANサッカーカレッジ 4-1 ブランデュー弘前FC FC徳島 3-1 SRC広島 エリース東京 0-0(PK:3-5) ジェイリースFC ◆準決勝(22日) ☆FC刈谷 vs JAPANサッカーカレッジ☆ FC徳島 vs ジェイリースFC☆ 2024.10.21 15:50 Mon3