ともに相手の胸を蹴り付け一発退場…日本代表戦控えるサウジアラビア&オーストラリアの中心選手が出場停止と罰金処分
2024.10.08 12:50 Tue
ともに日本戦は出場停止で欠場するイェンギ(左)とモハメド・カンノ
国際サッカー連盟(FIFA)は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)予選に関する出場停止処分を発表した。
9月に行われた予選での行為に対して、出場停止処分が決定。すでに発表されていた、アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスは股間パフォーマンスと中継カメラマンを平手打ちしたことで2試合の出場停止に加え、1万5000スイスフラン(約260万円)の罰金が課されていた。
また、10月に日本代表と対戦するサウジアラビア代表、オーストラリア代表の選手たちにも出場停止処分が下されている。
サウジアラビア代表では、MFモハメド・カンノが3試合の出場停止と (約87万円)の処分が決定した。
モハメド・カンノは9月10日に行われた2026年北中米W杯アジア最終予選グループC第2節の中国代表戦に先発出場。14分にオウンゴールで先制を許すと、19分にジャン・シェンロンの胸を蹴り付ける報復行為で一発退場となっていた。
また、オーストラリア代表のFWクシニ・イェンギは2試合の出場停止と罰金5000スイスフランの処分が下った。
イェンギはバーレーン戦でルーズボールに対して高く足をあげると、これが相手DFを蹴り付ける形に。「重⼤な不正⾏為」とされ、2試合の出場停止となった。なお、10月は招集されておらず、中国代表戦、日本代表戦を欠場することとなる。
9月に行われた予選での行為に対して、出場停止処分が決定。すでに発表されていた、アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスは股間パフォーマンスと中継カメラマンを平手打ちしたことで2試合の出場停止に加え、1万5000スイスフラン(約260万円)の罰金が課されていた。
また、10月に日本代表と対戦するサウジアラビア代表、オーストラリア代表の選手たちにも出場停止処分が下されている。
モハメド・カンノは9月10日に行われた2026年北中米W杯アジア最終予選グループC第2節の中国代表戦に先発出場。14分にオウンゴールで先制を許すと、19分にジャン・シェンロンの胸を蹴り付ける報復行為で一発退場となっていた。
これにより、10月の日本代表戦、バーレーン代表戦、11月のオーストラリア代表戦で出場停止となる。
また、オーストラリア代表のFWクシニ・イェンギは2試合の出場停止と罰金5000スイスフランの処分が下った。
イェンギはバーレーン戦でルーズボールに対して高く足をあげると、これが相手DFを蹴り付ける形に。「重⼤な不正⾏為」とされ、2試合の出場停止となった。なお、10月は招集されておらず、中国代表戦、日本代表戦を欠場することとなる。
モハメド・カンノの関連記事
サウジアラビア代表の関連記事
W杯予選の関連記事
記事をさがす
|
モハメド・カンノの人気記事ランキング
1
相手の胸をスパイクで蹴り上げ…信じられない愚行で一発退場のサウジMFが謝罪「深くお詫び申し上げます」
サウジアラビア代表のMFモハメド・カンノが自身の行為を謝罪した。 10日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループCの第2節でサウジアラビアはアウェイで中国と対戦した。 初戦でインドネシア代表と引き分けたサウジアラビアは、日本代表に大敗した中国のホームに乗り込んだ。大連梭魚湾サッカー場には大量の中国人サポーターが集まり、完全アウェイという難しい環境の中、14分にオウンゴールで先制点を許してしまう。 すると19分、モハメド・カンノがジャン・シェンロンの胸を蹴り付ける報復行為でオンフィールド・レビューの結果一発退場に。ビハインドと数的不利な状況に陥ってしまったが、CKからハッサン・カディシュが2ゴールを奪い逆転勝利。最終予選の初白星を飾った。 勝利を収めたとはいえ、自身の軽率なプレーによりチームを追い込んでしまったモハメド・カンノは、自身のインスタグラムを試合後に更新。謝罪文を掲載した。 「親愛なる国民、ファンの皆さん。W杯出場権を争う予選で重要な3ポイントを獲得できたこと、おめでとうございます」 「監督、運営スタッフ、テクニカルスタッフ、そして責任感のある僕の同僚たちに深くお詫び申し上げます」 「僕は繰り返し謝罪しますが、特にサウジアラビアの観客の皆さんに語りかけ、皆さんが満足するものを提供することを約束します」 自身の愚行を謝罪したカンノ。10月には日本代表とのホームゲームが控えているが、出場停止で欠場することとなり、さらなる処分もあるかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】倒された後、相手の胸を下から蹴り上げる信じられない愚行…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="1quphaGg5yA";var video_start = 73;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.11 23:47 Wed2
【日本代表プレビュー】最終予選最初の山場、盤石のメンバーでサウジとのアウェイ戦初勝利なるか?/vsサウジアラビア代表【2026W杯アジア最終予選】
2026年北中米ワールドカップへ向けたアジア最終予選が9月にスタート。日本代表は中国代表に7-0、バーレーン代表に0-5と圧勝での連勝スタートを果たした。 10月はグループのライバルであるサウジアラビア代表とオーストラリア代表との連戦。ここで連勝をおさめれば、一気にW杯出場が近づくことに。サウジアラビア、オーストラリアともに9月は良い出来とは言えなかっただけに、日本を相手に決死の覚悟で来るだろう。 まずはアウェイでのサウジアラビア戦。初めて勝利なるのか、注目が集まる。 <span class="paragraph-subtitle">◆アウェイで勝利なしの苦手を克服へ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240910_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 9月は最高のスタートを切った日本だったが、「勝って兜の緒を締めよ」とは言ったもの。10月の2連戦で結果が出なければ、無意味と化してしまう。森保一監督も9月のバーレーン戦後に語っており、いかにこの10月で結果を残すかがポイントに。ただ、日本もしっかりとした準備を進めている。 9月からのメンバーに大きな変更はなし。また、選手たちも自チームでしっかりと結果を残して再び集まっており、状態は悪くないだろう。暑熱対策という部分は必要になるが、ヨーロッパ組が多い中で時差対策は問題なし。コンディション面は悪くないはずだ。 サウジアラビアとはこれまで何度も対戦してきたが、実はアウェイで1度も勝ったことがない相手。最終予選でも2大会連続で負けており、完全アウェイという環境での戦いの難しさが結果に出ている。ただ、それをも跳ね除ける力を今の日本は持ち合わせているだろう。しっかりとアウェイで勝利を掴んでいきたい。 <span class="paragraph-subtitle">◆勝利で首位浮上を目指す中、戦力は?</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240910_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> ロベルト・マンチーニ監督が率いるサウジアラビアは、ホームでインドネシア代表にまさかのドロー。アウェイでの中国代表戦では土壇場にゴールを奪い、1-2で逆転勝利を収めていた。 波に乗れていないのは明らか。加えて、中盤の軸でもあったMFモハメド・カンノは中国戦でのラフプレーで3試合の出場停止に。さらに、ベテランの中心選手たちを招集できていない状況もあり、難しい状況に立たされている。 とはいえ、日本にホームで負けたことがないサウジアラビア。完全ホームの状況を作り出し、日本に勝利すれば首位に浮上する。「弱点にフォーカスする」とチームを集めた際にマンチーニ監督は語っていたが、日本の嫌なことを徹底してくるだろう。 考えられるのはロングボールとセットプレー。カウンターでしっかりと日本のゴールを仕留めてくることを考えてくるはず。最大のライバルとの対戦には盤石の状態で臨んでくることは間違いない。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[3-4-2-1]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240910_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©︎超ワールドサッカー<hr></div> GK:鈴木彩艶 DF:板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹 MF:堂安律、遠藤航、守田英正、三笘薫 MF:久保建英、南野拓実 FW:上田綺世 監督:森保一 3連勝を収めて一気にグループ内で優位に立ちたい日本。森保監督が送り込む11名を予想してみる。 システムは9月から採用している[3-4-2-1]から変更はないだろう。攻撃的な3バックを採用しており、しっかりとその強みを活かしてきた。サウジアラビアに対しても、攻めていく姿勢で勝利を掴んでいくはずだ。 GKは鈴木彩艶(パルマ)と予想。9月の2試合はほとんど仕事がなかったが、それでクラブでも安定感があり、変更することは考えにくい。 最終ラインは、今回も冨安健洋(アーセナル)と伊藤洋輝(バイエルン)はケガの影響で不在。ただ、板倉滉(ボルシアMG)、谷口彰悟(シント=トロイデン)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)の3枚は安定感のあるプレーを見せ、攻撃でも縦パスやフィードなど良さを見せた。今回もこの3人が鉄壁の守備を披露するだろう。 ボランチは遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティングCP)で間違いないと言って良い。遠藤に関してはリバプールでの出番減少が懸念されるが、「全く心配していない」と森保監督はメンバー発表会見で言及。信頼は厚い。 ウイングバックに関しては、右に堂安律(フライブルク)、左に三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)となるだろう。三笘に関しては、コンディションの良さをブライトンでも見せており、腰の問題は解決済みと考えて良い。サウジアラビアの右サイドを切り裂いてもらいたい。右に関しては、伊東純也(スタッド・ランス)という選択肢もある。堂安、伊東ともにクラブではゴールという結果も残しており、人選は非常に難しいが、9月のパターンを採用すると考え、伊東は後半にさらに勢いづける役割になると予想する。 シャドーに関しては、久保建英(レアル・ソシエダ)と南野拓実(モナコ)と予想。南野は中国戦で2ゴールの活躍を見せており、好調を維持している。ゴール以外の部分でも大きな役割を担うはずだ。そして久保に関しても、アトレティコ・マドリー戦では苦しい中でも好プレーを見せていた。調子の良さは目に見えており、代表でも結果を出すことが期待される。 1トップは上田綺世(フェイエノールト)で決まりだ。バーレーン戦では2ゴール1アシストを記録。フェイエノールトでもゴールをやっと決めており、負傷離脱中のエースのいない間に結果を残し続けたいところ。今回も重要なゴールを決めてくれるはずだ。 最終予選序盤の大一番。サウジアラビア代表戦は10日(木)の27時にキックオフ。DAZNが独占ライブ配信する。 <span class="paragraph-title">【動画】サウジアラビア戦へ、日本代表の裏側</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="cFPnWyJJLns";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> https://youtu.be/?si=lwNoK0qGyLVUJQRs 2024.10.10 13:05 Thu3
ネイマールが約1年ぶりの戦列復帰!アル・アインとの打ち合いを制したアル・ヒラルが開幕3連勝を飾る【ACLE2024-25】
アル・ヒラルは21日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグステージ第3節でアル・アイン(UAE)とのアウェイゲームに臨み、5-4で勝利した。 ACL開幕2連勝で西地区の首位に立つアル・ヒラルは、FWアレクサンダル・ミトロビッチやMFルベン・ネヴェス、MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ、DFカリドゥ・クリバリら主力を順当に先発で起用。昨年10月の代表戦で負傷したネイマールが約1年ぶりのベンチ入りを果たした。 今大会勝利の無い11位アル・アインに対し、アル・ヒラルは開始早々にピンチを迎える。7分、カクのロングパスでDFの裏に抜け出したラヒミが飛び出したGKのクリアミスを奪いゴールネットを揺らしたが、これはVARの末にオフサイドの判定となった。 ピンチを凌いだアル・ヒラルは26分、ミトロビッチのスルーパスで左サイドを駆け上がったロディがボックス左から左足を振り抜くと、DFカルドーソの股下を抜いたシュートがゴール右隅に突き刺さった。 その後、39分にラヒミにゴールネットを揺らされ、一度は追いつかれたアル・ヒラルだが、前半追加タイムに突き放す。追加タイム2分、カンセロの右クロスからミリンコビッチ=サビッチがヘディングシュートを叩き込んだ。 さらに追加タイム5分には、自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛けると、ナセル・アル・ドサリのロングスルーパスに反応したサレム・アル・ドサリが飛び出したGKを冷静にかわしボックス右から無人のゴールへシュートを流し込んだ。 2点リードで前半を終えたアル・ヒラルは、63分にサナブリアにネットを揺らされて失点。しかし、その2分後にミリンコビッチ=サビッチの右クロスからサレム・アル・ドサリがゴールを奪い突き放したが、67分にラヒミにゴールを許し再び1点差に。 アル・ヒラルは69分にルベン・ネヴェスとクリバリを下げてモハメド・カンノとタンバクティを投入。すると75分、左サイドから斜めのドリブルでペナルティアーク手前まで切り込んだサレム・アル・ドサリが強烈なミドルシュートを突き刺し、5点目。 直後の77分にネイマールをピッチに投入したアル・ヒラルだが、82分に中盤からのロングパスを肩でクリアしようとしたアル・ブライヒの左腕をかすめると、オンフィールドレビューの結果、これが故意のハンドと判断され一発退場となる。 数的不利となったアル・ヒラルは、後半アディショナルタイムにラヒミのPKで1点を返されたが、そのまま5-4で逃げ切りに成功。開幕3連勝でネイマールの復帰戦を勝利で飾った。 アル・アイン 4-5 アル・ヒラル 【アル・アイン】 ソフィアン・ラヒミ(前39) マテオ・サナブリア(後18) ソフィアン・ラヒミ(後22) ソフィアン・ラヒミ(後51[PK]) 【アル・ヒラル】 レナン・ロディ(前26) セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(前47) サレム・アル・ドサリ(前50) サレム・アル・ドサリ(後20) サレム・アル・ドサリ(後30) 2024.10.22 07:00 Tue4
25日に日本戦控えるサウジアラビア代表メンバーが発表【2026年W杯アジア最終予選】
サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)は12日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨むサウジアラビア代表メンバー27名を発表した。 昨年11月のインターナショナルマッチウィークからエルヴェ・ルナール体制を再発足したサウジアラビア。ここまで1勝3分け2敗の4位に低迷するチームは、今回のインターナショナルマッチウィークで20日に中国代表とのホームゲーム、25日に日本代表とのアウェイゲームを戦う。 その重要な一戦に向けてフランス人指揮官は、ローマのサウード・アブドゥルハミドや、サレム・アル・ドサリ、ファラス・アル・ブライカン、モハメド・カンノらを招集している。 今回発表されたサウジアラビア代表メンバーは以下の通り。 ◆サウジアラビア代表メンバー GK ハメド・アル・シャンキティ(アル・イテハド) メシャリ・スニュル(アル・ラーイド) ナワフ・アル・アキディ(アル・ナスル) アハメド・アル・カサール(アル・カーディシーヤ) DF サウード・アブドゥルハミド(ローマ/イタリア) アリ・ラジャミ(アル・ナスル) ナワフ・アル・ブシャル(アル・ナスル) ジェハド・タクリ(アル・カーディシーヤ) ハッサン・タンバクティ(アル・ヒラル) アリー・マジュラシ(アル・アハリ) ハッサン・カデシュ(アル・イテハド) ムハンナド・アル・シャンキティ(アル・イテハド) サード・アル・ムーサ(アル・イテハド) MF ジヤド・アル・ジョハニ(アル・アハリ) ムサブ・アル・ジュワイル(アル・シャバブ) トゥルキ・アル・アンマル(アル・カーディシーヤ) アイマン・ヤヒヤ・アーメド(アル・ナスル) モハメド・カンノ(アル・ヒラル) ナセル・アル・ドサリ(アル・ヒラル) サレム・アル・ドサリ(アル・ヒラル) サルマン・アル・ファラジュ(ネオム) マルワン・アル・サハフィ(ベールスホット/ベルギー) ファイセル・アル・ガムディ(ベールスホット/ベルギー) FW ファラス・アル・ブライカン(アル・アハリ) アブドゥラー・アル・サレム(アル・ハリージュ) ムハンナド・アル・サード(ダンケルク/フランス) アブドゥラー・アル・ハムダン(アル・ヒラル) 2025.03.13 06:30 Thuサウジアラビア代表の人気記事ランキング
1
サウジアラビアはサッカー熱を自国開催2034年W杯まで維持できる?「いま逆に資金を求めて欧州へ」
サウジアラビアはサッカー界に対する巨額の投資を、ワールドカップ(W杯)の開催国となる2034年まで維持できるのか。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 政府系ファンド「PIF」がイングランド・プレミアリーグのニューカッスルを買収した2021年秋を境に、財政力をフル活用したサッカー界に対する介入が大きくなったサウジアラビア。 自国リーグへの投資では、PIF傘下のアル・ナスルが22年12月31日にクリスティアーノ・ロナウドを獲得。日本円にして300億円近いフットボーラー史上最高額の年俸が支払われる。 これを皮切りに23年夏、脂が乗った全盛期バリバリのスター選手を欧州から獲得するクラブが急増し、スペイン代表の次代を担う宝石と評された当時21歳のガブリ・ベイガが、アル・アハリへ移籍するという事例も。 また昨年11月には、2034年W杯はサウジアラビアで開催されることが事実上確定。地球上からサッカーの中心地を奪い取る、と言わんばかりの国家的プロジェクトとなっている。 ただイタリア『La Repubblica』は、関係者談を交えて、こんな社説を展開。 「状況が逆転している。サウジアラビアは偉大なるチャンピオンを誘致すべく、ヨーロッパのあらゆる場所に数億ドルを配ったが、いま、逆に資金とスキルを求めて、再びやってきた」 どうやら、サウジ・プロフェッショナルリーグの評価、スポンサー収入、放映権収入がはやくも減少傾向に。 スター選手が勢揃いした2023-24シーズン、同リーグは公式戦34連勝を達成するなどしたアル・ヒラルの1人勝ちに終わり、「単純に面白くない」との評価が蔓延。 政府の興味が向かない下位クラブは集客拡大の見込みもなく、「リーグ戦の半分はスタジアムがガラガラ」とも言えてしまう。今夏は昨夏ほどのスター選手乱獲も叶っていない。 政府内には「34年W杯まで国内のサッカー熱をキープする」ことへの危機感が増しているとされ、状況を打破すべく、投資家とコネクションを求め、欧州に人を送り込んでいるそうだ。 最近では、グローバルにコンサル事業を展開するイタリアの法律事務所へ出向き、W杯で利用する新スタジアムの建設を念頭に、踏み込んだ内容の意見交換を行なったとされている。 今後数日は、ミラノを含む複数の欧州都市で開催される国際フォーラムにも政府として参加するそうだ。 2024.09.04 19:10 Wed2
相手の胸をスパイクで蹴り上げ…信じられない愚行で一発退場のサウジMFが謝罪「深くお詫び申し上げます」
サウジアラビア代表のMFモハメド・カンノが自身の行為を謝罪した。 10日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループCの第2節でサウジアラビアはアウェイで中国と対戦した。 初戦でインドネシア代表と引き分けたサウジアラビアは、日本代表に大敗した中国のホームに乗り込んだ。大連梭魚湾サッカー場には大量の中国人サポーターが集まり、完全アウェイという難しい環境の中、14分にオウンゴールで先制点を許してしまう。 すると19分、モハメド・カンノがジャン・シェンロンの胸を蹴り付ける報復行為でオンフィールド・レビューの結果一発退場に。ビハインドと数的不利な状況に陥ってしまったが、CKからハッサン・カディシュが2ゴールを奪い逆転勝利。最終予選の初白星を飾った。 勝利を収めたとはいえ、自身の軽率なプレーによりチームを追い込んでしまったモハメド・カンノは、自身のインスタグラムを試合後に更新。謝罪文を掲載した。 「親愛なる国民、ファンの皆さん。W杯出場権を争う予選で重要な3ポイントを獲得できたこと、おめでとうございます」 「監督、運営スタッフ、テクニカルスタッフ、そして責任感のある僕の同僚たちに深くお詫び申し上げます」 「僕は繰り返し謝罪しますが、特にサウジアラビアの観客の皆さんに語りかけ、皆さんが満足するものを提供することを約束します」 自身の愚行を謝罪したカンノ。10月には日本代表とのホームゲームが控えているが、出場停止で欠場することとなり、さらなる処分もあるかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】倒された後、相手の胸を下から蹴り上げる信じられない愚行…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="1quphaGg5yA";var video_start = 73;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.11 23:47 Wed3
「期待を裏切らないと信じてもらいたい」メッシが国民へ呼び掛け、まさかの黒星スタートも巻き返し誓う「自分たちを信じている」
アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシが、サウジアラビア代表戦の敗戦を振り返った。アルゼンチン『Tyc Sport』が伝えた。 22日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループC第1節のアルゼンチンvsサウジアラビアが行われた。 世界最高峰の選手の1人であるメッシにとって最後の大会となるなか、開始10分で得たPKを決めてアルゼンチンがリードを奪う。 終始アルゼンチンが押し込み続け、サウジアラビアはハイラインでオフサイドを取るという戦いに。メッシやFWラウタロ・マルティネスがネットを揺らすも、ことごとくオフサイドに阻まれてしまう。 そんな中迎えた、後半早々の48分に失点すると、53分には逆転弾を許す展開に。アルゼンチンは逆転を目指して攻勢をかけるが、サウジアラビアの集中した守備の前に苦しむことに。時間が経過し、焦りが出たことで精度を欠くと、最後まで攻め込んだもののゴールは生まれず、1-2で逆転負けを喫した。 優勝候補に挙げられていながら、まさかの初戦黒星。36戦無敗もストップし、W杯史上初めてアジア勢に敗れるという失態を演じてしまった。 メッシは、試合後に敗戦について言及。アルゼンチンの国民に、信じてもらいたいと巻き返しを誓った。 「国民のみんなには信頼してもらいたい」 「この様な形でスタートすることを予期していなかった人々や僕たちにとって、みんなにとって辛い打撃だ。でも、このグループは期待を裏切らないと信じてもらいたい」 「2試合とも勝ちに行く。僕たちは自分たちを信じている」 「義務付けられていることはわかっているけど、すでにこの様な試合をしてしまった。足元を固めるためにも、ベストを尽くしに行くつもりだ」 2022.11.22 23:30 Tue4
最終予選組み合わせは6月27日に決定! 6カ国×3グループで上位2カ国が出場権獲得、中東勢4カ国と対戦の可能性も!?【2026W杯アジア予選】
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の全日程が11日に終了。最終予選に臨む18カ国が決定した。 最終節を前に、日本代表や韓国代表、サウジアラビア代表、オーストラリア代表など13カ国が突破を決めていた中、最終節ではクウェート代表(グループA)、北朝鮮代表(グループB)、中国代表(グループC)、キルギス代表(グループD)、インドネシア代表(グループF)の5カ国が最終予選(3次予選)へと進出した。 なお、インドネシア、キルギス、そしてすでに突破を決めていたパレスチナ代表は、初の最終予選参加となる。 今大会からレギュレーションが変更となり、出場国が拡大。アジアはこれまでの「4.5」枠ではなく、「8.5」枠に拡大となり、最終予選の方式も変更となった。 最終予選は6カ国が3つのグループに分かれてホーム&アウェイの総当たり戦となり、上位2カ国がW杯出場権を獲得。3位と4位の6カ国が4次予選に進出する。 最終予選の抽選会は、6月27日にマレーシアのクアラルンプールにあるAFCハウスで実施される。 FIFAランキング順に3カ国ずつ6つのポットに分かれ、同じポットの国とは対戦しないことに。6月20日に最新のFIFAランキングが発表されることになるが、現時点のランキングではアジア最上位の日本は、イラン代表、韓国代表と同じポット1に入ることとなり対戦はなし。ポット2は、オーストラリア代表、カタール代表、そしてイラク代表が浮上して入ることが見込まれ、ポット3はサウジアラビア代表、ウズベキスタン代表、ヨルダン代表に。ポット4がUAE代表、オマーン代表、バーレーン代表、ポット5が中国代表、パレスチナ代表、キルギス代表、ポット6が北朝鮮代表、インドネシア代表、クウェート代表となる。 中東勢が半数の9カ国勝ち上がっており、組み合わせ結果次第では対戦相手5カ国のうち、4カ国が中東勢になる可能性もある。 ◆ポット分け(6月のランキング予想) 【ポット1】 日本、イラン、韓国 【ポット2】 オーストラリア、カタール、イラク 【ポット3】 サウジアラビア、ウズベキスタン、ヨルダン 【ポット4】 UAE、オマーン、バーレーン 【ポット5】 中国、パレスチナ、キルギス 【ポット2】 北朝鮮、インドネシア、クウェート 2024.06.12 12:55 Wed5