アストン・ビラvsユナイテッドは拮抗のゴールレスドロー…赤い悪魔は公式戦5戦未勝利に【プレミアリーグ】

2024.10.07 00:28 Mon
クローズなゴールレスドロー
Getty Images
クローズなゴールレスドロー
プレミアリーグ第7節のアストン・ビラvsマンチェスター・ユナイテッドが6日にビラ・パークで行われ、0-0のドローに終わった。

アストン・ビラは前節、昇格組イプスウィッチ相手に2-2のドローという痛恨の取りこぼしに。ただ、チャンピオンズリーグでは格上バイエルンとのホームゲームで会心の1-0の勝利を収め、今回の強豪対決に弾みを付けた。エメリ監督は中3日の一戦に向けて前節から先発3人を変更。ジエゴ・カルロスとオナナ、ラムジーに代えてキャッシュ、バークリー、ベイリーを起用した。

一方、前節はホームでトッテナムに0-3の惨敗を喫したユナイテッド。さらに、ヨーロッパリーグのポルト戦ではブルーノ・フェルナンデスの公式戦2試合連続退場が響き、後半最終盤の劇的同点ゴールによって辛くも敗戦を回避したものの、厳しい戦いが続く。直近の直接対決で3連勝と相性がいいビラとの一戦では公式戦5試合ぶりの白星を目指した。テン・ハグ監督はポルト戦から先発4人を変更。センターバックコンビをマルティネスとデ・リフトからエバンス、マグワイアに入れ替えてカゼミロとアマドに代えてメイヌー、ガルナチョを起用した。
共に[4-2-3-1]の布陣で臨んだ一戦は立ち上がりから球際のバトルを含めて拮抗した展開で進んでいく。

開始5分にユナイテッドのラッシュフォードが左サイドからのカットインでボックス内に侵入し、GKマルティネスを脅かす右足シュートを放つと、アストン・ビラも8分に中央をコンビネーションで崩して最後はロジャーズが枠のわずか右に外れるシュートを放った。
ここからより強度が上がっていくことが期待されたが、ホームチームにアクシデント発生。ハムストリングを痛めたコンサがプレー続行不可能となり、ジエゴ・カルロスが12分に投入された。

以降は中盤での潰し合いが目立つ膠着状態が続く。アストン・ビラは要所で鋭いカウンターを繰り出し、中央を崩してフィロジーンらがミドルレンジのシュートでチャンスを窺う。

一方のユナイテッドはボール保持でやや優勢も、相手陣内ではなかなか効果的にプレーを見せられず。マグワイアらが制空権を握るセットプレーとガルナチョの仕掛けでフィニッシュの場面を作り出すが、こちらも決定機まであと一歩。

打ち合いが期待されたものの、睨み合いが続いた前半を経て試合はゴールレス後半に突入。ユナイテッドは前半終盤に負傷したマグワイアに加えてマズラウィを下げてデ・リフト、リンデロフをハーフタイム明けに投入した。

後半は立ち上がりにラッシュフォードが鋭いミドルシュートでGKマルティネスにファインセーブを強いるなどアウェイチームがペースを握ったが、時間の経過とともにホームチームが押し返していく。

64分にラッシュフォード、ホイルンドを下げてアントニー、ザークツィーを同時投入したユナイテッドは68分にビッグチャンス。ボックス手前の好位置で得たFKをブルーノが直接狙うが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。

後半半ばから終盤にかけても堅い展開が続くと、両ベンチは交代策で攻撃の活性化を図る。だが、相手の集中した守備を前に最後の精度、工夫が足りない。ゴールレスドローが濃厚と見られた後半終了間際にはボックス右でマートセンのパスを受けたフィロジーンに決定機が舞い込むが、すかさず放った左足シュートはDFの体を張ったブロックに阻まれた。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、注目の強豪対決は痛み分けのドロー。ユナイテッドは公式戦5試合未勝利となった。

アストン・ビラ 0-0 マンチェスター・ユナイテッド

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2024バロンドールはロドリが初受賞! ヴィニシウスやベリンガムらマドリー3選手抑えての受賞に

フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024バロンドール授賞式が28日にパリで行われ、マンチェスター・シティのロドリが初受賞した。 1956年に創設され、最も権威ある個人賞とされるバロンドール。前回から暦年ではなく、シーズンが評価の対象となり、選出プロセスの基準も個人のパフォーマンスが最重視されされる。なお、順位はFIFAランキング上位100カ国のジャーナリストの投票で決定する。 注目の男子バロンドールは、マンチェスター・シティのプレミアリーグ4連覇に加え、スペイン代表のユーロ2024制覇に貢献し、大会MVPにも輝いたMFロドリが初受賞した。 また、同授賞式では女子のバロンドール、21歳以下の年間最優秀選手賞にあたるコパ・トロフィー、年間最優秀GK賞にあたるヤシン・トロフィー、年間最優秀FW賞にあたるゲルト・ミュラー・トロフィー、社会貢献を称えるソクラテス・アワードなどの各受賞者も発表された。 女子バロンドールは昨季40試合に出場し19ゴールを記録し、バルセロナのリーグ5連覇と、女子チャンピオンズリーグ連覇に貢献したMFアイタナ・ボンマティが2年連続の受賞。なお、最終候補30名にノミネートされていたなでしこジャパンMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)は26位だった。 コパ・トロフィーはFWラミン・ヤマル。ヤシン・トロフィーは2年連続となるGKエミリアーノ・マルティネス、ゲルト・ミュラー・トロフィーは年間52ゴールを挙げたFWハリー・ケインとFWキリアン・ムバッペ、ソクラテス・アワードはスペインサッカー連盟(RFEF)元会長であるルイス・ルビアレス氏のキス問題の被害者で、問題を解決しようとしない態度の改善を求めてRFEFと戦ったFWジェニファー・エルモソが受賞。また、男子と女子の年間最優秀チームにはレアル・マドリー、バルセロナが選出された。 ◆各賞受賞者 ▽男子バロンドール MFロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン) ▽女子バロンドール MFアイタナ・ボンマティ(バルセロナ/スペイン) ▽コパ・トロフィー FWラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン) ▽ヤシン・トロフィー GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/アルゼンチン) ▽ゲルト・ミュラー・トロフィー FWハリー・ケイン(バイエルン/イングランド) FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン、レアル・マドリー/フランス) ▽ソクラテス・アワード FWジェニファー・エルモソ(パチューカ、ティグレス/スペイン) ▽クラブ・オブ・ザ・イヤー 男子 レアル・マドリー(スペイン) 女子 バルセロナ(スペイン) ◆2024男子バロンドール最終順位 1.MFロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン) 2.FWヴィニシウス(レアル・マドリー/ブラジル) 3.MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー/イングランド) 4.DFダニエル・カルバハル(レアル・マドリー/スペイン) 5.FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ/ノルウェー) 6.FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン、レアル・マドリー/フランス) 7.FWラウタロ・マルティネス(インテル/アルゼンチン) 8.FWラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン) 9.MFトニ・クロース(レアル・マドリー、引退/ドイツ) 10.FWハリー・ケイン(バイエルン/イングランド) 11.MFフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ/イングランド) 12.MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン/ドイツ) 13.MFダニ・オルモ(ライプツィヒ、バルセロナ/スペイン) 14.FWアデモラ・ルックマン(アタランタ/ナイジェリア) 15.FWニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ/スペイン) 16.MFグラニト・ジャカ(アーセナル/スイス) 17.MFフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー/ウルグアイ) 18.GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/アルゼンチン) 19.MFマルティン・ウーデゴール(アーセナル/ノルウェー) 20.MFハカン・チャルハノール(インテル/トルコ) 21.FWブカヨ・サカ(アーセナル/イングランド) 22.DFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリー/ドイツ) 23.DFルベン・ディアス(マンチェスター・シティ/ポルトガル) 24.DFウィリアム・サリバ(アーセナル/フランス) 25.MFコール・パーマー(チェルシー/イングランド) 26.MFデクラン・ライス(アーセナル/イングランド) 27.MFヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン/ポルトガル) 28.DFアレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/スペイン) 29.DFマッツ・フンメルス(ドルトムント、ローマ/ドイツ) 29.FWアルテム・ドフビク(ドニプロ-1、ジローナ、ローマ/ウクライナ) ※()内は所属クラブ/国籍 2024.10.29 08:00 Tue

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