菅原由勢フル出場のサウサンプトン、前半の連続失点でボーンマスに完敗…【プレミアリーグ】
2024.10.01 06:01 Tue
菅原由勢の所属するサウサンプトンは9月30日、プレミアリーグ第6節でボーンマスと対戦し1-3で敗戦した。菅原はフル出場している。
反撃に出たいサウサンプトンだったが、32分に再びピンチ。ドリブルでボックス右から侵入したセメンヨが深い切り返しでDFをかわし折り返詩を供給すると、中央のクックがダイレクトシュート。ゴール前のワタラの踵にディフレクトしたボールがゴール右隅に吸い込まれた。
その後も劣勢の時間が続くサウサンプトンは、39分にもボックス右手前でボールを受けたセメンヨの仕掛けからピンチ。カットインからの切り返しでDFがかわされると、ボックス右から侵入され、強烈なグラウンダーのシュートをゴール左隅に決められた。
すると、サウサンプトンは51分に後半最初の決定機を迎える。右FKから二次攻撃を仕掛けると、逆サイドでセメンヨからボールを奪ったテイラーのバックパスを受けたマテウス・フェルナンデスが左クロスを供給。クリアを試みたクリスティの頭にディフレクトしたボールをハーウッド=ベリスがダイビングヘッドでゴール右隅に流し込んだ。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、サウサンプトンは82分にピンチ。スコットの左クロスのこぼれ球をボックス左手前のクリスティにハーフボレーで合わせられたが、これはわずかにゴール左に外れた。
結局、試合はそのまま1-3でタイムアップ。後半調子を上げたサウサンプトンだったが、前半の連続失点が最後まで重くのしかかり敗戦。またもリーグ初勝利はお預けとなった。
ボーンマス 3-1 サウサンプトン
【ボーンマス】
エヴァニウソン(前17)
ダンゴ・ワタラ(前32)
アントワーヌ・セメンヨ(前39)
【サウサンプトン】
テイラー・ハーウッド=ベリス(後6)
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今季リーグ初勝利を目指すサウサンプトンが、3試合ぶりの白星を狙うボーンマスのホームに乗り込んだ一戦。サウサンプトンは最前線にジブリングを据えた[4-2-3-1]の布陣を採用。菅原は右サイドバックでスタメンとなった。立ち上がりこそ勢いを見せたサウサンプトンだったが、17分に一瞬の隙を突かれて失点を許す。自陣でダウンズがセメンヨを倒してFKを与えると、タヴァーニアが素早いリスタートで右クロスを供給。これに反応したエヴァニウソンが右足ボレーでゴール左隅にシュートを流し込んだ。その後も劣勢の時間が続くサウサンプトンは、39分にもボックス右手前でボールを受けたセメンヨの仕掛けからピンチ。カットインからの切り返しでDFがかわされると、ボックス右から侵入され、強烈なグラウンダーのシュートをゴール左隅に決められた。
迎えた後半、3点ビハインドのサウサンプトンはコルネ、フレイザー、ウゴチュクを下げてブレレトン・ディアス、スチュワート、アリボを投入する3枚替えを投入。
すると、サウサンプトンは51分に後半最初の決定機を迎える。右FKから二次攻撃を仕掛けると、逆サイドでセメンヨからボールを奪ったテイラーのバックパスを受けたマテウス・フェルナンデスが左クロスを供給。クリアを試みたクリスティの頭にディフレクトしたボールをハーウッド=ベリスがダイビングヘッドでゴール右隅に流し込んだ。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、サウサンプトンは82分にピンチ。スコットの左クロスのこぼれ球をボックス左手前のクリスティにハーフボレーで合わせられたが、これはわずかにゴール左に外れた。
結局、試合はそのまま1-3でタイムアップ。後半調子を上げたサウサンプトンだったが、前半の連続失点が最後まで重くのしかかり敗戦。またもリーグ初勝利はお預けとなった。
ボーンマス 3-1 サウサンプトン
【ボーンマス】
エヴァニウソン(前17)
ダンゴ・ワタラ(前32)
アントワーヌ・セメンヨ(前39)
【サウサンプトン】
テイラー・ハーウッド=ベリス(後6)
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【プレミアリーグ第6節プレビュー】チェルシーvs三笘ブライトンなど好カード満載の一節
先週末に行われた前節はマンチェスター・シティvsアーセナルの頂上決戦がドローに終わって全勝チームがいなくなった。また、ニューカッスルが今季初黒星を喫した一方、ブライトンとノッティンガム・フォレストの無敗対決はドローとなり、無敗チームは4チームとなっている。 9月最後の一節となる第6節ではマンチェスター・ユナイテッドvsトッテナムのビッグ6対決に加え、ニューカッスルvsマンチェスター・シティ、チェルシーvsブライトンの3つの注目カードが開催される。 マンチェスター・ユナイテッドは前節、敵地でクリスタル・パレスと対戦しゴールレスドローに終わった。公式戦2試合10ゴールと破壊力増す攻撃陣の躍動が期待されたが、前半の再三の決定機を古巣対戦となったGKヘンダーソンに再三のビッグセーブで阻まれると、イーブンな展開に持ち込まれた後半は守護神オナナの好守で無失点を継続したものの、最後までイーグルスのゴールを割ることができず。さらに、ミッドウィーク開催のヨーロッパリーグ(EL)ではホームで格下トゥベンテと対戦。MFエリクセンのゴールで先制するところまでは良かったが、追加点を奪えずに同点ゴールを許すと、猛攻を仕掛けた後半終盤は相手の体を張った守備に精度を乱されて1-1のドロー。公式戦2試合連続ドローと再びフォームを落とした状態で今季2度目のビッグ6直接対決に臨むことになった。 一方、トッテナムは前節、ブレントフォードと対戦し3-1の勝利。リーグ連敗をストップした。試合開始20秒過ぎにFWエンベウモに電光石火のゴールを奪われたが、FWソランケの加入後初ゴールとFWブレナン・ジョンソンのゴールで前半の内に逆転。後半は守勢を強いられた中、鮮やかなカウンターからのMFマディソンのゴールで勝ち切った。続くELではカラバフをホームで迎え撃った中、前半開始直後にDFドラグシンが一発退場となる窮地に陥ったが、公式戦3戦連発のジョンソン、2戦連発のソランケらの活躍に守護神ヴィカーリオの再三の好守によって3-0の勝利を収めた。そのタフな内容に加え、準備期間が1日少ないアウェイゲームは難しい戦いが想定されるが、公式戦3連勝の勢いを活かして勝ち点3を持ち帰りたい。 開幕からの連勝が「4」でストップした王者シティは、難所セント・ジェームズ・パークでのニューカッスル戦で白星奪還を狙う。2-2のドローに終わった頂上決戦ではFWハーランドのリーグ5試合連続ゴールで先制も、MFロドリの負傷交代をきっかけに暗転。納得しがたい流れから喫したDFカラフィオーリの同点ゴールにDFガブリエウのセットプレーによるゴールで引っくり返されると、後半は[6-3]の堅固な守備ブロックにしたたかに時計を進めるアウェイチームの策略に嵌りかけたが、途中投入のDFストーンズが後半ほぼラストプレーで決めた同点ゴールで辛くも勝ち点1を拾った。 また、中1日という過酷な日程で戦ったEFLカップ3回戦ではワトフォード相手にFWドクとMFマテウス・ヌネスの加入後初ゴールなどによって大幅なターンオーバーを敢行した一戦を2-1で勝利。公式戦3試合ぶりの白星を挙げた。ただ、中盤の要を担うロドリの長期離脱が決定し、MFデ・ブライネの状態も不透明な中で臨む難所セント・ジェームズ・パークでの一戦は非常に難しいものになるはずだ。 対するニューカッスルは開幕から好調を維持したが、前節はフルアム相手にまさかの1-3の敗戦。MFギマランイスが軽率なプレーで3失点目に関与するなど、攻守両面でイージーミスが散見され、ダメージが残る形での今季初黒星となった。また、ミッドウィークに開催予定だったEFLカップのウィンブルドン戦が大雨による洪水の影響で開催延期に。コンディション面では優位に働くものの、メンタル的にはバウンスバックのきっかけを逃す形となり、良くも悪くも諸々の影響に注目したい。 直近3試合連続クリーンシートで好調を維持するチェルシー。リーグ前節のウェストハム戦では3バックスタートと変化を加えたホームチーム相手にFWジャクソンが2ゴール1アシストの見事な活躍をみせ、3-0の完勝に導いた。続くEFLカップでは4部首位のバロー相手に大幅にメンバーを入れ替えた中、FWエンクンクのハットトリックの活躍などで5-0の圧勝。前線を中心にポジティブなポジション争いを繰り広げる中で今回の上位対決に臨む。 一方、MF三笘薫を擁するブライトンは開幕から5戦無敗も、直近3試合は格下相手に3試合連続ドローとやや失速気味。2-2のドローに終わったフォレスト戦は好調のFWウェルベックの見事な直接FKによるゴールで一時逆転に持ち込んだが、後半半ばに追いつかれると、数的優位を手にした後半終盤も攻め切れず。敵将ヌーノと共にヒュルツェラー監督が退席処分を下されるカオスな一戦で勝ち点1獲得にとどまった。その青年指揮官不在で臨むブルーズとのアウェイゲームでは、比較的志向するスタイルが近いこともあり、個々の局面での勝負がカギを握る。攻撃でもキーマンとなるDFグストに対して、日本代表MFの攻守に渡る活躍が4戦ぶりの白星を左右することになるはずだ。 今季序盤を占うアウェイ3連戦を1勝2分けで終えたアーセナルは昇格組レスター・シティ相手にリーグ2戦ぶりの白星を狙う。シティとの頂上決戦では賛否両論となったFWトロサールの退場で数的不利を背負った中、対戦相手から揶揄される割り切った戦いで辛くも勝ち点1を持ち帰ったアルテタのチーム。ただ、その激戦後に守護神ラヤ、DFホワイト、DFティンバーの負傷が発覚。直近のEFLカップでは大幅なターンオーバーを敢行し、17歳MFヌワネリの2ゴール、FWスターリングの加入後初ゴールなどで5-1と公式戦3試合ぶりの白星を挙げたが、MFウーデゴールの長期離脱を含めてチーム状況は芳しくない。曲者フォクシーズとのホームゲームでも総力戦の構えで臨みたい。 公式戦3連勝と好調のリバプールは開幕未勝利で最下位に沈むウォルバーハンプトン相手にさらなる連勝を狙う。前節はボーンマス相手にFWルイス・ディアスの2ゴールの活躍などで快勝すると、ウェストハムとの対戦となったEFLカップではMF遠藤航やFWキエーザらを初先発で起用した一戦で5-1の完勝。ターンオーバーに消極的なスロット監督もMFカーティス・ジョーンズやFWガクポらの躍動を受け、態度を軟化させた印象だ。ただ、今回の試合では再び指揮官が考えるベストメンバーでの戦いとなりそうだ。 その他ではアーセナルに敗れたものの、それ以外の試合で昨季同様の強さを見せて3位に位置するアストン・ビラが開幕未勝利の昇格組イプスウィッチ・タウンと、MF鎌田大地のクリスタル・パレスと、DF菅原由勢のサウサンプトンはそれぞれエバートン、ボーンマス相手に初勝利を目指す。 《プレミアリーグ第6節》 ▽9/28(土) 《20:30》 ニューカッスル vs マンチェスター・シティ 《23:00》 アーセナル vs レスター・シティ ブレントフォード vs ウェストハム チェルシー vs ブライトン・ホーヴ・アルビオン エバートン vs クリスタル・パレス ノッティンガム・フォレスト vs フルアム 《25:30》 ウォルバーハンプトン vs リバプール ▽9/29(日) 《22:00》 イプスウィッチ vs アストン・ビラ 《24:30》 マンチェスター・ユナイテッド vs トッテナム ▽9/30(月) 《28:00》 ボーンマス vs サウサンプトン 2024.09.28 12:00 Sat5
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サウサンプトンのラッセル・マーティン監督は、イングランド代表GKアーロン・ラムズデールがパフォーマンスに見合った結果を得られていないと嘆いた。イギリス『ミラー』が伝えている。 今季プレミアリーグに復帰し、日本代表DF菅原由勢も所属するサウサンプトンだが、開幕から苦戦中。ここまで5試合を消化して1分け4敗と振るわず、先週末に行われた第5節はイプスウィッチ・タウンとの昇格組対決で何としても勝利が欲しかったが、1-1のドローに終わった。 厳しい時期を過ごすサウサンプトンは、ここまでわずか2ゴールの攻撃面、9失点の守備面双方が問題に。ここまでクリーンシートはなく、巻き返しに向けてあらゆる部分の改善が急務な状態となっている。 ただし、マーティン監督は今夏にアーセナルから加入したラムズデールのパフォーマンスに対しては数少ない満足点な模様。むしろ、毎試合のように好セーブを連発しながらも報われない守護神の現状を嘆いている。 「彼はトップクラスのゴールキーパーだ。3試合でプレーして、どうして(2試合で)3失点もしてしまったのか分からないだろう。彼のことを考えるとフェアじゃない。彼が足元でボールを操って下す決断は、チームを助けてくれている。彼はトップクラスのゴールキーパーであり、そのことは証明しているだろう」 2024.09.24 12:55 Tue2
コスティッチ&ユベントスがサウサンプトンと移籍交渉中…残り数日で決着なるか
ユベントスのセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)。いまだに去就が不透明だ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 EL優勝を引っさげ、22年夏にフランクフルトからユベントスへ加入したコスティッチ。左サイドのスペシャリスト、欧州屈指のクロッサーとして、昨季まで2年間定位置を守り抜いた。 ただ、今夏で売却候補とされ、恩師オリバー・グラスナー率いるクリスタル・パレスへの移籍が伝えらえるも、ここまで実現せず。現在はケガを抱えて残留、という状況だ。 残留しても、ケガが癒えても、チアゴ・モッタ新監督のメイン構想に含まれることはもう難しく、一方ではここ最近進行していたフィオレンティーナ行きが消滅したとされる。 主要マーケットの閉幕まで残り数日、現在ユベントスはサウサンプトンと交渉しており、クリスティアーノ・ジュントリSDがこのオペレーションに注力しているそうだ。 先方に対する要求額は700万ユーロ(約11.2億円)で、難色を示されるようならレンタル移籍に切り替えか。サウサンプトンへの放出に失敗なら、残るは9月中旬まで市場が開くトルコ、10月まで開くアラビア半島に選択肢が限られる。 2024.08.28 21:15 Wed3
3バック導入でまさかの最終予選序盤戦出場なし。プレミア初参戦の菅原由勢の現在地【新しい景色へ導く期待の選手/vol.49】
これまで日本代表にとっての”鬼門”と位置づけられていたワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初陣2連戦。しかし、2026年北中米W杯を目指す今回は中国(埼玉)に7-0、バーレーン(リファー)に5-0と華々しい連勝スタートを切った。これまで2連勝はザックジャパン時代のホーム2戦だけ。ホーム&アウェーでこれだけの大勝というのは、本当に信じられないほどの強さだ。 「所属クラブでいいコンディションの選手が多いのもあるし、11人だけじゃなくて途中から出る選手も含めて選手層がかなり厚くなっているのが今の日本代表の素晴らしい強み。森保(一)監督になってからも、こうやって(2022年カタール)W杯後も継続して積み上げながらやれていることもポジティブだと思うし、いろんな要因がこういう結果につながっている」 キャプテン・遠藤航(リバプール)もこう強調していたが、今回から帯同している長谷部誠・新コーチも長年の盟友・長友佑都(FC東京)と「今の代表は史上最強」だと口を揃えているというほどだ。 分厚い選手層が生まれたことに加え、6月シリーズから3バックが導入されたことで、レギュラーから押し出される格好になった選手もいる。その筆頭が菅原由勢(サウサンプトン)だろう。 ご存じの通り、彼は第2次森保ジャパン発足後、瞬く間に右サイドバック(SB)のファーストチョイスの座を射止め、伊東純也(スタッド・ランス)のタテ関係を形成。ドイツなど強豪国撃破の原動力となった。ところが、1〜2月のアジアカップ(カタール)では相手の徹底した対策に苦戦。途中から毎熊晟矢(AZ)にスタメンの座を奪われる格好になってしまった。 「満足できるパフォーマンスじゃ到底ないのは、自分自身が一番よく分かっている。もう本当に今の自分がすごく不甲斐ないし、自分自身に腹が立っている。『こんなもんじゃないだろう』というのをしっかりピッチで示さないといけない」と当時の彼は怒りに似た感情も吐露。3月の2次予選・北朝鮮戦(国立)から再出発を切ったところだった。 3バック導入はそんな矢先の出来事。6月シリーズの菅原は初戦・ミャンマー戦(ヤンゴン)で右ウイングバック(WB)で先発。5-0の勝利に貢献したものの、続くシリア戦(広島)で堂安律(フライブルク)が異彩を放つと、序列低下の危機に陥ったのだ。 そして今回の最終予選スタートとともに、7カ月間代表を離れていた伊東が復帰。この時点で指揮官では「攻撃的な右WBなら堂安と伊東を使う」という確固たる信念を抱いたのだろう。実際、堂安が2試合続けてスタメン出場し、攻守両面で献身的なプレーを披露。途中から出てきた伊東が勝利を決定づける大仕事をするという見事なバトンタッチを見せている。その結果、“やや守備的なプレーヤー”と位置づけられている菅原は宙ぶらりんな立場になってしまったのだ。 「今、試合に出てる純也君と律君との差別化を自分自身がしっかりすることが、僕が試合に出ることに繋がる。やっぱり彼らの持ってるスペシャリティは物凄いと思うし、自分との違いは感じているので。だからといって、『自分はどうしたらいいんだろう』とネガティブになるんじゃなくて、自分が今、持てるもの、自分の違いをしっかり出すことがポジション奪取に繋がっていく。しっかりやるべきことをやれば大丈夫かなと思います」 菅原はバーレーンでの練習時にこう語っていたが、まさにその通りだろう。実際、彼自身も今夏には念願のイングランド・プレミアリーグに初参戦。かつて吉田麻也(サンプドリア)や南野拓実(モナコ)がプレーしたサウサンプトンでは8月17日の開幕・ニューカッスル戦から右WBで先発出場を続けている。8月31日のブレントフォード戦では見事な攻撃参加から今季初ゴールもゲットしており、決して“守備的な選手”ではないところをアピールしているのだ。 「点を決めたシーンは後半途中から4バックに変わったんで、ボックス内に侵入できる回数が多かったというか。WBだとどちらかというとサイドに張ってて、そこで相手を引きつけたりとか、基本的に待つことが多いんですけど、僕がSBでチームから求められてるのは、ボールに関わりながらアクティブに出して動いてを繰り返してペナの中に入っていくところ。そこが僕自身の強みだと思っています」 「ペナルティ付近の攻撃的なアイディアや右足の精度はプレミアでも通用するなとは感じている。そういったところはWBで出たとしても、SBとして出たとしても、共通して出せるものはある。しっかり頭の中で切り替えてやっていけたらいいと思います」 本人はWBとSBの役割を明確に捉えつつ、いかにして代表で還元していくべきかを懸命に模索している。そういう積極的なトライが今後につながるに違いない。 この先、堂安、伊東に何らかのアクシデントが起きないとも限らないし、再び4バックが採用されるケースも出てくるかもしれない。菅原自身が3バックの右に抜擢される可能性もある。あらゆる可能性がある中、チャンスが与えられた時に確実に結果を出すこと。それしか代表でレギュラーを取り戻す術はない。 つねに前向きな菅原ならどんな状況でもアグレッシブに突き進んでいけるはず。ここからの巻き返しに大いに期待したいものである。 文・元川悦子 2024.09.14 10:30 Sat4
「オシャレすぎる」「何回でも見られる」菅原由勢が衝撃のプレミア初ゴール! 浮き球を逆足アウトサイドボレー「サイドバックとは思えない」
サウサンプトンの日本代表DF菅原由勢が衝撃のプレミア初ゴールを記録した。 8月31日、プレマイリーグ第3節が行われ、サウサンプトンはアウェイでブレントフォードと対戦した。 AZから今夏サウサンプトンに加入した菅原は、3試合連続で出場した。[3-5-2]の右ウイングバックで引き続きスタメン出場を果たした。 序盤からボールを繋いでいくサウサンプトンだったが、決定的なチャンスを作ることができず。一方で、鋭くゴールに迫るブレントフォードの攻撃は、前日にアーセナルから加入したイングランド代表GKアーロン・ラムズデールが好守で防いでいく。 それでも、43分に失点すると、65分、69分と連続失点。3-0とビハインドを負った中、後半アディショナルタイムに菅原が一矢報いるゴールを記録した。 タイラー・ジブリングからの浮き球のパスをボックス内でアダム・ララナがヘディングで落とすと、走り込んだ菅原が左足アウトにかけたダイレクトボレー。これが左ポストを叩いてネットを揺らした。 プレミア初ゴールは一矢報いる逆足のボレーとなった菅原。ファンは「ナイスボレー」、「何回でも見られる」、「オシャレすぎる」、「完璧なシュート」、「アウトで打つセンス」、「サイドバックとは思えない」、「ストライカーだろ」と称賛のコメントが集まった。 菅原の初ゴールは、サウサンプトンのプレミア昇格後初ゴールに。ただ、チームは開幕3連敗となった。 <span class="paragraph-title">【動画】菅原由勢が左足アウトでダイレクトボレー! プレミア初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="bOEHuCgI4cI";var video_start = 151;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.01 09:35 Sun5