「今日のプレーぶりなら…」 鎌田大地先発のパレスとドロー決着のチェルシー、指揮官は悔やむ 「勝つに値した」

2024.09.02 14:12 Mon
パレス戦をドローで終えたマレスカ監督
Getty Images
パレス戦をドローで終えたマレスカ監督
チェルシーエンツォ・マレスカ監督が試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。1日、プレミアリーグ第3節でクリスタル・パレスをホームに迎えたチェルシー。日本代表MF鎌田大地も先発したチーム相手のロンドン・ダービーで連勝を狙った。

序盤からチャンスを作ったチェルシーは、カウンターから25分に先制。右サイドをイングランド代表FWノニ・マドゥエケが持ち上がると、イングランド代表MFコール・パーマーの折り返しをセネガル代表FWニコラス・ジャクソンが押し込んだ。
1点リードで折り返すも、54分には見事なコントロールショットを決められて同点に。再びの勝ち越しはならず、1-1のドロー決着となった。

試合後、マレスカ監督は勝てた内容だったと悔しさをあらわに。特に前半の出来を評価している。
「試合を終えた時、選手たちのフラストレーションが見て取れたから、選手たちにとっては残念な結果だったと思う。今日のようなプレーぶりなら勝てるはずだ」

「我々は完全に試合に勝つに値した。チャンスを作り、試合をコントロールした。チャンスを許さなかったし、前半の相手の枠内シュートはアダム・ウォートンの1本だけだったと思う。その後、後半に素晴らしいゴールを決められてしまったが」

「全体的には試合に勝つに値したが、残念ながらそうはならなかった。しかし、オン・ザ・ボールでもオフ・ザ・ボールでもパフォーマンスは非常に良かった」

また、マレスカ監督は追いつかれてからの試合展開にも言及。一時は主導権を渡したが、立ち直ることができたと回想した。

「失点後、我々は試合をコントロールする術を失い、少しアップダウンやトランジションが激しくなり始めた。これは我々のサッカーではないし、相手は特にトランジションが得意だ」

「それでもその後、プラン通りのやり方に戻り、最終的には試合に勝つためのチャンスが2、3回あった。だが、試合に勝てなかったし、これが現実だ」

さらに、パレスのイングランド人MFウィル・ヒューズに2枚目のイエローカードを提示しなかった審判の判定を批難したマレスカ監督。一方、後半途中に負傷交代したフランス代表DFマロ・グストについては、「筋肉の問題のようで、様子を見る」と語っている。

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