「行ってきます!」瀬古樹の英2部ストーク移籍が発表! 「『より高みを目指したい、チャレンジしたい』という変わらぬ思いで決断」

2024.08.31 07:28 Sat
瀬古樹が川崎Fから英2部に挑戦
©︎J.LEAGUE
瀬古樹が川崎Fから英2部に挑戦
チャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティは30日、川崎フロンターレからMF瀬古樹(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。
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紆余曲折の末にポッターズ加入が正式に決まった瀬古はクラブ公式サイトを通じて新天地での意気込みを語った。「ストーク・シティでイングランドフットボールでプレーするチャンスを得ることは夢でしたし、ここでのスタートがが待ちきれません」
「これは僕と家族にとってエキサイティングな新しい章であり、このクラブで最高のプレーヤーになれるよう毎日一生懸命努力します」

一方、スポーツディレクターを務めるジョナサン・ウォルターズ氏は瀬古の獲得に満足感を示している。
「我々のスカウトチームがタツキを指名した後、彼を見た誰もが、彼が我々のダイナミックな中盤グループに何をもたらすのかを考えて興奮していた」

「地球の反対側からプレーヤーを獲得したが、我々のクラブには彼がすぐに馴染むのに役立つ文化があると信じている。我々のサポーターも、彼がストーク・シティ・ファミリーの一員であると感じられるよう、我々と一緒に取り組んでくれると確信している」

瀬古は明治大学から2020年に横浜FCへ入団すると、ルーキーイヤーから主力として活躍。2022年に川崎へ加入すると、今シーズンは副キャプテンの一人として明治安田J1リーグで25試合、天皇杯で2試合に出場していた。

8月14日にDF大南拓磨(26)と共に海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チーム離脱が発表されていたが、クラブの人員整理の問題もあって2週間以上の待機期間を経て移籍市場最終日での加入発表となった。

なお、瀬古は川崎Fの公式サイトを通じてクラブとファン・サポーターに対する感謝のコメントを残している。

「川崎フロンターレに関わる全ての皆さま。この度、ストーク・シティFCに完全移籍することになりました」

「『より高みを目指したい、チャレンジしたい』そう強く思い川崎フロンターレに加入しました」

「この思いというのは今までも、そしてこれからも自分の変わらぬ思いです。今回もその思いのもと、決断しました」

「厳しい競争をしていく中で、日々成長していると感じられる充実感。同時にまだまだ足りないと思える緊張感や危機感。不完全燃焼だった2022年、藻がいて我武者羅に自分を表現した2023年、みんなで勝ち獲ったタイトル。過ごした全ての時間が僕を大きくさせてくれました。ここに来て良かった。自分の決断は間違ってなかった。そう思っています」

「これからは今までとは全く異なる、サッカー、言語、文化、環境。川崎フロンターレでの経験と財産を活かし、チャレンジしたいと思います」

「2年半、本当にありがとうございました! 行ってきます!」



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「行ってきます!」瀬古樹の英2部ストーク移籍が発表! 「『より高みを目指したい、チャレンジしたい』という変わらぬ思いで決断」

チャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティは30日、川崎フロンターレからMF瀬古樹(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。 紆余曲折の末にポッターズ加入が正式に決まった瀬古はクラブ公式サイトを通じて新天地での意気込みを語った。 「ストーク・シティでイングランドフットボールでプレーするチャンスを得ることは夢でしたし、ここでのスタートがが待ちきれません」 「これは僕と家族にとってエキサイティングな新しい章であり、このクラブで最高のプレーヤーになれるよう毎日一生懸命努力します」 一方、スポーツディレクターを務めるジョナサン・ウォルターズ氏は瀬古の獲得に満足感を示している。 「我々のスカウトチームがタツキを指名した後、彼を見た誰もが、彼が我々のダイナミックな中盤グループに何をもたらすのかを考えて興奮していた」 「地球の反対側からプレーヤーを獲得したが、我々のクラブには彼がすぐに馴染むのに役立つ文化があると信じている。我々のサポーターも、彼がストーク・シティ・ファミリーの一員であると感じられるよう、我々と一緒に取り組んでくれると確信している」 瀬古は明治大学から2020年に横浜FCへ入団すると、ルーキーイヤーから主力として活躍。2022年に川崎へ加入すると、今シーズンは副キャプテンの一人として明治安田J1リーグで25試合、天皇杯で2試合に出場していた。 8月14日にDF大南拓磨(26)と共に海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チーム離脱が発表されていたが、クラブの人員整理の問題もあって2週間以上の待機期間を経て移籍市場最終日での加入発表となった。 なお、瀬古は川崎Fの公式サイトを通じてクラブとファン・サポーターに対する感謝のコメントを残している。 「川崎フロンターレに関わる全ての皆さま。この度、ストーク・シティFCに完全移籍することになりました」 「『より高みを目指したい、チャレンジしたい』そう強く思い川崎フロンターレに加入しました」 「この思いというのは今までも、そしてこれからも自分の変わらぬ思いです。今回もその思いのもと、決断しました」 「厳しい競争をしていく中で、日々成長していると感じられる充実感。同時にまだまだ足りないと思える緊張感や危機感。不完全燃焼だった2022年、藻がいて我武者羅に自分を表現した2023年、みんなで勝ち獲ったタイトル。過ごした全ての時間が僕を大きくさせてくれました。ここに来て良かった。自分の決断は間違ってなかった。そう思っています」 「これからは今までとは全く異なる、サッカー、言語、文化、環境。川崎フロンターレでの経験と財産を活かし、チャレンジしたいと思います」 「2年半、本当にありがとうございました! 行ってきます!」 <span class="paragraph-title">【動画】英国の高級スポーツカーから降り立つスタイリッシュな加入動画に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="cy" dir="ltr">Stokyo drift<a href="https://t.co/ldZhQx3F9H">pic.twitter.com/ldZhQx3F9H</a></p>&mdash; Stoke City FC (@stokecity) <a href="https://twitter.com/stokecity/status/1829632697259470924?ref_src=twsrc%5Etfw">August 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.31 07:28 Sat
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ストークがブライトンのアイルランド代表MFモランをレンタルで獲得…昨季はブラックバーンで41試合4G9A、今夏は来日も

ストーク・シティは16日、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのアイルランド代表MFアンドリュー・モラン(20)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 モランは、アイルランドのブレイ・ワンダラーズの下部組織出身で、2020年7月にブライトンの下部組織に加入する。 2023年7月にファーストチームに昇格すると、そのままブラックバーンへとレンタル移籍する。 2023-24シーズンは、ブラックバーンで41試合に出場し4ゴール9アシスト。チャンピオンシップ(イングランド2部)で35試合に出場し2ゴール6アシストを記録していた。 今夏のジャパンツアーではブライトンの一員として来日しており、鹿島アントラーズ戦、東京ヴェルディ戦でもプレーしていた。 トップ下を主戦場に左右のウイングなど攻撃的なポジションでプレーできるモラン。アイルランド代表としても2023年11月にデビューを果たしている逸材が、再びチャンピオンシップでプレーする。 2024.08.17 20:10 Sat
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スパーズの若手逸材がストークへ武者修行…ジャパンツアーでもプレーした196cmの大型CB

トッテナムは23日、U-20イングランド代表DFアシュリー・フィリップス(19)がチャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティに1年間のレンタル移籍で加入すると発表した。 ブラックバーン・ローヴァーズのアカデミー出身のフィリップスは196cmのセンターバック。2022-23シーズンにファーストチームデビューを飾ると、デビューシーズンは公式戦14試合に出場した。 恵まれた体躯に加え、スピードを含めたアスリート能力が非常に高く、マイボール時も両足を遜色なく操る正確なキック、局面を変えるドリブルでの運びで組み立てに貢献できる、総合力の高いDFとの評価を得ている。 昨夏、トッテナムへのステップアップを図ったが、ファーストチームデビューには至らず。今年1月にチャンピオンシップのプリマス・アーガイルに短期レンタル。公式戦20試合に出場するなど主力として活躍した。 今夏のプレシーズンではアジアツアーにも参加していたが、今シーズンもトップレベルでの出場経験を積むため再びチャンピオンシップで武者修行に励むことになった。 2024.08.23 21:07 Fri
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瀬古樹の移籍はどうなる? 噂のストークは中盤の人員整理を急ピッチで進める‥指揮官は補強を示唆「一生懸命に働いている」

チャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティが、移籍最終日に大きな動きを見せるとのこと。その前に中盤の選手を放出して準備を進めている。 今夏の移籍市場では積極的に補強に動いていたストーク。川崎フロンターレのMF瀬古樹(26)の獲得も噂されていたが、ここまで公式な発表はない状況だ。 スティーブン・シューマッハ監督は、移籍期限が迫る中「今現在確定した情報はない」とコメント。ただ、「我々はまだストライカーを探している。いくつかのポジションを埋めるため、一生懸命に働いている」と、補強に動いている事実は認めた。 そんな中で人員整理も実施。特に飽和状態に近い中盤の選手がチームを去っている。 29日には、MFダニエル・ジョンソン(31)が双方合意により契約を解除。MFルイス・ベイカー(29)はブラックバーンへとレンタル移籍した。 さらに、イギリス『Stoke Sentinel』によれば、MFジョシュ・ローラン(29)はバーンリーへと移籍する可能性があるとのこと。試合に絡めない選手を保有する気がないため、退団を促しているという。 『Stoke Sentinel』によると、監督が明言したストライカー以外には、右サイドバックと中盤の補強を考えているとされ、その1人が瀬古だという。移籍期限の最後までどういった動きを見せるのか不透明だが、ストークのデッドライン・デイは忙しくなりそうだ。 2024.08.30 13:40 Fri

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