オランダ代表MFコープマイネルスのユベントス移籍がついに決着!総額94億円でアタランタと合意

2024.08.27 20:00 Tue
ようやくユーベ移籍叶うコープマイネルス
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ようやくユーベ移籍叶うコープマイネルス
アタランタのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)のユベントス移籍がようやく成立するようだ。イタリア『スカイ・スポルト』が報じた。

昨シーズン中からコープマイネルスへの関心が報じられていたユベントス。選手自身もアタランタに今夏の退団希望を伝え、練習参加拒否という強硬姿勢も取っていた。

レアル・マドリーとのUEFAスーパーカップに続き、セリエAの開幕節や第2節も欠場。そんななか、ユベントスとアタランタは5200万ユーロ(約84億円)+ボーナス600万ユーロ(約9億7000万円)でクラブ間合意に達したという。
コープマイネルスの契約内容は年俸400万ユーロ(約6億5000万円)の5年契約。28日にメディカルチェックのためトリノへ向かうようだ。

2021年夏にAZからアタランタへと加入したコープマイネルスは、攻守万能なセントラルミッドフィルダー。3シーズンで通算129試合29ゴール15アシストを記録し、昨シーズンはヨーロッパリーグ(EL)制覇にも貢献した。
なお、アルゼンチン代表FWニコラス・ゴンサレス(26)、ポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソン(21)も確保済みのユベントスだが、マンチェスター・ユナイテッドの元イングランド代表FWジェイドン・サンチョ(24)の獲得にも動き続けている模様。バルセロナやリバプールへの移籍が取り沙汰されるイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の後釜に考えているようだ。

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