マドリーが16歳マスタントゥオーノの獲得へ本腰…サンティアゴ・ソラーリFDが古巣リーベルと協議中

2024.07.30 20:50 Tue
U-20アルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノ(16)
Getty Images
U-20アルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノ(16)
レアル・マドリーが、リーベル・プレートのU-20アルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノ(16)獲得へ本腰を入れ始めた。春ごろからマドリーと紐付けされる16歳、マスタントゥオーノ。名門リーベルでマルティン・デミチェリス前監督によってトップチームへ引き上げられた逸材レフティだ。

28日のアルゼンチン1部・サルミエント戦(1◯0)では、この一戦を最後に退任するデミチェリス監督に、自身の87分直接FK一発で勝利をプレゼント。指揮官の感情を揺さぶった。
スペイン『Fichajes』によると、マドリーは移籍金最大2500万ユーロ(約41.9億円)で今夏中にマスタントゥオーノを加入内定(※)としたのち、来夏までリーベルに残すアイデアを推進しているとのこと。

(※)マスタントゥオーノは2007年8月14日生まれで来夏18歳
リーベル出身のフットボール・ディレクター、サンティアゴ・ソラーリ氏が、安売りを断固拒否する古巣の機嫌を損ねないよう“上手く”話し合っているとされ、今日現在は獲得への道筋を探っている段階とみられている。

フランコ・マスタントゥオーノの関連記事

リーベル・プレートのマルティン・デミチェリス監督(43)がラストマッチで涙。“息子”の1発が指揮官の感情を揺さぶった。アルゼンチン『Ole』が伝えている。 アルゼンチン1部で2024シーズン不振のリーベル・プレートは27日、元アルゼンチン代表DFのデミチェリス監督と、双方合意での契約解除を発表。翌28日に行われる 2024.07.29 17:40 Mon
U-17アルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノ(16)への関心が取り沙汰されるレアル・マドリーだが、リーベル・プレートは値引き交渉に応じないようだ。アルゼンチン『TyC Sports』が報じた。 近年は若手獲得路線で成功を収めているマドリー。スペイン『マルカ』は今夏もその方向性は変わらず、リールのU-2 2024.04.03 17:47 Wed

レアル・マドリーの関連記事

レアル・マドリーが右サイドバックの補強を考えている中、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表DFジオゴ・ダロト(25)にも目を向けているようだ。スペイン『Relevo』が伝えた。 1月の移籍市場のスタートが迫っている中、契約が満了を迎える選手たちは2025年夏の移籍に向けた話し合いもスタート。各クラブがこの 2024.12.03 17:45 Tue
レアル・マドリーのGKティボー・クルトワが、クラブ通算250試合出場を達成し、喜びを語った。クラブ公式サイトが伝えた。 1日、ラ・リーガ第15節でマドリーはホームにヘタフェを迎えた。 11月27日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦ではアウェイで2-0と完敗。立ち直りたい中、30分にPKを獲 2024.12.02 15:52 Mon
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、ヘタフェ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 1日、ラ・リーガ第15節でマドリーはホームにヘタフェを迎えた。 11月27日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦ではアウェイで2-0と完敗。立ち直りたい中、30分にPKを獲得するとジュード・ 2024.12.02 09:55 Mon
レアル・マドリーは1日、ラ・リーガ第15節でヘタフェと対戦し2-0で勝利した。 リーグ戦2連勝中のレアル・マドリーは、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節のリバプール戦からスタメンを4人変更。モドリッチやカマヴィンガ、メンディらに代えてロドリゴ、ダニ・セバージョス、ルーカス・バ 2024.12.02 02:30 Mon
レアル・マドリーはイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)を巡ってリバプールにメッセージを伝えたようだ。イギリス『talkSPORT』が報じた。 スペイン代表DFダニエル・カルバハルが重傷を負い、右サイドバックに悩まされているマドリー。元スペイン代表DFルーカス・バスケスも負傷離脱し、ウル 2024.11.30 22:20 Sat

ラ・リーガの関連記事

レアル・マドリーが右サイドバックの補強を考えている中、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表DFジオゴ・ダロト(25)にも目を向けているようだ。スペイン『Relevo』が伝えた。 1月の移籍市場のスタートが迫っている中、契約が満了を迎える選手たちは2025年夏の移籍に向けた話し合いもスタート。各クラブがこの 2024.12.03 17:45 Tue
バルセロナのハンジ・フリック監督が選手の状態について語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 直近のラ・リーガ第15節ラス・パルマス戦で1-2の敗戦を喫し、リーグ戦では3試合白星から遠ざかっているバルセロナ。3日に行われるマジョルカ戦では4試合ぶりの勝利を狙う。 フリック監督は試合前の会見で「ロナ 2024.12.03 10:16 Tue
マジョルカの日本代表FW浅野拓磨が約2か月半ぶりの復帰を果たす見込みだ。 今シーズン、ボーフムからのフリートランスファーでマジョルカ入りした浅野。開幕から6試合連続で出場を果たしていたが、9月17日に行われたレアル・ソシエダ戦でヒザを負傷。その後、同箇所のケガは癒えたものの、翌月に今度は右ハムストリングを負傷。完 2024.12.03 06:00 Tue
バルセロナとスペインのニュースターであるスペイン代表FWラミン・ヤマルだが、新たなガールフレンドがいるようだ。 バルセロナのカンテラ育ちで、17歳ながらすでにチームの中心選手となっているヤマル。スペイン代表としても活躍し、ここからの飛躍が楽しみな選手の1人だ。 そのヤマルは、バルセロナを拠点として活動するイ 2024.12.02 23:35 Mon
レアル・マドリーのGKティボー・クルトワが、クラブ通算250試合出場を達成し、喜びを語った。クラブ公式サイトが伝えた。 1日、ラ・リーガ第15節でマドリーはホームにヘタフェを迎えた。 11月27日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦ではアウェイで2-0と完敗。立ち直りたい中、30分にPKを獲 2024.12.02 15:52 Mon

記事をさがす

フランコ・マスタントゥオーノの人気記事ランキング

1

アルゼンチンの16歳MFに注目のレアル、リーベル・プレートは交渉に応じない構え

U-17アルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノ(16)への関心が取り沙汰されるレアル・マドリーだが、リーベル・プレートは値引き交渉に応じないようだ。アルゼンチン『TyC Sports』が報じた。 近年は若手獲得路線で成功を収めているマドリー。スペイン『マルカ』は今夏もその方向性は変わらず、リールのU-23フランス代表DFレニー・ヨロ(18)と、16歳ながらリーベルのファーストチームに定着している攻撃的MFマスタントゥオーノの獲得を目指しているとしている。 マスタントゥオーノに対しては、バルセロナやベンフィカも関心。しかし、争奪戦を予期したリーベルは3月中旬、この16歳との契約を2026年12月まで更新しており、4500万ユーロ(約73億5000万円)の契約解除条項も盛り込んでいるという。 ただ、リーベルが危惧しているのは、U-23アルゼンチン代表MFクラウディオ・エチェベリ(18)の二の舞い。マンチェスター・シティは2024年1月に2500万ユーロ(約40億8000万円)に設定されていた契約解除金を支払うことで、この逸材の将来を確保。条件を満たしたのだから当然だ。 EU市民権を持っているマスタントゥオーノは、未成年時でもヨーロッパへの移籍が可能だが、リーベルは売却を急いでおらず、短期的な交渉には応じない意向とのこと。そのため、今夏マスタントゥオーノを獲得するには、契約解除金を満額支払う必要がある。 左利きアタッカーのマスタントゥオーノは、今シーズンここまで公式戦10試合に出場。うち先発は3試合とここからプレータイムを伸ばしていく必要があるが、今夏のステップアップはあり得るのだろうか。 2024.04.03 17:47 Wed
2

自ら登用した息子同然の16歳が劇的FKを沈めて感涙…デミチェリス監督がリーベル最終指揮を勝利で飾る

リーベル・プレートのマルティン・デミチェリス監督(43)がラストマッチで涙。“息子”の1発が指揮官の感情を揺さぶった。アルゼンチン『Ole』が伝えている。 アルゼンチン1部で2024シーズン不振のリーベル・プレートは27日、元アルゼンチン代表DFのデミチェリス監督と、双方合意での契約解除を発表。翌28日に行われるホームでのサルミエント戦が最後の指揮とした。 そして28日、リーベルはレアル・マドリー行きも噂されるU-20アルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノ(16)の87分直接FK1発で1-0勝利。デミチェリス体制でトップチーム昇格の16歳が、恩師を白星で送り出した。 デミチェリス監督は就任1年目の2023シーズン、アルゼンチン1部を筆頭に3冠を達成。これにより、ホームゲーム(HG)48試合連続で観客動員「満員御礼8万1312人」という“収容率100%”も呼び込み、2023年のリーベルはHG平均観客動員が世界一となった。 今季の不振で途中退任となったが、ファンは本拠地に現れた指揮官を拍手で迎え入れ、指揮官は“息子”同然のマスタントゥオーノが87分にFKを沈めた時点で涙。試合後も、ファンは指揮官を拍手で送り出した。 愛される男に相応しい別れとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】デミチェリス監督、息子同然の16歳がFKを沈めてウルウル...この一戦を最後に退任</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">En la despedida de Demichelis como entrenador de River, a 4 minutos para el final y con 0-0 en el marcador, Franco Mastantuono hace esto. Otra perla que nos vamos a llevar:<a href="https://t.co/DUyrgvCoeE">pic.twitter.com/DUyrgvCoeE</a></p>&mdash; Madrid Sports (@MadridSports_) <a href="https://twitter.com/MadridSports_/status/1817831928835240239?ref_src=twsrc%5Etfw">July 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.29 17:40 Mon
3

マドリーが16歳マスタントゥオーノの獲得へ本腰…サンティアゴ・ソラーリFDが古巣リーベルと協議中

レアル・マドリーが、リーベル・プレートのU-20アルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノ(16)獲得へ本腰を入れ始めた。 春ごろからマドリーと紐付けされる16歳、マスタントゥオーノ。名門リーベルでマルティン・デミチェリス前監督によってトップチームへ引き上げられた逸材レフティだ。 28日のアルゼンチン1部・サルミエント戦(1◯0)では、この一戦を最後に退任するデミチェリス監督に、自身の87分直接FK一発で勝利をプレゼント。指揮官の感情を揺さぶった。 スペイン『Fichajes』によると、マドリーは移籍金最大2500万ユーロ(約41.9億円)で今夏中にマスタントゥオーノを加入内定(※)としたのち、来夏までリーベルに残すアイデアを推進しているとのこと。 (※)マスタントゥオーノは2007年8月14日生まれで来夏18歳 リーベル出身のフットボール・ディレクター、サンティアゴ・ソラーリ氏が、安売りを断固拒否する古巣の機嫌を損ねないよう“上手く”話し合っているとされ、今日現在は獲得への道筋を探っている段階とみられている。 2024.07.30 20:50 Tue

レアル・マドリーの人気記事ランキング

1

44歳ロナウジーニョが魔法がかった超絶FK! 来日も決定したなかの健在ぶりに「流石すぎる」「ロナウジーニョしてるな」

元ブラジル代表FWロナウジーニョのテクニックが錆びずだ。 創造性溢れるファンタジスタ系プレーヤーだったロナウジーニョ氏。28日にドーハで行われたバルセロナとレアル・マドリーのレジェンドマッチにフィーゴ氏やクラレンス・セードルフ氏、フランク・デ・ブール氏やリバウド氏らとともに参戦した。 錚々たる顔ぶれが集まるなかのプレーだったが、ロナウジーニョ氏の魔法がかったプレーも健在。1-0でバルセロナ・レジェンズがリードする16分、バイタルエリア左でのFKチャンスでキッカーに名乗りを上げると、ワンステップからの右足で沈めた。 現役時代から比べると、その見た目こそふっくらしたが、圧倒的なテクニックは今も変わらず。得点シーン以外でも創造性溢れるプレーで相手を手玉に取り、SNSでは「流石すぎる」「ロナウジーニョしてるな」などの声が上がっている。 ちなみに、試合はバルセロナ・レジェンズの2点リードからレアル・マドリー・レジェンズが後半に執念で2-2に。だが、バルセロナ・レジェンズがその後のPK戦を4-2で勝利した。 つい先日、来年7月に広島で行われるジーコ氏のチャリティマッチにも参加が決まるロナウジーニョ氏。日本でも魔法がかったプレーで楽しましてくれるに違いない。 <span class="paragraph-title">【動画】ロナウジーニョがらしさ全開! 44歳の今も超絶FKを決める</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">He&#39;s still got it <a href="https://twitter.com/10Ronaldinho?ref_src=twsrc%5Etfw">@10Ronaldinho</a> <a href="https://t.co/a7cLxFRdCG">pic.twitter.com/a7cLxFRdCG</a></p>&mdash; FC Barcelona (@FCBarcelona) <a href="https://twitter.com/FCBarcelona/status/1862285842883993777?ref_src=twsrc%5Etfw">November 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.29 12:55 Fri
2

踏んだり蹴ったり…CLでリバプールに敗れたレアル、翌朝チームバスが事故

アウェイでのチャンピオンズリーグ(CL)でリバプールに2-0で敗れたレアル・マドリー。失意の中での帰国となったが、試合後にも飛んだ痛い目に遭っていたことが発覚した。 イギリス『サン』や『ミラー』によると、試合から一夜明けてスペインへと帰国するマドリーだったが、チームバスがM40高速道路で事故を起こしていたという。 複数の人物がSNS上に写真や動画をアップ。路肩に停められて立ち往生しているマドリーのバスの姿が投稿されている。 事故の詳細は分かっていないが、SNS上の動画や写真だと、トラックの後部に接触している状態が確認できる。なお、バスの中に選手や監督らがいたのかは不明。負傷者の有無も不明だ。 選手は試合後の飛行機で帰国している可能性があるが、スタッフなどがバスに乗っている可能性が高い。このバスは今年10月に新調された豪華なバスであり、窓にはクラブの誇りでもあるタイトルが描かれている。 マドリーは今年2月にもバスが事故に遭遇。RBライプツィヒとのCLを戦っていた際に発生。ライプツィヒ空港のストライキに遭遇し、エアフルトへと飛んだが、そこからのバス移動中に事故に遭っていた。 <span class="paragraph-title">【動画】リバプールに敗れた翌朝、レアルのチームバスが事故に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">ng the Spanish giant&#39;s Champions League loss at Liverpool<a href="https://t.co/gQPO9pq21b">https://t.co/gQPO9pq21b</a> <a href="https://t.co/8hC7VYrqve">pic.twitter.com/8hC7VYrqve</a></p>&mdash; Mirror Football (@MirrorFootball) <a href="https://twitter.com/MirrorFootball/status/1862140197409837375?ref_src=twsrc%5Etfw">November 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Real Madrid coach crashes on UK motorway after Liverpool defeat in Champions League<a href="https://t.co/CK91VOrliQ">https://t.co/CK91VOrliQ</a> <a href="https://t.co/CwsDNCErwr">pic.twitter.com/CwsDNCErwr</a></p>&mdash; T (@TheSunFootball) <a href="https://twitter.com/TheSunFootball/status/1862135435415187903?ref_src=twsrc%5Etfw">November 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.29 00:02 Fri
3

レアルがアレクサンダー=アーノルド獲得へ新たな動き? リバプールに意思通達か

レアル・マドリーはイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)を巡ってリバプールにメッセージを伝えたようだ。イギリス『talkSPORT』が報じた。 スペイン代表DFダニエル・カルバハルが重傷を負い、右サイドバックに悩まされているマドリー。元スペイン代表DFルーカス・バスケスも負傷離脱し、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデを最終ラインで起用している。 世代交代も見据え、かねてから関心が噂されるのがアレクサンダー=アーノルド。リバプールとの契約が最終年に突入しており、1月になれば他クラブも自由に選手に接触できる。 関係筋によると、マドリーはリバプールに獲得希望の意思を伝えたとのこと。本来であればクラブに関心を表明する必要はないが、敬意を払うための行動だという。 一方のリバプールも生え抜きサイドバックの残留を希望。契約更新に向け、交渉を続けていくようだ。 2024.11.30 22:20 Sat
4

「完全に支配していた」天敵下したリバプールがCL5連勝、スロット監督は会心の勝利喜びつつ「グループステージで浮かれはしない」

リバプールのアルネ・スロット監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での会心の勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 27日、リバプールはCLリーグフェーズ第5節でレアル・マドリーと対戦。開幕から4連勝と絶好調のチームは、2度のCLファイナルを含めここ8戦未勝利(1分け7敗)の天敵をホームに迎えての試合となった。 前半からテンションの高い入りを見せると、いくつかのビッグチャンスを作りながらもGKティボー・クルトワの好セーブに防がれ、0-0のままハーフタイムへ。後半も変わらずリバプールが攻勢を続けると、52分にアレクシス・マク・アリスターがコナー・ブラッドリーとのパス交換から冷静にシュートを流し込み先制点を記録した。 その後、アンドリュー・ロバートソンのファウルによってPKを献上するも、GKクィービーン・ケレハーがビッグセーブ。リバプールもモハメド・サラーのPK失敗があったが、76分にコーディ・ガクポのゴールでリードを広げると、最後まで失点を許さず2-0で勝利した。 天敵相手に9戦ぶりの白星を挙げたリバプールはこれでCL5連勝。決勝トーナメント進出にも大きく近づく結果となった勝利についてスロット監督は、まだ課題はあるとしつつチームのパフォーマンスを称えている。 「(パフォーマンスについて)見ていて非常に気に入るものだった。もちろん、すべてが良いわけではない。前半は何度かチャンスを作りつつコントロールできていたと思うが、まだ少しずさんなところもあった。簡単にボールを失ったり、強引に攻めすぎたりしていたと思う」 「私は『もっと我慢して、無理にボールを奪うのではなく隙を伺うようにしよう』と言った。ハーフタイム後の最初の7分間は、我々が完全に支配していたと思う。相手は敵陣に入ることすらできていなかった」 「試合に勝つのは常に良いことだ。特にこのようなビッグゲームでは、質の高い多くの選手たちと対峙することになるからね。ただ、CLの現時点でこうした勝利がどれほど重要か判断するのは難しい。ベスト16や準々決勝、あるいはどこかでまた彼らと対戦し、そして倒すことができれば、それは今回より大きな声明になる。もちろん、間違いなくこの勝利に満足はしているがね」 「(ブラッドリーについて)彼にとっても、彼の家族にとっても、我々にとっても嬉しい。アカデミー出身の選手がこれだけ活躍するのは、とても嬉しいことなんだ。彼だけでなく、今日はケレハーもカーティスも素晴らしかった」 「おそらく全員が傑出していたが、チームに3人のアカデミー出身選手がいて、あれだけの活躍をするというのは、アカデミーに対する大きな賛辞だろう。コナーは良くやった。昨シーズンもそうだったし、今シーズンもトレーニングや試合で見せてくれている。だから、彼にとってはとても素晴らしいことだ」 「(チームの変化について)それほど大きく変わったとは思わない。長い間ここにいる選手たちは、決勝戦を戦うことや、ヨーロッパの偉大なチームと肩を並べることに慣れているんだ。このチームは常にそういった場所にいた」 「この2年間は、これまでの数年間と少し違っていたかもしれない。とはいえ、まだ5試合しか消化しておらず、新しいフォーマットの大会だ。現状に満足はしているが、グループステージの試合で勝ったからといって浮かれてはいない。このクラブが求めているのは、グループステージでの勝利だけではないんだ」 <span class="paragraph-title">【動画】リバプールが天敵マドリー下しCL5連勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/FKE0S7nBz1Q?si=HPESg2FVvWPBSW5R" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.11.28 09:55 Thu
5

単独欧州最多指揮記録樹立もリバプールに完敗…アンチェロッティ監督「結果は妥当。リバプールは勝利に値した」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、自身の偉業達成試合で敗れたリバプール戦を振り返った。クラブ公式サイトが指揮官の会見コメントを伝えている。 マドリーは27日、アンフィールドで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節でリバプールと対戦し、0-2で敗れた。 今回のリバプール戦はアンチェロッティ監督にとって監督キャリア通算215試合目のヨーロッパコンペティションでの采配となり、マンチェスター・ユナイテッドの伝説的な指揮官であるサー・アレックス・ファーガソン監督(214試合)を抜き、単独での最多記録を樹立した。 直近のCLでは2連敗中も、対戦相手はエル・ブランコにとって直近8戦無敗(7勝1分け)の相性がいい相手だけに敵地での勝利が期待された。しかし、FWヴィニシウス・ジュニオールの離脱によってさらに戦力を落とした満身創痍のチームは、絶好調のプレミアリーグ首位チーム相手に9戦ぶりの黒星を喫した。 守勢ながらもほぼイーブンな状況のまま試合を折り返したが、押し込まれた後半立ち上がりに耐え切れずに失点。その後、61分にはPKでの同点機が訪れたものの、FWキリアン・ムバッペが痛恨の失敗。それでも、DFフェルラン・メンディが与えたPKは相手のエースFWモハメド・サラーが失敗し、勝ち点の可能性を残した。 しかし、76分にセットプレーからFWコーディ・ガクポに痛恨の2点目を決められると、一矢報いることも叶わず、0-2の敗戦。これでCL3連敗となった前大会王者はプレーオフ圏内ギリギリの24位に転落した。 同試合後、公式会見に出席したイタリア人指揮官は「結果は妥当」と、素直にホームチームが勝ち点3に値するパフォーマンスを見せたと敗戦を受け入れた。 「結果は妥当だった。リバプールは勢いがあり、調子も良く、激しいプレーをしており、勝利に値した。前半は持ちこたえたが、最後のパスでいくつか悪い判断をした。PKまで競り合い、戦った。チームがよく戦ったことに満足している」 「このまま続けなければならないし、これが前進への道だ。再び競争力を取り戻し、犠牲を払ってきた。改善すべき点はあるが、改善していくつもりだ。アプローチについては後悔していない。守備をしっかりして、ボールを持って後ろから出ていくというアイデアだった。4、5回のトランジションで優位に立ったし、アプローチは良かった」 試合結果に大きな影響を与える形となったPK失敗など、ヴィニシウスらアタッカー陣の主力を欠くなか、エースストライカーの責任を果たせなかったムバッペに関しては個人として奮起を促しながらも、チームとして支えていく必要があると擁護の姿勢を見せた。 「ストライカーは、得点を決めることに苦しみ、少しがっかりする瞬間がよくある。彼は少し自信を欠いているのかもしれない。うまくいかない瞬間があったら、時にはシンプルにプレーし、物事を複雑にしすぎないようにしなければならない。彼はこれまで多くのPKを決めている。時にはPKを外すこともある」 「解決策としては、PKを外した後は彼にとって難しい瞬間であり、そこで我慢することだ。すぐにうまくいくと思うし、みんなが彼をサポートしなければならない。その瞬間は過ぎ去るし、彼は一生懸命努力して戦わなければならない。ただ、彼はうまく取り組んでいるし、うまく適応している。並外れたプレーヤーであり、辛抱強く見守る必要がある」 そのムバッペとともにブラジル代表コンビの代役を担ったMFアルダ・ギュレル、FWブラヒム・ディアスの2選手に関しては守備面でのハードワークを評価しながらも、攻撃面でより精度・判断の質を高めていく必要があると課題についても言及。 「ブラヒムは、プレッシャーをかけるのに大いに役立ったポジションで良いプレーをした。アルダは守備でいい仕事をした。ただ、(攻撃面で)正しい判断を下す資質は持っているのだから、もっと決定力を発揮できたはずだ。もちろん彼は若く、経験が足りないだけだ」 この試合では途中出場でDFルーカス・バスケスが復帰した一方、後半序盤にハムストリングを痛めたMFエドゥアルド・カマヴィンガが負傷交代を余儀なくされた。 「昨年もこういった問題があった。今は耐えなければならない。今日はカマヴィンガが負傷交代となったが、次の試合ではチュアメニかロドリゴが復帰してくれることを願っている。難しい時期だが、昨年の経験があり、今年はうまく対処できればと考えている」 今回の敗戦によって逆転でのトップ8フィニッシュは絶望的な状況となった。 現状のエル・ブランコの立ち位置について問われた指揮官は、「今日の試合は決定的ではなかった。たとえ勝ったとしても、トップ8入りは難しかった。トップ24入りし、できるだけ上位で終えなければならない。トップ24入りして、昨年のように戦うつもりだ」と、残り試合ではできるだけ上位でフィニッシュし、プレーオフを勝ち抜いての決勝トーナメント進出を現実的な目標に定めている。 2024.11.28 10:00 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly