トルコに3発完勝のポルトガルが連勝で首位通過を決める!【ユーロ2024】

2024.06.23 03:05 Sun
Getty Images
ユーロ2024グループF第2節のトルコ代表vsポルトガル代表が22日に行われ、0-3でポルトガルが勝利した。

18日に行われた初戦でジョージア代表に快勝したトルコは、その試合からスタメンを4人変更。GKギュノクやギュレル、ユルドゥズらに代えてGKバユンドゥル、アクトゥルコール、チェリクらをスタメンで起用した。
一方、初戦でチェコ代表に辛勝したポルトガルは、その試合のスタメンからダロトをパリ―ニャに変更した以外は同じスタメンを採用。布陣も初戦の[3-5-2]から3トップにベルナルド・シウバ、C・ロナウド、レオンを並べた[4-3-3]に変更し試合に臨んだ。

立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、ポルトガルは最初の決定機でスコアを動かす。21分、レオンのパスでボックス左深くまで駆け上がったヌーノ・メンデスがダイレクトクロスを供給すると、相手選手にディフレクトしでコースの変わったボールをベルナルド・シウバが左足でゴールに流し込んだ。

先制したポルトガルは28分にも、カンセロのミスパスを対応したDFアカイドゥンが不用意にバックパスを試みると、飛び出していたGKの横を抜けてボールはゴールへ。必死に戻ったDFチェリクがスライディングで掻き出したが、ボールはゴールラインを越えており、得点が認められた。
2点を追う展開となったトルコは31分、左サイドからボックス内に侵入したアクトゥルコールが相手選手2枚の間を突破し決定機を迎えたが、シュートはGKジオゴ・コスタの好セーブに防がれた。

ハーフタイムにかけては一進一退の展開が続いたが、両チームともなかなか決定機まで運ぶことが出来ず。前半は0-2で終了した。

迎えた後半、トルコはコクチュを下げてユルドゥズを投入。対するポルトガルは、レオンとパリーニャを下げてペドロ・ネトルベン・ネヴェスを投入する2枚替えを敢行した。

後半も拮抗した立ち上がりとなったが、ポルトガルが再びスコアを動かす。56分、中盤からのロングパスでDFの裏に抜け出したC・ロナウドがボックス右から侵入すると、相手GKを引きつけてラストパス。最後は並走していたブルーノ・フェルナンデスが無人のゴールにシュートを流し込んだ。

リードを広げられたトルコは、58分にアクトゥルコールとアイハンを下げてユルデュルムとユクセクを、70分にアクギュンを下げてギュレルを投入し、中盤の選手を一新する。

しかし、その後は互いに攻め手を欠き、膠着した状況が続く。ポルトガルは90分、右からの折り返しをボックス中央のC・ロナウドの落とすと、最後はベルナルド・シウバがシュートを放ったが、これは相手DFのブロックに阻まれた。

結局、試合はそのまま0-3でタイムアップ。トルコに完勝したポルトガルが2連勝での首位通過を決定した。

トルコ 0-3 ポルトガル
【ポルトガル】
ベルナルド・シウバ(前21)
OG(前28)
ブルーノ・フェルナンデス(後11)

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「刑事告訴の対象にも…」ユーロの1試合で5人がピッチ乱入…C・ロナウド目当ての愚行にUEFAも声明「追加の安全対策を」

熱戦が連日続いているユーロ2024。しかし、大きな問題に直面している。 すでにグループステージも最終節へ。ただ、決勝トーナメントに進出が決まっているのは、わずか3カ国という混戦状況。最終節の戦いが命運を握っている。 ピッチ上で熱戦が繰り広げられている一方で、大きな問題も頻発。ピッチへの侵入者が後を絶たない。 特に問題が顕著になったのは22日に行われたグループF第2節のトルコ代表vsポルトガル代表の一戦。試合は0-3でポルトガルが勝利したが、なんとこの試合では5人もの人物が試合中にピッチに侵入していた。 お目当てはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。世界的なスーパースター選手とのセルフィーを撮影しようと、近づいている。 C・ロナウドにとっては最後のユーロになる可能性もある中でドルトムントの本拠地でもあるBVBシュタディオン・ドルトムントでの試合では、スチュワードたちがピッチ上で追いかける姿が何度も見られた。 この試合で最初にピッチに侵入したのは少年。C・ロナウドの元へ辿り着くと、C・ロナウドは少年とハグし、セルフィーに応じた。 これを見たからなのか、その後も侵入者は止まず。さすがのC・ロナウドも怒りを露わにするなどし、それぞれがスチュワードに捕まり、退場させられていた。 ポルトガルのロベルト・マルティネス監督は試合後「懸念事項だ」とコメント。「今日、ファンの意図は良いものだった。我々は皆、大スターやアイコンを認めるファンが大好きだ。しかし、彼らの意図が違ったていれば、難しい状況になることを理解しなければならない。我々は中止する必要がある。そんなことは起きてはならない」とコメント。仮に、悪意や敵意を持ち、選手を傷つける目的の人物であれば、刃物で刺されてしまう可能性もゼロではないのだ。 欧州サッカー連盟(UEFA)も今回の事態を受けて声明を発表。「安全とセキュリティが大会主催者として最優先事項である」とし、「この目的のため、大会の要件をさらに満たし、このような事件を防ぐためにスタジアムで追加の安全対策が実施される」とした。 また、「安全上の理由から、具体的な措置についてはコメントしない」とし、「念の為にお知らせしておきますが、ピッチへのいかなる侵入もスタジアムの規則違反に当たり、スタジアムからの退場、今大会の全ての試合への入場禁止、不法侵入による正式な刑事告訴の対象となる」と、厳しい処分を下す可能性を伝えている。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに侵入し、見事にC・ロナウドとの2ショットに成功した少年が撮った写真</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C8iH53dtf3Z/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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第三子の出産立ち会いで一時離脱していたフォーデンがイングランド代表に合流

マンチェスター・シティのイングランド代表MFフィル・フォーデンがイングランド代表に合流したようだ。イギリス『BBC』が報じている。 フォーデンは第三子の出産に立ち会うため26日にイングランド代表を離脱。27日にはドイツに戻っており、28日のトレーニングに参加するとのことだ。 現在行われているユーロ2024でデンマーク代表やスロベニア代表、セルビア代表と同居するグループCに入ったイングランドは、1勝2分けの首位でグループステージを突破。 30日に決勝トーナメント1回戦のスロバキア代表戦を控えるが、グループステージ全試合に先発出場していたフォーデンはベスト8入りを懸けた一戦に出場できる見込みだ。 2024.06.28 06:00 Fri

スペインは優勝候補らしい…/原ゆみこのマドリッド

「梯子はさせないと思ったのに」そんな風に私が驚いていたのは水曜日、オリンピック・スペイン代表招集22人の中に現在、大人の代表でユーロを戦っているフェルミン(バルサ)とアレックス・バエナ(ビジャレアル)が入っているのを見た時のことでした。いやあ、前回、2021年にコロナ禍でどちらも1年遅れとなったユーロと東京オリンピックに連続参加した選手はGKウナイ・シモン(アスレティック)、エリック・ガルシア(ジローナ)、パウ・トーレス、ダニ・オルモ(ライプツィヒ)、ペドリ(バルサ)と5人いたんですけどね。その年のハードスケジュールが祟って、その後、ペドリは負傷欠場の常連に。昨季も終盤になって、ようやく調子が上がってきたという黒歴史が。おかげで今回は、デ・ラ・フエンテ監督から引き継いだサンティ・デミア監督も遠慮するかと思っていたところ、そうは問屋が卸さなかった? ただ、当時、ペドリは大人の代表でもレギュラーとして、ルイス・エンリケ前監督(現PSG)に使われていたため、準決勝でイタリアにPK戦で敗れるまで、かなりのプレー時間を積み増していたのと比べ、フェルミンとバエナはデ・ラ・フエンテ監督のプランBに区分けされる選手。よって、梯子をしても、そんなに疲れないじゃないかと思ったんでしょうが、でもちょっとお。オリンピック代表がラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設で合宿を開始するのは7月1日の月曜なんですよ。A代表のユーロ敗退が決まり次第、2人はオリンピック代表に合流することになるそうですが、それって、全然、休めないってことじゃないですか。 とはいえ、ユーロ2試合目まで先発で、バリバリ、レギュラー扱いされているニコ・ウィリアムス(アスレティック)とジャマル(バルサ)は招集されずに済んだんですけどね。実際、7月24日にパリでのウズベスキタン戦から始まり、一番長引いた場合、8月9日の決勝まで、オリンピック代表で稼働した場合、どこより影響を受けるのは所属のクラブ。ええ、7月11日にはプレシーズン開始が計画されているアトレティコなど、噂のあったリケルメこそ、逃れたものの、バリオス、今季からフェルナンド・トーレス監督が率いるBチームの正GK、イトゥルベ、シメオネ監督が成長具合を恒例のロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエル(マドリッドから1時間の高原リゾート)でのキャンプで確かめたかった、昨季はアラベスでレンタル修行をしていた大型FWサムがリスト入りしていますからね。 一応、22名中、4人はリザーブメンバーとして、7月7日には本招集から落ちることになるんですが、こればっかしはねえ。ちなみに今回、オーバーエイジ枠で呼ばれているのは、アベル・ルイス(スポルティング・ブラガ)、セルヒオ・ゴメス(マンチェスター・シティ)、ミランダ(ベティス)の3人。その他、ユーロ代表から最後に脱落した17才のクバルシ(バルサ)、カメージョ(ラージョ)などがいるんですが、こちらが世間の注目を集めるのはやっぱり、スペインのユーロ参加が終わってからになりそうです。 まあ、そんなことはともかく、彼らのグループリーグ最終節がどうだったか、お話ししていかないと。いやあ、クロアチア、イタリアに連勝し、2試合で1位での決勝トーナメント進出が決まったため、月曜のアルバニア戦でデ・ラ・フエンテ監督はrotacion masiva(ロタシオン・マシバ/大量ローテーション)を実施。それがもう、負傷が治り、筋肉痛のナチョ(レアル・マドリー)と入れ替わりで、2戦目から先発に戻ったラポール(アル・ナスリ)以外、GKダビド・ラジャ(アーセナル)を含め、10人が初先発となってねえ。相手も2節では土壇場でクロアチアに追いついて、2-2の同点をゲット。まだ成績上位の3位で突破の可能性もあったため、ちょっと心配したんですが、とんでもない。 そう、早くも前半12分にはダニ・オルモ(ライプツィヒ)のスルーパスから、「Antes del partido ya lo había hablado con Olmo, que me diera esos pases al espacio/アンテス・デル・パルティードー・ジャー・ロ・アビア・アブラードー・コン・オルモ、ケ・メ・ディエラ・エソス・パセス・アル・エスパシオ(試合前にオルモと話して、スペースにそういうパスを送るように言っておいた)」というフェラン・トーレスがエリア内からシュート。それが先制ゴールになってくれたからですが、その後はまったく狙いが悪くなってしまうとは、これ如何に。オルモやグリマルド(レバークーゼン)、再びフェランもヘッドで狙っていったんですが、そのまま0-1でハーフタイムを迎えます。 後半頭からは、「Queríamos que los centrales tenían que jugar un tiempo cada uno/ケリアモス・ケ・ロス・セントラレス・テニアン・ケ・フガール・ウン・ティエンポー・カーダ・ウノ(CBには各人が前後半をプレーするようにさせたかった)」(デ・ラ・フエンテ監督)という予定通り、ラポールに代わって、ル・ノルマン(レアル・ソシエダ)が出場。ラジャの複数のparadon(パラドン/スーパーセーブ)のおかげもあって、オジャルサバル(レアル・ソシエダ)からフェルミンへ、ホセル(マドリー)、フェランからモラタ(アトレティコ)、ジャマル、最後はオルモからバエナとローテーションは着々と進行していったんですが、結局、最後まで追加点が取れなくてねえ。そのまま、0-1で終わってしまったのにはちょっと、いくらドュッセルドルフ・アレナに駆けつけたスペイン人ファンがアルバニア人ファンに比べ、多勢に無勢だったとはいえ、物足りない向きもあったかと。 いえまあ、それでもデ・ラ・フエンテ監督はこの3連勝が全て無失点勝利だったことがよっぽど嬉しかったのか、「ユーロやW杯で今まで、グループリーグ3試合を零封したチームはない」と胸を張っていたんですけどね。とはいえ、初戦3得点の後はイタリア戦でオウンゴールによる1-0勝利、そしてこの試合と、勝ってはいても淋しいスコアが続いているのは先々、懸念の種にならない?いえ、もちろん、この敗戦で4位が確定し、早期帰国となったアルバニア勢も気の毒ではありましたけどね。 それより悲劇だったのは、同時刻開催となったイタリア戦で、モドリッチ(マドリー)がPKを失敗した直後、キャプテンの矜持を示す先制ゴールを挙げながら、当人がベンチに退いて見ていた後半ロスタイム8分、最後の最後になって、ザッカーニ(ラツィオ)が同点ゴールをゲット。1-1の引分けで終わり、3位ながら、たった勝ち点2しか貯められず、ほぼ敗退が確定してしまったクロアチアだったんですが、うーん、モドリッチについてはまだ、正式にマドリーとの契約延長も発表されていませんからね。クロアチア代表での将来もこの先、どうなるかわかりませんが、折しも火曜には同僚のナチョがクラブの契約延長オファーを断り、この6月で退団することが公式発表されるなんてことも。 こちらは元マドリー選手で、ヘタフェの指揮官も務めたミチェル監督率いるサウジアラビアのアル・カーディシーヤに行くようですが、同じスペイン代表仲間で、昨季はエスパニョール(昨季は2部、この日曜にプレーオフに優勝で1部昇格決定)からレンタル移籍。リーガ、CL2冠に大きく貢献したホセルもマドリーは買取オプションノ150万ユーロ(約2億6000万円)を払う気なのにも関わらず、カタールのアル・ガラファへの移籍を決めたようですしね。新シーズンには現在、ドイツ代表で現役最後のプレーを満喫しているクロースもいませんし、もちろん、エムバペ(PSGと契約終了で移籍)やエンドリック(パルメイラス)ら、新顔を見られるのは楽しみではありますが、あまりメンツが変わりすぎるのもちょっと淋しいですよね。 そんなスペインは翌日にはベースキャンプ地のドナウエッシンゲンに戻り、成績の良い3位4チームのどこと16強対戦で当たるのか、水曜まで待たされることに。結果的にグループリーグ最終節で意表を突いて、ポルトガルに2-0と勝利したジョージアと日曜午後9時(日本時間翌午前4時)から、ケルンで対戦となったんですが、何せ、彼らとはユーロ予選でも同じグループでしたからね。それも相手にはGKママルダシビリ(バレンシア)やクバラツヘリア(ナポリ)らがいながら、アウェイで1-7のgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)、ホームでは3-1と連勝している上、今度はロドリ(マンチェスター・シティ)の出場停止も明け、Aチームがプレーするとあって、早くもスペイン国内は準々決勝進出確実。今年は2012年以来の優勝も可能と浮かれ始めているかというと…。 いや、それが、アルバニア戦の翌日、私はまた、ドイツに行ったため、あまりマドリッドの雰囲気はお伝えできないんですよ。そう、スペイン初戦のクロアチア戦と翌日のスロベニアvsデンマーク戦を見た後、ドナウエッシンゲンのベースキャンプに寄って、一旦、戻ったものの、やっぱり、毎日、TVで現地の映像を見ているのに悔しくなってしまってねえ。今はまだ、マドリッド勢に大した動きもないため、それをいいことにドルトムントでのグループD最終節、フランスvsポーランド戦を見に行ったんですが、またしても現地ではすでに4位敗退が決まっていながら、あくなき母国チーム応援意欲を見せつける大多数のポーランド人ファンに圧倒させられたの何のって。 実際、試合当日の現地入りだったため、私もあまり考える余裕がなく、ジグナル・イドゥナ・パルクに着いてから、そこが昨季、CL準々決勝で1-0と1stレグに先勝しながら、アトレティコがまったく、ドルトムントが誇るGerbe Wand(黄色い壁)に対抗できる気がせず、怖くて2ndレグの応援に行くのを止めたスタジアムだったと気づいた程だったんですが、その日は場内の2/3ぐらいがポーランド人ファンだったかと。おまけにデシャン監督が、「今夜の目的は敵の偉大な選手たちに対して、チームにスピード感を与えるのが目的だった」という理由で、グリーズマン(アトレティコ)をベンチスタートにしてしまったのにもガッカリさせられることに。 といってもそれより、一番辛かったのは午後6時キックオフだったため、正面スタンドがモロに90分間、西日にさらされていたことで、ええ、2週間前とは違い、ドイツが完全に夏気温となったせいもあるんですけどね。まさに夕方、ブタルケでレガネスを見る時、もしくは数年前まで、いつも真夏に開催されていた改装前のサンティアゴ・ベルナベウ杯並の暑さだったんですが、フランスの1位突破の懸かった試合の方は両チーム共なかなか、ゴールが決められず。 初戦のオースリア戦で鼻を骨折し、その日はフェースガードを着けて初プレーとなったエムバペも前半、ゴール左前からのシュートを2度もGKスコルプスキ(ボローニャ)に弾かれてしまう始末で、このままスコアレスドローで終わったら、どうしようと心配になったのは私だけではなかった?後半もエムバペは再び、2度のチャンスをムダにしたものの、とうとう9分。デンベレ(PSG)がエリア内でキビオル(アーセナル)に倒されて、PKがフランスに与えられたとなれば、スタンドでは少数派ながら、一矢乱れぬ応援を続けていたフランス人ファンたちが狂喜乱舞しないはずありませんって。 ただねえ、そのPKは「まだフェースマスクに適応中」(デシャン監督)というエムバペも失敗せず、決めてくれたから、良かったものの、ポーランドサイドにも今大会、ゴールを1本も決めずに帰国するものかと固い決意を秘めていた選手が約1名。もちろん、それは負傷で1節を欠場したレバンドフスキ(バルサ)で、いえ、フランスがグリーズマン、カマビンガ(マドリー)、ジルー(ミランとの契約が終了し、来季はMSLのロサンゼルスでプレー)らをピッチに入れた後、29分にエリア内でシビデルスキ(ベローナ)がウパメカーノ(バイエルン)に倒されていたのを見つけたのはVAR(ビデオ審判)だったんですけどね。それもレバンドフキがPKを1度は弾かれながら、再びVARにより、GKメニャン(ミラン)が蹴る前にゴールラインを離れていたことが発覚するとは! 2度目のチャレンジで1-1の同点にしたレバンドフスキでしたが、うーん、あれだけしつこく、パラディーニャ(PKを蹴る前に動きを止めるトリック)を挟んでいたら、メニャンが反応に困るのもわからなくはないですけどね。フランスも最後はフォファナ(モナコ)やコロ・ムアニ(PSG)ら、更なるFWを入れて、勝利の1点を求めたものの、結局、試合は1-1の引分けで終了。結果、このグループは裏対戦でオランダに2-3と勝ったオーストリアが首位に躍り出て、オランダも3位で勝ち抜けることになったんですが、そのせいで、2位のフランスがスペインのいる側に回ってきたのは大きな誤算だったかと。 ええ、16強対決こそ、無難にいきそうなスペインとはいえ、準々決勝ではおそらくデンマークを破るだろうドイツと、更に準決勝に進んでもポルトガルvsスロベニア、フランスvsベルギーから勝ち上がってくるビッグチームを相手にしないといけませんからね。とてもじゃないけど、そこにグループ3位で初の嬉しい決勝トーナメント進出を遂げたGKオブラク(アトレティコ)のスロベニアの姿を望むことはできそうにありませんが、まあ、優勝を目指すんでしたら、全ての強敵に勝たないといけないのはお約束。今はスペインだけがグループリーグ3連勝というのが拠り所ですが、まずはジョージア戦で景気をつけられたらいいですよね。 <hr>【マドリッド通信員】 原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。 2024.06.27 22:00 Thu

「素晴らしい試合になった」ドローでユーロ決勝トーナメント進出決定、スロバキア指揮官「できるだけ長くこの大会に」

スロバキア代表のフランチェスコ・カルツォーナ監督が、ユーロ2024決勝トーナメント進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えている。 勝てば決勝トーナメント進出が決定する状況のスロバキアは、26日に行われたユーロ2024グループE最終節でルーマニア代表と対戦。立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、24分にオンドレイ・ドゥダのゴールで先制するもPKで追いつかれてハーフタイムへ。後半、膠着状態のまま終盤に突入すると、引き分けでも両チームがベスト16進出を決められる状況から両者ともリスクを負わない方向にシフトし、1-1のドローで試合を終えた。 この結果、スロバキアは3位でユーロ決勝トーナメント進出が決定。カルツォーナ監督は結果を喜びつつ、さらなる躍進に向けた意気込みを見せている。 「我々にとっては素晴らしい試合になった。選手たちは素晴らしい仕事をしてくれたと思う。勝ち進むことができて非常に嬉しいし、我々は重要なことを成し遂げたのだ。FIFAランキングで我々より上位チームと、ハイレベルな3試合を戦えた。我々にはできるだけ長くこの大会に残るという、もう一つの目標がある」 「これから対戦する相手は、誰であれ難しい相手になるだろう。我々はベスト16に進出しており、ファンのため準々決勝にも進みたいと思っている」 「我々はグループステージで首位になりたかったし、実際試合の大半で良いプレーをしていた。だが、ルーマニアも強いチームだったからね。彼らのプレーは気に入っている」 2024.06.27 13:20 Thu

両軍合わせて18枚のカードはユーロ新記録…チェコvsトルコは80分以降に10枚もカードが出る異常事態に

ユーロ2024で衝撃的な記録が誕生した。 欧州の24カ国が頂点を目指す戦い。ユーロ2024もグループステージの全日程が終了し、ベスト16のチームが決定した。 優勝候補として挙げられている開催国のドイツ代表や、スペイン代表、イングランド代表、フランス代表など順当に勝ち上がり。一方で、クロアチア代表は予想に反して敗退した。 また、ジョージア代表やスロベニア代表、オーストリア代表など伏兵も勝ち上がっており、改めてレベルの高さを感じる大会となっている。 そんな中、グループステージの最終戦でとんでもない記録が誕生。ユーロ史上1試合最多となる18枚のカードが飛び交う試合となった。 それはグループF最終節のチェコ代表vsトルコ代表の一戦。試合は立ち上がりから荒れ模様となった。 開始11分にチェコ代表DFアントニン・バラクにイエローカードが提示されると、20分にはそのバラクがハーフウェイライン付近でトルコ代表MFサリフ・エズジャンのスパイクを踏み2枚目のイエローカードで退場となる。 チェコは早々に数的不利になる展開。それでも0-0で推移すると、後半は49分にトルコ代表MFイスマイル・ユクセクにイエローカードが出ると、0-1となった64分にGKメルト・ギュノク、66分にMFハカン・チャルハノール、68分には試合に出ていないGKウギュルジャン・チャクルとトルコが立て続けにイエローカードをもらう。 1-1となった後、さらにヒートアップ。80分以降にはチェコにイエローカード4枚、トルコに5枚出され、終了間際には揉み合いとなると、チェコはアディショナルタイム8分にFWトマシュ・ホリーが一発退場。イエローカード16枚、レッドカード2枚という壮絶な試合となった。 なお試合は1-2でトルコが後半アディショナルタイムの劇的ゴールで勝利。2008年大会以来のラウンド16進出を決めた。 <span class="paragraph-title">【動画】開始20分で退場…最後には大荒れの展開に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UpqnwIPQm4k";var video_start = 23;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.27 12:40 Thu

「この大会出場は重要だった」勝ち点4獲得もユーロ決勝T進出に届かず…それでもウクライナ指揮官は「誇りに思う」

ウクライナ代表のセルゲイ・レブロフ監督が、ユーロ2024敗退を嘆いた。『UEFA.com』が伝えている。 26日、ベルギー代表とのユーロ2024グループE最終節に臨んだウクライナ。全チームが勝ち点3で並ぶも最下位のウクライナは、地力で上回る相手に押し込まれながらも集中した守備によってゴールレスでハーフタイムへ。後半、他会場の結果もあり攻める必要が生まれたチームは、いくつかのチャンスを作ったが最後までゴールネットを揺らすことはできずゴールレスドローに終わった。 この結果、1勝1分け1敗で4ポイントを獲得しながらも、グループ最下位でウクライナのユーロ敗退が決定。レブロフ監督は初戦の大敗が大きかったと嘆きつつ、母国が戦渦に巻き込まれる中で最後まで堂々と戦い抜いた選手を誇っている。 「残念ながら、ルーマニアに敗れた初戦のせいでグループ敗退となってしまった。だが、その後のスロバキア戦での選手たちの反応には感謝している。この試合でも勝利への意欲があり、良い場面も十分にあった」 「この大会に出場することは、母国にとって非常に重要だった。この2試合で、国の持つキャラクターを示すことができたと思う。だが、これが人生だ。ミスは起こり得るが、その後にどう反応するかが大切なんだ。だから私は、選手たちを誇りに思う。もちろん、誰もが結果に不満を持っているが、選手たちには何の疑問もない」 「私は選手たちに感謝の意を表しつつ、残念ながらルーマニア戦の敗戦が響いて先に進めなかったと伝えた。しかし、我々は非常に若い代表チームであり、将来を楽観視している」 2024.06.27 12:10 Thu

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「予想外すぎる」「最悪のプレー」ユーロでとんでもないオウンゴールが誕生! ファンも驚きを隠せず「初めて見たパターン」「ゲームでたまにある」

ユーロ2024でとんでもないオウンゴールが生まれて話題となっている。 問題のプレーが出たのは22日に行われたユーロ2024 グループF第2節のトルコ代表vsポルトガル代表の一戦だ。 試合は21分にベルナルド・シウバがネットを揺らしてポルトガルが先制すると、迎えた28分に生まれた。 ポルトガルが自陣でボールを奪うと、カウンターを発動。ジョアン・カンセロが持ち出しスペースへとパス。しかし、クリスティアーノ・ロナウドと呼吸が合わず、チャンスを不意にしてしまう。 C・ロナウドもカンセロも手を上げて、呼吸が合わなかったことを悔やんだが、ボールはなぜかゴールに入りポルトガルの追加点となった。 カンセロが出したボールに対して、余裕を持って拾いに行ったサメト・アカイドゥンがGKにバックパス。しかし、全く見ずにノールックで出すと、GKアルタイ・バユンドゥルは前に出ていたため、ゴールには誰もいない状態だった。 いち早く気がついたメーメト・ゼキ・チェリクがなんとか掻き出そうとしたが、わずかに間に合わずにゴールイン。ポルトガルが貴重な先制点を奪うこととなった。 衝撃的なオウンゴールにはファンも「予想外すぎる」、「最悪のプレー」、「カンセロの幻術だな」、「ゲームでたまにあるやつ」、「初めて見たパターン」、「ブチギレたカンセロとロナウドが笑顔になるとは」、「オ・ウンゴルが得点ランキング独走してる」と驚きを隠せなかった。 <span class="paragraph-title">【動画】衝撃のオウンゴール!見たことないプレー…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="gNQjBXSaSBM";var video_start = 66;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 13:40 Sun
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連勝のポルトガル、41歳ペペ&39歳C・ロナウドの活躍を指揮官が称賛「素晴らしい見本」

ポルトガル代表のロベルト・マルティネス監督が、ベテラン2人の活躍に言及した。『UEFA.com』が伝えた。 22日、ユーロ2024グループF第2節のトルコ代表戦に臨んだポルトガル。MFベルナルド・シウバのゴールで先制すると、オウンゴールによる追加点で2点リードで折り返し、後半にはFWクリスティアーノ・ロナウドのお膳立てからMFブルーノ・フェルナンデスがダメ押しの3点目を決めた。 2連勝で決勝トーナメント進出を決めたロベルト・マルティネス監督は、チームの勝利を喜んだ一方、主力としてチームをけん引する41歳DFペペと39歳C・ロナウドのプレーについてもコメント。ペペに関してはピッチ外の姿勢も称賛した。 「中立な目線でペペのプレーを見ていると、彼が41歳だなんて信じられない! 彼はポルトガルサッカー界の素晴らしい見本だ。彼は24時間プロ意識があり、きちんとトレーニングをし、きちんと睡眠も取る。あと1年、さらにもう1年プレーすることに集中している。そして、サッカーに対する愛と才能がある。これはお金では買えないものだ!」 また、C・ロナウドに関しては、勝利を決定づけたブルーノ・フェルナンデスへのアシストを称賛。自分でもシュートが打てた場面だったが、チームのために確実な選択肢を取ったことが素晴らしいと語った。 「私が思うに素晴らしいものを見た。ゴールキーパーの前でブルーノ・フェルナンデスにパスを出した。これはポルトガルの全アカデミーや、世界中のサッカー界で見られるべき例だ。なぜなら、チームが最も重要だということを示したからだ」 <span class="paragraph-title">【動画】C・ロナウドのアシストからダメ押しの3点目! 並走したB・フェルナンデスにプレゼントパス</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="gNQjBXSaSBM";var video_start = 124;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 11:23 Sun
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トルコに3発完勝のポルトガルが連勝で首位通過を決める!【ユーロ2024】

ユーロ2024グループF第2節のトルコ代表vsポルトガル代表が22日に行われ、0-3でポルトガルが勝利した。 18日に行われた初戦でジョージア代表に快勝したトルコは、その試合からスタメンを4人変更。GKギュノクやギュレル、ユルドゥズらに代えてGKバユンドゥル、アクトゥルコール、チェリクらをスタメンで起用した。 一方、初戦でチェコ代表に辛勝したポルトガルは、その試合のスタメンからダロトをパリ―ニャに変更した以外は同じスタメンを採用。布陣も初戦の[3-5-2]から3トップにベルナルド・シウバ、C・ロナウド、レオンを並べた[4-3-3]に変更し試合に臨んだ。 立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、ポルトガルは最初の決定機でスコアを動かす。21分、レオンのパスでボックス左深くまで駆け上がったヌーノ・メンデスがダイレクトクロスを供給すると、相手選手にディフレクトしでコースの変わったボールをベルナルド・シウバが左足でゴールに流し込んだ。 先制したポルトガルは28分にも、カンセロのミスパスを対応したDFアカイドゥンが不用意にバックパスを試みると、飛び出していたGKの横を抜けてボールはゴールへ。必死に戻ったDFチェリクがスライディングで掻き出したが、ボールはゴールラインを越えており、得点が認められた。 2点を追う展開となったトルコは31分、左サイドからボックス内に侵入したアクトゥルコールが相手選手2枚の間を突破し決定機を迎えたが、シュートはGKジオゴ・コスタの好セーブに防がれた。 ハーフタイムにかけては一進一退の展開が続いたが、両チームともなかなか決定機まで運ぶことが出来ず。前半は0-2で終了した。 迎えた後半、トルコはコクチュを下げてユルドゥズを投入。対するポルトガルは、レオンとパリーニャを下げてペドロ・ネトとルベン・ネヴェスを投入する2枚替えを敢行した。 後半も拮抗した立ち上がりとなったが、ポルトガルが再びスコアを動かす。56分、中盤からのロングパスでDFの裏に抜け出したC・ロナウドがボックス右から侵入すると、相手GKを引きつけてラストパス。最後は並走していたブルーノ・フェルナンデスが無人のゴールにシュートを流し込んだ。 リードを広げられたトルコは、58分にアクトゥルコールとアイハンを下げてユルデュルムとユクセクを、70分にアクギュンを下げてギュレルを投入し、中盤の選手を一新する。 しかし、その後は互いに攻め手を欠き、膠着した状況が続く。ポルトガルは90分、右からの折り返しをボックス中央のC・ロナウドの落とすと、最後はベルナルド・シウバがシュートを放ったが、これは相手DFのブロックに阻まれた。 結局、試合はそのまま0-3でタイムアップ。トルコに完勝したポルトガルが2連勝での首位通過を決定した。 トルコ 0-3 ポルトガル 【ポルトガル】 ベルナルド・シウバ(前21) OG(前28) ブルーノ・フェルナンデス(後11) 2024.06.23 03:05 Sun
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「優勝という目標に近づいた」グループステージ突破のポルトガル、先制ゴールのベルナルド・シウバはファンにも感謝「劣勢に感じることはなかった」

プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選ばれたポルトガル代表MFベルナルド・シウバがトルコ代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 22日、ユーロ2024 グループF第2節でポルトガルはトルコと対戦した。 初戦で勝利していたポルトガルは連勝でグループステージ突破が決まる試合。すると、21分に左サイドを崩すと、ベルナルド・シウバのゴールで先制。さらに28分には相手のオウンゴールで追加点を奪う。 後半に入っても56分にブルーノ・フェルナンデスが追加点を獲得。0-3で勝利し、2連勝でグループステージ突破を決めた。 この試合で貴重な先制点を記録したベルナルド・シウバは、グループステージ突破を決められたことを喜んだ。 「勝ち点3を獲得できて、3チーム目に予選を通過できたことはとても満足している。優勝という目標にまた一歩近づいたけど、これは大事な一歩だ」 「これが僕の初ゴールかどうかは関係ない。重要なのは、予選を通過し、次のステージに向けて準備ができているということだ。今日はとても良かった」 「相手は高い位置からプレッシャーをかけてきたけど、僕たちはコントロールし、相手の脅威を抑え、背後にスペースを見つけた」 「チームは良い状態にあると思っている。正しい方向に進んでいると思う。グループステージはまだ1試合残っているけど、ベスト16に向けて準備ができている」 また、スタンドで後押ししてくれたポルトガルのファンについても言及。トルコ系のドイツ人を含め、相手のファンの方が多かったが、それを感じなかったと感謝した。 「ドイツにはトルコ人がたくさんいるため、数で劣勢になることはわかっていたけど、僕たちのファンも素晴らしかった」 「試合中、数で劣勢だと感じたことは一度もなかった。もちろん、早い時間でゴールしたことも助けになった」 <span class="paragraph-title">【動画】ベルナルド・シウバが見事な崩しを仕留める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="gNQjBXSaSBM";var video_start = 152;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 12:58 Sun
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決勝T進出決定を喜ぶポルトガル指揮官、第3節のローテーション示唆「他の選手たちに出場機会を与えることができる」

ポルトガル代表のロベルト・マルティネス監督が勝利を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024グループF第1節では、チェコ代表相手に2-1の逆転勝利を収めていたポルトガル。22日の第2節では、連勝と決勝トーナメント進出を懸け、トルコ代表との一戦に臨んだ。 ポルトガルは21分、DFヌーノ・メンデスのクロスからMFベルナルド・シウバが左足で流し込んで先制。さらに28分にはDFジョアン・カンセロのパスが相手のオウンゴールを誘発すると、56分にはFWクリスティアーノ・ロナウドのお膳立てからMFブルーノ・フェルナンデスが押し込んだ。 トルコを3-0で下し、2連勝でグループステージ首位突破を決めたマルティネス監督は、第3節のジョージア代表戦で様々な選手を試すことができると歓喜。一方でトルコのパフォーマンスも称えている。 「チェコ戦と同じレベルでプレーできたと思うが、今回は先制点を挙げた。トルコは良いスタートを切ったが、我々はそれに対抗し、得点した後は試合を支配した。これでロッカールームの他の選手たちに出場機会を与えることができる。彼らはそれに値する」 「簡単な試合ではなかった。トルコには並外れた才能が揃っているが、我々は彼らのプレーを止めた。ハイテンポな試合運びが我々の手中にあり、集中力や守備意識を維持できた。無失点で試合を終えることができて嬉しい」 <span class="paragraph-title">【動画】ポルトガルが連勝でGS突破!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="gNQjBXSaSBM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 10:19 Sun

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「仕事をしたまで」「確認するのが仕事だ」元イタリア代表FWのトルコ代表監督がスタジアムに入れてもらえない珍事…警備員にイラつく姿に批判の声「監督を知っている必要はない」

元イタリア代表FWでトルコ代表の指揮を執るヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、試合前に試練を受けていた。 トルコ代表を指揮してユーロ2024に臨んでいるモンテッラ監督。初戦はジョージア代表相手に勝利を収めた中、第2節ではポルトガル代表との対戦となった。 連勝を収めればグループステージ突破が決まる中、試合はとんでもないオウンゴールもあり、0-3で完敗。最終節でグループステージ突破を目指すこととなる。 そんな中、モンテッラ監督は試合前にも試練を受けていたことが判明。スタジアム到着時にその事態は起こっていた。 トルコ代表を乗せたバスがスタジアムに到着。選手たちが降りてくる中、モンテッラ監督が先頭でバスを降り、入口へと向かう。 外にいた大会関係者と見られる男性は笑顔を見せていた中、扉の前に立っていた警備員はモンテッラ監督を制し。中に入れさせなかった。 警備員は「パスを確認する」とジェスチャー。すると、モンテッラ監督は「今このバスを降りたんだ」という動きに。警備員も間違いなくバスから降りてくるのを見ていたが、決まりであるためにパスの提示を求めた。 後ろから降りてきた、GKアルタイ・バユンドゥルはこの光景を見て思わずにやついてしまう事態に。それでも警備員は自身の仕事を全うしたにすぎず、モンテッラ監督はイラついた様子を見せながら、パスを警備員の目の前に掲げてこれでもかと見せつけ、スタジアムに入っていった。 警備員はあくまでもパスが確認できない人間はスタジアムに入れられないために仕事をしただけ。モンテッラ監督を知っていようがいまいが関係ない。むしろ、顔パスで通したことで職を追われる可能性もゼロではない。 現地では、警備員を擁護する声が多く、「彼は仕事をしたまでだ」、「パスを確認するのが仕事」、「監督を知っている必要はない」、「首から下げてればいいだけだ」とモンテッラ監督の態度に批判的なコメントが寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】トルコ代表監督がスタジアム入口で足止め…選手も思わずニヤリ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://t.co/ZsCymxwLYs">https://t.co/ZsCymxwLYs</a><a href="https://twitter.com/hashtag/OptusSport?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#OptusSport</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/EURO2024?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#EURO2024</a> <a href="https://t.co/GdSUrsmvkl">pic.twitter.com/GdSUrsmvkl</a></p>&mdash; Optus Sport (@OptusSport) <a href="https://twitter.com/OptusSport/status/1804665924902867219?ref_src=twsrc%5Etfw">June 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.23 23:47 Sun
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「刑事告訴の対象にも…」ユーロの1試合で5人がピッチ乱入…C・ロナウド目当ての愚行にUEFAも声明「追加の安全対策を」

熱戦が連日続いているユーロ2024。しかし、大きな問題に直面している。 すでにグループステージも最終節へ。ただ、決勝トーナメントに進出が決まっているのは、わずか3カ国という混戦状況。最終節の戦いが命運を握っている。 ピッチ上で熱戦が繰り広げられている一方で、大きな問題も頻発。ピッチへの侵入者が後を絶たない。 特に問題が顕著になったのは22日に行われたグループF第2節のトルコ代表vsポルトガル代表の一戦。試合は0-3でポルトガルが勝利したが、なんとこの試合では5人もの人物が試合中にピッチに侵入していた。 お目当てはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。世界的なスーパースター選手とのセルフィーを撮影しようと、近づいている。 C・ロナウドにとっては最後のユーロになる可能性もある中でドルトムントの本拠地でもあるBVBシュタディオン・ドルトムントでの試合では、スチュワードたちがピッチ上で追いかける姿が何度も見られた。 この試合で最初にピッチに侵入したのは少年。C・ロナウドの元へ辿り着くと、C・ロナウドは少年とハグし、セルフィーに応じた。 これを見たからなのか、その後も侵入者は止まず。さすがのC・ロナウドも怒りを露わにするなどし、それぞれがスチュワードに捕まり、退場させられていた。 ポルトガルのロベルト・マルティネス監督は試合後「懸念事項だ」とコメント。「今日、ファンの意図は良いものだった。我々は皆、大スターやアイコンを認めるファンが大好きだ。しかし、彼らの意図が違ったていれば、難しい状況になることを理解しなければならない。我々は中止する必要がある。そんなことは起きてはならない」とコメント。仮に、悪意や敵意を持ち、選手を傷つける目的の人物であれば、刃物で刺されてしまう可能性もゼロではないのだ。 欧州サッカー連盟(UEFA)も今回の事態を受けて声明を発表。「安全とセキュリティが大会主催者として最優先事項である」とし、「この目的のため、大会の要件をさらに満たし、このような事件を防ぐためにスタジアムで追加の安全対策が実施される」とした。 また、「安全上の理由から、具体的な措置についてはコメントしない」とし、「念の為にお知らせしておきますが、ピッチへのいかなる侵入もスタジアムの規則違反に当たり、スタジアムからの退場、今大会の全ての試合への入場禁止、不法侵入による正式な刑事告訴の対象となる」と、厳しい処分を下す可能性を伝えている。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに侵入し、見事にC・ロナウドとの2ショットに成功した少年が撮った写真</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C8iH53dtf3Z/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C8iH53dtf3Z/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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連勝のポルトガル、41歳ペペ&39歳C・ロナウドの活躍を指揮官が称賛「素晴らしい見本」

ポルトガル代表のロベルト・マルティネス監督が、ベテラン2人の活躍に言及した。『UEFA.com』が伝えた。 22日、ユーロ2024グループF第2節のトルコ代表戦に臨んだポルトガル。MFベルナルド・シウバのゴールで先制すると、オウンゴールによる追加点で2点リードで折り返し、後半にはFWクリスティアーノ・ロナウドのお膳立てからMFブルーノ・フェルナンデスがダメ押しの3点目を決めた。 2連勝で決勝トーナメント進出を決めたロベルト・マルティネス監督は、チームの勝利を喜んだ一方、主力としてチームをけん引する41歳DFペペと39歳C・ロナウドのプレーについてもコメント。ペペに関してはピッチ外の姿勢も称賛した。 「中立な目線でペペのプレーを見ていると、彼が41歳だなんて信じられない! 彼はポルトガルサッカー界の素晴らしい見本だ。彼は24時間プロ意識があり、きちんとトレーニングをし、きちんと睡眠も取る。あと1年、さらにもう1年プレーすることに集中している。そして、サッカーに対する愛と才能がある。これはお金では買えないものだ!」 また、C・ロナウドに関しては、勝利を決定づけたブルーノ・フェルナンデスへのアシストを称賛。自分でもシュートが打てた場面だったが、チームのために確実な選択肢を取ったことが素晴らしいと語った。 「私が思うに素晴らしいものを見た。ゴールキーパーの前でブルーノ・フェルナンデスにパスを出した。これはポルトガルの全アカデミーや、世界中のサッカー界で見られるべき例だ。なぜなら、チームが最も重要だということを示したからだ」 <span class="paragraph-title">【動画】C・ロナウドのアシストからダメ押しの3点目! 並走したB・フェルナンデスにプレゼントパス</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="gNQjBXSaSBM";var video_start = 124;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 11:23 Sun
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トルコに3発完勝のポルトガルが連勝で首位通過を決める!【ユーロ2024】

ユーロ2024グループF第2節のトルコ代表vsポルトガル代表が22日に行われ、0-3でポルトガルが勝利した。 18日に行われた初戦でジョージア代表に快勝したトルコは、その試合からスタメンを4人変更。GKギュノクやギュレル、ユルドゥズらに代えてGKバユンドゥル、アクトゥルコール、チェリクらをスタメンで起用した。 一方、初戦でチェコ代表に辛勝したポルトガルは、その試合のスタメンからダロトをパリ―ニャに変更した以外は同じスタメンを採用。布陣も初戦の[3-5-2]から3トップにベルナルド・シウバ、C・ロナウド、レオンを並べた[4-3-3]に変更し試合に臨んだ。 立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、ポルトガルは最初の決定機でスコアを動かす。21分、レオンのパスでボックス左深くまで駆け上がったヌーノ・メンデスがダイレクトクロスを供給すると、相手選手にディフレクトしでコースの変わったボールをベルナルド・シウバが左足でゴールに流し込んだ。 先制したポルトガルは28分にも、カンセロのミスパスを対応したDFアカイドゥンが不用意にバックパスを試みると、飛び出していたGKの横を抜けてボールはゴールへ。必死に戻ったDFチェリクがスライディングで掻き出したが、ボールはゴールラインを越えており、得点が認められた。 2点を追う展開となったトルコは31分、左サイドからボックス内に侵入したアクトゥルコールが相手選手2枚の間を突破し決定機を迎えたが、シュートはGKジオゴ・コスタの好セーブに防がれた。 ハーフタイムにかけては一進一退の展開が続いたが、両チームともなかなか決定機まで運ぶことが出来ず。前半は0-2で終了した。 迎えた後半、トルコはコクチュを下げてユルドゥズを投入。対するポルトガルは、レオンとパリーニャを下げてペドロ・ネトとルベン・ネヴェスを投入する2枚替えを敢行した。 後半も拮抗した立ち上がりとなったが、ポルトガルが再びスコアを動かす。56分、中盤からのロングパスでDFの裏に抜け出したC・ロナウドがボックス右から侵入すると、相手GKを引きつけてラストパス。最後は並走していたブルーノ・フェルナンデスが無人のゴールにシュートを流し込んだ。 リードを広げられたトルコは、58分にアクトゥルコールとアイハンを下げてユルデュルムとユクセクを、70分にアクギュンを下げてギュレルを投入し、中盤の選手を一新する。 しかし、その後は互いに攻め手を欠き、膠着した状況が続く。ポルトガルは90分、右からの折り返しをボックス中央のC・ロナウドの落とすと、最後はベルナルド・シウバがシュートを放ったが、これは相手DFのブロックに阻まれた。 結局、試合はそのまま0-3でタイムアップ。トルコに完勝したポルトガルが2連勝での首位通過を決定した。 トルコ 0-3 ポルトガル 【ポルトガル】 ベルナルド・シウバ(前21) OG(前28) ブルーノ・フェルナンデス(後11) 2024.06.23 03:05 Sun

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