「もう少しシャープにプレーしていれば」押し込みながらも一撃に敗れた浦和・ヘグモ監督は一定の評価、負傷者も復帰近づく「トンネルの奥から光が射して来た」

2024.04.20 22:05 Sat
浦和のヘグモ監督
©超ワールドサッカー
浦和のヘグモ監督
浦和レッズペア・マティアス・ヘグモ監督がガンバ大阪戦の敗戦を振り返った。

20日、明治安田J1リーグ第9節で浦和はホームにG大阪を迎えた。

この試合では負傷離脱していたDFアレクサンダー・ショルツが6試合ぶりに復帰。試合はホームの浦和がペースを握っていく展開となるが、ゴールが遠い。21分には相手のキックが中島翔哉の足に当たってあわやゴールという展開も。G大阪の攻撃も防いで後半にゴールレスで向かうと、ギアを上げてゴールに迫る回数を増やしていく。
しかし、浦和は決定力を欠いてしまい、数多くあるチャンスも活かすことができない。サミュエル・グスタフソンの決定機者がし、55分には左からのクロスに伊藤敦樹がファーでヘッドもポスト直撃。 渡邊凌磨の枠内シュートもGK一森純のワンハンドセーブに防がれる。

すると78分に一瞬の隙を突かれて失点。この1点が決勝点となり、0-1で敗れることとなり、今シーズン初の連敗となった。
試合後、記者会見に出席したヘグモ監督は、チームのプレー、特に後半押し込んでいたことを評価も、ゴール前のクオリティを欠いたことなど試合を総括した。

「前半は大きなチャンスは作れなかったものの、ゲームはコントロールできていた。ハーフタイムでは後半に入ればよりスペースが生まれてくるので、焦れずにプレーし続けようと話した」

「後半も引き続きゲームコントロールができていたと思う。駆け上がってきた(渡邊)凌磨のチャンスや(伊藤)敦樹のヘディングなど、大きなチャンスも生まれた。右サイドで5本、6本とパスを繋いだ後、サミュエル(・グスタフソン)が良いシュートを打つ場面もあった。その数分後、チアゴ(・サンタナ)がターンしてフリーでシュートを打つという場面もあった。凌磨のところはGKの良いセーブがあった」

「そして、引かないで前から守って、ボールを奪い返すこともやっていた。選手たちには良い仕事をしたと声を掛けた。8回から10回ぐらい決定機があった。相手は1回ぐらいだっと思う。失点の場面は、今回の人数は十分いたのに、シュートを止めるというクオリティが足りなかった」

「ただ、攻撃的な我々がやろうとしているサッカーもできた試合だった。そして、さらに多くのチャンスを作る潜在的なチャンスはあったと思う。もう少しシャープにプレーしていれば、さらに多くのチャンスを作れていた」

「パフォーマンス、姿勢、彼らの我々のサッカーに忠実な姿勢に感謝した。今後、まだまだたくさんの試合があるので、良いところは次の試合に持ち込まないといけない。(アレクサンダー・)ショルツやトモ(大久保智明)がゲームに戻ってこられたことは非常に良いことだ。彼らは良い仕事をしてくれた。だが、色々なリスクは犯したくなかったので、2人とも最後には交代した」

前半は決定機までは多く作れなかったが、後半は確実にゴールに接近していた。しかし結果は無得点。2試合連続で0-1の敗戦となった。

ヘグモ監督は「前回のホームゲームでは3つの非常に良いゴールが決まった。そして今日も勝利に繋げられる十分な数のチャンスを作っていたと思う。CKが11回あり、そこにもゴールの可能性がもちろんあった」と、チャンスメイクは多くできたという。また、「シュートのクオリティのところで改善できるところはあると思うが、今日のように8回から10回ほどチャンスを作っても、1-0で負けてしまうという試合はある。ただ、パフォーマンスのところで成長している姿を見られたので、そこを継続したいし、ケガ人も戻りつつあるので、そういった選手が揃ったところでさらに多くのチャンスメイクをしてプレーできればと思う」とコメント。結果はまだ出ていないが、ゴールに近づけたこと、そしてケガ人も戻り、選手が揃ってきたことをポジティブに捉えた。

前半については「相手はボックス内で非常に良い守備をしていたと思う。もしかしたら、我々ももっと枚数をかけなければいけなかったと思う」とコメント。「右サイドからの攻撃を考えると、そこでの可能性はあったが、あまり力を発揮できなかったと思う。右からのチャンスが生まれなかった」と、右サイドがあまり機能してなかったと振り返った。

また「試合によってはボールを動かし、相手を動かしてじっくり時間をかけて1点を目指すこともあると思うが、もう少しシャープにプレーしていれば、前半のうちに決められていたかもしれなかった」と語り、「ラストサードまで行くという意味では本日はそれができたので、そこは喜んで良いと思うが、そこからのディテールを高めて行って、より大きなチャンスにしていきたい」と、フィニッシュワークの課題が見えたとした。

それでも「ボールをよく動かしていたし、試合前にゴールの前での動きが必要だと言っていたが、それもあった。良いコンビネーションや裏への動きもあった。ボールを奪いに行くアグレッシブさもあった。我々の基礎の部分となるところはあったので、その上に積み上げていきたい」と、手応えを感じる部分もあったとし、まだまだ発展途上だとした。

ケガから復帰のショルツは76分で交代。奇しくもその直後に失点を喫して破れていた。交代については「交代の5分前にショルツが近寄ってきて、交代した方が良いと言ってきた。選手たちの健康も非常に大事で、次に向けてフレッシュでいることが大事だ。今日はショルツもトモもケガなく素晴らしい仕事をしてくれたと思っている」とコメント。「来週はケン(岩尾憲)、タカ(関根貴大)、ヒロキ(酒井宏樹)あたりが練習に復帰できればと思っている。オラ・ソルバッケンもジョギングも始めたので、トンネルの奥から光が射して来たと思う」とコメント。チームも改善していきながら、ケガ人が戻ってくることで、よりクオリティは上がるだろうとした。




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まるで別人!若返り手術をした元Jリーグ指揮官の現在の姿に海外衝撃「誰か分からない」

ブラジル人指揮官のオズワルド・オリヴェイラ氏の変貌ぶりが現地で話題だ。 ブラジル複数クラブでの指導経験を持ち、2007年に就任した鹿島アントラーズでは、史上初となるJリーグ3連覇を達成したオリヴェイラ監督。2011年に退任して以降は、母国クラブやカタールでの指揮を経て、2018年4月に浦和レッズの監督に就任した。 浦和では天皇杯優勝を成し遂げたものの、2019年5月に解任。その後はフルミネンセに3度目の復帰を果たしたものの1カ月強で解任されると、それ以降はどのクラブも指揮していない。 現在73歳のオリヴェイラ氏は、14日に母国ブラジルのスポーツ番組に出演。以前より顔がふっくらした印象で、メガネを外した顔は別人のようだった。 ブラジル『CORREIO BRAILIENSE』によると、オリヴェイラ氏は1月に顔の若返り手術を実施したことで注目を浴びていたという。そして、今回の番組出演時にもまた別人のように顔が変わっていたことで、「誰か分からない」とSNS上で大きな話題になっているようだ。 <span class="paragraph-title">【比較写真】まるで別人になったオリヴェイラ氏(右が現在)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="pt" dir="ltr">VEJA: Treinador de futebol Oswaldo de Oliveira faz procedimento de rejuvenescimento facial e resultado viraliza nas redes sociais. <a href="https://t.co/lZWTPfEqlb">pic.twitter.com/lZWTPfEqlb</a></p>&mdash; DIRETO DO MIOLO (@diretodomiolo) <a href="https://twitter.com/diretodomiolo/status/1735352687716163696?ref_src=twsrc%5Etfw">December 14, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.15 12:05 Fri
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阿部勇樹氏や永井雄一郎氏ら9名がProライセンスを取得! Jリーグクラブの指揮が可能に

日本サッカー協会(JFA)は23日、2025年度の第1回理事会を開催。Proライセンス取得者9名を発表した。 Proライセンスは、これまでS級コーチライセンスと呼ばれていたもの。日本国内のすべてのサッカーチームの指導が可能となるライセンス。Jリーグクラブや日本代表などを指揮する際に必要となる。 今回認定された7名には、日本代表としても活躍し浦和レッズのユースでコーチを務めている阿部勇樹氏(43)や、同じく浦和や日本代表で活躍した永井雄一郎氏(45)など、2024年度受講の6名に加え、2022年度受講の若井研治氏(50)がいる。なお、2022年度は若井氏で20名全員が認定されることに。2024年度は今回の6名が初の認定となる。 阿部氏はジェフユナイテッド千葉でキャリアをスタート。浦和レッズでプレーした後にレスター・シティに完全移籍。その後、再び浦和でプレーを続け、2021年に現役を引退した。 日本代表としても53試合に出場し3得点を記録。ボランチだけでなく3バックの一角でもプレーするなどしたほか、正確なキックも持ち味でFKからゴールを量産していた。 永井氏は浦和でキャリアをスタート。カールスルーエにレンタル移籍を経験すると、Jリーグでは清水エスパルス、横浜FC、ザスパクサツ群馬(現:ザスパ群馬)でプレー。地域リーグでもプレーを続けている。2024年は埼玉県2部のKONOSU CITY FCで選手兼監督を務め、見事1部に昇格していたが、契約満了で退団していた。 また、Associate-Pro (A-Pro) コーチ養成講習会修了後、コンバージョンコースを合格した2名もProライセンス認定。ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレを指導する福田あや氏(39)、ちふれ ASエルフェン埼玉を指導する轟奈都子氏(47)も認定された。なお、合計でProライセンスコーチ認定者は587名となった。 ◆202年度受講者 20名/20名 若井研治氏(50) 指導チーム:福山平成大学 2014年:Aジェネラルライセンス取得 2022年:Proライセンス取得 ◆2024年度受講者 6名/20名 阿部勇樹氏(43) 指導チーム:浦和レッドダイヤモンズユース兼トップチーム ロールモデルコーチ 2023年:Aジェネラルライセンス取得 2024年:Proライセンス取得 入江徹氏(47) 指導チーム:アルビレックス新潟 2014年:Aジェネラルライセンス取得 2024年:Proライセンス取得 大和田真史氏(43) 指導チーム:ジェフユナイテッド市原・千葉 2019年:Aジェネラルライセンス取得 2024年:Proライセンス取得 永井雄一郎氏(45) 指導チーム:なし 2023年:Aジェネラルライセンス取得 2024年:Proライセンス取得 福王忠世氏(40) 指導チーム:ザスパ群馬 2021年:Aジェネラルライセンス取得 2024年:Proライセンス取得 宮寺哲平氏(32) 指導チーム:鹿児島ユナイテッドFC 2022年:Aジェネラルライセンス取得 2024年:Proライセンス取得 【2022年度】 福田あや氏(39) 指導チーム:ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ 2022年:A-Proライセンス取得 2022年:Proライセンス取得 【2024年度】 轟奈都子氏(47) 指導チーム:ちふれ AS エルフェン埼玉 2024年:A-Proライセンス取得 2024年:Proライセンス取得 2025.01.24 11:55 Fri

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