緊張感を保つミラン指揮官「まだ終わったわけじゃない」 EL16強に大きく前進の先勝も
2024.02.16 08:55 Fri
ミランがヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16進出に前進した。
チャンピオンズリーグのグループステージ敗退により、ELに回ったミラン。15日のプレーオフ1stレグでスタッド・レンヌをホームに迎え撃ち、ルベン・ロフタス=チークの2発とラファエル・レオンのダメ押しゴールで3-0と先勝した。
イタリア『スカイ』によると、22日に行われる敵地でのリターンレグに大きなアドバンテージを手にしたステファノ・ピオリ監督はこう振り返っている。
「CLの話をするのはもう無駄だが、あの悔しさからELでベストを尽くすという目標を掲げた。試合は簡単じゃなく、狙ったとおりにリードしたが、まだ終わったわけじゃない」
「今は良い状態だが、気を緩めるわけにいかない。新年を迎えて好調だが、困難が必ずやってくる。特に、精神面で良い状態だが、勝ちしたいという気持ちを持ち続けないとね」
「クオリティのある選手だし、エリア内に入っていったときのフィジカルの強さは本当に決定的だ。かつてCLで対戦した際はそう思わなかったが、思った以上に攻撃的で、質が高かった」
「彼はファンタスティックだ。ラツィオ時代にセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチを指導したが、クオリティやフィジカルの強さ、まとまりという点において、彼とよく似ている」
そして、レオンにも「彼は得点に絡めなかったときも、攻撃の中心にいるし、常に穏やか。もちろん、エリア内でもっとプレーしてほしいが、いつだって勝利に貢献してくれている」と評した。
チャンピオンズリーグのグループステージ敗退により、ELに回ったミラン。15日のプレーオフ1stレグでスタッド・レンヌをホームに迎え撃ち、ルベン・ロフタス=チークの2発とラファエル・レオンのダメ押しゴールで3-0と先勝した。
イタリア『スカイ』によると、22日に行われる敵地でのリターンレグに大きなアドバンテージを手にしたステファノ・ピオリ監督はこう振り返っている。
「今は良い状態だが、気を緩めるわけにいかない。新年を迎えて好調だが、困難が必ずやってくる。特に、精神面で良い状態だが、勝ちしたいという気持ちを持ち続けないとね」
また、殊勲のロフタス=チークにも「彼は年始から体調不良に見舞われ、しばらく練習を休んだが、ようやく調子が上がってきてくれた」と語った。
「クオリティのある選手だし、エリア内に入っていったときのフィジカルの強さは本当に決定的だ。かつてCLで対戦した際はそう思わなかったが、思った以上に攻撃的で、質が高かった」
「彼はファンタスティックだ。ラツィオ時代にセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチを指導したが、クオリティやフィジカルの強さ、まとまりという点において、彼とよく似ている」
そして、レオンにも「彼は得点に絡めなかったときも、攻撃の中心にいるし、常に穏やか。もちろん、エリア内でもっとプレーしてほしいが、いつだって勝利に貢献してくれている」と評した。
ルベン・ロフタス=チークの関連記事
ミランの関連記事
UEFAヨーロッパリーグの関連記事
記事をさがす
|
ルベン・ロフタス=チークの人気記事ランキング
1
ミラン、AZのオランダ代表MFラインデルスと5年契約で個人合意か
チェルシーの元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(27)の獲得を進めているミランが、AZのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(24)の獲得にも迫っているようだ。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、今夏に中盤の補強に動いているミランが獲得に動き、年俸170万ユーロ(約2億7000万円)の5年契約で個人合意したという。クラブ間の交渉を残しているが、AZはラインデルスの移籍金を1800万~2000万ユーロ(約28億~32億円)と考えており、それ以下での金額での売却は考えていないとされている。 下部組織時代にズヴォレやトゥベンテなどを渡り歩いたラインデルスは、優れたテクニックと多彩なパスやドリブルで積極的にボールを前進させるタイプのセントラルMF。2017年8月にズヴォレでプロデビューを飾ったが、同月にAZへ3年契約で完全移籍。 その後、同年12月にトップチームに昇格すると、RKCヴァールヴァイクへのレンタル期間(2019-20シーズン)を除いた在籍5シーズンで公式戦128試合に出場し13ゴール15アシストを記録。今季もレギュラーとしてエールディビジ34試合を含む公式戦54試合に出場し7ゴール12アシストを記録した。 また、5月に行われたUEFAネーションズリーグ2022-23・ファイナルのオランダ代表に初招集されたが、同大会では出場機会はなかった。 2023.06.30 00:10 Fri2
オランダ代表でも活躍のラインデルス、今夏のミラン移籍語る 「他のクラブからの話もあったけど…」
オランダ代表MFタイアニ・ラインデルスがミランへの移籍に言及した。イタリア『トゥットスポルト』が伝えた。 イタリア代表MFサンドロ・トナーリがニューカッスルへと移籍し、アルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルが長期離脱中という状況の中、AZからミランに加わったラインデルス。同じく新加入の元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チークとともにすぐさま中盤の主力に定着し、ここまでリーグ戦8試合全てに先発出場している。 この活躍もあり9月にオランダ代表デビューを飾っていたラインデルスは、10月に行われたユーロ2024予選の2試合ともに先発フル出場。今度はクラブに戻ってセリエA第9節のユベントス戦に臨むなどハードな日程が続く中、『トゥットスポルト』に今夏のミラン移籍の裏側を明かした。 「最初に彼らが僕に興味を持っていると聞いたとき、僕は躊躇した。何が起こるかわからないからね。その後、(チーフスカウトのジェフリー・)モンカダと(監督のステファノ・)ピオリから電話をもらった。それがとても印象的で『そうだ、ミラノに直行しなければならない』と思ったんだ」 「すぐに良い予感がした。他のクラブ(バルセロナなど)からの話もあったけど、ミランが第一候補になった。彼らは僕にどうプレーしてほしいかを説明してくれた。それが僕にとって最善の答えだった」 「僕はチームのチャンスメイクを後押しするのが好きだけど、守備もとても重要だ。イタリアでは賢くなければならないし、守備も攻撃も重要視される。完璧でなければならないんだ」 実際にミランでプレーしてみての感想も述べ、今シーズンのスクデット獲得を誓っている。 「イタリアのクラブはとても規模が大きいし、ファンとの距離も非常に近い。僕はそれをとても気に入っているし、ファンから受ける愛は最高だ。僕は世界最高のクラブの1つでプレーしている」 「優勝して2つ目の星(通算優勝20回目)を得ることが、クラブにとってもファンにとってもどれほど重要であるかはわかっている。今シーズン、そこに貢献することができれば最高だ」 2023.10.20 22:47 Friミランの人気記事ランキング
1
プリシック本人も驚きの“CK弾” 「狙ったわけじゃないけど…」
ミランのアメリカ代表MFクリスチャン・プリシックが“CK弾”を振り返った。 ミランは22日のチャンピオンズリーグ(CL)CLリーグフェーズ第3節でクラブ・ブルージュとホームで対戦し、3-1で勝利。先制弾は34分にプリシックが蹴った左CKが直接ゴールに吸い込まれてのものだった。 レアな形でのゴールだったが、プリシック本人も思わぬ形での得点だったと話す。イタリア『カルチョメルカート』が報じる。 「今日はちょっとラッキーだったけど、ゴールにカウントされるし、とても嬉しいよ。直接ゴールを狙ったわけじゃないけど、いいクロスだったし、いいゴールになってくれた」 どんなゴールであれ、それがミランの今大会連敗を止める初白星に直結し、「僕らにとって大きな自信になったし、この結果が必要だった。この調子でいこう」と語る。 また、今季のここまで公式戦11試合で7得点3アシストという自身の調子にも触れている。 「毎日一生懸命練習しているし、試合ではいつだって決定的でありたいと思っている。たくさんのゴールとアシストを決めているし、この調子でいきたいね」 <span class="paragraph-title">【動画】プリシックがCKから直接ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UTsbBZccyOA";var video_start = 28;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.23 12:11 Wed2
やはり中盤が補強ポイント? ミランのリクルート班がスペインなど欧州各国に視察へ
ミランの補強戦略をイタリア『カルチョメルカート』が紹介した。 パウロ・フォンセカ体制発足でスタートダッシュに失敗し、その後“我慢”したことでようやく持ち直したミラン。 来たる首位ナポリ戦へはテオ・エルナンデスにタイアニ・ラインデルス、タミー・エイブラハム、マッテオ・ガッビアを欠く苦しい状況だが、水面下では「1月」への準備も進む。 大前提として、ミランは中盤の増強を目指していることが明白だそう。今週は判明している範囲で、リクルート班がスペイン、イングランド、オーストリアへ飛ぶのだという。 まず、以前から獲得候補に上がるレアル・ベティスのアメリカ代表MFジョニー・カルドーソ(23)を視察。代理人がエメルソン・ロイヤルと同じで、1月の獲得が簡単ではないことを承知でアタックしている最中だとされる。 2人目は、やはり以前から取り沙汰されるチェルシーの元U-21イングランド代表MFカーニー・チュクエメカ(21)。こちらはジェフリー・モンカダSDの個人的な本命だといい、買取OP付きレンタルが実現する可能性はあるという。 オーストリアへチェックしに行くのは、“若手の登竜門”ザルツブルクからU-21フランス代表MFリュカ・グルナ=ドゥアト(21)。具体的なアクションは確認されていないようだが、以前はインテルからの関心も伝えられた守備的MFだ。 また、1月の獲得は100%なくとも、来夏に向けては、遅かれ早かれトリノからイタリア代表MFサムエレ・リッチ(23)の獲得へ動き出すとのこと。トリノのウルバーノ・カイロ会長が1月放出を完全ブロックしているためだそうだ。 2024.10.28 20:55 Mon3
ミランの関係者全員に好かれるラインデルス 契約更新に伴って年俸2倍か
ミランがオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)に大幅昇給を提示する方針だという。 オランダ1部のAZから昨季加入、公式戦全52試合中「50」試合でプレーし、うち42試合はスタメンだったというラインデルス。1年目でミランの柱となったセントラルハーフである。 ミランでの活躍からオランダ代表の定位置も掴んだなか、今季も引き続き中枢を担い、直近のチャンピオンズリーグ(CL)、クラブ・ブルージュ戦では加入後初のドッピエッタ。 イタリア『カルチョメルカート』によると、そんなラインデルスに対してミランが契約更新を打診。すでに、「かなり順調」と言ってよい状況だという。 詰まるところ、ミランは経営陣から現場の人間に至るまで、全関係者がラインデルスを褒めちぎっているような感覚だといい、プレー面の貢献しかり、人間性で好かれている模様。 ジョルジオ・フルラーニMDが代理人と協議スケジュールをつめており、来年春ごろの新契約締結をメドに、ゆっくり進めていく方針。年俸は現在の純額160万ユーロ(約2.6億円)から、2倍にアップする可能性もあるとのことだ。 <span class="paragraph-title">【動画】コンパクトな振りで上手く強く叩いたラインデルスの2得点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Two precise Reijnders finishes, two brilliant assists <a href="https://twitter.com/hashtag/UCL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UCL</a> <a href="https://t.co/blQhPR0r8w">pic.twitter.com/blQhPR0r8w</a></p>— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) <a href="https://twitter.com/ChampionsLeague/status/1849471913665651096?ref_src=twsrc%5Etfw">October 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.26 21:45 Sat4
ガッリアーニCEOが今季のモンツァに言及「マルディーニがインテル?」「それはすぐに役立たなくなるぞとネスタに…」
モンツァの最高経営責任者(CEO)を務めるアドリアーノ・ガッリアーニ氏が、自軍モンツァについてあれこれ語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 故シルヴィオ・ベルルスコーニ氏と二人三脚でミランの黄金期=イタリアサッカーの黄金期を築き、現在はモンツァのCEOを務めるガッリアーニ氏。御年80歳の重鎮だ。 現役でクラブの要職に就く一方、取材対応では気さくにカルチョのあれこれを語る氏は今回、21日に今季セリエA初白星を挙げたばかりの自軍・モンツァについて語った。 「アレッサンドロ・ネスタ(監督)の仕事ぶりを評価すればいいんだね? ああ、彼を連れてきたのは私だから責任重大だ(笑) いやいや、彼の立場を危険に晒したことはないよ」 「しかしだ。どういうわけか、FWミラン・ジュリッチはロングボールが来るたびにボールへ向かって全力疾走し、いつもゴールを外してしまう。リーグで最も空中戦の勝率が高い選手なんだがね…いつか良いことも起こるだろう」 「ネスタには私見を伝えることがある。GKからのロングスローとジュリッチ頼みが唯一の戦略になっている感があるとね。『それはすぐに役立たなくなるぞ』とも言ってある」 一方、イタリア代表初招集などで人気銘柄となりそうな“マルディーニ一族の3代目” FWダニエル・マルディーニ(23)に言及。一部で報じられるインテルなどへの売却噂を否定している。 「おかしいな。マロッタ(インテル社長兼CEO)とダニエルについて話したことなど一度もない。私は毎日ダニエルと話すがね(笑) 当事者たちが話していないことは存在しないものなのだよ」 最後に、ガッリアーニCEOは今季のスクデット予想を問われ、「ナポリかユベントスかインテルかミランが優勝する」と答えたそうだ。 2024.10.25 21:10 Fri5