ケアンのアトレティコ・マドリー移籍は土壇場で破談か?
2024.01.31 00:00 Wed
アトレティコ移籍が破談となったケアン
ユベントスのイタリア代表FWモイゼ・ケアン(23)のアトレティコ・マドリー移籍が土壇場で破談となった模様だ。イタリア『スカイ』が報じている。
アンヘル・コレアに中東移籍の噂が浮上ししたアトレティコは、その後釜として心機一転を図りたいストライカーに白羽の矢を立て、すでにユベントスとにレンタル料50万ユーロ(約8000万円)の半年レンタルで合意に至っていた。
今季ここまでセリエA12試合で不発と苦戦したケアンは、昨年12月8日のナポリ戦以来出場がなく、直近9試合はすねのケガのため欠場していたが、近々復帰する見込みとなっていた。
28日にマドリード入りしたケアンは、29日にメディカルチェックを受診したが、そのメディカルチェックで問題が発生した模様。
報道によると、アトレティコのメディカルスタッフは、ケアンのすねのケガがトリノで行われたメディカルチェックよりも深刻であると指摘。そのため現在も両クラブの間で話し合いが続けられているという。
アンヘル・コレアに中東移籍の噂が浮上ししたアトレティコは、その後釜として心機一転を図りたいストライカーに白羽の矢を立て、すでにユベントスとにレンタル料50万ユーロ(約8000万円)の半年レンタルで合意に至っていた。
今季ここまでセリエA12試合で不発と苦戦したケアンは、昨年12月8日のナポリ戦以来出場がなく、直近9試合はすねのケガのため欠場していたが、近々復帰する見込みとなっていた。
報道によると、アトレティコのメディカルスタッフは、ケアンのすねのケガがトリノで行われたメディカルチェックよりも深刻であると指摘。そのため現在も両クラブの間で話し合いが続けられているという。
また、イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』によれば、すでに今回のレンタル移籍は破談となっており、ケアンはイタリアに戻るとのこと。なお、同選手には モンツァやフィオレンティーナといった国内勢も関心を示しており、移籍最終日までの数時間でユベントスを去る可能性があるとのことだ。
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アトレティコ・マドリーは14日、ラ・リーガ第31節でレアル・バジャドリーとリヤド・エア・メトロポリターノで対戦し4-2で勝利した。 前節のセビージャ戦で公式戦7試合ぶりの白星を飾った3位アトレティコ(勝ち点60)は、その試合の先発からアスピリクエタやモリーナ、ル・ノルマンをヒメネス、ハビ・ガラン、コケに変更した以外は同じ先発を起用。グリーズマンとアルバレスを2トップに並べた[4-4-2]で試合に臨んだ。 リーグ戦4連敗中で最下位に沈むバジャドリー(勝ち点16)に対し、アトレティコは6分にチャンス。ハビ・ガランのスルーパスから左サイド深くまで駆け上がったギャラガーがダイレクトクロスをバリオスがシュート。これが相手GKに弾かれると、こぼれ球を再びバリオスが押し込んだが、シュートはわずかにゴール左にそれた。 その後も主導権を握ったアトレティコだったが、18分に相手CKの競り合いの場面でラングレの左手にボールが当たると、主審は一度プレーを流したが、その後のオンフィールドレビューでバジャドリーがPKを獲得。このPKをシラにゴール中央左に沈められた。 先制を許したアトレティコだったが、直後の23分にボックス右でボールを受けたジュリアーノ・シメオネがプレスをかけたDFハビ・サンチェスに右足を踏まれると、オンフィールドレビューの末にPKを獲得。このPKをアルバレスがゴール中央に決め切った。 さらにアトレティコは、同点弾からわずか2分で逆転に成功する。バリオスのロブパスでDFの裏に抜け出したG・シメオネがボックス右まで駆け上がると、カットインから左足でニアサイドにシュートを突き刺した。 前半半ば以降も逆転したアトレティコが押し込む時間が続いたが、決定機を作るには至らず。前半は2-1で終了した。 迎えた後半、1点をリードするアトレティコは早い時間に追いつかれる。56分、DFラングレがペナルティアーク手前でチュキを倒してFKを献上すると、 ハビ・サンチェスの直接FKは壁のギャラガーにディフレクトしたボールがGKオブラクの逆を突き、ゴール右に吸い込まれた。 追いつかれたアトレティコは、69分にグリーズマン、コケ、ラングレを下げて、セルロート、リケルメ、ル・ノルマンを、65分にギャラガーを下げえてモリーナを投入。すると70分、ボックス右から侵入したM・ジョレンテがDFエンヒキ・シウバに右足を踏まれ、この試合2本目のPKを獲得。これをアルバレスがゴール左下に沈めた。 さらにアトレティコは79分にも、右サイドをドリブルで仕掛けたリケルメのクロスをアルバレスが右足で合わせると、GKアンドレ・フェレイラの弾いたボールをセルロートがゴールに押し込んだ。 結局、試合はそのまま4-2でタイムアップ。アルバレスのドブレーテなどで打ち合いを制したアトレティコが連勝を飾った。 アトレティコ・マドリー 4-2 バジャドリー 【アトレティコ】 フリアン・アルバレス(前25)【PK】 ジュリアーノ・シメオネ(前27) フリアン・アルバレス(後27)【PK】 アレクサンダー・セルロート(後34) 【バジャドリー】 ママドゥ・シラ(前21)【PK】 ハビ・サンチェス(後11) 2025.04.15 06:10 Tue4
グリーズマンのアメリカ行きはなし? アトレティコとの契約延長に前進
アトレティコ・マドリーがフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(34)との契約延長を果たす可能性があるようだ。スペイン『Relevo』が伝えた。 レアル・ソシエダの下部組織で育ったグリーズマンは、2014年7月にアトレティコへと完全移籍。その後バルセロナへの移籍を希望して2019年7月にチームを去ったが、2021年8月に2年間のレンタル移籍で復帰。2023年7月に完全移籍に切り替わった。 アトレティコではこれまで公式戦435試合に出場し197ゴール91アシストを記録。今シーズンはラ・リーガで31試合に出場し8ゴール5アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で10試合に出場し6ゴール2アシストを記録。コパ・デル・レイでも5試合で2ゴールとまずまずの結果を残している。 アトレティコとの契約は2026年夏までとなっているグリーズマンには、メジャーリーグ・サッカー(MLS)からの強い関心がある中で、クラブとの契約を延長する可能性があるという。 ディエゴ・シメオネ監督は、パフォーマンスはやや落ちているものの、グリーズマンを重要な選手の1人と考えているとのこと。2027年夏までの契約になると見られており、グリーズマンも監督の要望に応える可能性が高いという。 また、サラリーのカットも応じる可能性があるとされており、ロサンゼルスFCとは合意に近づいていた中で、今夏の移籍は無くなったようだ。 2025.04.18 18:50 Fri5