英紙による「世界ベスト女子選手100人」が公表開始!なでしこ勢は41位までに3人、トップ10は12日公開

2024.01.10 21:45 Wed
左から田中美南、熊谷紗希、遠藤純
Getty Images
左から田中美南、熊谷紗希、遠藤純
イギリス『ガーディアン』による「2023年世界ベスト女子サッカー選手100人」の開票がスタートした。

2016年にポッドキャスト『オフサイド・ルール』によってスタートした同企画。2018年に『ガーディアン』が提携してからは、今回で第6回目を迎える。

元選手や女子チームの指導者、ジャーナリストら112人による投票で決定し、審査員団のリストには元イングランド女子代表MFイジー・クリスチャンセンや、バルセロナ女子のホナタン・ヒラルデス監督、アメリカ女子代表暫定監督のトゥウィラ・キルゴア氏などが名を連ねている。
9日に100位から71位までが公開となり、10日には70位から41位が発表された。

日本人ではここまで、99位に田中美南(INAC神戸レオネッサ)、85位に遠藤純(エンジェル・シティFC)、80位に熊谷紗希(ローマ)がランクインしている。
11日には40位から11位が発表され、トップ10は12日に公開される。

各国リーグはもちろんのこと、女子チャンピオンズリーグ(UWCL)や女子ワールドカップ(W杯)で活躍した選手など、上位の顔ぶれがどうなるか、気になるところだ。

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「8年ぶりに声も枯れた」韓国に快勝のなでしこジャパン、8年ぶり指揮の佐々木則夫監督代行は先制点のシーンに「ウッチーの攻略のお陰」

なでしこジャパンを暫定的に指揮した佐々木則夫監督代行が、韓国女子代表戦を振り返った。 26日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024で、なでしこジャパンは韓国女子代表と国立競技場で対戦した。 新体制が決まっていない中での試合。パリ・オリンピック後初の試合となった中、前半は代表常連組がピッチに揃った。 試合はなかなかゴールを奪えない中で推移するも、33分に右CKから北川ひかるがヘディングで合わせて先制すると、34分には田中美南の粘りから藤野あおばが決めて追加点。37分には相手のクリアミスを拾った田中が冷静に流し込み、一気に3点を奪って試合を決めた。 後半、メンバーを入れ替えたなでしこは、56分に右サイドを崩すと、守屋都弥のグラウンダーのパスを谷川萌々子が蹴り込み4点目。その後はゴールを奪えなかったが、4-0で快勝を収めた。 試合後、記者会見に出席した佐々木監督代行は、まずは勝利を収められたことを評価した。 「短期ではあったんですが、選手、スタッフ含めて、次に新たなスタートを切るにあたってのなでしこジャパンの指標になるようなサッカーをみんなで今回トライしようということで、相手ではなく自分たちに目標、狙いを持って戦ってくれました」 「もちろん、多少のミス、連係がしっくりこないところは多々あったかと思いますが、選手たちは90分間休むことなく、そういう意識を持ってトライしてくれたと思いますし、選手たちスタッフをサポートしてくれた中で評価しています。久々に、8年ぶりに声も枯れたかなと思います笑」 リオ・デ・ジャネイロオリンピックに向けた予選を最後に退任した佐々木監督代行。女子委員長ながら、新監督が決まっていないことで今回は指揮を執った。 8年ぶりにピッチサイドでの指揮については「本当に国立という非常に良い雰囲気の中、コーチャーズボックスに立たせてもらいました。というよりは、僕がいけないんです。監督をちゃんと決められなかった中で、こういった立場になりました」とコメント。「これからまた新たななでしこジャパンがスタートするというところで、僕も女子委員長という形のみならず、選手たち、今後進んでいくなでしこジャパンの目標、イメージを少しでも近づけて、出して、経験も活かしながら次の監督にバトンを渡したいと思っていました」と、新体制に向けての指針を作りたかったとした。 また、「彼女たちならば絶対に、ワールドカップ、そしてオリンピックでしっかりとみなさんのご期待に添えるようなチームになれると思うので、そのキッカケ作り、スタートができたと思います」と、一定の手応えもあるとし、「自己採点では65%ぐらいは現段階ではできたかなと思います。1年ずつ積み上げてもらって、次のワールドカップではご期待に添えるようなサッカーも含めて、結果も出してくれると信じています」と、この先の新体制での更なる進化に期待を寄せた。 前述の通り、スターティングメンバーにはこれまでも招集されてきた選手たちがピッチに立ったが、「控えに回っている選手は経験が浅く、国立という雰囲気の中で、スタートでノッキングするようでは困るので、安定したメンバーでスタートし、その中で表現した上で、経験の浅い選手を投入していこうというイメージでゲームプランを立てていました」と、試合の入りを考えての判断だとコメント。「点数がどういう状況であれ、1人でも多くピッチで経験させ、ぜひ良い結果で終わりたいなという思いをプランで立てていました」と、初招集の遠藤優をはじめ、後半6名を送り込んだことも予定通りだったとした。 指標を示す中で、ピッチで見られた手応えについては「ボールを失った瞬間の切り替えの早さ、奪った瞬間にアクションをする、ダメであればしっかりボールを動かすリズムの切り替えをポイントとしてやりました」とコメント。「守備においては反省点が多々ありました。ディフェンス、中盤、フォワードが連係してもっと高い位置で奪えればよかったですし、奪えなかったとしてもミドルゾーンでは取れていたと思います。なんとか高い位置で相手のボールを奪って、攻撃的な守備がもう少し展開できればと思います」と、狙っていた前線からの守備はハマり切れていなかったとした。 狙いを持ったテストマッチでもあった一戦。4つのゴールのうち、狙い通りだったものについては「4点目なんかはボールを奪ってからの展開でMFの谷川さんが入れました。攻守の切り替えも早く、良い形だったかなと思います」とコメント。「あとは2点目も切り替えの早さ、展開の早さなどは良い指標になったと思います」と、ボール奪取からのゴールを評価した。 今回は若い選手たちも招集する中、藤野と谷川は結果を残した。「20歳前後の選手たちは、彼女たちだけでなく、質の高い選手がサッカーを少女時代からやってくれていて、状況を踏まえてもU-20、U-17でも活躍してくれています。シニアのなでしこジャパンでも堂々とプレーできる状況になっているので、今後の3、4年は可能性を感じるなでしこジャパンになると思います。みなさんにもアピールしていただいて、なでしこジャパンの注目度を上げてもらいたいです。なでしこジャパンが若い層の質をさらに上げて、結果を出すことに尽きると思います」と、大きな期待を持てる世代でもあると評価した。 また、非公開でもう1試合韓国女子代表とトレーニングマッチを行うが「トレーニングマッチにおいては、今日出ていない選手たちはしっかりと経験、トレーニングしてきたことを表現してもらいたいです」と、出番のなかった選手たちもしっかりと経験を積ませるとした。 何度かあったCKの中、先制点に繋がったプレーはデザインされたものだった。佐々木監督代行は「内田くんがセットプレーを担当していまして、デザインされていました。多少ブロックをして前をフリーにしていました。長谷川選手の良いクロスもありましたし、まさか北川選手がそこに入ってくるというのは知らなかったですが、タイミングとウッチーの攻略のお陰だと思います」と、今回コーチとして参加している内田篤人氏の指導の賜物だと称えた。 また、GK山下杏也加をキャプテンに据えたことについては「山下選手もこれまで主軸のGKとして色々な経験をしてきました。精神的なキャプテンという重責もプラスアルファの中でプレーさせると、彼女がもう1つステップアップするキッカケにもなればと思っています」と語り、「選手を束ねた中で、後ろでしっかりとコントロールする彼女が、言葉でも表現できるような経験も積ませたいなと思いました」と、プレー以外の面での成長を促したい狙いたあったとのこと。ただ「オファーしたら結構喜んでいました笑。しっかりと役目を果たしてくれたと思います」と、山下も乗り気だったと明かされた。 池田太監督の最後は3バックを採用し、[3-4-3]のような形とっていたなでしこジャパン。佐々木監督代行は[4-4-2]を選択。この点については「4-4-2という状況においては、システムを変えやすいということで、ベースとして取り組みました。4-1-4-1で積極的に前線を厚くして、守備をしようというトレーニングもやってきました」と語り、「今回は3バックでの準備ということはやらないで、4-4-2を中心とした中でもバリエーションを準備して、どれだけできたかというのを検証にかけようと思っていました」と、狙いを持って取り組んでいたものだとした。 <span class="paragraph-title">【動画】内田篤人コーチの狙い通り!? 長谷川唯のCKを北川ひかるがニアで合わせる!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">【MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024 <br> なでしこジャパン 1-0 韓国】<br>前半32分<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E5%94%AF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#長谷川唯</a> のCKに <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%8C%97%E5%B7%9D%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8B?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#北川ひかる</a> がヘディングで合わせ、日本先制<br><br>地上波 <a href="https://twitter.com/hashtag/TBS?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#TBS</a> 系列で放送中‼️<br>TVerでもLive配信<a href="https://t.co/DPWAcohh4p">https://t.co/DPWAcohh4p</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%AA%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%93%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#なでしこジャパン</a><a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/nadeshiko?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#nadeshiko</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://t.co/aP6PSBb5z0">pic.twitter.com/aP6PSBb5z0</a></p>&mdash; JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko/status/1850059079794004009?ref_src=twsrc%5Etfw">October 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.26 22:37 Sat
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再出発のなでしこが日韓戦大勝! 田中美南の1G1Aなどで4発完封【国際親善試合】

なでしこジャパンは26日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024で韓国女子代表を国立競技場に迎え、4-0で勝利した。 パリ・オリンピック(五輪)をベスト8で終え、池田太監督が退任したなでしこジャパン。今回は佐々木則夫氏が暫定で指揮を執り、元日本代表DFの内田篤人氏もコーチとして参加している。 パリ五輪メンバーにU-20女子ワールドカップ(W杯)を戦った若手も加えた構成となったなか、システムは[4-4-2]を採用し、GKはキャプテンも託された山下杏也加、最終ラインは右から守屋都弥、熊谷紗希、南萌華、北川ひかる。ボランチに長谷川唯と長野風花、左サイドに中嶋淑乃、右サイドに藤野あおば、2トップに田中美南と清家貴子が入った。 立ち上がりからボールを握るなでしこだが、ファーストシュートは韓国。GK山下がしっかりとCKに逃れる。 9分には右サイドで得たFKからチャンス。キッカーの長谷川が近くの北川へ送ると、右サイド深くからクロスも、中にはわずかに合わなかった。 田中の左足ミドルもあったが、主導権を掴みきれないなでしこ。韓国のハイプレスからピンチも迎える。 中嶋のドリブル突破などもありつつ、中央でのパスワークから生まれた北川のシュートはGKキム・ミンジョンの正面。徐々に敵陣でのプレーを増やしていくと、23分にはボックス右手前から田中が左足で狙うが、惜しくもゴール左上に外れる。 清家と藤野はポジションを入れ替え、藤野が最前線へ。すると31分、ワン・ツーで右ポケットへ抜け出した清家が右足でシュート。ニアを狙ったが、右ポストに嫌われてしまう。 なかなかこじ開けられなかったなでしこだが、33分についに先制。右CKから長谷川がクロスを上げると、ニアに飛び込んだ北川が頭でゴール左に流し込んだ。 勢いそのまま、なでしこは1分後に追加点。敵陣深い位置でボール奪取すると、田中が左サイドのゴールライン際から折り返し。藤野が押し込んでリードを広げた。 さらに37分、中央に縦パスが入ると、韓国DFのクリアミスを見逃さなかった田中が落ち着いて3点目。一気に勝利を手繰り寄せる。 前半終盤には中嶋と清家がサイドを入れ替えるポジションチェンジ。4点目こそなかったが、失点はなくハーフタイムを迎える。 2枚替えの韓国に対し、3人を入れ替えて後半に入ったなでしこ。1ゴール1アシストの田中、中嶋、長野が下がり、植木理子、浜野まいか、谷川萌々子が登場。植木が2トップの一角、浜野が左サイド、谷川がボランチに入った。 後半開始早々、韓国のシュートがディフレクトしてゴールへ向かうが、GK山下がセーブ。反撃は許さないが、やや韓国ペースに傾く。 それでも56分、長谷川のスルーパスから右サイドの守屋へ。グラウンダーのクロスが入ると、ボックス内まで上がってきた谷川がダイレクトで流し込み、ダメ押しの4点目が決まる。 59分には早くも4枚目、68分には5枚目の交代カードを切り、清家に代わって千葉玲海菜、長谷川に代わって塩越柚歩が出場。2選手ともそのまま右サイド、ボランチに入る。 再び前がかりになっていくと、塩越や千葉といった途中出場組が積極的にゴールへ迫る姿勢。浜野もカットインから右足を振る。 終盤には初招集の遠藤優もピッチへ。守屋に代わって右サイドバックに入り、早速果敢なオーバーラップも見せる。 82分には、浜野の抜け出しから相手GKが弾いたボールに藤野。ボックス手前でフリーの決定機を得たが、ループ気味のシュートは枠上に外れる。 後半アディショナルタイム直前には、遠藤のクロスから谷川がボレー。最後までゴールを目指したなでしこは、そのまま4-0の大勝とし、次のワールドカップやオリンピックに向けて好スタートを切っている。 なでしこジャパン 4-0 韓国女子代表 【なでしこ】 北川ひかる(前33) 藤野あおば(前34) 田中美南(前37) 谷川萌々子(後11) ◆出場メンバー ()内=途中出場選手 GK 山下杏也加 DF 守屋都弥(→遠藤優 79)、熊谷紗希、南萌華、北川ひかる MF 藤野あおば、長谷川唯(→塩越柚歩 68)、長野風花(→谷川萌々子 46)、中嶋淑乃(→浜野まいか 46) FW 清家貴子(→千葉玲海菜 59)、田中美南(→植木理子 46) <span class="paragraph-title">【動画】田中美南がしっかりとゴールを奪い切る!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/Z1ah4kiRBP">https://t.co/Z1ah4kiRBP</a><a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a><a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://t.co/poCWSW7rd5">pic.twitter.com/poCWSW7rd5</a></p>&mdash; TBS サッカー (@TBS_SOCCER) <a href="https://twitter.com/TBS_SOCCER/status/1850060825761022083?ref_src=twsrc%5Etfw">October 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】右サイドを崩して最後は上がってきた谷川萌々子が蹴り込む!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/Z1ah4kiRBP">https://t.co/Z1ah4kiRBP</a><a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a><a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://t.co/pSkwAOtZom">pic.twitter.com/pSkwAOtZom</a></p>&mdash; TBS サッカー (@TBS_SOCCER) <a href="https://twitter.com/TBS_SOCCER/status/1850066853261173186?ref_src=twsrc%5Etfw">October 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.26 16:25 Sat

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【ELリーグフェーズ第3節プレビュー】スパーズvs毎熊AZに、初勝利狙うユナイテッドはモウ率いるトルコ強豪と激突

ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第3節が10月23日、24日に開催される。強豪クラブや日本人選手所属クラブを中心に第3戦の展望を紹介していく。 ◆リーグフェーズ第3節 ▽10/23(水) ガラタサライ 4-3 エルフスボリ ブラガ 1-2 ボデ/グリムト ▽10/24(木) 《25:45》 ローマ vs ディナモ・キーウ フランクフルト vs RFS ミッティラン vs サン=ジロワーズ フェレンツヴァーロシュ vs ニース マッカビ・テルアビブ vs レアル・ソシエダ PAOK vs ビクトリア・プルゼニ カラバフ vs アヤックス 《28:00》 アスレティック・ビルバオ vs スラビア・プラハ ポルト vs ホッフェンハイム トゥベンテ vs ラツィオ フェネルバフチェ vs マンチェスター・ユナイテッド マルメ vs オリンピアコス リヨン vs ベシクタシュ レンジャーズ vs FCSB アンデルレヒト vs ルドゴレツ トッテナム vs AZ ◆スパーズvs毎熊AZ、久保&町田は初勝利狙う <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241023_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今回のリーグフェーズにはレアル・ソシエダのMF久保建英、AZのDF毎熊晟矢、サン=ジロワーズのDF町田浩樹、アンデルレヒトのFW後藤啓介の日本人4選手が出場している。 ここまで1勝1敗のAZの毎熊は、開幕連勝スタートで優勝候補のトッテナムとのビッグマッチに臨む。前節のアスレティック・ビルバオ戦ではユーロ2024でスペイン代表の優勝に貢献したFWニコ・ウィリアムズとマッチアップした日本代表DFだが、個人としてもチームとしても完敗。終始守勢を強いられた中、後半耐え切れずに0-2の敗戦を喫した。さらに、チームは直近のPSV戦での敗戦でリーグ戦でも3連敗中。公式戦4連敗という苦境で格上とのアウェイゲームに臨む。なお、対戦相手ではFWソン・フンミンの欠場が決定しており、毎熊はFWヴェルナー、あるいは17歳の逸材FWムーアらとのマッチアップが想定される。 3連勝を狙うトッテナムは前節、フェレンツヴァーロシュを2-1で撃破。その直後に行われたブライトン戦での敗戦によって公式戦連勝が「5」でストップも、インターナショナルマッチウィーク明け初戦のウェストハム戦では4-1の圧勝。きっちりバウンスバックを果たした。ここまで2試合同様に大幅なターンオーバーが見込まれる中、MFベリヴァルやMFグレイに負傷明けのFWリシャルリソン、FWオドベール辺りが試合に絡むことになる。 ここまで1分け1敗で未勝利のソシエダはマッカビ・テルアビブとのアウェイゲームで初勝利を狙う。前節、アンデルレヒトに1-2で逆転負けを喫したが、ラ・リーガではアトレティコ・マドリー、ジローナとの強豪対決を1勝1分けで終えて復調気配漂わせるラ・レアル。今回のアウェイゲームでは久保も遠征メンバー入りしており、スタメンか途中出場かはわからないが、チームとしては初勝利を目指してより力を注ぐことになるはずだ。 町田のサン=ジロワーズはデンマークの強豪ミッティラン相手にこちらも初勝利を狙う。前節は好調のボデ/グリムト相手に0-0のドローに終わったチームは、直近のクラブ・ブルージュ、ヘントとリーグタイトルレースを争うライバルにいずれもドロー。町田自身はその3試合すべてでスタメンを飾り、わずか1失点の堅守に貢献。チームとしては湿りがちな攻撃を改善し、3戦目での初白星を得たいところだ。 後藤が登録メンバー入りしているアンデルレヒトは前述のソシエダ戦の勝利で連勝スタートを切った中、ブルガリアの強豪ルドゴレツ相手のホームゲームで3連勝を狙う。 ◆ユナイテッドやローマが初勝利期す <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241023_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前述のソシエダを含めチャンピオンズリーグやELの常連が相次いで取りこぼす波乱が続く中、今節ではマンチェスター・ユナイテッドやローマ、ポルト、ベシクタシュといった各国の強豪が初勝利を目指す。 開幕からプレミアリーグを含めて低空飛行が続くユナイテッドは、元指揮官モウリーニョが率いるフェネルバフチェとのタフなアウェイゲームで初勝利を狙う。前節のポルト戦は2点リードから試合をひっくり返された上、MFブルーノ・フェルナンデスの退場というアクシデントに見舞われたが、DFマグワイアが土壇場で決めた同点ゴールによって3-3のドロー。辛くも敗戦を回避した。プレミアリーグでは直近のブレントフォード戦を2-1の逆転で勝利し公式戦6戦ぶりの勝利を収めたが、その直後のパフォーマンスで一貫性を示したい。DFエバンスが新たに負傷し、ブルーノもサスペンションで不在となる中、リーグ戦4位とポルトガル人指揮官の下でスロースタートのフェネルバフチェ相手にしっかりと勝ち切れるか。 一昨季のファイナリストで昨季もベスト4進出のローマだが、前節は格下エルフスボリ相手に0-1で大金星を献上。ここまで1分け1敗と厳しい船出となった。直近のインテルとの強豪対決も0-1で惜敗し、公式戦3試合未勝利とユリッチ新体制で早くも壁にぶつかっているチームは開幕連敗スタートのディナモ・キーウ相手に初勝利を狙う。今週末にはフィオレンティーナとのタフなアウェイゲームを控えており、ターンオーバーも見込まれるが、母国クラブとの対戦となるFWドフビク、新天地デビューが見込まれるDFフンメルスらを軸にリーグ戦へ弾みを付けたい。 また、トッテナムとアンデルレヒトと共に連勝スタートはラツィオ、リヨン、FCSBの3チームだ。 得失点差で首位に立つラツィオはアウェイでトゥベンテと対戦。直近のユベントス戦を序盤の退場と不運なオウンゴールで落とし、公式戦連勝が「4」でストップした中でオランダの強豪相手にバウンスバックを図る。 リヨンは初勝利を狙うベシクタシュとの名門対決、ルーマニアの強豪FCSBはスコットランドの名門レンジャーズとのアウェイゲームに臨む。 その他ではフランクフルト、アヤックス、ポルト、アスレティックといった強豪チームの戦いにも注目したい。 2024.10.24 19:00 Thu

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