ゴールレスドローもブライトン指揮官は自チームを高評価 「私の中では最高の試合の1つ」
2024.01.03 10:20 Wed
ブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督がゴールレスドローに一定の満足感を示した。クラブ公式サイトが伝えた。
昨年最後のトッテナム戦を勝利で終え、2日のプレミアリーグ第20節ウェストハム戦では連勝を目指したブライトン。FW三笘薫らがケガにより欠場となった中、3連勝中と好調の相手からゴールを奪うことも許すこともなく、0-0のドローという結果に終わった。
試合を振り返ったデ・ゼルビ監督は、アウェイで勝ち点「1」を持ち帰った自チームの出来を高く評価。同時に、何度も好セーブを見せた相手GKアルフォンス・アレオラも称賛した。
「パフォーマンスには本当に満足している。クリーンシートを達成したので記者も喜んでいる。素晴らしい試合をしたと思うし、勝利に値したと思う」
「ウェストハムが最も優れているのはカウンターアタックであり、我々はカウンターからのゴールを許さないことに集中していた」
「ラストパス、シュート、アシスト、クロスでミスがあったし、(ウェストハムの)キーパーは素晴らしい試合をした。だが、私はパフォーマンスには満足している。負傷者が多いが、素晴らしいメンタリティやキャラクターを見せた」
また、前節のトッテナム戦から復帰しているDFペルビス・エストゥピニャンや、今節復帰したDFアダム・ウェブスターにも言及。ベストコンディションでない中でもよくやってくれたと述べた。
「ウェブスターとエストゥピニャンは、もしかすると先発出場するのに適したコンディションではなかったかもしれないが、彼らは自分たちでプレーできる状態に持っていってくれたし、本当によくやってくれた」
昨年最後のトッテナム戦を勝利で終え、2日のプレミアリーグ第20節ウェストハム戦では連勝を目指したブライトン。FW三笘薫らがケガにより欠場となった中、3連勝中と好調の相手からゴールを奪うことも許すこともなく、0-0のドローという結果に終わった。
試合を振り返ったデ・ゼルビ監督は、アウェイで勝ち点「1」を持ち帰った自チームの出来を高く評価。同時に、何度も好セーブを見せた相手GKアルフォンス・アレオラも称賛した。
「ウェストハムが最も優れているのはカウンターアタックであり、我々はカウンターからのゴールを許さないことに集中していた」
「我々には明確な得点チャンスが8つあったし、自分たちがやりたいプレーを選手たちが理解していたことに満足している。素晴らしい試合だったし、私の中では最高の試合の1つだ。明確なアイデアを持って賢くプレーし、ビルドアップでリスクを冒さなかった」
「ラストパス、シュート、アシスト、クロスでミスがあったし、(ウェストハムの)キーパーは素晴らしい試合をした。だが、私はパフォーマンスには満足している。負傷者が多いが、素晴らしいメンタリティやキャラクターを見せた」
また、前節のトッテナム戦から復帰しているDFペルビス・エストゥピニャンや、今節復帰したDFアダム・ウェブスターにも言及。ベストコンディションでない中でもよくやってくれたと述べた。
「ウェブスターとエストゥピニャンは、もしかすると先発出場するのに適したコンディションではなかったかもしれないが、彼らは自分たちでプレーできる状態に持っていってくれたし、本当によくやってくれた」
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プレミアリーグ第9節、ブライトン&ホーヴ・アルビオンvsウォルバーハンプトンが26日にアメックス・スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。なお、ブライトンのMF三笘薫は89分までプレーした。 難敵ニューカッスルを撃破してリーグ連勝で5位に浮上したブライトンは、最下位のウルブス相手に今季初の3連勝を狙った。そのマグパイズとの一戦でベンチスタートとなった三笘はこの試合で先発に復帰した。 ウォームアップ中に負傷したダンクに代わってイゴールが急遽スタメンで起用されるアクシデントに見舞われたものの、集中した入りを見せたブライトン。[5-4-1]のブロックで構えるウルブス相手に序盤は外回しでチャンスを窺い、ボックス内のウェルベックが際どいヘディングシュートを続けて放っていく。 前半半ばを過ぎても押し込む状況が続く中、20分過ぎには続けて決定機。まずは22分、ライン間でボールを引き出した三笘が密集を細かいステップワークで突破して右足ミドルシュートを放つが、DFにわずかにディフレクトした鋭いシュートは枠の右へ外れる。このプレーで得たCKの二次攻撃からバレバが強烈なミドルシュートを飛ばすが、今度はGKジョゼ・サのビッグセーブに遭う。 徐々にゴールの匂いをさせ始めると、32分には三笘に再びの見せ場。ボックス左にこぼれたルーズボールに詰めてシュートに持ち込むが、ここはGKジョゼ・サにうまく間合いを潰されてゴールとはならず。 前半終盤にかけてはウルブスが徐々に相手陣でのプレー時間を増やして試合が拮抗したが、逆にカウンターから一瞬の隙を突いたブライトンがゴールをこじ開ける。45分、相手陣内右サイドでボールを奪ったカディオグルからリュテールと繋いでボックス右に走り込んだウェルベックにラストパスが通ると、GKに寄せられる寸前で右足シュートをゴール左隅に流し込んだ。 ウェルベックの3試合連続ゴールによってホームチームの1点リードで折り返した試合。ビハインドを追うウルブスはハーフタイムに2枚替えを敢行。レミナとトチ・ゴメスを下げてサラビアとフォルブスを投入し、[4-2-3-1]に並びを変えた。 この交代策とハーフタイムの修正によってウルブスがより攻勢を仕掛けると、後半は拮抗した展開に。三笘も後半は守備をサポートしつつ、カウンターの起点役がメインとなる。 なかなか決定機まで持ち込めないブライトンに対して、ラーセンの個人技やセットプレーからウルブスがより多くの枠内シュートを記録。だが、GKフェルブルッヘンを中心とする守備をこじ開けられない。 その後、互いに交代カードを切って戦況に変化を加えていくと、終盤に試合が大きく動いた。 まずは85分、ハーフウェイライン付近の右サイドでカウンタープレスが嵌ったブライトンはボックス付近までドリブルで運んだランプティから中央で横パスを収めたファーガソンが鋭い右足シュートをゴール左隅に突き刺し、値千金の今季初ゴールを決めた。 ヒュルツェラー采配的中となる途中投入2選手が絡んだゴールによって勝利に大きく近づいたかに思われたが、シーガルズにとって悪夢のような展開が待っていた。 直後の87分にセットプレーの二次攻撃からアイ=ヌーリにゴール前の混戦からゴールを決められると、93分には4対1の数的優位でトドメの3点目に迫った中でヴァイファーが痛恨のパスミスを犯し、逆にロングカウンターを浴びる。そして、ドイルのパスを受けてボックス右に持ち込んだクーニャのシュートがDFに当たってコースが変わると、クロスバーの内側を掠めたシュートがゴールネットに突き刺さった。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、土壇場の連続失点で勝ち点2を失ったブライトンの連勝がストップ。一方のウルブスは劇的ドローで連敗を「5」でストップした。 ブライトン 2-2 ウォルバーハンプトン 【ブライトン】 ダニー・ウェルベック(前45) エバン・ファーガソン(後40) 【ウォルバーハンプトン】 ライアン・アイ=ヌーリ(後43) マテウス・クーニャ(後48) <span class="paragraph-title">【動画】ウェルベックが3戦連発となる先制点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">負傷のダンクから<br>腕章を引き継いだウェルベック<br>早くも昨季を超える<br>今季6ゴール目を記録<br><br>プレミアリーグ 第9節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ブライトン</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ウォルヴァーハンプトン</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/gfyBCq6u0K">pic.twitter.com/gfyBCq6u0K</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1850192910450626618?ref_src=twsrc%5Etfw">October 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.27 01:20 Sun4
【プレミアリーグ第9節プレビュー】アーセナルvsリバプールの上位対決、チェルシーとニューカッスルは連戦初戦に
先週末に行われた第8節ではチェルシーとの上位対決を制したリバプール、ウォルバーハンプトンに劇的勝利のマンチェスター・シティが勝ち点3を積み上げた一方、アーセナルはボーンマス相手にまさかの今シーズン初黒星を喫し、序盤の優勝争いで明暗が分かれた。第2グループではアストン・ビラ、ブライトン&ホーヴ・アルビオン、トッテナムが勝利を挙げて上位を追走している。 10月最終週に開催される第9節では3位のアーセナルと首位のリバプールによる、優勝争いのライバル直接対決が最注目カードだ。 アーセナルは前節、インターナショナルマッチウィーク明け初戦でボーンマスとのアウェイゲームを戦って0-2の完敗。前半半ばのDFサリバの一発退場が大きく結果に響いたが、MFウーデゴールに加えてFWサカら主軸を欠く攻撃は精度を欠くなど勝ち点1にも値しない低調な出来だった。続くチャンピオンズリーグ(CL)ではシャフタール・ドネツク相手のホームゲームに1-0で勝利。ひとまずバウンスバックに成功した。ただ、FWトロサールのPK失敗も響きオウンゴールで挙げた1点にとどまり、試合のクローズの部分でも守護神ラヤの最終盤のビッグセーブがなければ勝ち点1にとどまっていた可能性もあった。 また、同試合ではDFカラフィオーリが新たに負傷者リスト入り、今回の大一番ではサスペンションのDFサリバに加え、サカと共にDFティンバーが間に合うかは微妙な状況でMFトーマスやDFキヴィオル、DFジンチェンコらを加えた急造バックラインで首位チームの強力な攻撃陣に対峙する可能性が高い。 対するリバプールは前節、好調のチェルシーとのホームゲームを2-1で勝利。後半立ち上がりに一瞬の隙を突かれて追いつかれたが、FWサラーがPKによるゴールと、MFカーティス・ジョーンズの決勝点をアシストするエースの仕事をみせ、接戦をモノにした。続くCLでは敵地でRBライプツィヒの高いプレー強度にやや苦戦したものの、FWヌニェスのゴールを最後まで守り抜いて1-0の勝利。CL開幕3連勝と抜群の安定感を誇る。 今回の一戦に向けては守護神アリソンらに加えて、FWジョタの欠場が決まったが、代役を務めるヌニェスやFWガクポ、FWルイス・ディアスら前線の選手がハイレベルのポジション争いを見せており、手負いのガナーズの守備陣に対して大きな不安要素とはならない。なお、DF冨安健洋は引き続き欠場となり、MF遠藤航はベンチスタートが濃厚だ。 その優勝争いライバル対決に次ぐ好カードが、週明けのEFLカップ(カラバオ)でも対戦する6位のチェルシーと、9位のニューカッスルによる強豪対決。前節は共に敗戦を喫しており、リバウンドメンタリティが試される一戦となる。 前述のリバプール相手に惜敗したチェルシーだが、直近のカンファレンスリーグ(ECL)ではギリシャの強豪パナシナイコスとのアウェイゲームをFWフェリックスの2ゴールなどで4-1の完勝。きっちりバウンスバックを果たした。今節に向けてはあえてECL登録メンバー外としているMFパーマーらリーグ戦の主力が休養十分で復帰し、サスペンション明けのDFフォファナとDFククレジャも起用可能となり、盤石の状態で戦える。 一方、ニューカッスルは前節、ブライトンとのホームゲームで0-1の敗戦。ボール支配率、シュート数で相手を大きく上回るなど内容面で悲観すべき点はないが、決めるべき時に決める、耐えるべき時に耐えるという勝負の原則で相手に上回られての今季2敗目となった。敵地でバウンスバックを狙う一戦ではDFボトマンやFWウィルソンらが引き続き不在となるが、前節戦列に復帰したFWイサクが今週のトレーニングでコンディションを上げてきており、こちらもスカッドの状態は悪くない。 リバプールの結果次第で首位を奪還できる2位のマンチェスター・シティは、未だリーグ戦で勝利がなく且つ3連敗と泥沼の状態にある19位のサウサンプトンとのホームゲームでリーグ3連勝を狙う。前節は最下位ウルブスに大苦戦を強いられたが、後半ラストプレーでDFストーンズが決めた劇的ゴールによって4連覇王者の勝負強さを発揮した。続くCLではスパルタ・プラハ相手にFWハーランドが驚愕のアクロバティックゴールなど2ゴールの活躍をみせて5-1の圧勝。余裕の試合展開によって早いタイミングで主力をベンチに下げられたが、今節はMFデ・ブライネとDFウォーカーに加え、MFグリーリッシュとFWドクの両翼が不在となる見込みで、総力戦での戦いを強いられそうだ。 前節はレスター・シティ相手に後半最終盤の失点で2点差を引っくり返される大逆転負けとなったサウサンプトンでは、同試合で負傷交代したDF菅原由勢の起用の可否が気になるところ。指揮官は試合直前まで見極めたいと語っており、少なくともメンバーに絡める可能性はありそうだ。 難敵マグパイズを撃破してリーグ連勝で5位に浮上したMF三笘薫所属のブライトンは、最下位のウルブス相手に今季初の3連勝を狙う。前節勝利に貢献したものの、負傷交代したFWウェルベックは大事に至らずも、今節ではFWジョアン・ペドロやFWミンテと共に欠場の可能性が高い。前線の入れ替えが見込まれる中、スタメン復帰有力な三笘には2度の決定機を逃がした前節の悔しさを晴らす活躍を期待したい。 前節はウェストハム相手に4-1で完勝し、そのブライトン戦での大逆転負けを見事に払しょくしたトッテナムは、MF鎌田大地を擁する18位のクリスタル・パレスとのロンドン・ダービーで連勝を狙う。そのウェストハム戦で戦列に復帰し、2点に絡んだFWソン・フンミンが軽度の問題で欠場となる見込みだが、ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)のAZ戦では先発9人を入れ替えた中でFWリシャルリソンのPKによる今季公式戦初ゴールを守り切って1-0の勝利。チーム状態は悪くない。ソン・フンミン不在の左ウイングではそのリシャルリソンに、AZ戦で鮮烈な輝きを放った17歳FWムーアら幾つかの選択肢が想定される中、ポステコグルー監督の選択に注目したい。 一方、開幕前の下馬評は高かったが、ここまで3分け5敗で降格圏に沈むパレス。直近のノッティンガム・フォレスト戦も0-1で競り負けて厳しい3連敗に。8戦5得点と深刻な得点力不足に喘ぐ中で前節スタメンの鎌田はチームと共に微妙なパフォーマンスが続いている。今節はベンチスタートの可能性が高いが、浮上のきっかけを掴みたい。 12位に低迷するマンチェスター・ユナイテッドは、同じく15位と低迷するウェストハムとのアウェイゲームでリーグ連勝を目指す。リーグ前節はブレントフォード相手に2-1の逆転勝利を収めて公式戦6戦ぶりの白星を挙げたが、ELでフェネルバフチェとのアウェイゲームを1-1のドロー。3試合連続先制しながらもリードを守り切れず、3戦連続ドローとなった。本職サイドバックのマズラウィのトップ下起用など奇策も嵌らず、再び批判を浴びる形となったテン・ハグ監督としては不振のハマーズをしっかりと叩いて自身の危うい状況を改善したい。 その他ではCL3連勝スタートで首位に立つ好調のアストン・ビラが前節アーセナルを破って勢いに乗るボーンマスをホームで迎え撃つ一戦や、9戦目での初勝利を目指すイプスウィッチの戦いにも注目だ。 《プレミアリーグ第9節》 ▽10/25(金) 《28:00》 レスター・シティ vs ノッティンガム・フォレスト ▽10/26(土) 《23:00》 アストン・ビラ vs ボーンマス ブレントフォード vs イプスウィッチ ブライトン vs ウォルバーハンプトン マンチェスター・シティ vs サウサンプトン 《25:30》 エバートン vs フルアム ▽10/27(日) 《23:00》 チェルシー vs ニューカッスル クリスタル・パレス vs トッテナム ウェストハム vs マンチェスター・ユナイテッド 《25:30》 アーセナル vs リバプール 2024.10.25 21:00 Fri5