「JFA クラウドファンディング」がスタート! 1年間で支援総額10億円を目指す…7日から「ユース年代の育成」、「SDGs」の2つの分野でスタート
2023.12.06 20:30 Wed
アンバサダーの3人と宮本恒靖JFA専務理事
日本サッカー協会(JFA)は6日、国内最大級のクラウドファンディングサイトを運営する株式会社CAMPFIRE(代表取締役:家入一真)は2023年9月20日(水)、「JFA サポーター契約」を締結したことを発表。12月6日(水)より新たに「JFA クラウドファンディング」サービスを開始する。
今回の事業は、JFAとCAMPFIREの「JFA サポーター契約」に基づく事業の一環で開始するもので、JFAがプロジェクトを起案し、多くの支援者(団体・個人)を募って事業を実行するほか、JFAがプラットフォーマーとなり、47都道府県サッカー協会や各種連盟、関連団体、チーム・スクール、サッカー関連事業者(イベント・施設)、あるいは選手・指導者・審判員といった個人などにクラウドファンディングの場を提供することでサッカーファミリーの皆さんが活用できるサービスを広げていくものとなる。
JFAとCAMPFIREは、サッカーに関わる多くの人々の夢や挑戦を応援したいとしており、2024年の年末までの1年間でサイト上の支援総額10億円、起案数350件を目指すとのこと。今まで「資金がない」「仲間がいない」と諦めていた人にとって取り組みに挑戦するチャンスにしたいという。
なお、本事業の認知度アップと支援の輪を広げていくために、元サッカー日本代表でJFAアスリート委員会の委員を務める播戸竜二氏、2004年アテネオリンピック日本代表に名を連ね、現在YouTuberとして活動する那須大亮氏、アルビレックス新潟レディースでプレーしJFAアスリート委員会委員の元なでしこジャパンMF川澄奈穂美さんに「JFA クラウドファンディングアンバサダー」を務めるという。
今回のクラウドファンディングを立ち上げた背景には「コロナ禍を経験し、私たちは、スポーツが安寧な社会と人々の健康の上に成り立つものであり、人々の心身の健康と生命を維持するために不可欠なものであることを再認識」したとのこと。「少子高齢化の延伸や人口減少、気候変動といった社会課題への対応、IT 化や AI 化によるライフスタイルの変化、SDGs(持続可能な開発目標)の達成などから見ても、これからの社会においてスポーツが果たす役割はますます大きくなっていくもの」と考えたとのことだ。
また、7日から2つの「JFA クラウドファンディング」をスタート。「日本代表の未来をみんなでつくろう!ユース育成から世界トップへ」と「日本代表がトレーニングで使用した天然芝をグリーンカードに!」の2つの分野でスタートする。
「日本代表の未来をみんなでつくろう!ユース育成から世界トップへ」は、“2050年までにFIFAワールドカップで優勝する“と「JFA2005年宣言」で掲げた約束を果たすために「ユース年代の育成」にフォーカスしたクラウドファンディングを実施するという。
このクラウドファンディングで集まった支援金は、高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ/プリンスリーグのレベルとステータスの向上や16歳、17歳でプロデビューするる選手の輩出に向けた新たな特別指定選手制度(JFA推薦)の取り組み、日本全国のトレセン活動の充実などに活用するという。
返礼品にはSAMURAI BLUEの全選手サイン入りユニフォームや森保一監督のサイン入りユニフォーム、宮本恒靖 JFA専務理事のサイン入りユニフォームなど金額によって用意されている。
また「日本代表がトレーニングで使用した天然芝をグリーンカードに!」では、日本代表などがトレーニングで使用する千葉県千葉市にある高円宮記念 JFA 夢フィールドで、刈り取られた芝の再利用を考えているとのこと。年間30〜40トンもの芝が刈り取られ廃棄されているが、これに樹脂を練り込み、U-12以下の大会や試合で導入されているリスペクトあるプレーや行動をした選手らに提示される「グリーンカード」にしようというものだ。
このクラウドファンディングで集まった資金は、グリーンカードの商品化にかかる開発費、製造費に当てられるという。
返礼品には森保監督のサイン&メッセージ入りのグリーンカードやアンバサダーの播戸氏、那須氏、川澄のサイン入りのグリーンカードなどが金額によって用意されている。
今回の契約締結に際し、「JFA クラウドファンディングリリースキャンペーン」を実施、X(旧ツイッター)で、「#JFAクラファン」をつけて投稿するか、対象プロジェクトを支援したいただいた方に景品をプレゼント。X投稿はSAMURAI BLUEのエコバックを抽選で10名様、プロジェクト支援はタオルマフラーを抽選で50名様にプレゼントされる。期間は12月6日(水)〜1月31日(水)となる。
今回の事業は、JFAとCAMPFIREの「JFA サポーター契約」に基づく事業の一環で開始するもので、JFAがプロジェクトを起案し、多くの支援者(団体・個人)を募って事業を実行するほか、JFAがプラットフォーマーとなり、47都道府県サッカー協会や各種連盟、関連団体、チーム・スクール、サッカー関連事業者(イベント・施設)、あるいは選手・指導者・審判員といった個人などにクラウドファンディングの場を提供することでサッカーファミリーの皆さんが活用できるサービスを広げていくものとなる。
JFAとCAMPFIREは、サッカーに関わる多くの人々の夢や挑戦を応援したいとしており、2024年の年末までの1年間でサイト上の支援総額10億円、起案数350件を目指すとのこと。今まで「資金がない」「仲間がいない」と諦めていた人にとって取り組みに挑戦するチャンスにしたいという。
今回のクラウドファンディングを立ち上げた背景には「コロナ禍を経験し、私たちは、スポーツが安寧な社会と人々の健康の上に成り立つものであり、人々の心身の健康と生命を維持するために不可欠なものであることを再認識」したとのこと。「少子高齢化の延伸や人口減少、気候変動といった社会課題への対応、IT 化や AI 化によるライフスタイルの変化、SDGs(持続可能な開発目標)の達成などから見ても、これからの社会においてスポーツが果たす役割はますます大きくなっていくもの」と考えたとのことだ。
また、「サッカーの発展を考えた場合、「コンペティティブ(競技志向)なサッカー」と「グラスルーツサッカー」がそれぞれ相乗効果を生み出しながら発展していく状態でなければなりません」とし、「サッカー先進国がそうであるように、その二つが相乗効果を発揮することによって文化的価値や社会的価値が高まり、日本サッカーは名実ともに世界トップレベルの存在になっていくはず」と定め、「世界一、サッカーで幸せな国になる」ことを目指すという。
また、7日から2つの「JFA クラウドファンディング」をスタート。「日本代表の未来をみんなでつくろう!ユース育成から世界トップへ」と「日本代表がトレーニングで使用した天然芝をグリーンカードに!」の2つの分野でスタートする。
「日本代表の未来をみんなでつくろう!ユース育成から世界トップへ」は、“2050年までにFIFAワールドカップで優勝する“と「JFA2005年宣言」で掲げた約束を果たすために「ユース年代の育成」にフォーカスしたクラウドファンディングを実施するという。
このクラウドファンディングで集まった支援金は、高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ/プリンスリーグのレベルとステータスの向上や16歳、17歳でプロデビューするる選手の輩出に向けた新たな特別指定選手制度(JFA推薦)の取り組み、日本全国のトレセン活動の充実などに活用するという。
返礼品にはSAMURAI BLUEの全選手サイン入りユニフォームや森保一監督のサイン入りユニフォーム、宮本恒靖 JFA専務理事のサイン入りユニフォームなど金額によって用意されている。
また「日本代表がトレーニングで使用した天然芝をグリーンカードに!」では、日本代表などがトレーニングで使用する千葉県千葉市にある高円宮記念 JFA 夢フィールドで、刈り取られた芝の再利用を考えているとのこと。年間30〜40トンもの芝が刈り取られ廃棄されているが、これに樹脂を練り込み、U-12以下の大会や試合で導入されているリスペクトあるプレーや行動をした選手らに提示される「グリーンカード」にしようというものだ。
このクラウドファンディングで集まった資金は、グリーンカードの商品化にかかる開発費、製造費に当てられるという。
返礼品には森保監督のサイン&メッセージ入りのグリーンカードやアンバサダーの播戸氏、那須氏、川澄のサイン入りのグリーンカードなどが金額によって用意されている。
今回の契約締結に際し、「JFA クラウドファンディングリリースキャンペーン」を実施、X(旧ツイッター)で、「#JFAクラファン」をつけて投稿するか、対象プロジェクトを支援したいただいた方に景品をプレゼント。X投稿はSAMURAI BLUEのエコバックを抽選で10名様、プロジェクト支援はタオルマフラーを抽選で50名様にプレゼントされる。期間は12月6日(水)〜1月31日(水)となる。
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